半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

エッティンガー・メルセデス・ベンツの3.6/24エンジン、発見!

2012-08-25 11:30:48 | メルセデス・ベンツ
昨日、某誌の取材で訪問した工場でこのエンジンを発見しました。エッティンガー・メルセデスの3.6/24エンジンです。300E-24等に搭載されていたM104エンジン(ボア88.5mm×ストローク80.25mmの2960cc)をベースに、マーレー鍛造ピストン(ボア90.00mm) やクロモリの鍛造クランク(ストローク94.5mm)を組み合わせた3607ccエンジンで、ヘッド等にも色々と手が入っています。実はいくつかの仕様がありますが、このエンジンは最高出力265PS/6200rpm、再大トルク36.5kgm/4500rpm(ノーマルは220PS/6400rpm、27.0kgm/4600rpm)というタイプのようですね。



このエンジンを載せたクルマ、仕事で何度か乗りましたが、実用域でのトルクの太さやレスポンスが秀逸で、本当に素晴らしいエンジンだと思いました。こういうのを大人のチューニング・エンジンというんだろうなぁ……エッティンガーのW124は、いまだにいつか所有してみたいクルマの一台です。
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メルセデスE220ワゴン、フューエル・ポンプ・リレーを交換しました。

2012-04-19 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツE220ステーションワゴンが突然不調になりました。水温が低い状態でアクセルを踏みこむと、時々失速するような症状が出るようになったのです。

アイドリングはビシッと安定していてハンチングもないし、常に同じ症状が出るわけでもないので、一番臭いのはフューエル・ポンプ・リレー、その次がOVPリレーかな?。温度で変わるということはセンサー類の可能性も否定できないものの、まぁ簡単な所から攻めてみることにしました。




右ハンドル車の場合、ポンプ・リレー、OVPリレーはエンジンの左側。バッテリーの後ろにあります。まずはバッテリーのマイナス側のターミナルを外し、その後ろのカバーを取り外します。




中央に見える黒いカバーの付いたやつがOVPリレーです。多分コレじゃないとは思いますけど、一応取り外してテストしてみることにしました。






テスト用にはKAEの社外品を使いました。長期間の使用に耐えるかどうかは未知数であるものの、激安なんでテスト用や非常用としてクルマに載せておくには十分でしょう。結局のところ物は使いようで、少ないお金しか出さないで、高い物と同じ内容を求める方が間違っていると思います。



交換後、近所を一回りしてみましたが、やはり息つきの症状は変わらず。やはりOPVリレーじゃありませんでしたね。


と、いうわけで、諦めてフューエル・ポンプ・リレーを交換することにしまた。右ハンドルのE220の場合、ポンプ・リレーはちょっと面倒な場所にあります。交換作業はバッテリーを取り外した方が簡単です。




ポンプ・リレーの場所はここ。エアコン・リレーの後ろ側にあります。




手探りでも交換できないことはありませんが、こちらもエアコン・リレーを外しちゃった方が簡単に交換できますね。




これはテストで何度も交換作業をするのは面倒なので、最初から純正の新品に交換してしまうことにしました。





で、自宅の近所で走行テストをしてみたところ……







……症状が消えてました!。

でもこれで本当に問題が解決したかどうかはまだ分かりません。さっきのOVPリレーの試乗テストでエンジンも温まっちゃったし、別の要因で症状が出なかったという可能性だって否定できませんからね。本当に直ったのか?、しばらく様子を見ることにしましょう。


追記(2012年4月19日)
先ほどテスト走行してみたところ、それらしき症状はまったく出ませんでした。やはり直ったのかな?



まぁ色々な意味で、わたしの手に負えるクルマはこの辺りまでということなのかもしれませんね。
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メルセデスE220ワゴン、ヘッドライトのバルブを交換しました。

2012-03-09 22:51:02 | メルセデス・ベンツ
走行中にメーターパネル内の電球切れ警告灯が点灯しました。どこかの電球が切れたということですね。ヘッドライトONのときに点灯するので、どうやらヘッドライトのバルブが切れたようです。

そこで、取材でBISを訪れた時、衛君に頼んで中古!のバルブを一つ頂くことにしました。消耗品は新品を使用するのが基本ですが、このクルマに関しては極力お金をかけないつもりなので、中古でも必要十分以上です。

交換はエンジン・ルーム内から行います。ヘッドライト裏側のカバーを外し、ハーネスを抜き、固定しているワイヤー状のロックを緩めるだけで簡単に外れます。



この時代のメルセデスの場合、簡単なメインテナンスはユーザーが自分自身で行うことが当然だったので、消耗品の交換は誰にでも簡単できるように設計されていました。今回の作業も特に迷うことなく数分で終了。新品と違い、左右で明るさが違うということもありませんでした。

私なりに色々考えた結果、実用品に関しては使えるものは最後まで使い切ることが大切だと思うようになりました。もちろんオイル交換はきちんとやりますし、早めに交換しないとクルマに負担を与えるような消耗品は早めに交換しますけど、電球なんかは切れるまで使うべきだと思います。
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メルセデスE220ワゴン、バッテリーが突然死しました。

2012-01-29 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
昨日の朝、外出するつもりでE220ステーションワゴンに荷物を載せようと思ったらセントラルロックが作動しませんでした。ウッ・・・・・・嫌な予感?

イグニッションスイッチを入れてみたら、案の定バッテリーが上がって警告灯さえ点かない状態になってました!。そこで父の軽自動車を借りようと思ったら、何とそちらもバッテリーが上がり!!。

仕方ないのでカミさんのポルシェ911から電気を借りてジャンプスタートで始動させました。




その後で父のクルマも蘇生?させました。




で、メルセデスのその後ですが、不思議なことに今朝はセル一瞬でエンジンが掛かりました。



何で放電しちゃったのか原因が分からないので、しばらく予備にオプティマのバッテリーとジャンプコードを載せておくことにします。オプティマの方は、シールドバッテリー対応の充電器で8時間掛けて再充電しておきました。
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メルセデスE220ワゴン、急遽戻ってきました。

2011-12-22 22:00:00 | メルセデス・ベンツ
川口のBISさんに修理に出していたメルセデス・ベンツE220ステーションワゴン、昨夜急遽戻ってくることになりました。我が家に戻ってくるのは半年振りですね。



実は代車としてお借りしたままになっていたゴルフVが車検なので、取りあえず大きな問題があった部分 (冷却系など) だけ対策していただいて、一度戻していただくことにしたのです。

と、いうわけで、さっそく今日から警察に弾の譲受許可証をもらいにいったり、子供達を連れて食事に行ったり、フル回転で働いてもらっているのですが……やっぱり124シリーズは良いクルマだなぁ。最近のクルマに慣れた人には色々と耐え難い部分もあるのでしょうが、私にとっては “履きなれた靴” のようにしっくりくるクルマです。実用車としては、もうこれとカミさんのポルシェ911の2台だけあれば十分。何の不自由も感じません。

まだ手付かずの部分もいくつかありますけど、まぁBISさんにはピンビーの取材を初めとして、いつも忙しいのを承知で面倒を掛けてしまっていることもあり、これ以上無理をお願いするわけにも行きません。山崎社長に教えていただきながら、自分でできる部分はDIYで何とかしようかな?
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メルセデス・ベンツS124のパーツ、また頂いてしまいました。

2011-10-01 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
先日、メルセデス・ベンツS124用のパーツをくださったMさんから、また少しパーツが出てきたとのご連絡を頂きました。

「ノーチラスの古川さんに預けておきましょうか?」 といわれたのですが、せっかくなので取にお邪魔することにしました。





Mさんとは同世代ですし、考え方にも色々共感できるところがあったのですが、仕事の都合もあり大阪に行ってしまうとのこと。ちょっと残念です。
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メルセデスS124のパーツ、色々頂いてしまいました。

2011-09-17 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
ノーチラススポーツカーズの古川先生の工場でお知り合いになったMさん、今度関西に引っ越されることになったということで、以前に乗っていたS124用のパーツを頂けることになりました。




これはラゲッジのカバー。ほとんど使っていなかったようですね。




これは純正のE320用前後スプリング。




そしてこちらがAMGのフロントスプリング。




この純正のスポーツライン用前後スプリングは使った形跡がありませんね。




内装関連のパーツも色々。






残念ながらエンジン関連のパーツは私のクルマには合わないので、誰かに使ってもらうことにしましょう。




何故か、イームズのアルミナムチェアまで頂いてしまいました (笑) 。



124シリーズのワゴン、色々考え合わせるとやはり私には一番向いているような気がしています。しかし、今のクルマに手を掛けるのが良いのか、もっと程度の良いクルマを探すべきか、まだ結論は出ていません。
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メルセデスE220ワゴン、ステアリング張り替えました。

2011-07-09 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
我が家のメルセデス・ベンツE220ステーションワゴン、純正の皮巻きのステアリングが傷んでいたので、納車時には別のクルマについていたウレタンのステアリングに交換してありました。しかし、先日、BISに行ったとき、山崎社長がいいました。

「半谷さん、はい。これ、ベンツのステアリング」
「えっ、どこから出てきたんですか?」
「張替えに出してました (笑) 」




ノーマルは程度が悪かったので、某メーカーの純正オプションを造っている工場に張替えに出してくださっていたとのこと。




「半谷さん、ウッドは嫌だっていってたけど、ノーマルのままじゃ面白くないから、スポークの所をパンチングレザーにしてもらいました」



そうそう、一見すると純正そのままのように見えるけれど、良く見ると実は……というのが私の好みなんですよ。

本来は皮巻ではないステアリングでも、物によっては革巻きに変更できるとのこと。空冷VWビートルの純正ステアリング、そのままのデザインで皮巻にしたら面白いかもしれませんね。
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メルセデスE220ワゴン、オーバーヒート!?

2011-07-02 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
これは先日、外気温度が35℃オーバーになった日に撮影した画像です。このクルマの設定では、通常ですと約90℃で電動ファンが回り始め、約110℃に達するとファンスピードが高速側に切り替わります。そして高速側に切り替わると、再び約100℃まで水温が下がります。



つまり、正常であればココを超えることはないというわけです。しかし……



あれっ、変だな?まだまだ上がるよ。



ファンの音に変化がないので、どうやら高速側に切り替わらなくなってしまったようです。仕方がなく、エアコンを切り、ヒーター全開で水温を下げてることにしました。

さすがに猛暑日にヒーター全開は辛いよ~、トホホ~ (笑) 。

幸いその状態では何とか110℃で止まったくれたので、走行不能状態にはならなかったものの、クルマに対する負担は大きいでしょう。

その他、センターベンチレーションの切り替えが効かなくなったり、細かいトラブルがいくつかでてきたので、ピンビーの作業のついでにBISに持ち込んで追加作業をお願いすることにしました。

このクルマ、まだまだ手間もお金も掛かりそうですが、私としては乗る度に忘れかけていた124シリーズの素晴らしさを再確認をさせられているという状況です。やっぱり、ビシッと仕上げてしまおうかな?
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メルセデス・ベンツ124シリーズ、こんな所が結構好き。

2011-06-26 10:00:00 | メルセデス・ベンツ
先日、メルセデス・ベンツE220ステーションワゴンを運転していたら、インパネ内のインジケータが点灯しました。



電球切れの警告灯です。ブレーキを踏んだときに点灯したので、どうやらブレーキランプのバルブが切れたようですね。


さっそく、友人に踏んでもらって確かめてみたら……



あっ、やっぱり右側のブレーキランプが切れている。こりゃすぐに交換です。


まずラゲッジ側からカバーを開き……







……テールレンズの裏側にあるソケットを手前に引くだけ。本当に簡単です。



セダンだったらラゲッジ側のカバーがないのでさらに簡単です。


おっ、やはりバルブが変色してる。




バルブを新品に交換してテストしてみたら、ご覧のように警告灯も消灯しました。



メルセデスの124シリーズの場合、バルブ交換に限らず、こういったユーザー自身が手を下さなければならない部分が非常に単純で分かり易く作られていて、メカに弱い方でもまず戸惑うことはありません。こういう点も、124シリーズが好きな理由の一つになっています。
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