気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

いま、現実をつかまえろ!

2005-09-21 22:21:57 | 今日読んだ本
いま、現実をつかまえろ!―新世代・優良企業のビジネス法則
ラリー・ボシディ (著), ラム・チャラン (著), 高遠 裕子

単行本: 283 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 日本経済新聞社 ; ISBN: 4532311950 ; (2005/01)

目次

はじめに過去との決別
第I部 なぜビジネスは計画どおりにいかないのか
 1 新しいビジネスの現実
 2 急速に変化するビジネスの世界
 3 経営の基本を見直せ
第II部 いかにして現実に立ち向かうか
 4 新たなビジネスモデルを使う
 5 現実をつかまえろ
第III部 何を変え、何を変えてはいけないか
 6 危機への対処
 7 基礎をつくり変える
 8 成長への革新
 9 機会をつかむ
第IV部 変化にいかに備えるか
 10 周囲に目を光らせる
 11 企業文化を変える
 12 現実との戦いを主導する
おわりに
謝辞
著者紹介
原注
訳者あとがき
索引

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「経営は実行」の著者でもあるが、これは未読。
   
この本では、ビジネスモデルを事例をあげながらそれを検証することによって
現実をきちんとつかまえて確実に対応いていく必要を説いてる。

ここでいうビジネスモデルは、「財務目標」を先ず策定して、それを実現する
ための「車内活動」を再構築し、「外部の現実」に処していくことで成長の
スパイラルを描く事を力説してる。
そのためにはこのビジネスモデルを常に「検証」し実効性のあるモデルに
磨き上げることが必要である。
したがって事例の説明の都度この図を示して強調することを怠らない。

ビジネスモデルの構成は

財務目標として
営業利益率・キャッシュフロー・資本集約度・売上高伸び率・投下資本利益率

社内活動として
戦略・業務・人材・組織

外部の現実として
業界推移・全般的な事業環境・顧客基盤・根本原因分析

を明確にすることである。
そして、繰り返し検証することで実効性のあるモデルとして完成する、
としている。

さらに、経営者は上記のビジネスモデルに加えて、
ビジネス感覚=いかにカネを稼ぐか、
が必要である。
つまり、野中郁次郎教授の「ビジネスモデル=儲かる仕組み」とは
どのような構造をなしているかを事例により立証しているといえる。

やぁ、実に難しいご高説でますます消化不良をきたす。
朝、会社に行くとまずはトイレに駆け込む日々が続くのも、これが
原因か・・・

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