THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,174 白石LIVE HOUSE PIGSTY(PART,1)

2020-03-10 18:44:15 | Live Set List

STA企画LIVE

2020.3.8(SUN)

「LIBERATION52」

啓蟄を過ぎて、遂に本格的な春の到来。ここのところ寒暖の差が激しく体調を崩しがちな日々が続いております。

周囲を見渡してみても具合の悪そうなバンドマンが続出。かくいう私も風邪にやられちゃいましたよ、久し振りに。

ちゃんと注意をしていても、一瞬の隙をついたかのように襲われちゃいました。

ライブの日が近づくにしたがい必死に治療専念。

その結果ですか??・・・・なんとライブをやったらすっかり元気になっちゃいました。あれほど熱、咳、だるさ、体の痛みに苦しんでいたのに。

今までにもこういう経験は度々ありましたが、たぶんバンドマンにとっては最高の特効薬がライブなのでしょうね(笑)。

まあ、何はさておいても、やっぱり健康が1番ですな。

元気な体がなければ何も行動に移せませんからね。S・T・Aのメンバー達も練習はもちろんのこと、その辺もバッチリと管理しつつ3月のライブを無事に迎えることとなりました。

出かけ間際に空を見上げてみたらば天候は良好。

場所は去年の4月21日(SUN)にひきつづき、またまた「ピグスティ」

12号線と環状通りがクロスした所に位置するこの会場は、JR白石駅にも近くて、素晴らしい環境のハコです。

オーナーのナイスガイ・オキノくん、いつも大変なのにありがとう!

ここは元々「白石会館」という映画館だったので、ようく見渡してみると、そこかしこに往年の面影が点在しています。

ロビー正面にある受付カウンター(映画入場券のもぎり窓口だったんだね)は今回閉鎖して、全ての業務はホール受付にて行います。

階段を降りる途中の頭上中央に燦然と掲げられた「白石会館」のミニプレートが神々しい。

左手には楽屋控え室(頭上注意)。

この部屋はかつて映写室だったのです。

だから壁には穴が数個残っていて、そこから映写機がフイルムを回してスクリーンに映像を送っていたんですね(もちろん穴は現在塞いであります)。まさに「ニュー・シネマ・パラダイス」の世界そのまま。

ホール内はイスを取り外した映画館という感じ。(年配の人たちや足腰を痛めている方達は長丁場だとちょっときついみたい・・・)

スタンディング場内の周囲にイスが点在しているというシステム。

横幅のある高いステージ、広々としたアリーナと申し分のないシチュエーション。

照明なんかも綺麗で、ハデハデにカラフルなんですよ。

飲料用自動販売機には懐かしき「ガラナ(残念ながらこの日は売り切れ・・・)」「ドクター・ペッパー」なんかもなんと100円で(!!)売っていて昭和テイスト(皆さんも衝撃を受けてご満悦。カバちゃんもお気に入り)がぷんぷん。

一気に古きよき時代へとタイムスリップしたような気分。

もちろん受付でもドリンク販売を行っています。

練習用スタジオもホールの隣にバッチリ3部屋完備。

で、今回は5バンドの出演ということで、オーナー・オキノくんのご好意によりAスタジオ(廊下の手前)を楽屋、荷物置き場、飲食喫煙場として特別に開放してくれました。

なんという太っ腹なことを。皆、大感謝していたよ。

さて、午後4時からリハーサル開始。マサは早めに到着したのに、もうすでにバンドマン達が楽屋入りしていて賑やか(スタジオ練習のバンドマンもね)!

パーキングもギリギリで満車です。

タイム・テーブルにしたがって各バンド20分程度の持ち時間内で、セッティングとリハーサルを順次こなしていきます。

全5バンドといってもジャンルがバラエティに富んでいてゴージャスな空気感(笑)。

それぞれが様々に個性的なサウンドを聞かせてくれそうで、個人的にも楽しみにしていますよ。

このピグステイはどちらかといいますと、オリジナルをこなすロックンロール、グランジ、オルタナ系からパンク系の若者バンドが中心となって利用しているのです。

これはオーナー・オキノくんの趣味かな?

でもかえって、STAのようなバンドも新鮮で重宝されてもいるのですよ。

特に今回はベテラン・バンド目白押しで刺激的。

ここのところライブイベントといえば膨大な数のバンドが出演、長尺な時間を費やして行われるのが常だったから、たまにはこのようなコンパクトでタイトな流れも、ほど良いペースでこなせるし、観客もじっくりと見聞きできるしで、熱気維持の意味でも好条件だと思いますよ。

当然、実力のあるバンドが集結しての話ですが。

そして、毎日報道され続けている「新型コロナウィルス」
一体全体、地球全体はどうなってしまうのでしょうか・・・?
当初、多くの日本国民達は遠い国の事件くらいの感覚だったはず。
それがあれよあれよと言う間に感染。
あっという間にとんでもない事になっちゃいましたね。
ありとあらゆるイベント、コンサート、スポーツ競技や式典、卒業式までもが中止の憂き目にあっています。
かくいう私も今年のプロ野球ファイターズ戦はオープン戦からガッツリと足を運ぶ気、満々だっただけにガッカリです。
当然、周囲のライブもことごとく中止。
スタジオ練習もキャンセルが続出。
私は様子を見ながらも「リブレーション」開催の方向で動いていました。
賛否分かれるでしょうから表立った告知はうちませんでしたがね。
STAも3人が離脱。即座にメンバー間の協力で心強いサポートを得て事無きを得ました。
予想はしていたのですが、決定済みのタイバンからも続々とキャンセル連絡が入ります。
大丈夫!楽しみにしているよ、との励ましをもらいましたが、メンバー1~2人が職場や家族からノー!と言われたら断念するしかないもんね。
これは仕方のないこと。
本当に毎日毎日、ネガティブな事柄だらけ。
相当の混乱を招きました。ギリギリまでね。
結局は5バンド体制で固めてタイムテーブルとフライヤーの制作。
それでもSTA以外のバンド全てがキャンセルとなってしまいました。
逐一、タイムテーブルやフライヤーを書き直していましたが、これほどの変更事項は初体験。
何十年もライブ、バンド活動していますがね。
相手がウィルスじゃあ太刀打ちできない。
そこはそれで、ピッタリとピースははまるもの。
おかげさまで懐かしい面々が駆けつけてくれたのです。
異色中の異色なミュージシャン大集合。
これほどバラエティなメンツも珍しい。

結果を述べちゃいます、はい。

今回のライブイベントは最初から最後まで一切だれる事もなく、常にアットホームな空気漂う中で大成功でした。

これも対バンド、スタッフ、そして温かいオーディエンスのおかげだね。

感無量の極致。

詳細はこの後記載していきますよ。

それと忘れ物がやたらと多かったのも特徴。またすぐにでもここへ戻って来たいほどに全員から好評でしたよ。

楽屋、ロビー、地下通路、ホール内とミュージシャン達がリラックスしています。なにせゆったりとしたスペースゆえに、のんびりとした気分に浸れるんだよね。

いつもはオキノくんがほとんどを1人で取り仕切ってスタッフ業務をこなしているのですが、前回、なんとオキノくんは多忙のため、不在との事で、アンナちゃんがミキサー、受け付けはハシバくん、照明はモエちゃんがこなしてくれました。

STAの本番に間に合うよう、律儀なオキノくんは会場へ戻っていましたがね。

ここのスタッフは皆、腕も抜群!今回オキノくんはサポート役に回って中心で音響関連を仕切るのはやはりアンナちゃん。

受付譲のモエちゃんはオヤスミだった・・・・残念。

この子達がこれまためちゃくちゃに可愛くて性格がいい。

バンドマン達の人気者。(今回も前回もハシバ君はお休み)

これはこれで期待しちゃいます。

ホール内では早速そのミキサー担当のアンナちゃんにマサはご挨拶。

この女性は高校時代からここのアルバイトをしていたそうで、想像以上に仕事の要領が巧み。

バンド連中が驚愕していましたよ。

何度もあの高いステージにピョンピョンと駆け上がるしね!(笑)

キュートな笑顔がはじける女性。

男性たちから大評判でして、一緒に写真撮影しているちゃっかり者も出現。

スタッフ2人が各持ち場を忙しく動き回って

ミキサー、照明、セッティング、販売、受付等全てをこなしています。

ミュージシャンらの無理難題にもクールに対応してくれる頼もしき存在だ。

凄い!頭の下がる思いだよ。

しかも、しかもだよ・・・・本来ならば前売り1000円、当日1200円だったのさ。

それを全て1000円で統一してくれました。

こちらサイドが恐縮しちゃうほどに欲がない。

コロナ対策として喚起、除染、除菌消毒なども徹底して行ってくれています。
カウンターには品不足で問題視されているマスクも希望者にプレゼントするという徹底振り。(買い占めてはいませんよ・・・とのこと・・・笑)どうです。ここまでやってくれるライブハウスなんて、そうそうないですよね。

ピグスティ初出演のバンドが多く(S・T・Aメンバーも初体験者が多数)、皆新鮮なのかあちこちに興味津々。

スタッフやマサがバンドマン達からの質問に逐一対応。

S・T・Aもメンバー7人で綿密な打ち合わせ(久し振りの野郎組だ)。

各バンドがリハーサルの時間内に演奏できる曲を決めて本番さながらに図太い音を轟かせていました。

モニターの返しバランス以外は、ほとんどこれといった問題もなく各自で最終チェック。

いくつかのバンドは結局、リハなしのぶっつけ本番。

マサは全タイム・テーブル表。全バンドの編成表、そしてSTAのセットリストなどを提出。

アンナちゃんは細かなことにも手馴れたもので、マサのワイヤレス2機を即座に対応してくれて安心です。

ワイヤレスの周波数帯域チェックも無事に済ませてくれました。

廊下でウォーミング・アップをする者、ストレッチを欠かさない者、ずっと真剣な表情でスコアとニラメッコしている者、タイバンと歓談をしている者と様々。

飲食物の持ち込みも全て自由なので、弁当を広げてパクついている食いしん坊も出現。

正直な話、この日は、札幌&小樽のあちこちでライブが行われています。

よって多少の不安があったのですが、いざフタを開けてみると開場と同時に気心の知れた連中ばかりゆえに拍手、歓声が絶え間なく送られるという和気藹々のライブ・イベントとなりました。

MASAによる恒例自主企画「リブレーション」も遂に52回目を迎えることとなりました。

このリブレーションというタイトルは、シカゴの記念すべきデビューアルバム「シカゴの軌跡」最後に収録されている長大なるインストウルメンタルから命名したもの。

邦題は「解放」。トロンボーン奏者ジェームス・パンコウによるアドリブ合戦が凄まじい傑作。ロック、ジャズ、ソウル、ファンク、そしてアバンギャルドなジャンルまでジャンルの壁を軽く超越するほどに幅広く導入されたなんでもありの世界!ということで、まさしくこのイベントタイトルに相応しいと思います。

これがすこぶる好評でご機嫌だ。

17:30 OPEN

リハの最中、アンプ接続に時間を要してしまったバンドがいたためにちょい押し目で開場。

さあ!なんとかかんとか準備万端整いましたよ!!

令和2年のSTA企画ライブはじまり!はじまりだあ!!

 いつものようにマサはアンナちゃんが用意してくれたマイクを手にミキサー横の後方よりの手馴れたご挨拶、そしてライブの主旨から注意事項、全5バンドを丁寧に紹介。

早々と熱気ムンムンで期待度大だね。

会場に設置されている機材は・・・・・
ベースアンプヘッドはギャリエン・クリューガーとスピーカーはアンプグ。
ドラムセットはラデイックのバスドラヘッドがやたらと目を引くブルーシェル仕様。
ギターアンプは2台。
お馴染みのローランドJC-120
マーシャルJCM900

BGMにシカゴ「ホットストリート」CDが流れる中、華やかに開演を告げます。


1、ROKO
18:00~18:30
マサによるアナウンスに導かれて華麗に登場したのは、ご存知の歌姫ロコちゃん。
通称ヒロリンだ。
もうこれでわかったでしょう!
そうなのですよ。
あのホーン・セクションを擁する大所帯バンド「マイ・ソウル電気楽団」のソウルクィーンだ。
何度もタイバンを組んで、その圧倒的な歌唱力でオーディエンスを圧倒し続け、多大なるインパクトを与えてくれていた女性。
大ファンのマサは「札幌のアレサ・フランクリンかジャニス・ジョプリン、はたまたティナ・ターナー、そしてスージー・クアトロ!」と密かに且つ声高らかに呼んでいます。
ここ最近、バンド活動からご無沙汰気味だなあ・・・淋しいなあ・・・・・と思っていたら、ちゃんとアクティブに音楽していましたよ。これは嬉しいことだ。
実は彼女長年の夢が、ここにきてやっと開花したのだそうです。
それがアコースティックによる弾き語り。
ずっと知っていたんだけど、中々にスケジュールのタイミングが合わず延び延びの状態に・・・・でもこの日ついに生で体験できました。
めでたし、めでたし。
「チャーリー」という、これまた非常に懐かしい伊達男までをも紹介してくれたよ。サンキュー、ヒロリン!。
さてさて、そのヒロリン、通称ミソデンではコスチュームは毎回煌びやかにセクシー度全開で派手に悩殺しまくってくれるのですが、ここではサウンドコンセプトにそって至ってシックなイデタチ。これはこれで新生面として魅力的ではありますな。
グッと落ち着いた大人の女性モード。
使用ギターは小ぶりなK,YAIRI/SR2Eのサンバースト。
現在では入手困難な貴重なる1本。
責任重大でプレッシャーのかかるオープニング・アクトという大役を本人たっての希望で担ってくれました。
軽く調整がてらに、音出しと歌い込みを終えていざ本番!
いつもはイスに座ってプレイするそうなのですが、この日はスタンディングにチャレンジ。
「皆さん、こんばんは~!」
ニコニコスマイルではじまった。
1曲目はオリジナルで「ミラクル」
愛器を携えて元気一杯の歌唱。
譜面台に置かれたスコアを必死に目で追いながらコードストロークするお姿は、初々しくって感動的ですらあります。
本人いわく「相当に緊張していた」そう。
そんな風には全然見えなかったけどね。
暖かなオーディエンスに囲まれて場数をドンドンとこなしていけば、余裕滲ませてガンガン、ジャンジャンいけるんじゃないの。もうその日もそれほど遠くないような気がします。
そんな健康的なる空気を振り撒くヒロリンに導かれて、自然とどこからともなく手拍子が打たれる。
本人による曲の解説
「趣味の登山で知り合った産婦人科医の方が素敵なことを教えてくれました。
この世に生まれる確立は、宝くじに1億円100万回続けて当たる確立なんだよって。
それは何年も前なんだけど、忘れられなくて歌にしてみました」
なるほどなあ・・・・目から鱗が落ちるようなお話だ。
そうこうしていると、
「あれ!?間違った・・・」とつっかえる部分もご愛嬌。こんな激レアシーンも、ある意味では見せ場の一つだ。
これもヒロリンの人柄が成せる技。
応援の声があちこちから飛び交う。「頑張れ~!」
それにしても迫力ある声量はいまだに健在で衰え知らず。教会で毎週賛美歌を歌っているだけあってさすがだ。
「あらためましてロコです!
マサさんが言っていたとおり、ミソデンは現在活動休止中なんです。
で、どうしてもアコースティック・ギターの弾き語りがずっとやりたくてやりたくて、私のわがままで時間をもらってライブ活動をしています。
私は不器用なもので、バンドとソロの両立ができないのです・・・。
Bマイナーとかもうまく押さえられないし・・・・(笑)。
そんなわけで、弾き語りをやり初めて今日は人生4回目のステージです。
よろしくお願いします!
次の曲は・・・・レイ・チャールズの
ヒット・ザ・ロード・ジャック!」
ここはヒロリンの真骨頂。
ブルースのフィーリングをタップリとまぶした、鬼気迫る歌唱力に誰もが釘付けだ。
でも自ら歌詞を書き変えたのだそうですよ。
その妥協を許さない完璧主義に拍手喝采。
懇切丁寧に愛情タップリかけて取り組む姿勢が素晴らしい。
ヒロリンは「イベント全体のクオリティを下げないように必死」と言ってたけど、どうしてどうしてチャーミングなキャラクターは誰からも愛されるヒロリンならではのもの。
皆が食い入るように見入っています。
それにしてもこの曲は、どこまでも黒っぽくて魂に染み入るなあ。
耳に馴染みのある曲だけに、思わずリズムをとりながら口づさんでいる人もいたよ。
「ありがとございます!
3曲目はキャブ・キャロウェイのミニー・ザ・ムーチャーの歌詞をやはり自分で変えてカバーしました。聞いてください・・・・・コローナ・ムーチャー!」
やってくれたねえ~愉快痛快。
やっぱりライブはこうでなくっちゃあ!
気持ちいいなあ。
歌詞の一語一句に、風刺がピリリと効いていて爽快そのもの。
はい、またまたヒロリンからの解説ですよ
「今、巷をにぎわせている嫌な新型コロナウィルス。
私はそれほど恐がってはいませんよ。
もちろん高齢者、健康上問題のある方は脅威だから気をつけなければいけませんが。
でも例えば今日ここに集まってくれた、健康そのもので規則正しい生活を送っている方達は、必要以上に恐がる事はないと思います。
ちゃんとうがい手洗いをしていれば安心だとおもいます。そんなことを歌にしてみました。
この状況下なので、一部の人達に捧げます。
途中にコール&レスポンスがありますので、よろしくお願いします!!」
あまりにも有名な掛け合いの場面では徐々にヒートアップ。
手を変え、品を変えてのヒロリンに導かれて俄然燃え上がってきたよ~!!
凄いなあ。ついつい笑顔もこぼれるヒロリンのマジカル・ワールド展開。まんまと術中に陥ってしまった。
「4曲目はまたオリジナルです。
・・・・・・迷子の一匹」
ヒロリンは神聖なるクリスチャンゆえに、このタイプの歌には求心力が絶大。
しみじみと響きわたるメッセージがありがたくもあり、ほのぼのと心洗われます。
はっきりと伝わってきたよ。
これもまたヒロリンの別の顔。
ドンドンと新境地を開拓していってね。
解説・・・・「聖書のルカ福音書15章4節にある箇所を取り入れて作りました」
それはそうと、ヒロリンにはちょっとした悩みがあるのだそうです。
内緒の話なんだけど、ピックで弾いているとギター・ホール内にピックを落としてしまうということ・・・・(笑)。
あれって落とそうと意識してもそうそう落ちないとおもうんだけど(爆笑)。
本人が気付いていないだけで、実は相当に器用なテクニシャンだったりしてね!そう言うわけでしてこのライブでは一度もピックを落とすということはありませんでした。
良かったね!
そういいながらも、ちょっとだけ、ピック事件を見たかった・・・なんていうと意地悪かなあ!まあ、それもライブならではの醍醐味ではありますが。
「化学の授業でMOLって習わなかった?!
ああ、知らないのは勉強していない人だね(笑)」
このMCでのMOLには意見が真っ二つに分かれた。
多分世代によってなんだと思います。
ちなみにマサの周囲では知っている人はいなかった・・・・。
1世代前ならば当たり前のようにうなずいていたけど。
「時間の方は大丈夫ですか?」「あと10分もあるよ!(マサ)」
「韓国人のイ・ミンソプ牧師が作詞作曲したワーシップソングで・・・・・君は愛されるために生まれた」
ヒロリンが元気のない時に歌うと非常に励まされるゴスペルなんだそうですよ。
荘厳な歌詞の内容とメロディは、全ての永遠の愛について歌い紡がれてきたスケールの大きい作品。
それにしてもなんという美しくもストレートで安らぎをおぼえるタイトルでしょうか。
神のお言葉としてありがたく、受け取らせてもらいましょう。
さあ、ここいらあたりにきたらヒロリンもやっとリラックスしてきたようです。
肩の力のほどよく抜けて、体も温まり、硬さもぎこちなさもなくなってきたよ。
と思っていたら、あららら・・・・?!ラストソングだ。心底悲しい・・・。
「こんな事では駄目だ!ピン弾きを、いつかやる、いつかやる・・・と思い続けてやっと実現の運びとなった今日この頃(笑)。
誓います!目標は40本のアコギライブ。
なぜかと言うと4月生まれだからですよ!
その時には自分へのごほうびとしてギブソンのハミング・バードか、マーチンを買おうと思っています。
さあ、時間配分が上手な私。次の曲は誰でも知っているでしょう。
ヘンリー・マンシーニの作品で映画ティファニーで朝食を、の挿入歌。
ね、知ってるでしょ。アンディ・ウイリアムスでもヒットした曲。
ムーン・リヴァー・・・・」
締めくくりにはもってこいの憎いナンバーだ。
ヒロリンが徐々にオードリー・ヘプバーンに見えてきた。
あの名シーンが脳裏に浮かんできたよ。
繊細に爪弾かれるアルペジオにゾクッとしちゃった。味わい深き言霊。
ここでも歌詞を変えてカヴァー。無限の才能溢れるヒロリン面目躍如だ。
愁いを含んだ余韻に包まれながらもここで幕となりました。
まだまだ見ていたいけど、それはまたお次のお楽しみとしてとっておきましょう!
ヒロリンも心なしホッとしたのか、終わったとたんに表情もほころんで饒舌になってきたよ!
賑やかなるヒロリンはこの後もマスコットガールとしてずっと場を和らげてくれました。
ひとまずは、お疲れ様でした!
とっても貴重な、良い意味アンニュイで不思議なヒトトキでしたよ。


****ライブレポートのパート1はこれにて終了。引き続きお楽しみください!****








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

mahjong(chicago)

2020-03-10 05:35:09 | CHICAGO

麻雀(マージャン、繁体字: 麻將簡体字: 麻将英語: Mahjong)とは、テーブルゲームの一種である。を使い、原則として4人で行われる。中国を起源とし、世界中で親しまれている。

masa's art chicago logo respect gallery

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする