半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

国際子ども図書館で、『展示会 おいしい児童書』を観ました。

2023-11-30 18:00:00 | 
カミさんと一緒に国際子ども図書館に行きました。




現在、『展示会 おいしい児童書』という面白そうな企画が開催されているのです。




子供の頃、海外の児童文学の中に登場する未知の食べ物の話を読みながら、一体どんな味なんだろうなぁ?と想像していたなぁ・・・残念ながら私の母は自分でジャムやお菓子を手作りするタイプの人ではなかったので、カミさんと結婚するまではそういうことは本の中にしか存在していない私とは無縁の世界の話だと思っていました。





この展示は12月24日までですが、本、特に児童文学が好きという方であれば、1日ここで過ごしても飽きることはないでしょう。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PABLO GARGALLO(パブロ・ガルガーリョ)関連の資料、まだまだまだ集めてます!。

2023-03-30 17:48:27 | 
しばらくご無沙汰してしまいましたが、私はまだスペインの彫刻家、PABLO GARGALLO(パブロ・ガルガーリョ)関連の本や資料を探し続けています。前回ご紹介させていただいた後、さらに4冊の資料を入手しましたよ。

まず最初はコレ、『TROS SCULPTEURS DES ANNEES 30・GARGALLO CSAKY LAMBERT-RICKI』。1977年にパリのブルーデル美術館で開催された展覧会の図録です。1930年代の3人の彫刻家の一人として、ガルガーリョの作品が展示されたようです。




この『Pablo Gargallo』は、1986年にロンドンのアートギャラリー、ギンペル・フィルスで開催された展覧会の図録。英文で読める資料は大変珍しく、パブリック・コレクションの一覧などもあるという有難い資料です。




この『Pablo Gargallo La luz habitada』は2021年にスペインのサラゴザ大学出版局が発行されたガルガーリョの伝記です。最新の研究成果をまとめた良書という評価のようですが・・・テキストがスペイン語で写真も少ないためちょっと私には手強い本でした(笑)。




最後はこちら、『Museo Pablo Gargallo』。1994年の発行で、彫刻だけではなく、素描なども多数紹介されている資料性の高い本でした。



ガルガーリョ関連の資料、これで22冊になりましたが、まだまだ手に入れることが出来ていない資料も色々あるようです。これからもコツコツ集めてみようと思っています。


話は変わって・・・今まで秘密にしてきましたが、実は縁があって数年前にこの作品を入手することができました。





これに関しては、また機会を改めて書かせて頂くことにしましょう。


■その他のパブロ・ガルガーリョ関連ブログ

2010年08月 カタルーニャ美術館でガルガーリョに出会う。バルセロナ旅行追記 その8

2010年10月 PABLO GARGALLO(パブロ・ガルガーリョ)、行かねばなるまい。

2010年10月 パリからの小包。中身は何?

2010年11月 今度はイギリスから小包到着です。

2011年12月 オーベルジャンビルから届いた手紙。

2011年12月 コートダジュールから来た手紙。

2012年09月 ハンブルクから来た手紙。

2012年10月 パブロ・ガルガーリョの伝記、届きました。

2012年12月 saint‐mande(サン・マンデ)から届いた荷物。さて、中身は?

2014年10月 PABLO GARGALLO(パブロ・ガルガーリョ)の資料、まだ集めています。

2016年07月 東京都美術館で、『ポンピドゥー・センター傑作展』を見ました。

2021年02月 PABLO GARGALLO パブロ・ガルガーリョ )関連の本、まだまだ集めてます!。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

100%オレンジ著、 『 ひとりごと絵本 』 を読みました。

2021-10-22 18:01:31 | 
100%オレンジ著、 『 ひとりごと絵本 』 を読みました。すでに絶版だったので、Amazon経由で古書店から取り寄せました。






この本、以前に千葉県立美術館で開催された 『 千葉の新進作家 vol.2 100% ORANGE オレンジ・ジュース 』 を見たときに原画も何点か展示されていて、是非手に入れたいと思っていました。





内容としては、非常に簡単なイラストと短い文章だけで構成されたシンプルな本です。あまりネタばらしするわけには行きませんが・・・・・・

「 土を掘っていると大体不二屋ネクターの缶が出てくる。 」

「 板チョコを銀紙越しにパキッと折ったのが全然一列じゃ無かった。 」

「 紙パックにストローを刺すときは真剣です。 」

「 炭酸の抜けたジュースを飲むとこれがお前の本当の姿か。と思う。 」

・・・・・・等々、私には妙に刺さる内容ばかりで思わずニヤニヤしてしまいました。まぁ逆に何が面白いんだか全然理解できないという方も沢山いらっしゃるんでしょうけどね。


この展覧会で見た、 《 猫のかわいがり方を印刷したガムテープ 》 も探しているのですが、残念ながらまだ手に入っていません。





もし手に入れることが出来たとしても、コレクションとかじゃ無くてガンガン使ってしまいたいと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PABLO GARGALLO ( パブロ・ガルガーリョ ) 関連の資料、まだまだ集めてます!。

2021-02-10 18:03:20 | 
以前にも何度か書いた通り、私はカタルーニャ美術館でスペインの彫刻家、パブロ・ガルガーリョの作品に魅せられて以来、ずっとその資料を集め続けています。ブログではしばらくご無沙汰しておりましたものの、前回紹介して以来、また4冊ほど手に入れることが出来ました。

まずはこれ、フランスのアート雑誌である L'OEIL(ロイユ)の1985年11月号。表紙でお分かりの通り、6ページにわたってガルガーリョ・ミュージアムの特集が組まれていました。




この『GARGALLO Exposicio del Centenari』は1981年にスペインで発行された本で、ガルガーリョの生誕100年を記念してその人と作品を紹介しています。




この大型本、『L'CEUVRE COMPLET DE PABLO GARGALLO』は1973年にフランスで発行されたガルガーリョの作品集。カタログ・レゾネが発行される以前は、ガルガーリョの作品に関する最も権威ある書籍の一つだったようです。




この『GARGALLO 1881-1934』は、1971年にスペイン現代美術館で開催された展覧会の図録です。




そして最後はこちら、『ESCULTORES Y ORFEBRES』 。1993年にスペインで発行された本で、4人の彫刻家が制作したアクセサリーなどの金工作品を紹介した本なのですが、その中の一人としてガルガーリョの作品も紹介されています。



ガルガーリョ関連の資料、コレで18冊になりましたが、旧い展覧会の図録など、まだ手に入れることが出来ていないものがいくつかあるので、今後も地道に集めて行こうと思っています。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桑原甲子雄さんの写真集、 『 東京 1934~1993 』 を買いました。

2020-12-19 16:31:25 | 
毎年、今頃のシーズンはカミさんと二人で丸の内や六本木などにクリスマスの雰囲気を楽しみに行くのですが、さすがに今年はそういう気分にはなれず、休みの日には家で本などを読んで過ごすことが増えています。で先日、以前から欲しかったこの写真集を買ってしまいました。





そうです。桑原甲子雄さんの、『 東京 1934~1993 』 (新潮社) です。


目的はもちろん国立歴史民俗博物館の展示の元になった写真を見付けること (笑) 。写真集の表紙にも使われていたこの " 室川薬房 " は、1938年に下谷区下車坂町で撮影された写真が元になっています。




こちらの " 美人局ウルトラ " も同じ下谷区下車坂町で1937年に撮影された写真を再現しています。しかし一緒に写っている “キング 秋の増刊” の看板は同じ場所ではなく、1937年に王子区堀船町付近で撮影された写真が元になっていました。



その他、映画館の切符売り場とかもちゃんと写真の通りに再現されていましたよ。今回の写真集にはありませんでしたが、きっと仮設の " 入場券賣場 " や電柱や壁の張り紙等もちゃんと実在していたんでしょうね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マドレーヌ・マルテット=メリエス著、 『 魔術師メリエス 映画の世界を開いた 我が祖父の生涯 』 を読みました。

2019-02-07 19:53:04 | 
スミマセン。今日はブログを書いている余裕がないので、ストックネタでゴメンナサイ。

私は基本的にどんな映画でも観るのですが、最も好きなジャンルは何か?と尋ねられたら、迷わずSFと答えます。コレはもう子供の頃から全然変わっていません。今回登場してもらう本、マドレーヌ・マルテット=メリエス著、 『 魔術師メリエス 映画の世界を開いた 我が祖父の生涯 』 (古賀 太 訳、フィルムアート社) は、そんな私の大好きなSF映画の父といわれる人物、あの 『月世界旅行』 を製作したジョルジュ・メリエスの伝記です。




著者がジョルジュ・メリエスの孫ということもあり、その内容には若干バイアスが掛かっているなぁと感じられる部分があるものの、映画というエンターテインメントの黎明期がどのようなものであったのか?、その時代の空気を活き活きと伝えてくれるような大変興味深い内容となっていました。



実はこの本を買ったのは今から7年も前のこと。家族で観に行った  『 ヒューゴの不思議な発明 』 という映画が、メリエスの生涯に関する話をモチーフにしていたため、実際はどうだったのか?興味を持ったのです。

しかし、他にも読みたい本が色々あったためにどんどん後回しにされ、気がついたら何と7年!もの歳月が経過していました (笑) 。今回、この本を読む気になったのは、書庫の整理をしていてて偶然発掘したため。他にも忘れていた本が沢山出土したので、さすがにしばらくは新しい本を買うのを控えないとマズいかな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スタニスラス・ドゥアンヌ著、 『数覚とは何か? ― 心が数を創り、操る仕組み』 を読みました。

2018-10-28 17:39:13 | 
スミマセン。今日はブログを書いている余裕がありません。ストック・ネタでゴメンナサイ。

スタニスラス・ドゥアンヌ著、 『数覚とは何か? ― 心が数を創り、操る仕組み』 (長谷川眞理子・小林哲生訳、早川書房) を読みました。

この本を読んで最初に興味を持ったのは、やはり “才知にあふれた動物たち” の章に登場する人間以外の動物に備わっている数覚に関する内容。どうやら数が理解できるという能力が人間のみに許された特権だという考え方は、単なる思い上がりに過ぎなかったようです。 





また “数覚の喪失” の章で言及されたいわゆる数学サヴァンといわれるような人達の能力には驚かざるを得ません。4引く3の計算ができないにもかかわらず、37億5599万8251✕51億6230万3508の計算を一瞬でできる人がいるとは!!。

また最後の “数とは何か?” という章に書かれたラトガーズ大学のランディ・ガリステル教授 (心理学・認知科学) の以下の発言、 「実際、神経系は、表象を作り出す規則を反転させて、数を使って線形の量を表象しているのだ。ラットは (そしてホモ・サピエンスも!) 、数を使って大きさを表象しているのではなく、大きさを使って数を表象しているのだ」 は、私の長年の疑問を一気に氷解させる物でした。

久々にパズルのピースがパチンッと音を立ててはまったような感覚を味わいましたよ。

この本、確かに数学に関する知識がある方がより楽しめるでしょうが、そうでない方でも十分に楽しめる内容だと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

モンスターの正体はアザラシ?。『海のおばけ オーリー』を読みました。

2018-09-20 18:06:16 | 
私のアザラシ好きは、このブログにも度々書いてきましたね。でも実は先日、カミさんと一緒に県立神奈川近代文学館で『没後10年 石井桃子展 ―本を読むよろこび― 』を観るまで、この本の存在はまったく知りませんでした!。M.H.エッツの『海のおばけ オーリー』です。アザラシ好きとしては一生の不覚です。



まだ読んでいない方のために詳しくは書きませんが、水族館で飼われていたアザラシのオーリーが、ある理由で湖に放されたところ、モンスターと間違えられて大騒ぎになり・・・・・・といったお話。恐らく、誤って川などに入ってしまったアザラシがモンスターと間違えられてしまうという例は、実際に昔から沢山あったんでしょうね。


そういえば、以前に国立歴史民俗博物館で見た『見世物大博覧会』の展示で、天保9年(1838年)に江ノ島で捕まったアザラシが “海獣 俗よんで海怪” として公開されたと書かれていましたし・・・・・・



天保14年(1843年)に印旛沼に現れて12人を殺した!といわれている印旛沼の主も、古文書に書かれた絵やその特徴から考えるとアザラシのように見えます。



妖怪として退治されてしまったのはちょっと可哀想だけれど、江戸時代に我が家の近所までアザラシがやってきたと考えると、色々と想像力が刺激されますね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベリンジャー・スタジオのモーション・ディスプレイ、憧れです。

2018-07-13 17:58:35 | 
アメリカからこのような本が届きました。JOHN A. DANIEL著の『BERRANGER Window Display in Motion』です。ベリンジャー・スタジオのモーション・ディスプレイ、以前に家族でセブンパークアリオ柏の『北原照久コレクションミュージアム』で観て以来、ずっと憧れでした。








残念ながらすでに現存していない作品もあるようですが、大半の作品は写真で紹介されていました。





本物の作品、時々アメリカのオークションなどにも売り物が登場します。予想通りかなり高価ではあるものの、かといって絶対買えない程の金額というわけでもありませんね。もう決して “物” を集める趣味は持たないと誓ったので本物を買うことはないでしょうが・・・・・・まぁ本くらいは許してもらうことにしましょう(笑)。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加古里子 (かこさとし) さんの絵本、我が家にもありました。

2018-05-11 17:13:02 | 


絵本作家の加古里子 (かこさとし) さん、5月2日に亡くなってしまいましたね。たとえその名前は記憶になかったとしても、 『だるまちゃんとてんぐちゃん』 や 『からすのパンやさん』 等々、私と同世代の皆さんなら、一度はその作品を目にしたことあるでしょう。

我が家にも何か残っていないかな?と思って探してみたところ、この 『たいふう』 と・・・・・・






『どろぼうがっこう』 が出てきました。





かこさとしさん、実は東大工学部卒の工学博士で、昭和電工を退社してフルタイムの絵本作家になったのは47歳の時のことだったそうです。確かに 『たいふう』 のような本を見ると、いわゆる普通の?絵本作家さんとはかなりテイストが異なりますね。

残念ながらカミさんが一番好きだったという 『かわ』 は現在行方不明なので、見付かったら画像を追加しておくことにします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする