昨年の12月、VW B4パサート・ヴァリアントの部品取り用として我が家にやってきたVWゴルフⅣカブリオレでしたが、そのパサートが息子のクルマと入れ替えで退役することになったため、BISに返却することになりました。このクルマがあったおかげで、色々助かったよなぁ・・・・・・。山崎社長には本当に感謝です。しかしココで問題発生!。このクルマのデスビはすでにパサートに使ってしまったため、現在はデスビがない=自走できない状態になってしまっていたのです。
クルマの輸送に関してはワイルドシングの佐藤オヤビンにお願いして積載車を出して頂くことにしたけれど、エンジンが掛からない状態だとクルマを押して庭から出さなくてはならず、結構大変な作業になってしまいます。ウ~ン、困った!。
しかし、ここでハタと気付きました。パサートから外したこの進角しない半壊れ?のデスビでも、エンジンさえ掛けられれば自走で積載車に載せる程度のことなら出来るかも知れません。皆さんも良くご存じの通り、私はお世辞にもメカに強い人間じゃないけれど、空冷VWやアルピーヌA110のデスビ交換なら自分でやったことあるし、いざとなったら助けてくれそうな友人も沢山いるので、やってみるだけの価値はあるでしょう。
当然のことながらバッテリーはすでに放電してしまっていたので、それを外して充電している間に作業開始です。
先ずは手動でクランクを回すとき、少しでも軽く動くようにということで、プラグを全部外しました。
次に1番のピストンを圧縮上死点に合わせて・・・・・・と思ったものの、点検口らしき穴から覗いても、2箇所の凸部が見えるだけ。TDCのマーキングらしき切り欠きが見付かりません!。う~ん、どこだ?。実は作業の後で正規ディーラーのメカ (マイスター!) でもある旧いVW仲間のNさんから正解を教えて頂くことが出来たのですが、この時は本当に全然分かりませんでした。
まぁ私の知識不足で見当違いの所を見ているのであろう事までは予想できたけれど、私は頭が悪いのでネットで調べてもよく分かりません。困ったなぁ。仕方ないので、1番のプラグホールにドライバーを差し込んで、ピストンが一番上まで上がる位置を確認。点検口らしき部分の内側にマジックで目印を書いちゃいました。きっとプロのメカから見たら、間違いなく爆笑物のトホホな素人整備なんだろうなぁ~。我ながら情けない~。
お次はコチラ、元々パサートに付いてた壊れたデスビのローターの位置を1番の目印の位置に合わせてからエンジンに差し込みます。
最後はコレ、充電が終わったバッテリーを取り付けたら準備完了です。
ここまで読んで、恐らく皆さんもう悪い予感しかしていないと思いますが(笑)、そこは素人の浅はかさ。私としてはコレで多分OKのはずだと思っておりました。あとはセルを回せば、見事にエンジンが掛かり・・・・・・・・・・・・・・・・・・ませんねぇ。セルはちゃんと回るけど、初爆が来る気配すらありません。はて?何でだろう。そうです。頭の良い皆さんはもうお分かりですね。私が1番の圧縮上死点だと思った位置は、実は排気上死点だったのです!。
ここでさらにやっつけでエンジン始動する方法を二つばかり思いついたのですが、さすがにそれをやっちゃったら佐藤オヤビンやBISの山崎社長からしょ~もない奴だと呆れられる事は目に見えているので却下。一度デスビを外して、再度1番を圧縮上死点に合わせてから再挑戦することにしました。
で、2回目のチャレンジの結果・・・・・・エンジンは呆気なく始動しました。良かった!。これでクルマを押さずに済みそうです。
もちろん実際にちゃんと走らせるつもりならこの後に色々やることもあるけれど、今回は庭から出して積載車に載せられればOKなんで全部パスです。このエンジンの点火時期はアイドリングで6°±1° BTDCということだったけれど、何となくその辺りに合っていたのでそのまま終了にしちゃいました。
こうして無事に自走でワイルドシングの積載車に載り、BISへと帰って行きました。正直、ちょっと寂しい気持ちもあるけれど、我が家の経済状態ではそんなに何台ものクルマを維持することは難しいので、仕方がないですね。積載車に載せるときにはアイドリングも安定していたし、特に不調な感じもなかったので、この時は “もしかしたら、仮ナン取って自走で運ぶことも出来たのかなぁ?” と思ったけれど・・・・・・
・・・・・・BISの徹君が工場から置き場まで自走で運ぼうとしたところ、あと少しという所で止まってしまったとのこと。やっぱりそんな無謀なことをしなくて良かったです(笑)。
■2021年06月28日 追記
TDCのマークの件ですが、私が覗いていた丸い穴はSSTを取り付けるための穴でした(笑)。本当のTDCは、その下にある長方形のサービスホールの下端に、トルコンの所にあるマーク(〇の中央に横線引いたような形状。でも実際は打刻が薄くて凄く分かり難いです)の線の位置を合わせて出すようになっていました。以上、御参考まで。
クルマの輸送に関してはワイルドシングの佐藤オヤビンにお願いして積載車を出して頂くことにしたけれど、エンジンが掛からない状態だとクルマを押して庭から出さなくてはならず、結構大変な作業になってしまいます。ウ~ン、困った!。
しかし、ここでハタと気付きました。パサートから外したこの進角しない半壊れ?のデスビでも、エンジンさえ掛けられれば自走で積載車に載せる程度のことなら出来るかも知れません。皆さんも良くご存じの通り、私はお世辞にもメカに強い人間じゃないけれど、空冷VWやアルピーヌA110のデスビ交換なら自分でやったことあるし、いざとなったら助けてくれそうな友人も沢山いるので、やってみるだけの価値はあるでしょう。
当然のことながらバッテリーはすでに放電してしまっていたので、それを外して充電している間に作業開始です。
先ずは手動でクランクを回すとき、少しでも軽く動くようにということで、プラグを全部外しました。
次に1番のピストンを圧縮上死点に合わせて・・・・・・と思ったものの、点検口らしき穴から覗いても、2箇所の凸部が見えるだけ。TDCのマーキングらしき切り欠きが見付かりません!。う~ん、どこだ?。実は作業の後で正規ディーラーのメカ (マイスター!) でもある旧いVW仲間のNさんから正解を教えて頂くことが出来たのですが、この時は本当に全然分かりませんでした。
まぁ私の知識不足で見当違いの所を見ているのであろう事までは予想できたけれど、私は頭が悪いのでネットで調べてもよく分かりません。困ったなぁ。仕方ないので、1番のプラグホールにドライバーを差し込んで、ピストンが一番上まで上がる位置を確認。点検口らしき部分の内側にマジックで目印を書いちゃいました。きっとプロのメカから見たら、間違いなく爆笑物のトホホな素人整備なんだろうなぁ~。我ながら情けない~。
お次はコチラ、元々パサートに付いてた壊れたデスビのローターの位置を1番の目印の位置に合わせてからエンジンに差し込みます。
最後はコレ、充電が終わったバッテリーを取り付けたら準備完了です。
ここまで読んで、恐らく皆さんもう悪い予感しかしていないと思いますが(笑)、そこは素人の浅はかさ。私としてはコレで多分OKのはずだと思っておりました。あとはセルを回せば、見事にエンジンが掛かり・・・・・・・・・・・・・・・・・・ませんねぇ。セルはちゃんと回るけど、初爆が来る気配すらありません。はて?何でだろう。そうです。頭の良い皆さんはもうお分かりですね。私が1番の圧縮上死点だと思った位置は、実は排気上死点だったのです!。
ここでさらにやっつけでエンジン始動する方法を二つばかり思いついたのですが、さすがにそれをやっちゃったら佐藤オヤビンやBISの山崎社長からしょ~もない奴だと呆れられる事は目に見えているので却下。一度デスビを外して、再度1番を圧縮上死点に合わせてから再挑戦することにしました。
で、2回目のチャレンジの結果・・・・・・エンジンは呆気なく始動しました。良かった!。これでクルマを押さずに済みそうです。
もちろん実際にちゃんと走らせるつもりならこの後に色々やることもあるけれど、今回は庭から出して積載車に載せられればOKなんで全部パスです。このエンジンの点火時期はアイドリングで6°±1° BTDCということだったけれど、何となくその辺りに合っていたのでそのまま終了にしちゃいました。
こうして無事に自走でワイルドシングの積載車に載り、BISへと帰って行きました。正直、ちょっと寂しい気持ちもあるけれど、我が家の経済状態ではそんなに何台ものクルマを維持することは難しいので、仕方がないですね。積載車に載せるときにはアイドリングも安定していたし、特に不調な感じもなかったので、この時は “もしかしたら、仮ナン取って自走で運ぶことも出来たのかなぁ?” と思ったけれど・・・・・・
・・・・・・BISの徹君が工場から置き場まで自走で運ぼうとしたところ、あと少しという所で止まってしまったとのこと。やっぱりそんな無謀なことをしなくて良かったです(笑)。
■2021年06月28日 追記
TDCのマークの件ですが、私が覗いていた丸い穴はSSTを取り付けるための穴でした(笑)。本当のTDCは、その下にある長方形のサービスホールの下端に、トルコンの所にあるマーク(〇の中央に横線引いたような形状。でも実際は打刻が薄くて凄く分かり難いです)の線の位置を合わせて出すようになっていました。以上、御参考まで。