気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

「活字の海に寝ころんで (岩波新書)」 椎名 誠 著

2011-06-01 22:14:57 | 今日読んだ本
あのアウトドアライフ大好きの椎名誠の本なら、またまた奇妙奇天烈な
奇想天外の未体験ゾーンのとてもありえない法螺話を堪能させてくれる
かな、と期待して借りたのがこの本である。
確かに私にとって未体験ゾーンのお話であったが、これ全編すべてが
異境の地での食い物の体験話である。
まぁ、いいか。

学んだ教訓は、しばらく日本を離れて異境の地での生活が予定されるなら
持っていくものは少なくともこの3品。
1.醤油
2.鰹節
3.海苔
異境の地でこれらを噛み締めれば日本を感じられるだろう。
これは強制するしないに関わらない自然の発露である。
未だに強制しなければならないモノなんてアナクロニズムそのものだ。
それでも異境の地で懐かしく思い起こされることと思う。
そういうものだ。

【6月2日追記】
冒頭に「ペミカン」なる食べ物のことが記述されていたが、
それがどのようなものかは不明であった。
が、最終ページにその内容が解き明かされていた。
ちゃんと平仄をあわせてくれていたのだ。
(もうひとつ何か書き忘れていたような・・・忘れた。)

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活字の海に寝ころんで (岩波新書) [新書]
椎名 誠 (著)

新書: 230ページ
出版社: 岩波書店 (2003/7/19)
ISBN-10: 4004308461

-目次-
辺境の食卓(チベットとアマゾンの日常食
大ねずみとナツメヤシ ほか)
黄金の食味トライアングル
アワビよもやまわたくし話
たくましい逸品たち
全国どこでも自販機横丁
イルミネーション・ニッポン
素晴らしいぐにゃぐにゃ風景
旅の話、宿の話
アミノ酸の呪縛
手食の四〇パーセント
バター梅ごはんの陰謀
樹の上、洞の中
日本の乾杯


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