結局、北海道は連休中ずっと悪天候続き・・・帯広では雪が降って除雪作業に大わらわ(本州では海開きしているところもあるね)。
ニュースでせっかく夏タイヤに交換した人があわててスタッドレスに戻している映像を流していました。
ところが連休が終わった途端に快晴だもんね。
やっと函館では桜も開花、日本は縦にやっぱり長いんだ、と痛感した次第です・・・なんて同じこと毎年言っているような気がする。
というわけでSTAのスタジオ練習もここのところ4人で入ることもちょくちょく続いているので、いつもの一番広い部屋は遠慮して気分転換も兼ね2番目に広いAスタジオに2週連続入り。
当然ミキサーも違うのでマサとケンとでいろいろと試してみる(写真参照)。
部屋のスペースを考慮してレベルやマイクの指向性、マイクスタンドの位置とか。
ちょっと油断しているとハウリングの餌食に。
シンのキーボードも先週に続いてミキサーにではなくキーボード用アンプにプラグイン。
ブラスセクションなしの4人組STAでシカゴ初期のヒット曲にこつこつとまとめにかかる。
今回も家の出掛け間際まで個人個人で練り上げてきたようで先週よりも明るい兆しが若干見えてきたね。
「この曲のキーは何?エンディングはメジャー?マイナー??ちょっとテンポが速いんじゃない?」と度々質問や意見が飛び交う。
お次はここ半年余りメンバー全員が一丸となって汗してきた曲なんだけど、いつのまにか余裕が出てきてウオーミングアップソングに模様替えしたようだ。
この気の緩みが事故を誘うんだけどね。
シンのボーカルもだいぶこなれて馴染んできたようです。
もっと他の皆も声高らかに歌いましょうよ。
前回ちょっと危なっかしかった個所、数回繰り返し演奏ストップしていたのを修復すべく取り組んだ3曲目はうまくいったね。
ケンもなかなかにダニー色が濃厚になってきたし。
シンがリードボーカルからハーモニーに移行する流れもスムーズに聞こえるしやっぱり強力な布陣です。
あれだけベースとの兼ね合いが難解で、しばし慎重だったコーラスワークも平気でこなせるようになってきたよ。
少人数だと輪になって比較的近距離でプレイするために周りの音やタイミング、空気感がよく理解できますがこれ実際にライブのステージではありえないことなのであまりこのシチュエーションには慣れないほうが身のためかも。
本番で違和感にどぎまぎする原因の元。
イントロのフィルを軽く叩き感触をチェックした後にケンが勢いよくカウントスタート。
もうここのところずっとシカゴ以外の曲を演奏していません、STAは。
ああ・・・・・なんて素敵なことでしょう!
こういうセットリストに苦言を呈するメンバーは皆無だしとてもスムーズに進行します。
あっという間に1時間経過したので休憩と歓談。
夏まで決定済みのライブスケジュールのことやらを打ち合わせ後、後半の練習再開。
今回はブラスなしかなあ・・・と、そこの部分はマサとケンが管楽器のメロディを口でガイドライン(これもある意味では良い鍛錬)。
そうでもしないと場所を見失う曲もあるのですよ。
ケンがその時の気分やノリでオカズの種類や長さが変わるので周囲はそのパートに突入すると真剣に食い入るように注視します(外見はとりあえずさりげなくね)。
今回のジャストタイミング成功率は3勝1敗というところでしょうか。
ノブもケンの3連合図でエフェクターを踏むのでその瞬間だけ物凄い早さで足が動く。
それが毎回スタジオの立ち位置正面で見ているマサには大受け。
そうこうしている時、終了15分前にミツが久しぶりの登場。
よく冷えた(!?)トロンボーンを構えたミツを交えて演奏開始。
ここはミツにリクエストを2曲、仰ごうではないですか。
予想通りの内容ではありますが締めのナンバーは思わずにやり。
ケンはミツの合流に刺激を受けたのかパワー倍増。
基本のロック編成4人組も新鮮で面白いけど、やっぱり管楽器が加わると血湧き肉躍りますね。
これってSTAの本能のなせる技なのか。
ミツは15分の演奏でしたがその後はのんびりと後片付けして近況報告も兼ねて40分ほど過ごしました。
来月は仕事でハワイに行くもの、修学旅行に行くもの・・・と様々。
ミツとマサはイギリスが誇る往年の人形劇「サンダーバード」話題で大盛り上がり。
あのテーマソングはいつ聴いても鳥肌物です。
「俺は2号が好き、でも1号も捨てがたい、3号もかっこいい、ぺネロープの声優は黒柳徹子だよ」とかね。
ああ、プラモデルを組み立てたくなってきた・・・。
プールが開いて飛び立つのが1号、ヤシの木が倒れて滑走路になるのが2号だね(ウオレスとグルミットでのパロディも秀逸)。
STAの夏には驚愕の人事があるかもです、こうご期待。
しかし寒い・・・いまだにストーブのお世話になっていますよ・・・。