THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

RUINS(Chicago)

2020-09-25 18:01:41 | CHICAGO

廃墟(はいきょ、廃虚とも、英語:Ruins、ドイツ語:Ruine)とは、建物や施設、鉄道集落などが使われないまま放置され、荒れ果てた状態になっているものを指す。

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VOL,175 2020 otaru浅草橋オールディズナイト17&北運河サウンドエナジー9合同イベント(PART,16)

2020-09-25 15:38:01 | Live Set List

****早くもトリ前バンド出演の時間帯となりました。

アッという間の出来事だ。

夕闇ドップリと迫ってきてムードも満点!!****

18、18:30~18:50

「アンクル・キャッツ」

地元札幌からの出演。まさに百戦錬磨のツワモノバンド。

男性5人プラスおなじみの人気者紅一点ミーさんがキーボード参加での6人組みで、歌謡ロックを繰り広げてくれました。

S・T・Aのリブレーション企画を中心にずっとタイバンが続いていた、ほとんどファミリーのようなバンド(去年6月のリブレーション・ホットタイム以来だね)。

メンバーを一部入れ替えての、新生アンクル・キャッツとして華麗に登場!

そうそう、去年の前半には江別市民会館でもタイバンをやったよね。

リーダーのフクさんは以前の、小樽屋外ではブルーカラーのストラトタイプ・ギターで現れましたが、前回はCOOLZのサンバースト・テレキャスターを使用(ローズ指板。ストラップは黒のフェンダー)今回は黒のミュージックマンを使用。ローズ指板。一体全体この人は何本のギターを所有しているのか今度ジックリ聞いてみようっと!どれもこれも高級なものばかりだしね。(コーラスも兼任)。

エレキダさんはフェンダーUSAカスタムショップ・ギター(以前は3トーンサンバーストや、ブラック・ボディカラーのローズ指板だった。で今回はのブラウンサンバーストのローズ指板に戻していました)。

ベース&コーラスのムッちゃんはヒロ率いる「ブラック・リスト」に引き続いての再演奏。もちろん愛器ミュージックマン・スターリングを持参(ナチュラルボディカラー。ローズ指板)。

~~~な、な、なんとセカンドアクトとトリ前かい!!??

その間はどうしていたんだい!!??(笑)~~~

タメの効いたバックビートが評判のマコトちゃんはニューフェイス・ドラマー。

そして先述のキーボードも新加入のミーちゃん。

そして花束持参の追っかけファン続出のカリスマ・ヴォーカルには神々しきフミオ君!。

この日も熱狂的な女性ファンが駆け付けきて写真撮影に没頭していました(私もお手伝いさせられちゃったさあ・・・・・)

ライブを終えたばかりのメメちゃんも、食い入るようにフミオ君の歌唱に聞き入っていました。

バンドからのメッセージです

「結成10数年の歴史あるバンドです!数々のメンバーチェンジを行い現在7名体制ですが、今回は6名で挑みます!年号が令和に変わりアンクルもドラマーが変わりました!心機一転マイペースに活動していきます(爆笑)不安も少々ありますがそれよりもアンクルの新しい音にご期待ください!」

オープニングナンバーは「唇よ、熱く君を語れ」(渡辺真知子)

これは初めて聞きました。アンクルの引き出しの多さに驚愕だ。

切なき乙女心を歌わせたらフミオくんの右に出る男性はなかなか札幌界隈では存在しないでしょう。

思わず聞き惚れてしまいますね。凄いなあ・・・・。

感情込めて手の平を上げ頭上をウットリと見上げながらも、唯一無二の歌唱力を誇るストロング・ヴォイス・フミオくん。

ありとあらゆるエモーショナルなテクニックを、序盤から惜しげもなく披露。

「改めまして・・・・ありがとうございます。アンクルキャッツです。短い時間ですけど、頑張って歌いますのでよろしくお願いします。

(と、ここでドリンクをグィッと一飲み。ノドのケアはとても大切。ボーカリストの命)札幌でオヤジバンドとして活動しています。歌謡曲から洋楽までを取り入れているのがうちの特色です。良かったら我々の歌謡ロックを聞いていってください。あの~おかげさまで皆さんがサビの部分を一緒になって合唱してくれたおかげで、何とか歌いきれました。ワーワーという曲調ばかり続くと必死になっちゃう。そうするとこの後、何もできなくなるのでちょっとスローな作品を・・・・・しばらくやっていないんだけどヤケクソで・・・・・・誰か水割りを飲んでいる人はいますか~~!?・・・・・堀江淳さんの曲でメモリー・グラスという曲をお送りしたいと思います!」

遂に出た!往年の北海道は苫小牧市が生んだシンガーソングライターのデビュー曲であり超がつくほどの代表作・・・・!

中性的な容姿と歌声がフミオくんにもジャスト・フィット。

全くの違和感もなくフミオくんのオリジナルに聞こえちゃうほど自然に馴染んでいるよ。

正にベスト・セレクションの極致だ。

リニューアルしたばかりのアンクルが神聖なるトリビュートとして、特別に組み込んだようです。

どんなジャンルでも(演歌、民謡からロックに至るまで)、己のものとして完全吸収消化して歌いこなす、ゴージャスなるフミオくんならではのサプライズだ。今後も要注目の貴重な個性派シンガーです。

意外にもアンクル・キャッツにも溶け込んでいるし。

「中森明菜さんのデザイアーという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」

(明菜14枚目のシングルとして1986年2月3日にリリースされた。数多くの賞を受賞。副題は「情熱」

アルバム「CD’s87」に収録。4分24秒。オリコンチャート週間1位を記録。以上ウィキペディアより引用)

マコトちゃんのスティックによるカウントから爆音轟かせてストレートなビートに乗ってのドラミング(オリジナル・シングル・ライナーにも「可能な限り大音量でお聞きください」という注釈がついていた)。

伝説の昭和歌姫をカバー。アンクル・キャッツは骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。

70年代にこれだけ貫禄に満ち溢れた歌謡ロックが存在していたなんて驚きだ(鈴木キサブロー&阿木耀子による作品)。

今、改めて聴いてみてもメチャクチャにかっこいいね。

全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築。

ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。

有り余る才能をフルに導入した展開は絶品。

全くタイプの異なるツインギターの特性を生かしつつも、コンビネーションが秀逸。エレキダさんの目を見張るようなギターソロが天空を自由自在に駆け巡る「ギュィ~ン!!」

ムッちゃんによる重厚なるベース・ソロも特筆すべき点。

黒いアンクル・キャッツTシャツを着込んだムッちゃんは、エフェクター最大限に駆使して盛り立てる。

オクターブを勢いよく上昇するフミオくんのボーカル・スタイルに皆が釘付け。

「うちのバンドはこういう感じです。昨今流行っている昭和歌謡路線。それでもいいなあと思っていただけたら幸いであります。もう少しお付き合いください。・・・・・・

僕はこのバンドには9年くらい前に加入しました。キッカケはベンチャーズ。自分が居酒屋で歌っていたらリーダーのフクさんに声をかけられました。

最初は、何言ってんだ、この酔っ払いは!?と思いましたよ。(笑)

それからは6~7年くらい色々なところでバンド活動しています。何でも歌えるのが自分の特徴かな。演歌や民謡も女性キーで歌えます。若干の調整はしていますが。

次は中森明菜さんのデザイアーという曲のB面の・・・・あ!B面わかりますか?(笑)その世代の方々ならおわかりいただけると思います・・・・・ラ・ボエーム(中森明菜)」

このバンドのセットリストは全て把握しているんだけど、やっぱり何度体験しても聞き応え、見応えがあります。

フミオくんの声域はいつ聞いても脅威的で常に後光が射しています。妖艶なる振り付けも、悩ましげに決めてくれます。

しなやかな舞いを繰り広げるフミオくんのストールから床へと零れ落ちる数枚の羽も、緻密に計算された演出のよう。

捲くし立てるようなパワフル・ボーカルのパートをフューチャーしつつも見事にクリア。

起承転結の構成もお見事。

そして畳み掛けるようにエンディング。

もうこの辺に達した頃にはフミオ・ワールドも全開で嬉々としての熱唱。フミオ・ソロコンサートの様相を呈しています。

ディナーショーみたいで大歓迎だよ。

びっくりしたのは、盛り上げ役のアベさんが万札をズラッと編みこんだレイをフミオくんの首に掛けたこと!! 

あれって本物なのかなあ!?まさかだよねえ・・・・?!

今回のフミオくんは全身ブルーを貴重とした美しきファッション!帽子から、ジャケット、パンツ、手袋に至るまで、どこをとっても青一色で統一です!!ストールは1ポイントとしてグレーでオシャレ。

ちょっと彼はほろ酔い加減だけど、艶やかなるいでたち。

マサが以前にオリジナリティ溢れる衣装についてコメントした事で刺激を受け奮起したらしくて(!)超が付くほどに更なるド派手なスパンコール仕立てでまとめてきてくれたようです。

いやはやなんとも、御見逸れしました!コスチューム・シリーズの総結集だ

もちろん衣装は全てフミオくんによる完全なるお手製。一針、一針丹精込めて縫い上げ製作しているとのこと。ボイス・トレーニングと並行して、ビジュアル面にも徹底的に突き詰める生真面目でストイックな男であります

「次はうちのテーマ・ソング的な曲をお送りしたいと思います・・・・え~と、これはとてもしんどい曲で、今日はやりたくなかったんだけど、演奏することになって(笑)・・・サビの部分を一緒に歌ってくれたらとても助かります・・・・・決して強制はしませんけど・・・・・心あるお方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします・・・・ボヘミアン(葛城ユキ)という曲をお送りします。」

1983年5月21日リリース。5アルバム「ランナー」に収録。オリコンチャート週間3位を記録。ユキ嬢の代表作であり長年カラオケの定番ソングでもある。老若男女に今でも人気。

そんなこんなでとりあえずは、一気呵成に演奏開始!

ディスコティック・ダンサンブル・ハードロック系の懐かしき永遠の名曲。

なんのなんの、本人は前述のとおり謙遜しているけれども、グイグイと魅力全開のフミオくんが発する煌びやかなるオーラは、誰もが一度でも触れた途端、虜になること受けあいさ。やっぱり只者ではない。いつどんな時にでも腰の低い好男子。

「タナカく~ん!!(フミオくんの苗字)」

あちこちからに彼に対する熱烈なるラブコールが飛び交う。

すっかり道内のライブ・イベントでは、名物化するほどに浸透した感ありです(笑)。

相変わらず張りのあるクリア・ヴォイスにウットリとしちゃうよ。決めのタイトルパートコールでは、後方観客席からナイスなタイミングで合の手が入る。

トリッキーなナチュラルトーンによるアーミング・リックを絡めた、乾いたサウンドのギターカッティングが実は肝なのだ。

ポーカー・フェイスのムッちゃんによる重量感タップリのボトム・ラインの刻みとコーラスも雰囲気抜群。

普段のニコヤカなる佇まいとは一閃を画すほどに、貫禄タップリ。

「ムッちゃ~ん!かっこいい!もっとこいや~~!!」と彼にも声援が絶えず送られています。

既にライブを終えたバンド連中も客席中央で大合唱!

皆、曲に合わせてアドリブで踊っているではないかあ!バンドマン達の振り付けやジェスチャーもバカ受け。でも何をやってもへヴィーメタリック・ヴァージョンっぽくなっちゃうところは恐ろしき脅威のパフォーマーだ。

鮮やかにキラキラピカピカと光輝く衣装が、綺麗な彩を添えるフミオくん。

「六本木心中」

定番中の定番。最早会場内は興奮の坩堝と化しています。

シンセサイザーによる、あの有名なるイントロフレーズからスタート。アン・ルイス黄金期のヒット曲を皆で嬉々として演奏。

そうなのですよ・・・アン・ルイスがアイドルという枠組みから脱却するキッカケにもなった楽曲。歌謡界を軽く超越するほどの勢いにのって、ジャパニーズ・ロッククィーンの称号を欲しいままにした決定打。

それをフミオくんの持ち味でもあるミステリアス・キャラと男臭いセクシーさが、激しくも情熱的に合流してメラメラ燃え上がっているような迫力で一気に聞かせてくれます。

これで益々、知名度が広がったことでしょう。

ここで先の女性ファンがもう我慢の限界。

居ても立ってもいられなくなり「踊りにいってくるからね~!!」と

凄まじきダンサーの本領発揮。

今回のアンクル・キャッツは新しいレパートリーが目白押しで嬉しき裏切り行為。

個人的にもご機嫌でした。

この状況を後部座席で見つめていた女性客の方がマサに「まるで外国のようですね・・・」とビックリしていました。

「今日はありがとうございました。喜んでいただけたでしょうか?昭和歌謡なんですが・・・・。あんまり好きじゃあないですよね??!!このまま、タッタカタッタカと続けさせていただきました・・・・あの~申し訳ないんだけど、早いものでもうライブは終わっちゃったんです・・・・」「ええええ!!!????(笑)」「もういいやあ、って言われるよりは、えええええ!!???と言われるほうがいいね。(爆笑)・・・・・

 当然アンコールの声が鳴り止まない。

メンバー同士がステージ上に集まってヒソヒソと相談。そして打ち合わせ完了!即行で曲が決まった!!。

「光栄なことにアンコールまで頂いて感無量の極致であります。やっていいよって言っていただいて嬉しいですよ。力一杯に歌ってみたいと思います。これまたしんどいんだけど星闘士星矢の曲・・・・ペガサス幻想(メイク・アップ)

予想だにしていなかったものでして、どうしよう・・・・本当マジに・・・・ではまたサビの部分でセイント星矢!と一緒に叫んでみてください。別に強制はしませんけどね・・・・・」

コアなアニメーション・ファンにとってのアンセムともいえる金字塔。

最もロック・バンドにカバーされる比率の高い人気アニメ・ソングなのは、一聴しただけで納得であります。

締めくくりにはもってこいですね。

衰え知らずの強靭なるフミオくんのパフォーマンスに誰もが目を奪われっぱなし。

常にスポットライトが当たります。

いやはやなんとも大した男だ。それなのに決して天狗にならないし。会うと必ず何度も深々とゆっくりお辞儀をするのだよ。

基本はロックライブ、そしてミュージカル風にも。ある時には宝塚風、またある時は演劇風とカメレオンのようにコロコロ様代わり。フミオくんは数多くの顔を持っていて、その一つ一つを懇切丁寧パーフェクトに演じきりました。

熱気を帯び始めてノリノリな勢いが増してきたところで、和気藹々なステージもそろそろ終了です。

「またどこかでお会いできる機会があれば、気軽に声をかけてください。よろしくお願いいたします。またイベントに声がかかれば図々しく参加させていただきたいと思います。」とすこぶる行儀の良いフミオくんでした。

当然、後片付けを済ませてステージを去ろうとするフミオ君に握手を求めるファンがドッと殺到していましたよ。

これにて無事全ての工程を終え、満足気に後方楽屋へ意気揚々と引き上げていくアンクル・キャッツでした。

通用口床のあちこちに青い羽を発見したよ・・・・・・。熱気の名残だね・・・・・。

 

****さてさて、いよいよもって大トリです。

次に控えしは矢沢永吉のカバーバンド「E.SANADA」です!!!!****

 

 

 

 

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