THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

RUBER SOUL&SENRI OE 1234

2014-05-10 18:34:19 | CHICAGO

1965年発表のザ・ビートルズにとって、それまでのアイドル路線からの完全なる脱却ともいえるターニング・ポイント的アルバム「ラバー・ソウル」(全14曲入り)

3曲目に収録されている「ユー・ウォント・シー・ミー」はシングル・ヒット曲ではありませんが隠れた名曲としてコアなビートルズ・ファンの間でも人気の高い1曲。

カラッとした明快でアップテンポの曲調、グイグイと全体を牽引して天高く突き抜けるようなポールのピアノがツボ、マル・エヴァンスのハモンドは御愛嬌。もちろんアクセント的に絡んでくるコーラスは必要不可欠。こういう曲、案外サラッと作っちゃうんだろうなあ。

 

写真下段、大江千里の1988年作品「1234」

10曲入り。6曲目の「サヴォタージュ」もポップ要素満載のピアノ・イントロから魅力全開。

大都会の喧騒と孤独、夢見る青春譜。

大江氏は俳優業の他にもジャズ・ピアニストとしても海外デビュー、最近の結婚報告も記憶に新しく,長年の夢でもあったもう一つの音楽地平を開拓して頑張っています。

 

60年代に登場したビートルズにはロック以外にもあらゆる音楽のエッセンスが凝縮されています。

いかなるロック・バンド達もどこかしらで彼らの影響を受けているでしょう。

70年代はビートルズが消滅し、ベトナム戦争も終結、若者たちの間に蔓延した行き場を失った虚無感が飽和状態に達した時代。

80年代はMTVを筆頭にロックも商業化してビジュアルも加味されビジネス・テイスト・サウンドが市場を席巻。

 

さて最大級のオマージュを込めて、上記2曲の間に入る70年代のミリオン曲はなんでしょうか??

 

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