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1232年 御成敗式目の制定

2009-04-25 | Weblog
 成敗易き 一文に。 
御成敗式目 北条泰時 1232年
                道理

 承久の乱(1221年)以後、全国に進出した地頭御家人は、荘園領主などとの接触で種々のトラブルに遭遇。御家人に対して裁判の基準を示すため、1232年、北条泰時は、頼朝以来の先例や慣習を51条にまとめ、御成敗式目を制定した。

暗記のポイント 北条泰時は裁判の基準を示すため、御成敗式目を定めた。

● 北条泰時 鎌倉幕府3代執権。承久の乱が起こると、東海道を攻め上り、後鳥羽上皇方の軍を打ち破って京都に入り、初代六波羅探題北方となる。25年、執権補佐として連署の地位を設け、政務決定機関である評定を設置、32年、幕府の基本法である御成敗式目を制定した。

〈御成敗式目〉 この式目をつくられ候事は、なにを本説として注し載せらるるの由、人さだめて謗難を加ふる事候か。ま事にさせる本文にすがりたる事候はねども、たゞどうりのおすところを記され候者也。かやうに兼日にさだめ候はずして、或はことの理非をつぎにして、其人のつよきよはきにより、或は御裁許ふりたる事をわすらかしておこしたて候。…
 ※「どうり(道理)」武士社会での慣習・道徳。「武家のならい、民間の法」として式目の基準とされた。
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