THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

こどもの日

2014-05-05 23:09:24 | free form space

STAは年末、年始の休み以外、ずっとスタジオ・リハーサルを重ねていたのでGW「端午の節句」は休みにしました。心機一転リフレッシュも必要です。スタジオに缶詰続きだと煮詰まっちゃいますからね。

ライブと重なったりでなかなか足を運べなかったファイターズ戦に二日連続でやっと行くことができました。札幌ドーム、対オリックス戦。連休なので家族連れ、子供連れで賑わい、ちびっ子たちが大はしゃぎです。

ここのところ調子イマイチのファイターズでしたが、連勝!快勝!!5連勝!!!

中田の連続ホームラン、大谷の剛速球、武田勝の勝利、佐藤の大量得点打、大引の貫禄プレイと見どころ満載。周囲の他人の皆さんは他人同士だけど得点のたびにハイタッチをし合って喜びを分かち合います。天気も晴天で桜も満開。ポカポカ陽気で最高ですね。

さあ、これから快進撃だあ!!

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THE MOOG COOKBOOK PLAY THE CLASSIC ROCK HITS

2014-05-05 21:53:01 | CHICAGO

1970年を目前にした頃、楽器業界に革新的な電子鍵盤が登場しました。ロバート・モーグ博士が開発したその名も「MOOG」

日本やアメリカの当時の若者の間では「ムーグ」と呼ばれていますが、正しくは「モーグ」と発音します。

それをきっかけに次々と多種多様なシンセサイザーが発売され、ナイスやEL&Pのキース・エマーソンを筆頭に数多くのミュージシャン達がこぞって己の音楽に積極的に導入したのです。

初期段階ではコスト面においても運搬面、操作面、技術的にもまだまだ問題点が山積みでしたが、現在では驚くほど軽量かつコンパクト、耐久性も抜群、誰でもお手軽に楽器を入手して演奏を楽しむことができるようになりました。

でも、その誕生したばかりのシンセサイザー群にしか出せない独特のサウンドは今でもコレクターの間では重宝されています。

ここに紹介する「ムーグ・クックブック」というバンドは元ジェリー・フィッシュ、インペリアル・ドラッグのキーボーディスト、ロジャー・マニング、ヴィンテージ・キーボード・スタジオ「オーディティーズ」の経営者ブライアン・キーヒューからなるユニット。

マニアック・シンセ・ミュージックを愛し、ビンテージ・シンセを数十台も所持するオタクの2人があるレアものシンセ・オークションで知り合った事をきっかけに意気投合、このユニット結成となったわけです。

ジャケットのような宇宙服姿でオルタナ系サウンドをシンセ・カバーしたアルバムでデビュー。

そして本作「YE OLDE SPACE BANDE(宇宙バンドのクラシック・ロック)」を引き続き1998年にリリースしました。

タイトルからもわかるとおり1970年代の代表的洋楽ロックをあらゆるシンセを駆使してカバーしています。

もう本人達は仕事感覚抜き、大喜びでこのレコーディングを楽しんだのでしょうね。

全11曲(1曲は日本のみのボーナス・トラック)

オマージュ、リスペクトを織り交ぜ遊び心をまぶしつつも愉快な電子音楽ワールドを展開。

内容はステッペン・ウルフ「ボーン・トウ・ビー・ワイルド」、テッド・ニュージェント、レイナード・スキナード「スィート・ホーム・アラバマ」、ボストン「モア・ザン・ア・フィーリング」、ヴァン・ヘイレン「叶わぬ賭け」、レッド・ツェッペリン「胸いっぱいの愛を」、デヴィッド・ボウイ「ジギー・スターダスト」、イーグルス「ホテル・カリフォルニア」、キッス「ロックンロール・オールナイト」、そして最後はボートラでチープ・トリック「サレンダー」

ゲストにディーヴォ、MC5のメンバーらが参加。

そしてなんとシカゴの「長い夜」も8曲目に収録されています!

皆さんの想像通りの音です(笑)

ピコピコ、ピヨピヨ、キュィーン、ポコポコ・・・・とYMOとラテンとがドッキングしたようなアレンジ。ギター・ソロにはレッド・ツェッぺリンのソロ・パートをちゃっかり拝借しています。

この種の音楽ともなるとマニア寄りなイメージを持たれがちですが、曲目が誰でも知っている有名曲ばかりで、演奏も一切の打ち込みを排除して演奏、とてもわかりやすい音源となっています。私個人としましては、このような音で顔をヘルメットで隠しビジュアル面でもかなりの演出を駆使しているのを見るにつけ、あの伝説のバンド、レジデンスを彷彿とします。あちらは超難解極まりないですが・・・。

目玉にタキシード、山高帽姿という謎の集団(1人のメンバーの目玉が盗難にあったために単独どくろマスクを被っています)

ムーグ・クックは1996年にインペリアル・ドラッグのオープニング・アクトとして来日、30分のライブを展開したそうです。

毎日、四六時中この盤を聞くにはちょっと辛いものがありますが(YMOほどポップでキャッチーではないので)、たまにはこういうアルバムを手にして無の境地に陥ると新たなインスピレーションが湧き立つかもです。

 

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