半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

古式銃レストアの参考書、オススメはこれかな?。

2016-11-30 16:15:33 | 前装銃射撃、古式銃
先日、ちょっと用事があって射撃場に行ったとき、前装銃射撃仲間から洋式古式銃のレストレーションに関して、何か良い参考資料がないか?、尋ねられました。まぁ銃の種類によって色々あることはあるんですが、やはり最初の一冊としてオススメしたいのはやはりコレ、『ANTIQUE FIREARMS THEIR CARE,REPAIR & RESTRATION』(RONALD LISTER著)かな。




著作権の関係で内容は詳しくお見せすることができませんが、メカニカルな部分の修理、修復に関する基本的な知識は、これだけで一通りご理解頂けると思います。






ストックなどの木部に関する基礎知識してはやはりこの分野の古典ともいえるコレ、『GUNSTOCK FINISHING AND CARE』(A.Donald Newell著) が良いでしょう。現代銃に関する本であるものの、オイル・フィニッシュに関する部分は中々興味深い内容です。








分解や組み立てに関する資料は色々あるものの、残念ながらあまり私達の役に立つ内容の本はありません。








最近出た、この『ANTIQUE FIREARMS ASSENBLY / DISASSEMBLY』(Davis R. Chicoine著) も、もう少し新しい時代のメタルカートリッジの銃に関する内容です。





日本国内の場合、パーカッション等の洋式古式銃を使う競技で、定期的に開催されている日本ライフル射撃協会の正式種目は、“ベッテルリー”(50m、FP標的使用、射場の関係で国内戦はスムーズ・ボア限定) だけしかありません。もしライフリング入りの銃が使える100m競技の “ミニエー” 等が開催されるようになったら、もう少し競技人口も増えるのかな?。


尚、古式銃は文化財であり、その修理、修復の範囲に関しては、1989年に文化庁(文化財保護委員会)との間で取り決められた厳格なガイドラインがございます。古式銃のレストア等を行う場合には、決してその範囲を逸脱しないように、くれぐれもご注意下さい。
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デロンギのオイルヒーター、使うの止めた理由はね・・・

2016-11-29 17:23:25 | 機械/道具/生活雑貨
スミマセン、 昨日のブログ の件ですが、少し話を盛っておりました!。我が家のダイニングには暖房はないと書きましたがそれは嘘です。ゴメンナサイ。実はあるけれど使ってない (使えない?) が正解です。

以前、我が家のダイニングで使っていた暖房器具は、デロンギのオイルヒーターでした。最初に買ったのはこれ、081321TECです。火傷や火災の心配が少なく、空気が汚れたり、乾燥したりすることもなく、作動が静かということで導入したのですが・・・・・・



・・・・・・電気代で驚愕!の請求書が。

まだ子供達が幼かった頃は、安全や健康はお金に換えることが出来ないという判断で使用していたものの、決して裕福とはいえない一般庶民の我が家で、これをずっと使い続けるのは賢明とはいえません。マンションや最近の高断熱/高気密の家であれば問題ないのでしょうが、我が家の場合は経済的に破綻してしまいます。


しかし、さすがに暖房無しでは真冬の寒さには敵いません。そこで、最初のヤツの代わりにもう少しコンパクトなこれ、ヴェントを導入することにしました。新しいモデルは省エネで高性能になっていると聞いたので、同時に二台買ったののですが・・・・・・



・・・・・・電気代で再度驚愕!!の請求額が。もう、無理!!!。


結局、エマージェンシーの場合 (お客さんがいらっしゃるとき!)を除いて、オイルヒーターの継続使用は諦めることにしました。3台揃って封印です。



まぁ壊れるようなもんじゃないし、もしかしたら将来、子供達がこれが有効活用できるような家に住むこともあるでしょうからそのまま保管はしてありますけど、我が家のメインの暖房器具へと返り咲くことはもう二度とないだろうなぁ。家を建て直すか、改築でもしない限りはね。


余談ですが、私が子供の頃、父親が自分で設計して建てた杉並の家には、灯油を使った最新鋭のセントラルヒーティング・システムが組み込まれていました。当時の個人用住宅としてはかなり珍しくて、自宅の裏に巨大な灯油のタンクがあったことを覚えています。しかし・・・・・・




・・・・・・実際に稼働させてみたら効率が無茶苦茶が悪く、トンデモナイ暖房費が掛かることが判明。結局、わずか2~3年で使用を諦め、普通の石油ストーブの生活に戻りました。何だか親子で似たようなことをしてますね (笑) 。
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暖房代わりに?、クッキーを焼きました。

2016-11-28 16:06:04 | ケーキ、洋菓子
先日、気温が低かった日のことですが、カミさんがクッキーを焼いてくれました。我が家のダイニングには暖房がない!ので、お菓子作りが暖房代わりでもあるんですよ (笑) 。




今回もデロンギのコンベクションオーブンが大活躍。一度にこの位焼くことが出来ます。




今回はグラノーラと・・・・・・




チョコチップと・・・・・・




ココアと・・・・・・




クルミの4種類を焼きました。




クッキー用のお皿、4分割のヤツも欲しくなりますね (笑) 。




早速コーヒーを入れて頂くことにしました。



気温が低くなってきたこともあり、カミさんも毎週のように焼き菓子を作り始めました。コンベクションオーブン、役に立つよなぁ。本当に サンタさんには大感謝 です。
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千葉県立美術館で、 『メタルアートの巨人 津田信夫』 をみました。

2016-11-27 17:37:03 | 美術館、展覧会
久々に千葉県立美術館に行きました。






今回のお目当てはこちら、 『メタルアートの巨人 津田信夫』 です。




津田信夫は、主として金属を素材とした作品を数多く残した工芸家です。いわゆる芸術としての作品のみならず、 《日比谷公園の蔓の噴水》 、 《日本橋の上の麒麟や獅子の像》 、 《国会議事堂の扉》 といった依嘱製作事業等においても、工房を率いるマイスターとして手腕も発揮しています。





今回は作品数も非常に多く、中々見応えのある企画展でした。今回は2年前に休館した 『メタル・アート・ミュージアム 光の谷』 の収蔵品だった作品も多数見ることができましたよ。また、津田信夫が影響を受けた作品として、群馬県立館林美術館に収蔵されているフランソワ・ポンポンの作品も3点展示されていました。

この展覧会、会期は来年の1月15日までありますので、何かの用事で幕張近辺を訪問する機会があるようでしたら、是非足を伸ばしてみることをオススメします。
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トホホ~、VWのB4パサート・ヴァリアント、2度目のパンクです。

2016-11-26 16:14:24 | VW パサート
外出していたら、携帯にボス(=カミさん)からレスキューコールが入りました。パサートがパンクしたので助けに来いというのです。3年前の約束なんて、完全にシカトされちゃいましたが、我が家ではボスの命令は絶対(笑)ですし、失敗して事故でも起こされたら余計に面倒なことになるので助けに行くことにしました。


夜だったので取り敢えずスペアのスペースセイバータイヤに交換しておいて、パンク修理は翌日に近所のタイヤ屋さんにでも行けばいいかと思っていたら・・・・・・




・・・・・・ヒデブ~ッ、お前はもう死んでいる!。どうやらパンクしたままで長距離走ってしまったようで、完全にお亡くなりになっておりました。あ~あっ、去年の車検で交換したばかりのタイヤだったのになぁ。でも、まぁリムから外れなくてラッキーだったと思うことにしましょうか。




コンチのタイヤなんて近所のタイヤ屋さんでは扱っていないので、ひとっ走り川口のBISまで行くことにしました。




スペースセイバータイヤのままというわけにも行かないので、新しいタイヤが届くまで、山崎社長がタイヤを貸して下さることになったのですが・・・・・・結局このスタッドレスを4本お借りしてしまいました(笑)。





これでまた雪が降っても安心ですね。でもこのパサート、まだまだしばらく乗るつもりになったので、このスタッドレスとホイールのセット、譲って頂こうかなぁ。
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くらしの植物苑で 『伝統の古典菊』 をみました。佐倉テクテク散歩、その⑤

2016-11-25 20:04:59 | 動物園、水族館、植物園
 佐倉順天堂記念館 を出たカミさんと私は、そのまま徒歩でこの日の最後の目的地に向かいました。


所々に旧い建物が残る街並の中をテクテク25分ほど歩いて・・・・・・はい到着。左側は今回の散歩の起点となった自由広場ですが・・・・・・




・・・・・・もちろん目的地はそこじゃありません。そのお向かいにあるこちら、くらしの植物苑です。




現在は 『伝統の古典菊』 という企画が行われていました。






私達がよく知っている “菊” のイメージとは大きく異なるような品種もあり、中々興味深い企画でした。






せっかくなので、菊を楽しんだ後、苑内を一通り見て帰ることにしました。もちろん私の興味は果樹なんですけどね (笑) 。まず最初はこれ、クコです。まさかクコがナス科とは思いませんでした。




これはサンザシ。生でも食べられるようですが、私は一度も食べたことがありません。一体どんな味がするのかな?。食べてみたかったけれど、さすがに植物苑の植物を食べるわけには行かないので我慢しました (笑) 。




これはカリン。残念ながらカリンは生では食べられません。




これはクネンボ。落語のネタにもなってますが、実を見るのは今回が初めてでした。




そして最後はユズ。見るからに酸っぱそうです。



そういえば、我が家の果樹園に植えた柑橘類は全滅してしまったなぁ・・・・・・でもチャンスがあったら、また挑戦してみようと思います。


さて、ここまでのルートを地図上に青色の紫色の線で表すとこのような感じになります。カミさんによると、全ルートで約1万7000歩だったそうなので、10kmちょっと歩いたことになりそうです。



今回はゆっくり見学しながらだったので半日掛かってしまいましたが、いずれも徒歩圏なので散歩がてらと考えれば丁度よい距離かな。この近所にはまだ何カ所か見所があるようなので、また機会を改めて訪問してみようと思います。
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佐倉順天堂記念館に行きました。佐倉テクテク散歩、その④

2016-11-24 20:31:54 | 博物館、科学館、資料館
 旧堀田邸 を出たカミさんと私は、そのまま徒歩でこの日の四番目の目的地に向かいました。


観光地だけあり、途中、あちこちに地図の看板がありました。






旧堀田邸からテクテク20分ほど歩いて・・・・・・はい到着。佐倉順天堂記念館です。





1843年に佐藤泰然がオランダ医学の塾兼診療所として創設した物だそうです。


病院独特の雰囲気というのは、この時代でも変わらないですね (笑) 。




当時使用されていた道具も展示されていました。





手術道具、見るだけでも恐ろしいですね。2年前、国立科学博物館で 『医は仁術』 展 を見たときにも思いましたけど、この時代に生まれなくて本当に良かった!。


さて、ここまでのルートを地図上に青色の線で表すとこのような感じになります。



カミさんと私は、この後、徒歩でこの日最後の目的地へ向かったのですが、それに関してはまた明日。
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佐倉市、旧堀田邸に紅葉を見に行きました。佐倉テクテク散歩、その③

2016-11-23 21:32:06 | その他のお出かけ
武家屋敷を出たカミさんと私は、そのまま徒歩でこの日の三番目の目的地に向かいました。テクテク20分ほど歩いて・・・・・・はい到着。旧堀田邸です。最後の佐倉藩主であった堀田正倫の邸宅で、明治23年に建てられたそうです。




さすがに旧大名の邸宅だけあって非常に広いですね。




このように立派な客座敷もありました。




向こうに見えるには書斎棟。残念ながら非公開になってました。




襖が不自然に開いていると思ったら・・・・・・




二階に上る階段が隠されていました。特別公開日には、二階の見学も出来るそうです。




邸宅の裏には広い庭がありました。紅葉も綺麗でしたよ。










さて、ここまでのルートを地図上に緑色の線で表すとこのような感じになります。



カミさんと私は、この後、徒歩で次の目的地へ向かったのですが、それに関してはまた明日。
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佐倉市、武家屋敷に行きました。佐倉テクテク散歩、その②

2016-11-22 17:06:15 | その他のお出かけ
国立歴史民俗博物館 を出たカミさんと私は、そのまま徒歩でこの日の二番目の目的地である武家屋敷に向かいました。

テクテク歩いて・・・・・・はい到着。大体15分くらいかな?。まず最初にこちらの旧河原家で入館料を支払います。今回はこの後でさらに2カ所訪問する予定だったので、割引のある三館共通入館券を買いました。




旧河原家は周囲から見るだけですが、隣接する旧但馬家と旧武居家は室内に入ることが出来るようになっていました。





私達は時代劇のイメージで、武家屋敷=豪邸のように思ってしまいがちですが、現実には武家屋敷の大半は藩が作って貸し与えている社宅のような物で、材料、規模共に必要最小限の物だったそうです。そういえば、房総のむらに再現されていた武家屋敷も、決して “お屋敷” という雰囲気ではなかったなぁ。


屋敷の裏側には、このように菜園などがあるのが普通だったようです。



武士といえども、結構質素な暮らしだったんですね。


さて、ここまでのルートを地図上に黄色い線で表すとこのような感じになります。



カミさんと私は、この後、徒歩で次の目的地へ向かったのですが、それに関してはまた明日。
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国立歴史民俗博物館で、 『身体をめぐる商品史』 をみました。佐倉テクテク散歩、その①

2016-11-21 18:45:01 | 博物館、科学館、資料館
カミさんと私は生まれも育ちも東京です。同じ頃にさほど遠くない場所で育ち、似たようなレベルの都立の高校を卒業し、都内の同じ大学に通っていた頃に知り合いました。そのため、現在の佐倉市に移り住んでからも、遊びに行くときは慣れ親しんだ都内まで出かけることが多く、地元に関してはあまりよく知らないままで過ごしてきました。

でも実は我が家の周辺は観光地!で、見所だって色々あるようです。せっかく住んでいるのに、そういう場所を全然知らないのは少々もったいないよなぁ。そこで、ちょうど歴史民俗博物館に行く予定があったこともあり、二人で散歩がてらに近所の散策をしてみようということになりました。


まず最初に向かったのはこちら、佐倉城址公園の裏手にある自由広場。通常はこのように駐車場として使用されています。さすがに全行程徒歩では辛いので、今回はここにクルマを駐車することにしました。




そこから歩いて佐倉城址公園の中を抜ければ、お馴染みの国立歴史民俗博物館に行くことが出来ます。




最初の目的はこちら、 『身体をめぐる商品史』 をみること。





今回もA/B、2カ所の企画展示室を使用した展示となっていました。


最初の 「百貨店の誕生と身体の商品化」 のコーナーを見たら、すでに明治時代の広告に普通にサンタクロースが登場していてちょっとビックリ。 「衛生観の芽生え」 のコーナーには、懐かしいシャンプーや歯磨き粉が色々と展示されていましたよ。




少し驚いたのは、日本人が今のように頻繁に風呂に入るようになったのは1970年代に入ってからで、毎日風呂に入るのが普通になったのは何と1980年代になってからとのこと!。ショックだ!!。



二つ目の展示室Bは丸々 「美容観の変遷」 という展示で、化粧品関係をメインにした展示になっていました。さすがに化粧品その物には興味が湧かなかったものの、昔からの広告の変遷は中々の見物です。70年代以降になると、懐かしい広告が色々出てきてカミさんも大喜び。ちゃんと登場しているモデルが誰か?まで書いてありましたよ。

この企画展、 『身体をめぐる・・・・・・』 というタイトルだけは展示の内容が分かり難いかもしれませんが、展示の範囲が広いこともあり、誰でも興味を持てる分野が見付けられるような企画展だと思いました。


さて、ここまでのルートを地図上に赤い線で表すとこのような感じになります。



カミさんと私は、この後、徒歩で次の目的地へ向かったのですが、それに関してはまた明日。
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