先週の練習後にミツとマサとで盛り上がった「サンダーバード」の話題。
久しぶりにあのテーマソングを聞いてみました。
5!ジャーン!!4!ジャーン!!3!ジャーン!!2!ジャーン!!1!ドドドド!!!(1号発射)「サンダーバード、ア・ゴー!」
これですよ、これ。
あれを聞いた途端、一気に少年時代に帰れます。
カッコイイあの曲、全編にわたってホーンセクションが大活躍。
どの部分をとっても完璧な展開ですよね。
ブラスロックというジャンルがまだ存在していなかった時代ですが、ワクワク感、満点です。
ちなみに私がカラーテレビを初めて見たのは小樽の坂道で経営していた電気店の店頭に映し出されていた画面に鮮やかな青空を左上方向に飛行しているサンダーバード2号の映像でした。
水色と緑のコントラスト、バックに流れる雲にしばし見入ってしまったものです。
そういえば「サンダーバード」という車もあるし、ギブソンからは変形ベースの元祖として今も人気機種で売れ続けています。(ギターはファイヤーバード)
STAのメンバー達は相変わらず多忙な日々を送っています。
ハワイに旅立った者、これからシンガポールに向かう者、夏は北海道が世界に誇る石狩の名物ロックフェスティバル「ライジングサン」に3日間参戦する者。
というわけで今回のリハーサルはタツが参加の5人編成。
やっぱりトランペットが吹き荒れる図は何度経験してもシビレます。
こちらのノリも一気に豹変しちゃうもんね。
最初は4人組のホーンなしで1曲。
2曲目から駆けつけて来たタツを交えてもう一度、同曲を演奏。
タツはトランペットソロはもちろんのこと、トロンボーン・ソロもクールに担当。
スタジオに備え付けのマイクだけでは不足なので急遽マサはもう1セット借りてきてタツの前にセット。
PAからけたたましいくらいのトランペットが轟いて迫力倍増。
こうこなっくっちゃあね。
この勢いにのって3曲目。
最近はちょっとしたズレやもたりがあると即、演奏をストップします。
納得いかないと歌も止め。
効率よく徹底的に追求、気を取り直して再演。
ノリがもどってくるとノブのギターソロも延々と続きます。
セットリストの流れを確認しつつメドレーに突入。
わりと新しめの曲やシンのボーカルをフューチャーした曲、曲者の曲、まだまだコーラスのまとまりにかける曲を後半、重点的に検証。
あれれ・・・今回は時間の経過が早いなあ・・・もう残り時間が1時間を切っている。
メンバー達も今か今かと待ち望んでいた、あのシカゴの印象深いロックナンバーに取り掛かりましょう。
タツは初演奏・・・・ミツから受け取ったスコアをしばらくじっと見つめ「・・・・う・うんん??!」
中間部のセクションがやはり難解なようです。
1度プレイした後、マサからの音源をタツがマイクに向かって流しスコアと照らし合わせて比較。
もう一度、演奏してみて感触にわずかな手応え有り。
その後も各自で要所要所をチェック。
皆が皆、異口同音に「これってやっぱり舐めてかかったらとんでもない目にあうよ、一筋縄ではいかないね。さらっと聞いた感じではシカゴのわりにはシンプルじゃん・・・なんて思ったんだけど、コピーしてみたら次々に鬼門が飛び出してくるんだもん!」
シン曰く「でもあのバッキングがスムーズかつタイトにまとまったらとても気持ちいいよね」
独特のアクセントとコードの流れ、ちゃんとワイルドな決めは忘れない、さすがシカゴです。
滅入ってばかりもいられない。
そろそろ夏のライブイベントの詳細もまとまりつつあります。
恒例の地や新たなハコと様々。
驚きの人事移動や加入、復帰も予定あり(STAではもう珍しいことでもないけど)。
次回のリハからはレディーのお二人が賑やかにアルト&テナー・サックスで合流しますよ。