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半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

千葉県立美術館で、『民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある』を観ました。

2025-04-30 19:33:26 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で千葉県立美術館に行きました。




お目当ての展覧会はコチラ、『民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある』です。既に昨年の6月に世田谷美術館で開催されたときに観ていたのですが、千葉県立美術館まで巡回してきたので再度観ておくことにしたのです。




基本的には世田谷で開催されたときと同じ内容でしたが、一部展示が異なっている部分もありましたし、やはり観に行って良かったです。






世田谷で観た時にも思ったのですが、日本の旧い日用雑器は、イギリス製アンティークとの親和性が高いですね。こういう展示を観ても、ほとんど違和感を覚えることがありません。我が家には "和" のアンティークはほとんどないけれど、やはり使いようなんだろうなぁ・・・





尚、この企画展の会期は6月29日までとなっております。


■過去の民藝関係のブログ

2017年10月 日本民藝館で、『ウィンザーチェア ‐日本人が愛した英国の椅子‐』を観ました。

2018年07月 世田谷美術館で、『没後40年 濱田庄司展 』を観ました。

2018年08月 パナソニック汐留ミュージアムで、『 没後50年河井寛次郎展』を観ました。

2019年01月 21_21 DESIGN SIGHTで、『民藝 Another Kind of Art 展』を観ました。

2019年05月 世田谷美術館で、『ある編集者のユートピア』を観ました。

2019年05月 そごう美術館で、『ウィリアム・モリスと英国の壁紙展 ―美しい生活をもとめて』を観ました。

2020年11月 練馬区立美術館で、『式場隆三郎 [腦室反射鏡]』を観ました。

2021年01月 東京国立近代美術館で、『柳宗悦没後60周年記念 民藝の100年』を観ました。

2024年06月 世田谷美術館で、『民藝 MINGEI 美は暮らしのなかにある』を観ました。
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東京ステーションギャラリーで、『タピオ・ヴィルカラ 世界の果て』を観ました。

2025-04-28 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で東京ステーションギャラリーに行きました。




現在開催されている企画展はコチラ、『タピオ・ヴィルカラ 世界の果て』です。イッタラのガラス器をデザインしていたことで有名なタピオ・ヴィルカラですが、別に専属の社内デザイナーというわけではなく、他にも色々な会社のデザインを行っていたことを知って驚きました。さらに、奥さんがあのセラミック・アーティストのルート・ブリュックだと知って二度ビックリ!でしたよ。








今回は写真撮影可のスポットが少なかったのであまり会場の雰囲気をお伝えすることが出来ませんが、そのデザイン手法には共感できる部分が多々あり、大変見応えのある内容となっていました。





実はカミさんがこの展覧会に展示されてたある製品に大変興味を持ちました。確かに見た瞬間に、"こりゃカミさんに好みにピッタリだなよぁ" と思ったんですけどね(笑)。幸いちゃんと量産されている製品でったので、購入できることも分かりました。というわけで早速手に入れることにしたのですが・・・その話はいずれこのブログにて。
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東京都写真美術館で、『 鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―』を観ました。

2025-04-20 18:00:00 | 美術館、展覧会
ちょっと近所まで出掛ける用事があったので、東京都写真美術館に寄りました。今回見た企画展はコチラ、『 鷹野隆大 カスババ ―この日常を生きのびるために―』です。






鷹野隆大さんの作品、今まで何度か見たことがありましたが、今回一番面白いと思ったのは定点観測をテーマとした作品達でした。



私も定点観測で撮り続けいる場所がいくつかあるけれど、時の移り変わりを簡単に表すことが出来るというのは写真の大きな魅力の一つだと思っています。例えば以下の画像はわが家の果樹園の2009年、2017年、2025年です。







少しずつしか変わらないので普段は意識しないけれど、こんなに変わっていたんですね。
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三菱一号館美術館で、『異端の奇才 ビアズリー展』を観ました。

2025-04-15 19:44:01 | 美術館、展覧会
さて、今日は昨日のブログの続きです。

カミさんと私が丸の内に出掛けたのは、三菱一号館美術館を訪問するためでした。




現在開催されている企画展はコチラ、『異端の奇才 ビアズリー展』です。オーブリー・ビアズリーという名前は全く知らなかったのですが、フライヤーのイラストが中々魅力的だったので観に行くことにしたのです。25歳で亡くなってしまったため、実際に活躍できたのは3~4年程度の期間に過ぎなかったはずなのに、想像以上に沢山の作品を沢山残していので驚きました。






今回は写真撮影可の展示室があったので、いつものように少しだけ会場の雰囲気をご覧に入れることにしましょう。












今回はビアズリーの作品だけではなく、当時の英国で流行していた "アングロ=ジャパニーズ様式" に関する展示もありました。カミさんも私もとても興味のある分野なので、コレが見られただけでもこの展覧会を訪問した価値があったかな。







最後の画像のロイヤル・ウースターの亀のトレイ、実は某所で同じものが売りに出されていてちょっと興味を持っているものの、かなり良いお値段なので中々決心がつきません(笑)。
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有明、ミニチュアミュージアム スモールワールズTOKYO、見応えがありました!。

2025-04-11 18:00:00 | 美術館、展覧会
久々に家族全員のお休みが調整できたので、有明の ミニチュアミュージアム スモールワールズTOKYO に出掛けました。




ジオラマ好きの我が家としては、もう最初からテンション上がりまくりでした!。これは最初の "宇宙センターエリア" なんですけど・・・




ロケットが格納庫から発射台に移動するだけじゃなくて、本当に飛んで行きます。




よくよく見ると、ジオラマの中には様々な映画のシーンが再現されていました。沢山あり過ぎて、とてもここには紹介し切れません。








"世界の街エリア" には鉄道も走ってます。やはりジオラマには鉄道は欠かせませんよね(笑)。こちらも良く見るとジオラマの中に「あっ!」と驚くような物が置かれていたりするので、どうしても見るのに時間が掛かります。










"クリエーターズ・ギャラリー" には、ドールハウス作家の方々の作品などが展示されていました。販売されている作品もありましたよ。








こちらは "関西国際空港エリア" 。滑走路の中に顔を出すこともできます。




ちゃんと飛行機が順番に駐機場から滑走路に移動して飛び上がります。飛び上がった飛行機がどうなるかというと・・・




壁に吸い込まれてゆきました(笑)。この飛行機はちゃんと反対側の滑走路に着陸します。




やはりエヴァンゲリオン関連のジオラマには力が入ってますね。




この新強羅駅周辺のジオラマの向こうには、ご覧の様に第3新東京市が見えるのですが・・・




ちゃんと昇降するようになっていたのでビックリ!。




山の上の展望台にはアルピーヌ・ルノーA310が止まっていました。




これは駅の近くにある美術予備校なのですが、よくよく中を見ると3階には講評会をやっている場面が再現されていました。この部分を製作したのは、間違いなく美術予備校の出身者でしょうね(笑)。



この ミニチュアミュージアム スモールワールズTOKYO 、見れば見るほど新しい発見があるという感じで、ちゃんと見ようと思ったら何時間あっても時間が足りないと思えるほど見応えのある内容でした。展示を見ていると、作っている方々も楽しんでいるという感じが伝わってきます。模型好き、ジオラマ好きの方であれば、間違いなく楽しめる場所だと思いますよ。
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東京都庭園美術館で、『戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見』を観ました。

2025-04-05 21:59:06 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で 東京都庭園美術館 に行きました。




お目当ての企画展はコチラ、『戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見』です。




ドイツのデザイン関連の展覧会というと、大半がバウハウス絡みの内容になってしまうのですが、今回はデュッセルドルフの A5コレクション が所有する戦後西ドイツのグラフィックデザイン資料からの展示となっていました。






この展覧会では写真撮影可の展示室もありました。あまり一般受けしない展覧会のような気がしていたけれど、実際にはいつもより熱心に見ている方が多いという印象でした。








映画のポスターの沢山ありました。こちらは・・・『七人の侍』のポスター。わざわざドイツで作り直されていたんですね。




こちらはグラフィックデザイナー/絵本作家のセレスティーノ・ピアッティの作品。ピアッティ自身はスイス人ですが、主な活動の場がドイツだったこともあり、ドイツのデザインとして扱われていました。オリジナルの旧いポスターは以前からコレクターズアイテムとなっておりますが、ピアッティの作品はまだ私でも何とかギリギリ購入できる程度の価格で流通していることもあり、最近では海外のサイトを眺めながら、色々と良からぬことを考えています(笑)。



この企画展、会期は5月18日までまだまだたっぷり残っておりますので、ゴールデンウィークを利用して訪問するのもアリだと思います。
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陶芸メッセ・益子(益子陶芸美術館、濱田庄司氏旧邸) に行きました。

2025-04-01 18:00:00 | 美術館、展覧会
今日も昨日のブログの続きです。

カフェ&ギャラリー むじなっぱら さんで昼食を食べた後、まだ時間に余裕があったので、どこか近所に面白そうな場所がないか聞いてみた所、陶芸メッセ・益子 を勧められました。陶芸メッセ・益子 というのは、益子陶芸美術館や濱田庄司氏旧邸等からなる町営の複合施設とのこと。むじなっぱら さんからも大して離れていないので、お勧めに従って訪問してみることにしました。




益子陶芸美術館は益子焼の歴史や特徴等々、益子焼に関する一通りの知識を得ることが出来るようになっていました。カミさんも私も初歩的なことで大きな勘違いをしていた点などもあり、やはり訪問して良かったです。




その後は隣接する 濱田庄司氏旧邸 へ。元々この地にあった建物ではなく、移築された物とのことだったけれど、想像よりはるかに大きかったのでビックリ。同じ敷地内に立派な登り窯が再現されていました。残念ながら今回はパスしてしまいましたが、天気が良かったら庭園内を散策してみたかったなぁ・・・










益子焼、今までずっと私にはあまり縁のない物のように思っていたけれど・・・あっ、そういえば昔から所有しているこのカップ&ソーサーは益子焼だった!。



これは今から三十数年前、益子町の隣の茂木町に住んでいる大学時代の友人がプレゼントしてくれた物です。残念ながら作家の名前は忘れてしまったものの、中々良い雰囲気だと思いませんか?。誤って二客セットの内の一つを割ってしまったこともあり、残ったこちらはずっと温存していたけれど、そろそろ使ってあげることにしましょう。
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益子町、もえぎ本店で開催中の『KIYATAの森』に行きました。KIYATAさんのランプのお話 その5

2025-03-29 22:36:54 | 美術館、展覧会
今日はカミさんと二人、栃木県の益子町にある もえぎ本店のアトリウム に行ってきました。




お馴染み、KIYATAさんの個展(=予約抽選会)、『KIYATAの森』が開催されているのです。




今回はいつもの作品に加えて・・・




ガラス作家の高井弓さんや・・・








土井朋子さん・・・




陶芸作家の小堤晶子さんとのコラボ作品も出品されていました。どれも凄く魅力的だなぁ。というわけで、今回は当初考えていなかった一品物のコラボ作品を含めて抽選に参加することにしました。




非売品ですが、KIYATAさんの過去作品も展示されていましたよ。



以前にも書いた通り、KIYATAさんの作品は基本的には抽選による予約制となっているものの、日程や作品によってはその場で購入可能な場合もあります。というわけで私達もある物をゲットしたのですが・・・その話はまた明日。
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東京都写真美術館で、『ロバート・キャパ 戦争』を観ました。

2025-03-25 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で東京都写真美術館に行きました。現在、『ロバート・キャパ 戦争』という企画展が開催されているのです。




正直な話、例の ≪崩れ落ちる共和国軍の兵士≫ の真贋問題だけではなく、ロバート・キャパに関しては色々と複雑な思いがあります。今回展示されていた作品の大半は既に何度も観たことがある物ばかりなので、そういう点でも別にスルーしても良い内容でしたが・・・それでも、やはり観に行って良かったかな。





私のような無名の三流ライターの場合、過去に書いた記事の内容などを覚えている方はほとんど皆無に近いことでしょう。しかし、こんないい加減な性格の私ですら、過去に誤った内容や不正確な内容の記事を書いてしまったという記憶に苛まれることがあります。ロバート・キャパは・・・というより、アンドレ・フリードマンは、と書いた方が適切か?・・・は、ずっと苦しかっただろうなぁ。
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目黒区美術館で、『中世の華 黄金テンペラ画 ‐ 石原靖夫の復元模写』を観ました。

2025-03-20 18:00:00 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で目黒区美術館に行きました。現在、『中世の華 黄金テンペラ画 ‐ 石原靖夫の復元模写』というちょっと面白そうな企画展が開催されているのです。




テンペラ画というのは中世の絵画技法の一つで、顔料を卵で練った絵の具で描かれています。この企画展ではその手法を再現して今に蘇らせるための試行錯誤や、具体的な技法やその手順に関する分かりやすい解説などで構成されており、大変興味深い内容となっていました。






これは復元模写された≪シモーネ・マルティーニ〈受胎告知〉≫。展示を一通り見た後で再度見ると、全然見え方が変わってきますね。




工房の様子を再現した展示や作業の様子を記録した映像の上映もありました。



今までテンペラ画に関しては単に旧い宗教画といった程度の認識であまり興味はわかなかったけれど、今後は別の角度からも楽しむことが出来そうです。
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