学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

鎌倉遺文研究会第131回例会の御案内(再掲)

2007-05-30 | その他
鎌倉遺文研究会第131回例会の御案内(再掲) 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月30日(水)14時21分52秒

今回は金曜日ですので、ご注意を。
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日時:6月1日(金)18:00~
場所:早稲田大学文学学術院第2研究棟6階第7会議室
報告者:佐藤泰弘氏
題目:「荘園領主権の構造と変容(仮題)」
[報告者の一言]
荘園領主権を構成する本家・領家・預所について、『日本史講座3』「荘園制と都鄙交通」で割愛した論証を再検討するとともに、そこで触れなかった領主権と王権の関わりについても検討したい。
参考文献:西谷正浩(金井静香・高橋一樹)の著書・論文
http://www.f.waseda.jp/ebisawa/top.html
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>筆綾丸さん
>小松茂美氏『手紙の歴史』
日本ペンクラブ 電子文藝館で見つけました。
ただ、小松氏が伝書鳩と判断する根拠がずいぶん弱いような気がするのですが。
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/study/komatsushigemi.html
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出版と市民講座

2007-05-28 | その他
出版と市民講座 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月28日(月)20時28分33秒

釈さんの市民講座には私も運営スタッフの一員として参加させていただきます。
実は先月、リハーサルを兼ねて非公開版の講義がありまして、このときは護良親王令旨を素材に釈さんの説明を聞いたのですが、無茶苦茶分かりやすかったですね。
例えば本紙・裏紙・礼紙の解説は実演付きでして、本を読んでも何だか理解できなかったことが一瞬でクリアーになりました。
歴史の一般書では満足できないけど、さりとて古文書・古記録にはなかなか近寄りがたいなー、と思っている方にお奨めです。
また、ある程度自分で勉強していて、知識の整理をしたい、一緒に勉強できる仲間と交流したいという方にも良いと思います。
なお、講義終了後には懇親会も予定していますので、気軽に参加してください。
http://jparchives.sakura.ne.jp/document/medieval/db/moriyoshiryohji1333_02_21.html

>Iさん
>日本史史料研究会研究叢書
スタート、おめでとうございます。
この意義ある事業が順調に発展するように、私も協力させていただきます。

>『官史補任稿 室町期編』
小槻氏の「虫鹿」流というのはずいぶんヘンテコな家名ですね。

>筆綾丸さん
>平島庄(阿南市)に館をかまえた足利一門
ということは、以前この掲示板で話題になった鯰公方さんのご親戚になる訳ですね。
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麻疹

2007-05-23 | その他
麻疹 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月23日(水)19時13分53秒

早稲田大学はハシカの感染者が30人出たため29日まで一週間休講だそうですが、千葉大学・東洋大学は26人で続行とのことで、対処も大学によってマチマチですね。
6月2・3日に東大駒場キャンパスで開かれる歴史学研究会大会も影響を受ける可能性があるカモ。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070523ik11.htm

>筆綾丸さん
陵墓に掲げられる宮内庁の告示は全国共通ですね。
私もいろんなところで・・・・。
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若木タワー

2007-05-22 | その他
若木タワー 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月22日(火)14時38分18秒

名前の由来は何なんですかね。
若木のように健やかに、みたいなあたりさわりのない命名でしょうか。

>釈さん
>国史学会大会
私も日曜は行く予定です。
午後3時半くらいまでに行けば、釈さんの発表に充分間に合いそうですね。

>『ダウンタウン・ヒーローズ』
ご紹介、サンキュです。
舞台が旧制松山高校ですか。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~dragnet/yanagiba/hiro.html
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隠岐神社

2007-05-21 | その他
隠岐神社 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月21日(月)18時35分51秒

やたらでかいですね。
http://blog.goo.ne.jp/luckyhillson/e/e6629198a64fc0febe85506f8e64b6ab

>はぎつきさん
小うるさくてすみませぬ。

>kariさん
旧制高校というのは独特の世界ですね。
先日、『追悼記録 網野善彦』(洋泉社新書)をパラパラ見ていたら、率直に言って耳タコ的なエッセイが多い中、旧制東京高校の同級生が書かれていた文章は文体も内容も異質で、妙に新鮮でした。

>筆綾丸さん
>佐藤憲一氏
私も読みました。
三濁点がどれくらいの広がりを持っていたのかが気になります。
http://www.city.sendai.jp/soumu/kouhou/shisei/old/sis0301/shishi.html
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まあ

2007-05-19 | その他
まあ 投稿者:鈴木小太郎(携帯) 投稿日:2007年 5月19日(土)15時58分31秒

>はぎつきさん
竹島よりは安全だと思いますよ。
とゆーか、隠岐の人が見たら怒るのでは。
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山勘

2007-05-17 | その他
山勘 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月17日(木)14時24分31秒

まあ、山本勘助自体が伝説的存在ですから、その子孫と言われてもちょっと困りますね。
高橋修氏の『異説もうひとつの川中島合戦』は、この掲示板で話題になった後、私もあわてて読みましたが、地方の戦国大名間の、当時いくらでもあった小競り合いに過ぎない地味な戦争について、なぜ我々は他とバランスを失するほど異常に詳しく知っているのか、知識肥大化の原因は何なのかが分かって、非常に面白かったです。

>筆綾丸さん
>中村直勝
引用部分の内容は想像力が豊かすぎる感じですが、文章は悠然たる風格があって良いですね。
ちょっかつさんは講義も非常に面白くて、学生にはずいぶん人気があったとか。
いささかビロウながら、こんなサイトもありました。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tbc00346/component/old_book1-4.html
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ヂトゥデー

2007-05-11 | その他
ヂトゥデー 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月11日(金)11時01分27秒

>釈さん
>海竜祭
サンキュです。直しますた。

ところで私は近世、まして沖縄は全然無知ですが、「今帰仁村方言音声データベース」によると、

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ヂトゥデー
(名詞) 地頭代。島津の慶長侵略後(1611年)、尚真王が地方の按司の代官としておいた按司掟にかわって地頭代を各間切の番所においた。その番所の最高の役。今の村長にあたる。今もヂとゥデーヤの屋号がある。
ヂトー
(名詞) 地頭。旧琉球王国時代に、地方に知行を与えられていた貴族。按司地頭、総地頭、脇地頭があった。按司地頭と総地頭は両総地頭といって一間切(今の村)を与えられ、脇地頭は一村(今の字)を与えられた。
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/nkjn/part.php?area=NK&ID=1&pg=127
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とのことなので、やはり島津が持って来た言葉みたいですね。

>筆綾丸さん
「沖縄県今帰仁村歴史文化センター」のホームページは面白そうです。
分量が多いので、まだ全然読みきれていませんが。
http://rekibun.jp/index.html
http://rekibun.jp/banzyo1.html
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地頭の島

2007-05-10 | その他
地頭の島 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月10日(木)19時33分37秒

>筆綾丸さん
いろいろ検索してみたら、沖縄は王子地頭・按司地頭・総地頭・脇地頭という具合に地頭だらけで、これもびっくりです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%89%E7%90%83%E3%81%AE%E5%9C%B0%E9%A0%AD%E4%B8%80%E8%A6%A7

>kariさん
悪石島(あくせきじま)という名前が、また何ともいいですね。
何となく、以前ここで話題になった諸星大二郎の『海竜祭の夜』を思い出しました。

http://hb2.seikyou.ne.jp/home/kami-mura/akuseki/akuseki.html
http://mytown.j-bee.com/aakgs/akuseki/akuseki.htm
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託宣下る。

2007-05-09 | その他
託宣下る。 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月 9日(水)19時55分36秒

お名前候補を考えてくださった方々へ改めて御礼申し上げまする。
来月あたり、鹿島神宮へのお名前決定報告を兼ねた第一回奉幣使発遣を予定しておりまする。

>地頭職
自己レスですが、薩摩や島津氏に支配された沖縄では近世になっても「地頭職」の名称が残るそうですね。
調べもせずに書いてしまって、恥ずかしー。
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地頭鶏

2007-05-09 | その他
地頭鶏 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月 9日(水)18時36分56秒

朝日新聞に以下の記事が出ていました。
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「みやざき地頭鶏」 商品ブランドに
地鶏の「みやざき地頭鶏(じとっこ)」が、県とJA宮崎経済連でつくる「みやざきブランド推進本部」の商品ブランドに認証された。県庁で8日、認定証交付式があり、県内の飼育農家らが出席。炭火焼きの試食会も行われ、東国原英夫知事は「名古屋コーチンに遜色(そんしょく)ない。全国で戦える商品だ」と農家らを激励した。
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000705090002

地頭鶏というのは随分奇妙な名前ですが、検索すると、
---------------------
名前の由来として、江戸時代にこの鶏を飼育していた農家の人達が肉の極めておいしいことから島津藩の地頭職に献上しているうちに、何時となく地頭鶏と呼ぶようになったと言われています。
http://www.gunkei.jp/chicken/index.html

てな記述が沢山出てきまして、江戸時代に「島津藩の地頭職」があったのだそうですが、何なんですかね、これ。
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鎌倉遺文研究会第131回例会の御案内

2007-05-08 | その他
鎌倉遺文研究会第131回例会の御案内 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月 8日(火)20時22分1秒

例によって勝手に宣伝です。

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日時:6月1日(金)18:00~
場所:早稲田大学文学学術院第2研究棟6階第7会議室
報告者:佐藤泰弘氏
題目:「荘園領主権の構造と変容(仮題)」
[報告者の一言]
荘園領主権を構成する本家・領家・預所について、『日本史講座3』「荘園制と都鄙交通」で割愛した論証を再検討するとともに、そこで触れなかった領主権と王権の関わりについても検討したい。
参考文献:西谷正浩(金井静香・高橋一樹)の著書・論文
http://www.f.waseda.jp/ebisawa/top.html
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>猫と牡丹さん
いらっしゃいませ。
お洒落なハンドルですね。
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いやいやいや。

2007-05-02 | その他
いやいやいや。 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月 2日(水)14時23分39秒

>井上さん
意外・心外というのは井上さんに対してではありませぬ。
ま、ネットで私くらいしつこく二条について書いてる人間はいないだろうから、「二条好き」と思われても仕方ないですね。
ストーカーと書かれなかっただけマシかも。

>大学生さん
こんにちは。
アーカイブズには「資料探索案内」がありますので、よかったら参考にしてください。
http://jparchives.sakura.ne.jp/reference/reference_index.html

>kariさん
解説、ありがとうございます。
私も筆綾丸さんにギロチンビールを教えてもらった後、会社の同僚を誘って新宿のベルギービール専門店に行き、いろいろ飲み比べてみました。
ギロチンはけっこう飲みやすいですね。
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うーむ。

2007-05-01 | その他
うーむ。 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2007年 5月 1日(火)19時47分50秒

>井上さん
>私は二条のことが好きだと明言した男性研究者をいまだに知りません(インターネットの書き込みなどには「二条好き」を公言する男性らしい人物が見つかりますが)。

これ、私ですかねー。
私は後深草院二条を非常に興味深い、面白い人物だと思っていますが、「好き」という訳ではないので、私が「二条好き」だと思われているとしたら意外だし、若干心外ですね。
「後深草院二条」や「とはずがたり」で検索すると、松岡正剛氏の「千夜千冊」が上位に出てきますが、松岡氏は、

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 後深草院についても、この時代のことに疎い読者には、おそらく意外な印象があるだろう。そもそも父親の後嵯峨院の譲位をうけて践祚したのが4歳である。
 おまけに17歳で弟の亀山天皇に譲位してしまった。イケメンかどうかは知らないが、めちゃくちゃ若い。4歳の二条が後宮に入ったときで19歳。こんな青年帝王が院となってロリコンまがいに少女を寵愛するのだから、二条のほうに何がおこっても当然なのである。
 実際にも「有明」と二条の関係を容認して、かえって二条の恋情を有明に向けさせるような、この青年帝王にはいささか倒錯的な感覚もあったと思われる。マイケル・ジャクソンの比ではない。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0967.html
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という具合に、「編集工学」の大家にふさわしい怜悧な分析は微塵も伺われず、文章も語彙もメロメロ、殆ど酔っ払っているような感じですから、こんな人が「二条好き」にふさわしいのではないかと思います。
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