▲アンリ4世
●フランス(ブルボン朝)
Edict of Nantes: Henry IV grants French Huguenots equal rights with Catholics; this is considered the end of the French Wars of Religion.
以後(いご)苦はないと 安心し。
1598年 ナントの勅令 アンリ4世
信教の自由と市民権
16世紀のフランスでは1589年、アンリ3世が暗殺され、ユグノー戦争の混乱の中、ヴァロワ朝が断絶、ユグノーの指導者であるブルボン家のアンリ4世が即位すると、新教から旧教に改宗し、1598年、ナントの勅令でユグノーに大幅な信教の自由と市民権を与えてユグノー戦争を終らせた。
この結果、「国民」の統合が進み、ようやく主権国家のかたちが整った。
《ナントの勅令廃止》
ルイ14世は絶対王政にはカトリックによる統一が必要と考え、1685年、ナントの勅令を廃止。信仰の自由を奪われた多数のユグノーはカルヴァン派の本拠地スイスなどの新教国に亡命した。
ユグノーには商工業市民が多かったため、産業の発展に計り知れない打撃を与え、フランスの経済は傾いていった。
ナント廃止の 色は濃く。
ナントの勅令廃止 ルイ14世 1685年
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