投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2013年 2月28日(木)23時06分59秒
宮城県美術館には「アリスの庭」という一画がありますが、これは良かったですね。
公式サイトでは次のように紹介されています。
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本館と佐藤忠良記念館との間には彫刻庭園があります。
佐藤忠良記念館の大きくアーチを描くハーフ・ミラーのガラスに映る風景は、
人を異次元の想像の世界に誘います。
子供やウサギ、ネコなどの動物を題材にした彫刻11点が設置されています。
前庭から北庭に抜ける連絡路にもなっています。
東北地方に来てから様々な場所を訪れましたが、現代建築に限れば、ここが最高の空間ではないかとすら思いました。
宮城県美術館本館は前川國男の最晩年の作品ですが、佐藤忠良記念館とアリスの庭は大宇根弘司氏の設計ですね。
大宇根建築設計事務所
写真の彫刻は1枚目がバリー・フラナガン《野兎と鉄兜》、2枚目は佐藤忠良《ジャコビン》、3枚目の手前がトム・オタネス《蛙とロボット》、奥のハーフミラーに映っているのがフェルナンド・ボテロ《猫》ですね。
《猫》は一匹なのですが、ハーフミラーには何匹もいるように見えます。
※写真