朝から冷たい雨が降っている。
今日も散歩は無理と早々に諦める。
その雨もお昼前から霙そして雪に変わる。
積もるほどでないが外気は冬そのものだ。
以前、家内と墓参の日取りを話していてこの日を予定していたのだが、まさか雪とは。
結局はしたのこどもも行くとのことで4月に順延したのだが。
今日のような春の雪に思い起こすことがある。
ネットで「神奈川 鉄塔 倒壊」で検索すると日付がわかる。
『1986 昭和61年 3月23日 大雪・強風
南岸低気圧。24日9時、箱根62cm、相模原17cm、日吉12cm、横浜4cm。
風雪強く、横浜最大風速 北 14.7m/s、最大瞬間風速24.9m/s。
県央地区で送電鉄塔6本倒壊。負傷者10人。』
この日は日曜日のようで、1か月ほど顧客の仕事でアメリカ西海岸に出発する日であった。
5月に出産予定の身重の家内が池袋のリムジンバスターミナルまで見送りに来てくれた。
朝からの雪であったが電車は動いていたようだ。
雪の降りしきる中、見送る家内をバスの車内から写した写真が一枚残っている。
成田の空港でも雪が降っていた。
飛行機に搭乗したが出発時刻になっても離陸の気配がないまま長い時間を過ごす。
夜半になり結局運行中止ということでロビーで夜を明かす。
次第を顧客の国内事業所に電話したら、厚木で送電線の鉄塔が倒壊して停電となりこちらも大騒ぎとのこと。
とにかく出迎え予定のアメリカ駐在員に遅れる旨の連絡をお願いする。
朝も結構たってから飛行機は丸一日遅れで出発するのでそれまでホテルで休憩をと案内された。
だったらロビーで夜明かしさせないで、と今なら思うがどこかの国とは違っておとなしいものだ。
一日遅れの便だったので、どういうわけかファーストクラスの客は別便で行ってしまったらしい。
そんなわけで、ビジネスクラスからファーストクラスに格上げされた席に案内された。
後にも先にもファーストクラスの搭乗経験はこれだけ。
こういう機会でもなければありえないことだろう。
機内食にはうわさ通りキャビアが出てきた。もっとも期待したほどの美味には思えなかったようだが。
つい、こんなことを思い出した。ファーストクラスに搭乗したという自慢話だが(笑
家内がその時の写真があったはずと自身が長時間かけて整理したアルバムを探すが見つからず。
では、私の海外出張のアルバムかなと探すとあった。
当時はフィルム写真の時代だったので惜しげもなく写真を撮ることもないので貴重な一枚だ。
それを見るたびに思い出すことだろう。
当然、多くの乗客がロビーで夜明かしする光景とか、雪の空港とか、
ホテルで提供されたちょっとした料理とか、機内食のキャビアの写真なんか一枚もない。
時代が時代だけに惜しいことをした。
-----------
明日は晴れてほしい。
散歩できないと気が晴れない。
でも終日家にいても退屈はしない。
年を取ると時間が早く感じられ一日が長く感じられない。
したがって退屈する間もなく一日が過ぎ去るという感じだ。
人間の生活リズムは良くできているものだ。
今日も散歩は無理と早々に諦める。
その雨もお昼前から霙そして雪に変わる。
積もるほどでないが外気は冬そのものだ。
以前、家内と墓参の日取りを話していてこの日を予定していたのだが、まさか雪とは。
結局はしたのこどもも行くとのことで4月に順延したのだが。
今日のような春の雪に思い起こすことがある。
ネットで「神奈川 鉄塔 倒壊」で検索すると日付がわかる。
『1986 昭和61年 3月23日 大雪・強風
南岸低気圧。24日9時、箱根62cm、相模原17cm、日吉12cm、横浜4cm。
風雪強く、横浜最大風速 北 14.7m/s、最大瞬間風速24.9m/s。
県央地区で送電鉄塔6本倒壊。負傷者10人。』
この日は日曜日のようで、1か月ほど顧客の仕事でアメリカ西海岸に出発する日であった。
5月に出産予定の身重の家内が池袋のリムジンバスターミナルまで見送りに来てくれた。
朝からの雪であったが電車は動いていたようだ。
雪の降りしきる中、見送る家内をバスの車内から写した写真が一枚残っている。
成田の空港でも雪が降っていた。
飛行機に搭乗したが出発時刻になっても離陸の気配がないまま長い時間を過ごす。
夜半になり結局運行中止ということでロビーで夜を明かす。
次第を顧客の国内事業所に電話したら、厚木で送電線の鉄塔が倒壊して停電となりこちらも大騒ぎとのこと。
とにかく出迎え予定のアメリカ駐在員に遅れる旨の連絡をお願いする。
朝も結構たってから飛行機は丸一日遅れで出発するのでそれまでホテルで休憩をと案内された。
だったらロビーで夜明かしさせないで、と今なら思うがどこかの国とは違っておとなしいものだ。
一日遅れの便だったので、どういうわけかファーストクラスの客は別便で行ってしまったらしい。
そんなわけで、ビジネスクラスからファーストクラスに格上げされた席に案内された。
後にも先にもファーストクラスの搭乗経験はこれだけ。
こういう機会でもなければありえないことだろう。
機内食にはうわさ通りキャビアが出てきた。もっとも期待したほどの美味には思えなかったようだが。
つい、こんなことを思い出した。ファーストクラスに搭乗したという自慢話だが(笑
家内がその時の写真があったはずと自身が長時間かけて整理したアルバムを探すが見つからず。
では、私の海外出張のアルバムかなと探すとあった。
当時はフィルム写真の時代だったので惜しげもなく写真を撮ることもないので貴重な一枚だ。
それを見るたびに思い出すことだろう。
当然、多くの乗客がロビーで夜明かしする光景とか、雪の空港とか、
ホテルで提供されたちょっとした料理とか、機内食のキャビアの写真なんか一枚もない。
時代が時代だけに惜しいことをした。
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明日は晴れてほしい。
散歩できないと気が晴れない。
でも終日家にいても退屈はしない。
年を取ると時間が早く感じられ一日が長く感じられない。
したがって退屈する間もなく一日が過ぎ去るという感じだ。
人間の生活リズムは良くできているものだ。
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