『ア・フュー・グッドメン』

昨夜は酔いだけではなく疲れていたようだ。

途中から見始める。
最初の整然とした式典用の海兵隊の訓練に見惚れてしまった。
中高時代の運動会の練習を思い出してしまった。
もっとも同じことの繰り返しの練習にうんざりした思い出だが。

冒頭に事件の発端を事情を呑み込めないまま見始めたのだが
その後の軍事法廷の場面へとぐいぐい引き込まれた。
（途中でそれ以上の眠気に勝てなかったが）
よくできたストーリーだ。
最後はジャック・ニコルソン大佐をやりこめてトム・クルーズ中尉の
勝利となるわけだが空港係員を証人として召喚しての一か八かの
鬩ぎ合いに真骨頂があるように思えた。

不名誉除隊を忌避して弁護人と打ち解けなかったのに
最後は弁護に感謝して終わるのを見て鉄の規律も不条理の前には
脆いものだということなのだろう。

いずれにせよ飽きないで見終えた。