THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

CHICAGOⅢ LPいろいろ・・・

2013-05-22 19:10:45 | free form space

デビュー・アルバム、セカンド・アルバムに続きサード・アルバムも2枚組のシカゴ。(ミツが愛してやまない1,2,3!)

1970年ニューヨークはハリウッドにてジェームス・ウイリアム・ガルシオのプロデュースによりレコーディング。

「シカゴと23の誓い」同様、23曲収録、しかも3つの組曲入りです(トラベル・スーツ、シャワーの時間、エレジー)。

ここからは「自由になりたい」、そしてノブがシカゴ・ファンになるきっかけでもあった曲「ロウダウン」の2曲がシングル・カットされてヒットしています。

しかも驚いたことに「ロウダウン」に至っては日本での絶大なる人気に呼応するかのように「日本語盤シングル」まで製作、当時の音楽雑誌にはそのレコーディング風景が白黒ページで紹介されていました。(ボビー、ピーター、テリーが中央の1本のマイクに向かってにこやかに歌唱するの図)

ジャケットは当初、派手に撃ち込まれた銃弾により穴だらけになった構図を予定していましたが、あまりにも過激とのことで血に染まって今にもボロボロと音を立てて崩れ落ちそうな星条旗に縫い付けられたシカゴのロゴに落ち着きました。

これだけでも結構ショッキングですが、さらに驚愕なのは中に封入されてた大型のポスターです。

メンバー7人がそれぞれに軍服を着用し何人かは銃を携えてポーズ。

後方には発泡スチロールで作られたかのような真っ白い十字架の墓標が無数に並んでいます。

極めつけは左下にそれまで世界中で勃発した戦争の年代、死傷者数が書き込まれているのです。

日本では「クエスチョンズ67&68」のシングル・ジャケットに採用されていたあの茶色い図柄がそれです。(クエスチョンズ・・・の日本語シングルも同様)

 

写真上段左はご存知4チャンネル仕様クアドロフォニック、レーベル面はゴールド、サウンド・スーパービジョン&リミックスはウエイン・ターノフスキーで1974年発売。右は生産国不明の不思議なレコード。

CBSではなくDATEという黒レーベル、ジャケットなどの作りも粗悪ですがある面ではマニア垂涎の品かもね・・・。

中央左が国内初回盤で歌詞、対訳の手書き風文字、レコード袋は紙製で歌詞入り、詳細なる解説と曲紹介に白黒メンバーフォト(

シングル「長い夜」フォトのポーズ違い)、それまでのアルバム・シングル・4曲入り盤のディスコグラフィー、キャップ式帯仕様。

右側は日本での再発盤。

400円値上がりして緑帯(曲目に「ドリーミン・ホーム」が書き込まれていない・・・)、ポスターなし、対訳なし、2つ折り解説なども一回り小さくなっています。

下段は国内再々発売盤、つまり最後のアナログ盤です。

値段は1枚組の値段で2500円、帯は赤を基調としていてそこにメンバー7人の名前が記入されているのですが「ジェームス・パンコー」ぐらいならまだしも「ローバト・ラム」表記はあまりにも切ないなあ・・・。

解説書は再発ものよりも若干大きめ、でも初回盤よりは小さめ。

ポスター&対訳なし。

メンバー紹介の欄は「パーソナル」と書かれていて「電気ピアノ」というのが時代を感じさせますね。

レーベル面は青い鮮やかな雲海。

 

 

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2013-05-22 03:08:52 | リハーサル

26日の本番に向けての最終調整リハーサルのため、スタジオ入り。

ギターレスですが久しぶりにホーン・セクション4人全員が揃っての7人編成。

せっせとシンはいつものようにキーボード用アンプをモニターとしてセット。

ケンもドラムからミキサー、録音機器の準備。

マサも先週、タツで実験してみて好感触だったのでSTA初スタジオでの管楽器4本全てにマイクを並べてみました。

今回は告知通り、アルト&テナーサックスを女性2人で演奏します。

サウンド・クルーでのステージでもおなじみ、あかり嬢と初参戦アサキ嬢。

ウオーミング・アップ時、すでに2人並んで難しい箇所のパッセージを繰り返し繰り返し熱心に指ならし。

なかなかに頼もしい姿です。

そしてミツ参上、ついでタツが合流。

2人、3人、フルブラスの4人と曲ごとに人数が増えていくので面白い具合に音圧が増していき、しかもマイクを通してPAから発せられるのでホーンアンサンブルが迫力満点。

自ずとノリも変わってきます。

管が加わるたびにセットリストのトップに戻して再演。

その都度にマサが「何か不明点や質問あるかい?」

イントロのカウント入り、エンディングの回数と決めのセクション、ソロ・パートのお約束やアドリブを説明するとその都度、スコアへ事細かにメモ書き込み。

これが大切なことなんだよね。

メモすらとらないで頭で覚えようとすると、右から左にすっぽ抜けて何度も説明しなければならなくなり時間の浪費、ストレスもたまります。

1ステージの取り決め事は膨大ですから、とてもじゃあないけれど覚えきれるものではないです。

曲順に照らし合わせて流れを把握してもらい、あかり嬢も初演奏の曲に取り組みます。

ハイノートがきついけど、ここら辺は比較的楽勝ポイント。

ちなみにあかり嬢はシカゴを1曲だけ知っていて、アサキ嬢に至っては全くシカゴを知らなかったようです。

でもシカゴをいたく気に入ったようで嬉々として吹きまくっています。

前もって予習もしてきたようで偉いなあ。

我々もうかうかしてられないよ。

一番の課題でもあるラストナンバーは2分割してトライ。

でもよく理解しているようで大したもんです。

感化されたのかケンのフィルインも今までで最高にイカしていたよ。

勢い余って指をリムかどこかにぶつけて痛がっていたけどね・・・。

夕張ファイブペニー屋外ライブでも指をシンバルで切って血染めのスティックでの熱演を繰り広げたケンだから、このぐらいはちょろいもんでしょ。(名誉の負傷・・・星飛雄馬、血染めの甲子園ボールを思い出した)

ギターのサウンドが欠如している分、シンのキーボードがよく通ります。

相変わらずここぞという時にピアノ、オルガンと自由自在に音色を切り替えて曲を見事に彩色。

残り時間はリクエストを募ってギリギリまで真剣勝負。

ミツはSTAが現在煮詰めているシカゴの曲をやりたかったみたいです・・・それは我々も同じ気持ちですがここは焦らして次回のお楽しみということにしましょう。

 

ミツがハワイのお土産チョコレートを持参、ごちそうさまでした。

前回のハワイ土産とは違うチョコレートです。

ナッツが美味しい!!

さあ、8人編成でピグスティ初ステージです。

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