せっかくの連休なのに北海道の天気は雨続き・・・。
十勝方面では雪だってさ。
いまだに暖房器具は作動中。
でもライブハウスやスタジオ内は天候とは関係なし。
ということでSTAのライブに来てくれたN9のRIE嬢のライブ観戦のためにマサは再び「サウンド・クルー・ベースメント」へ。
スタッフの皆さんに挨拶をして楽屋に表敬訪問。
そして会場に足を運んだら懐かしのMSZやBNPの両A氏達もいるではないですか。
お互いのバンド近況報告やらを済ませてライブを目前で楽しみました。
トリオ編成の骨太サウンドを堪能。
ほとんどの曲がハード&ブルージーなオリジナルロックで理屈抜きにカッコよくテクニカルで個性的。
このバンドとは5月にタイバン対決しますので今からメラメラ燃えていますよ。
そしてSTAのスタジオ練習。
いつものKスタではなく気分転換に写真のAスタを利用してみました。
機材類も広さも天井の高さも立ち位置も違うので新鮮。
シンはケンのアドヴァイスでいつものミキサーにではなく、キーボード&ベース用フェンダーアンプにキーボードを接続。
今回ブラス隊が初めて全員欠席のため、4人での音出し。
1曲目はちょっと管なしに戸惑いがありましたが、すぐ慣れてこれはこれで面白い。
シンは「このままでも迫力あるね」
ブラスの旋律を目印にしている部分では場所を見失うアクシデントも度々。
そこはすかさずマサが口ブラス(!)でリフを演出。
これも一つの鍛錬であります。
各パートの輪郭がくっきりと聞こえて「なるほど」と思える個所も発見。
特にシンの荘厳なパイプオルガン風ハモンドサウンドが見事に響き渡っています。
4月ライブの反省点や点検を兼ねて怪しい点は何度でも演奏をストップして検証。
ボーカルの橋渡しも円滑に進まなかったので注意。
更にはブレスを意識的にポイントを定めてトライ。
けっこうきついね・・・。
ケンいわく「この曲はブレスを安易に入れるとカッコ悪い」
シカゴは演奏も複雑なうえにボーカルのキーも異常。
ボーカルだけでも難解なのに平気で演奏も複雑極まりない(そうです、演奏だけでも四苦八苦)。
それをシカゴは余裕で2時間ライブでやっちゃうんだからね。
栄光のシカゴへの長い道は険しい・・・。
シンがボーカルも兼任してくれることになったのでとてもバリエーションが膨らみましたが。
練習の中間部では新たにコピーしはじめたシカゴの曲を試しに音合わせ。
マサもノブも出掛け間際まで自宅トレーニングしてきた甲斐あってなかなかに好感触。
このシカゴの曲ってまあどれもそうですが、聞くとやるとでは大違い。
甘く見ると大やけどするよ。
各パートが独創的なアレンジで、これらをセーノでまとめるとブラスロック一丁上がり。
とても勉強になります。
::::能ある鷹は爪をかくす::::
類語 STILL WATER RUN DEEP(静かな水は深く流れる)
バンドに限らずよく自ら勝手に一方的自慢話をひけらかす人がいます。
別にこっちは聞きたくもないし興味もないんだけど「へえ、あんたってすごいね」って言ってもらって優越感に浸れるのを期待しているのか、自分を優位な立場に置きたいのか。
なかなか滑稽な光景ですがバンドマンならば「能書きはいいからさっさと演奏しようぜ!」ってなもんです。
音出し一発ですべては解明されるわけですからね。
それによってかえって自慢話したことを恥じる者もいたりして。
現在のSTAメンバー達にもビックリするような音楽活動歴を持っている者が何人かいます。
中にはずっと一緒にやってきたのに、つい最近、知った驚愕の過去なんていうのもあったりして。
そういう人って決して自ら偉そうに俺様風吹かせて語ったりしないんですよね。
それで益々株があがるものです。