気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

基礎社会学

2010-03-24 21:58:05 | 今日読んだ本
ようやく昨日読み終えた「基礎社会学」。片桐 新自 (編集), 山本 雄二 (編集), 永井 良和 (編集)
単行本: 226ページ
出版社: 世界思想社; 新訂第1版 (2006/03)
ISBN-10: 4790711765
ISBN-13: 978-4790711766
発売日: 2006/03
商品の寸法: 21 x 14.8 x 1.8 cm


こどもの教科書である。私も関心があるのでと頂戴して通勤電車の車内で読む。
目次は次のようになっている。若干のコメントを記す。

社会学への招待
社会学の方法
社会調査とデータ・・・二次データも使いよう。
社会学の基本概念
変貌する家族・・・民法改正(悪)は最小単位を家族から個に改悪するもの。
都市という空間・・・カオス、迷宮
学歴と社会・・・本当に優秀なら国費で十分な支援を。出世払いということで。
社会の病理・・・事件を見れば世間がわかる。
近代社会とアノミー・・・得るものあれば失うものも堆し。
ミーイズム社会・・・批判しちゃいけないよ。所詮我が身が一番。
高齢社会と福祉・・・最近の経済産業省の委員会では世界に冠たる長寿健康社会なんだと自賛。本当か?
障害と社会―障害学入門・・・確かに目に触れないよう隔離されているかも。でも本人の意思に関わりなく社会に立たされても・・・
差別へのまなざし・・・程度問題と思うが、差別利権への「まなざし」の方が大勢か。
ジェンダー論の基礎・・・○○○って損ね、っていうのが論の基礎。
風俗現象の解読・・・フーゾクではないよ。残念!
多文化共生の時代・・・貧-富・賢人-愚人・差別-被差別も文化のひとつ。いろいろ意見もあろうがこれも共生か。

若い学生には、知見を広める端緒となるし、私のような年配者には、積年の澱を浚うのに好都合な良書である。
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