普段、私が使用しているベンチレストスタンドは、大昔に銀座銃砲店のセールで買ったホップスの安物です。可動部分も少ないシンプルなレストであるものの、軽量&コンパクトで持ち運びは楽だし、私の用途には十分だと思っています。しかし・・・・・・
・・・・・・今までとまったく違うレシピの弾を試してみることにしたので、久々に “ガチ” テスト用?のレスト、通称 “あた~る君2号” を引っ張り出してきました。かなり以前、ちょっとだけブログに登場させたことがあるので、ご記憶の方がいらっしゃるかも知れませんね。
以前は書きませんでしたが、実は あた~る君2号 の正体は、アメリカの
ナショナルマッチ・ライフル・サポーツ社 のモデル4という製品です。今でも同じ名称のモデルが販売されていますが、私のとはちょっとデザインが違いますね。主として前装銃のテストで使用していた同メーカーのモデル1、通称 あた~る君1号 は九州の友人に譲りました。
最近では似たようなデザイン&機能の中国製のレストも存在しています。しかし、現物を見たらコレとはまったく異なるペラッペラの素材で、私としてはあまり魅力は感じませんでした。
左右の調整はこのようなホイールで行うので凄く楽です。
フロント側のサンドバッグにはベルクロで銃を固定できるストラップが取り付けられています。サイトを交換する時には、銃を固定してからサイトを載せ替えて同じ場所に合わせ、微調整するだけでOK。簡単だし、調整のための無駄弾も最小限で済むので経済的にも助かります。あた~る君1号はここをバイスに改造して あた~る君1号エボリューション に進化させましたけど、2号ではそこまでの必要性は感じていません。
フロント側にはこのようなベンチ・クランプが取り付けられるようになっていて、射座のテーブルに固定することが可能です。
ご覧のように、ちゃんと水準器も付いています。
このレストを使用すれば、ヘッポコ三流射手の私でさえ簡単にこんなことが可能です。正直な話、フリーリコイルで綺麗に撃てるようなシリアスなベンチレスト・シューターの皆さんにはまったく不要な道具だと思いますが、私にとってはヒューマンファクターを排除して客観的に精度の比較ができる楽ちんな道具です。
アキュラシー・インターナショナル・クーパーマッチ スタンダード
6mm BR 100m ✕ 5発
弾頭 : ラプア スキャナー “L” 105 Grs.
ケース: ラプア
パウダー : IMR 4895 30 Grs.
プライマー : ウインチェスター
でも私がコレをめったに使わないのは、かさばるだけじゃ無くて恐ろしく重いから(笑)。なんと10.6kgもあるのです。でもさすがに今度試すレシピに関しては、最初はコレを使わないとならないだろうなぁ・・・・・・