数多くあるビートルズを多角的に描いた映画中、「バックビート」は間違いなく傑作の部類に属すると思うよ。
中には結構ガッカリな作品もあるからね…。
バックビートは公開時、かなりの話題になってヒットしたよね。もちろんロードショーで観に行った。
ひじょうによくできたストーリー。
まあ、ちょい⁈…なエピソードや、一部メンバーらの扱いが⁈…だけど、この作品はジョンとスチュアートの熱き友情。
そして最もスポットを当てているのは、スチュアートとアストリッド運命の出会いと至上の愛に尽きる。
アストリッドを演じたのはシェリルリー。
ツインピークスで「世界一美しい死体」として一躍脚光を浴びた女優さん。
まあ、バックビートは実話なんだから、尚更のこと、グッときちゃう。 特にラストシーンは…。
世界のビートルズになる直前までが描かれているんだけど、とにかく
各メンバー達がそっくり。
ビートルズに多大なる影響を与えたアストリッド。
襟なしスーツ、白黒のアルバムジャケット、そしてマッシュルームカット。
アストリッドとビートルズの出会いがなかったらロックの歴史はちょっと変わった方向に進んでいたんじゃないかなあ…。
アストリッドキルヒャー、どうぞ安らかに…。