こういう気持ちが暖かくなるストーリーの映画もいい。
私が7,8歳の頃までのわが田舎家は曲がり屋ではなかったが藁葺きか茅葺きの家だったので、そういう家を舞台にした映像にノスタルジーを感じる。
特に囲炉裏がいい。当時は居間と茶の間の2か所に囲炉裏があり、通常は居間の囲炉裏で薪などを燃やして煮炊きしていた。上方には煤がたまっていた。茶の間は盆正月その他の行事の時に炭火を熾して自在鍵に吊るした鉄瓶でお湯を沸かしたものだ。
その囲炉裏を囲んで家族がそろう。そういう時代が私にもあったことを思い起こさせてくれた。
私の場合、今でも家内に指摘されるが当時も注意散漫、粗忽者だったようで便所へと急いで囲炉裏の薪に足を躓かせて多分手を火傷したことがある。清作君のような大事に至らなかったのは幸いだが、当然、大成もしなかった。
その代り約3㎞ほど離れた今はない医院に治療のため父に背負われて行くことに。多分、わがままな私は母にまで同行をせがんだようで兄を近くの本家に預けて行ったと記憶している。(そういわれたのかも知れぬ。)
暗い夜道を父に背負われて往復させる、しかも、母も同行させる、今思うに忸怩たる思いが残る。
でも、そうしてくれた両親に育まれたことは私の記憶に一生残ることだ。
そんなことを思いながら座敷わらしが離れ離れになりそうな一家族を再び結びつけているのだと。
ラストの「6人さんですよね」に幸せの結末をなんていうのかな合点でも納得でも理解でもなく素直に制作者の意図を受容した感じだ。
自然豊かな風景も緑にあふれていい。
先日田舎に帰省しいろいろ歩いたが観光地でなくとも私が過ごした地を歩くというだけでも実に満足のいくものであった。
と、あまり映画の内容を云々から外れてしまった。
ま、これも映画観賞の仕方としてありだろう。
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スタッフ
監督 和泉聖治
脚本 金子成人
原作 荻原浩
音楽 池頼広
キャスト
高橋晃一 水谷豊
高橋史子 安田成美
高橋智也 濱田龍臣
高橋梓美 橋本愛
高橋澄代 草笛光子
製作年 2012年
上映時間 109分
私が7,8歳の頃までのわが田舎家は曲がり屋ではなかったが藁葺きか茅葺きの家だったので、そういう家を舞台にした映像にノスタルジーを感じる。
特に囲炉裏がいい。当時は居間と茶の間の2か所に囲炉裏があり、通常は居間の囲炉裏で薪などを燃やして煮炊きしていた。上方には煤がたまっていた。茶の間は盆正月その他の行事の時に炭火を熾して自在鍵に吊るした鉄瓶でお湯を沸かしたものだ。
その囲炉裏を囲んで家族がそろう。そういう時代が私にもあったことを思い起こさせてくれた。
私の場合、今でも家内に指摘されるが当時も注意散漫、粗忽者だったようで便所へと急いで囲炉裏の薪に足を躓かせて多分手を火傷したことがある。清作君のような大事に至らなかったのは幸いだが、当然、大成もしなかった。
その代り約3㎞ほど離れた今はない医院に治療のため父に背負われて行くことに。多分、わがままな私は母にまで同行をせがんだようで兄を近くの本家に預けて行ったと記憶している。(そういわれたのかも知れぬ。)
暗い夜道を父に背負われて往復させる、しかも、母も同行させる、今思うに忸怩たる思いが残る。
でも、そうしてくれた両親に育まれたことは私の記憶に一生残ることだ。
そんなことを思いながら座敷わらしが離れ離れになりそうな一家族を再び結びつけているのだと。
ラストの「6人さんですよね」に幸せの結末をなんていうのかな合点でも納得でも理解でもなく素直に制作者の意図を受容した感じだ。
自然豊かな風景も緑にあふれていい。
先日田舎に帰省しいろいろ歩いたが観光地でなくとも私が過ごした地を歩くというだけでも実に満足のいくものであった。
と、あまり映画の内容を云々から外れてしまった。
ま、これも映画観賞の仕方としてありだろう。
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スタッフ
監督 和泉聖治
脚本 金子成人
原作 荻原浩
音楽 池頼広
キャスト
高橋晃一 水谷豊
高橋史子 安田成美
高橋智也 濱田龍臣
高橋梓美 橋本愛
高橋澄代 草笛光子
製作年 2012年
上映時間 109分
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