学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

近況

2007-11-27 | その他

長い夏休みの後、某社に入社したところ、全くもって唐突に、その会社が別の会社に買収されることになりまして、私も会議、電話、打ち合わせ、また会議・・・という具合の慌しい毎日を送ることになってしまいました。
ま、買収といっても友好的TOBで、おまけに私は専門職なので、別に個人的にはどうということもないのですが、かなりの歴史を有する会社が大きな転機を迎える訳ですから、周辺ではそれなりの悲喜劇が繰り広げられており、なかなか珍しい経験をしております。
と、文章にするとシニカルな傍観者風ですが、資本主義というのは実に面白いものだなあ、と本気で感心しているところがあり、自分でもあきれるほどの仕事人間と化して、けっこう楽しんで仕事をしています。

そんな状況なので、史料ウィキは、当分できないですね。
また、いろいろ考えた結果、限られた時間と資力の中で、他にやらなければならないことが見つかったので、そちらを優先することにします。
もし、私が今まであれこれ書いたことに興味を持った方がいたら、別にプライオリティを主張するつもりなど全然ありませんので、自由に使ってください。

このブログのタイトルも、「学問空間」に代えました。
他にやらなければならないことをまとめると、この四字になります。
その内容については、おいおい書いて行くつもりですが、最初は水月昭道氏の『高学歴ワーキングプア-「フリーター生産工場」としての大学院』を批判的に検討することから始めることになると思います。
批判といっても、事実認識についてではなく、既に生じてしまった事態をどのように変革して行くかという未来像についてですね。
ま、仕事の具合が前記のようですので、ブログの更新もあまりできないでしょうが、忘れたころに見に来てもらえればありがたいです。

コメント (4)
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