学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

鷲ントン・栗ントン

2006-11-29 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月29日(水)21時03分27秒

>筆綾丸さん
ワシントンが敵国でスパイ網を組織したならともかく、地元が戦場なんだから内通者がいるのが当たり前で、ちょっと大げさな本ですね。
アメリカ独立戦争は軍事的にはけっこう情けない戦いの連続で、ワシントンも粘り強いだけが取柄のゲリラの親分みたいなもんですかね。
http://blog.goo.ne.jp/william1787/e/4d38ec2fd1535b4986828e12d31939ad

>逆ベクトル
ブードゥーの一件はクリントンがヒラリーと結婚したばかりの若い頃の話なんですね。
クリントンは一応バプティスト派なんですが、一緒に浸礼の儀式を受けた女性が緊張のあまり溺れそうになってしまったことを面白おかしく書いたりしていて、宗教に対する感覚は穏当というか、かなり醒めたところがありますね。

>釈さん
韓国は国が滅びる瞬間まで歴史談義をやっていそうで、マジでこわいです。
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puffer fish

2006-11-27 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月27日(月)20時21分37秒

>筆綾丸さん
最近、何故かビル・クリントンの『マイライフ』なんぞを読んでおります。
クリントンはハイチ旅行の際にブードゥーの儀式を見学して以来、ブードゥーに魅せられてしまったそうで、研究書を引用しつつ、ゾンビ現象の原因となる毒はテトロドトキシンという名前でフグから取れること、適量を投与すると体が麻痺し、呼吸が微弱になって、医者が診察しても死んだものと判断されること、毒が切れてくると起き上がって生き返ったように見えることを説明した後、"Similar cases had been reported in Japan, where puffer fish is a delicacy if properly prepared, and deadly if not. "という一文で長い長いブードゥー話を締めています。
クリントンの巧みな文章に影響された相当数のアメリカ人が、フグのような危険な魚を食べまくる不気味な日本人どもは、きっとそれなりの頻度でゾンビ化しているに違いない、と思っているかもしれないですね。

>outspy
造語でもないようですけど、ネットで検索してもヒットするのは『George Washington, Spymaster』関係ばかりですね。
http://www.srmason-sj.org/council/journal/feb00/poteat.html
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20031113205.html

>釈さん
>「フラれた」事実にすら気付いておらず
確かに。
ちなみに遥か昔、まだ私がやせていて登山が苦にならなかったころ、テントの中で、あるいは焚き火を囲んで『心の旅』を合唱したことは、私にとって非常にきまりの悪い思い出です。
どわっはっはっ。
うー、恥ずかしい。

>鴨志田さん
>遅くなりまして
いえいえ。
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例によって

2006-11-23 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月23日(木)17時40分0秒  

勝手に宣伝です。
----------------------
鎌倉遺文研究会第127回例会の御案内

日時:12月22日(金)18:00~
場所:早稲田大学文学部第2研究棟6階第7会議室
報告者:山本真紗美氏
題目:新日吉小五月会の成立と展開
[報告者の一言]
 院政期、後白河法皇の院御所鎮守社として成立した新日吉社と、そこで行われた小五月会の開催状況を分析し、小五月会が院と六波羅にとってどのような意味と機能を保持していたかを考察する予定です。
http://www.f.waseda.jp/ebisawa/ebisawa/kamakuraibun.html


>筆綾丸さん
「貴方のやさしさが怖かった」というのは、確かにびみょーに不気味な表現ですね。
フォークソングには変てこな歌が沢山ありますが、一番変てこなのは何と言ってもチューリップの『心の旅』で、「もしも許されるなら 眠りについた君を ポケットに詰め込んで そのまま連れ去りたい」、などという気色悪い発想は変質者のものとしか思えませぬ。
この直前の「遠く離れてしまえば 愛は終わると言った」という部分、主語は「君」でしょうから、結局この歌はネチネチした性格のために女の方から引導を渡されてしまった駄目男の自虐の歌ですかね。
http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/kokorono_tabi.htm

ぐずぐずと 愚痴る男を 掃き捨てて
 清々しき夜を ひとりかも寝む (by柿本まるこ)


>セントレア好きの皆様
セントラルつながりでCIA(アメリカ中央情報局)の子供向けホームページを紹介します。
決してギャグサイトではありません。
マジです。
https://www.cia.gov/cia/ciakids/index.shtml
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ひさびさの更新

2006-11-22 | その他

なんだかんだと用事があり、更新をさぼってしまいました。
またボチボチ書いて行きます。
今日は備忘録として、ちょっと気になった記事をリンクしておきます。
歴史の教科書ですらオーディオブックとして商品になるのだから、いわんや・・・に於いてをや、というのが私の感想です。

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ことのは出版、音声朗読した社会科教科書をネット配信
 ことのは出版(横浜市、野村香久社長)は三省堂と提携し、高等学校用の「世界史B」「日本史B」「政治・経済」の教科書を音声朗読したオーディオブックのインターネット配信に乗り出す。歴史を体系的に学べる教材として社会人の需要があると判断、ネットを通じた音声コンテンツ事業を強化する。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20061116c3b1605416.html
http://www.kotonoha.co.jp/

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復活

2006-11-21 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月21日(火)16時57分18秒

>皆様
海老ふりゃーに過分のお褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。
特に筆綾丸さんには、浅い考えで作った作品を深く鑑賞していただき、腰が曲がるほど恐縮しております。

>憂きことを 海月に語る 海鼠かな
海月としては、お気楽に漂っているように見えてもボクにはボクなりの悩みがあるんだよ、という反論をしたくなるでしょうね。

泣きながら 写真をちぎる 海月かな (by松任谷海胆)

>鴨志田さん
磯川さんの発表は刺激的でした。
おそらく良い論文に結実すると思います。

>NAO4@吟遊詩人さん
>「北茨城」
大変失礼しました。
自分でも、何だか変なことを書いたような気がしていました。

>阿哈馬江さん
>顎の関節
おだいじに。
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わだしも

2006-11-19 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月19日(日)22時39分2秒

風邪をひいてしまいました。すみませぬが、レスは後ほど。

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習作

2006-11-15 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月15日(水)20時40分22秒

逢ひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を おみゃーざりけりだなも

来ぬ人を まつほの浦の 海老ふりゃー 揚げて尻尾(しっぽ)も 身もこがれつつ
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やっとかめ投稿

2006-11-15 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月15日(水)20時02分33秒

阿哈馬江さんの作品を受けて名古屋弁の歌をひとつと思い、苦吟を重ねていましたが、結局あきらめました。
まだまだ修行が足りんがね。
http://www.gctv.ne.jp/~nagoya/nagoyaben.htm

ところで今月の鎌倉遺文研究会例会は11月16日(木)、って明日だがね。

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鎌倉遺文研究会第126回例会の御案内

日時:11月16日(木)18:00~
場所:早稲田大学文学部第2研究棟6階第7会議室
報告者:磯川いづみ氏
題目:忽那家文書「前常陸介書状」について
  [報告者の一言]
「前常陸介書状」(『鎌倉遺文』11-7720号文書)は、「忽那嶋開発記」などにより、建長6年(1254)に二階堂行顕が発給したとされてきました。
今回は発給者・発給年代・宛所の再検討を行います。
http://www.f.waseda.jp/ebisawa/ebisawa/kamakuraibun.html
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アーカイブズ歌壇

2006-11-09 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月 9日(木)14時33分48秒

石川ブタボクのような近代歌人はからかいやすいですけど、古い歌はむずかしいですね。
ま、めげずに一首。

東海の小島の磯の海苔せんべい 割れて砕けて裂けて散るかも

海苔でのり付けしただけかも。

>筆綾丸さん
>何かいるような気がする。
数年前の11月末、北畠親房が立てこもった北茨城の関城跡を一人で歩いていて夕暮れが迫ってきた頃、北朝側が掘ったとされる坑道跡に入ると、足もとでガサガサ音がして、枯れ草の中から蛇が出てきました。
うわっ、うわっ、と叫びつつ、私はあわてて外に飛び出しました。
日中は妙に暖かい日ではあったのですが、まさか初冬に蛇に会うとは思わず、びっくり仰天でしたね。
このときはホントに何かいるような感じがして、ぞっとしました。

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摩免戸のMermaid

2006-11-07 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月 7日(火)17時40分48秒

>筆綾丸さん
今回はずいぶん渋い旅でしたね。
http://mt8877.hp.infoseek.co.jp/y_gifu/fudousan/fudousan.htm

>先斗町
ポルトガル語のポント(先端)・ポントス(橋)によると言う説はまんざら冗談でもないんですね。
http://www.geocities.jp/masand0711/burari008.htm

>鴨志田さん
>共鳴
ありがとうございます。
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今は昔、・・・となむ語り伝えたるとや。

2006-11-05 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月 5日(日)13時34分52秒

平安末の仏教説話集は「こんにゃく物語」でしたっけ?

>筆綾丸さん
>阿哈馬江さん
>kariさん
今回は駄作だったので削除しようと思っていたらレスがついてしまい、削除のタイミングを失して若干落ち込みました。
でも、まあ、kariさんという実力派俳諧仲間が増えてうれしいです。

>菖蒲さん
ご挨拶が遅れましたが、宜しくお願いいたします。
研究会・各種展示等の案内にも、当掲示板をご利用ください。

>鴨志田さん
鴨志田さんのお仕事には関係ないと思いますが、「こんにゃく版」は近代史の研究者にとっては基礎知識なんでしょうね。

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明治期の公文書類は、大半が和紙罫紙および和紙に墨書きの組み合わせである。そのため、みられる劣化損傷も相対的に少なく、比較的良好な状態といえる。明治期以降の公文書にでてくる劣化症状として、文字の褪色があげられる。これは、近代になってさまざまな記録方法が新たに用いられてくるが、そのなかで、複数の副本を作成する必要のある文書類に多用されている「こんにゃく版」が最も注意を要するといえる。「こんにゃく版」とは、明治 10 年代に官公庁を中心に導入された印刷方法で、メチルバイオレットという紫色のインクで書いた紙を、こんにゃく(後には膠とグリセリンを平皿に流し込んで固めたのものを使用)の面に押し付けてインクを乗せ、その上に湿った用紙を置いて転写印刷する方法である。一度に数十部は複製がとれるので、複数作成する必要のある通知文書等では多用されている。しかし、この「こんにゃく版」は光に非常に弱く、光があたると文字が褪色してくる。そのため、使用頻度の多い資料の場合は、文字の褪色の比率が多い。国立公文書館所蔵の資料類にも、この「こんにゃく版」は明治 20 年代から多くみられるが、比較的文字の褪色は少ない。これは、おそらく、国の省庁から府県へ出される通達類の作成側の控えが多く、転写のインクの濃い文書が残されていることもその一因ではないかと思う。ただし、これから将来にわたっての確実な文字の褪色は予想されるので、文字の判読できる段階での複製化などの措置が必要であろう。

国立公文書館所蔵公文書等保存状況等調査
http://www.archives.go.jp/event/pdf/acv_4_01.pdf
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私も一句

2006-11-02 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年11月 2日(木)13時53分2秒

粗引きで 頸切られたら 痛かろう

解説
江戸後期、俳諧好き死刑囚の辞世の句と言われる。
スパッと斬ってちょうだいという清々しい心境を詠んだもの。
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