カミさんと二人で国立科学博物館に行きました。現在開催されている特別展はこちら、 『恐竜博 2016』 です。
以前は “子供達が成長したら、もう恐竜を見に行くこともなくなるだろうなぁ” と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした (笑) 。私達夫婦の恐竜好きは変わりませんねぇ……
やはりティラノサウルスは大人気。その生態に関する説は最近でも二転三転しているので、何が本当だかだんだん分からなくなってきましたね。
今回の特別展の目玉はやはりコレ、史上最大の肉食恐竜といわれるスピノサウスルの全身復元骨格でしょう。
映画、『ジュラシック・パークⅢ』 (2001年) ではティラノサウルスよりも強い恐竜として描かれていたものの、最近の研究では映画とはかなり異なる生態だったことが判明しています。
この恐竜の歯の模型は、本当の歯科技工士さんが製作した物だそうです。
これは2014年にシベリアから報告されたクリンダドロメウス。この姿なのに鳥類に進化した恐竜とは別系統とのこと。私が子供の頃とは、恐竜のイメージも随分変わったなぁ。
いまだに毎年30種類ほどの新種の恐竜が発見され、その進化や生態に関する説も次々に更新されてゆきます。恐らく今から10年後には、現在の定説も色々と覆されているのでしょうね。
これはパラサウロロフスの鳴き声を再現したコーナー。映画の中に出てくるような咆哮とはまるで違いますね。
実はカミさんも私も、今回の特別展で一番驚いたのはこの小さな展示でした。聞かせる鳴き声によって、雛の行動が異なっていたのでビックリ。シジュウカラはちゃんと鳴き声でコミュニケーションを取っていたんですね。
この特別展、会期は6月12日までとなっています。恐竜好きの皆さんは是非お見逃しなく。
【本日のオマケ】
こんなかわいい恐竜も展示されていました。
自分でも作ってみたくなりますね。