●大正~昭和初期の文化(文学)
Nagai Kafu publishes “Udekurabe(Geisha in Rivalry)”.
アメリカ風(ふう)に 腕比べ。
『あめりか物語』 永井荷風 『腕くらべ』
はじめゾラに傾倒し自然主義的作風を示した永井荷風は欧米から帰国後『あめりか物語』で発売禁止の憂き目にあうが耽美派を代表する流行作家となった。
1910年には慶応大学の教授に迎えられ「三田文学」を主催、大逆事件を契機に戯作者宣言をし、花柳界の人情の機微を描いた『腕くらべ』を執筆。
第二次世界大戦後もその態度を維持した。
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