THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,186 小樽GOLDSTONE FRIENDS LIVE62(ズリーとストリッパーズ編)

2022-03-19 21:28:29 | Live Set List



****本来ならばここで6番目のトリ前に出演する我らがSAPPORO TRANSIT AUTHORITYの

ライブレポートではありますが、そこは最後にどっさりとお届けしたいと思いますよ。

去年11月の「ピグステイ―」ではSTAがトリで「ズリー・・・」がトリ前でしたが、今回はクリスマスWIZZ YOU時と同様に逆パターン。

お返しとばかりにSTAがじっくりとステージを温めておきましたよ。

それではいきましょうか!よろしく!!****

 

さあ、いよいよもって大トリの時間帯となりました。

もうコイツらしかいない、というくらい、ここにふさわしいバンドの登場です。

札幌が誇るロックンロールの兄貴分、テツ率いる「ズリーとストリッパーズ」が遂に、ゴールドストーンで神秘のヴェールを脱ぐ日がやってきた。

 

7,19:30~20:00

ご存じ、あのお祭り野郎が、またまたぶちかましてくれたよ!

いつもならば革ジャンにリーゼント姿でブイブイいわせて、3コードを武器に忍ばせ、強引なまでのイケイケ状態で暴れまくるところ。

彼が在籍しているバンドの数を上げていっただけで、眩暈をおこすほど。

まあ、それだけ人気者の引っ張りだこで、人望が厚いということの証。

そんなマルチプレイヤーのテツが、またまた新しいプロジェクトを画策中だと噂に聞いたのがちょうど1年ほど前。

期待感に胸が高鳴るさ。

 

早速、去年の1月にスギちゃん企画のライブイベント「ウィズ・ユー」にてSTAとの対バンが決定したものの、このコロナ禍により幻となってしまった・・・。

あの時は心底ガッカリだった。

それならばとマサが「リブレーション」を去年の夏に立ち上げて再度対バンが決定したものの、またもやコロナで延期の憂き目にあっちゃった。

で、3度目の正直とばかりに、めでたく11月「ピグスティ」12月「ウイズ・ユー」にてそれが実現した次第。
ようやく彼らが白日の下に降臨した瞬間であった。

ジャーン!!!なんてね((´∀`*))

いやはやなんとも、ここまでの道のりは長かったね。

でも待ち焦がれただけのことはあったよ。

彼らもやるからには、中途半端なことをするはずがない。

期待して以上のものを遥か彼方にしのぐ勢いでぶちかましてくれたさ。
あっぱれ、たいしたもんだわい。

鼻歌混じりにこなしていたようなご様子。

まだまだ、もっとすごいことを画策しているのでしょう。

恐るべし「ズリー・・・・」

そんなわけでして、さっそく

日本音楽界が誇るスーパースター沢田研二ことジュリーのトリビュート。

何という無謀なチャレンジ!?と思うなかれ。

蓋をあけてみたらテツの歌声がジュリーにクリソツなんだもん。

もうこれだけでも大発見。

意外だよね。

それならばと怒涛のステージに引き込まれ、身を任せてしまいました。

これは大事件だ。

というか、ずっと鬱積していた憂さなんか、いっぺんに消し飛んでしまったよ。

やっぱり格の差を見せつけられた。

最初から最後まで、これぞ「ザッツ・エンターティント」極めつけ一色に塗りつぶされていた。

おみそれしました。

私が悪うござんした・・・・・(((´∀`*))。

生粋のパフォーマーだね、テツは。

何といっても、演じている当人達がめちゃくちゃにはじけまくって楽しんでいる姿を見ていると、おのずと無意識のうちに頬がほころんできちゃう。

これこそ皆が忘れかけていたライブの神髄。

初心忘れるべからず、さ。

ノリノリに笑って歌って踊って手拍子の連続。

一瞬たりともだれることなく、夢のようなショータイムはあっという間に過ぎ去ってしまいました。

それはMCも含めてね。

大所帯なんだけど、全員のチームワークも和気あいあいにまとまりが良かった。

それぞれに超ド派手ギンギラなサテン地などの衣装を着こんで登場。

もうこれだけでも賑やかさが垣間見えてくる。

あれ!?よくよく見てみたら、知ってる顔ばかりじゃんかあ。

あの煌びやかなる魅力は、到底私のへたくそな文章では半分も伝わらないと思うよ。

生体験に勝るものなし。

全身で体感してほしいくらい。

でも頑張って書いていきたいと思いますので、皆さん、しばらくの間おつきあいよろしくお願いいたします。

うっかりと前置きが長くなってしまった。

それではいきましょうか!!

レッツ・ゴー!!

 

まずは7人のメンバー編成をば・・・・・

ギターはミノリン(ホットタイムでSTAが企画したライブで国籍を超越したアヴェンジャーズとして出演。

他のライブ会場でも観客としてよく合っていましたね。

彼は女性顔負けなほどの見事なスタイルと美貌の持ち主。タイトでラメが目にも鮮やかな水色のふわふわフリル付きミニドレスと網タイツをファッショナブルに着こなして自己主張していました。腕輪も水色。更に金髪のさらさらロングヘアをなびかせていた。使用ギターは愛器ブラウンサンバーストのフェンダー・ストラトキャスター。メイプル指板。ラージヘッド。黒い布製フェンダーストラップを装着。以前にはディープパープルを演奏していたし、このギターだけに絶対その筋モノがお好みなんでしょう、と問い詰めてみたらそうでもないらしいのさ。意外だよなあ・・・・。顎にはマスクを装着)。

ベースがブッチ(眩しすぎるくらいのサテン地紫シャツを着用。使用楽器はフェンダージャズベース。白ボディカラーにローズ指板。ミノリーと同じフェンダー黒の布製ストラップを使用。眼鏡姿でのフラットピッキングが鮮烈)。

ドラマーはベリージャムのノリちゃんが担当していた(青のサテン地シャツ着用)。

目のやり場に困っちゃったセクシーなレインボウ・ミニでドレスアップしたキーボード&コーラスはトモミちゃん(ローランド07を使用。ミノリー同様に金髪のロングヘアー。白いロングブーツ)。

サックスとコーラス担当で大熱演だったのがツッツ(カツラとサングラス姿で和風デザインの黄色いサテン地シャツ)。
サッサ曰く「色気満載のエロいサックスソロが絶品」とのこと。

コーラスガールはチエミ嬢。驚いたことにお色直しを施していた。
トモミ嬢とお揃いのレインボー・ミニドレス。
白ブーツ。
1ポイントとして頭に大きな白フレームサングラスを引っ掛けている。
ズリーの両サイドにチエミ&トモミのご両人。名前も似ている、スタイルも髪の色、髪型、そしてファッションも統一とめちゃくちゃにビジュアル申し分なし。心憎いくらいさ。
それがまた、よくお似合いさ。写真参照。

そして伊達男のズリーがリードボーカル&パーカッションだあ(髭とサングラスとリーゼントがトレードマーク。

明るい赤のサテンシャツ(ネットにて購入。たまにマサもサテン地シャツを着ていると購入先を質問されるさ)と白パンツ、白ベルトでバッチリと決めていた!
初ライブの時にはテツもウィッグを被っていたのさ。
まあとにもかくにもずっと両手に花の状態は羨ましい限り。
時には怪しげな絡みまで演じちゃうしなあ・・・・マサは密かに女性陣をイエイエガールズと呼んでいます)
ちなみに弟分のサッサはズリーの影響で数か月前からリーゼントヘアに変身している。罪な奴さ(顎鬚まで蓄えているし。彼女が教えてくれた。
マスクで隠れているけどね)

どうだ、参ったか!!

そうなんです、トモミチャンとチエミちゃんは先に出演していたベリー・ジャム、テツ&ツッツーは、かのビア・プリーズのメンバーでもあります。

更にはチエミさんはラ・フリーク、ツッツーはSTAでも登場していたさ。

ワーカホリックのごとく守備範囲も手広く活躍中。

 

ライブは持ち時間30分をフルに活用しての2部構成で進行。

前半戦は往年のGSサウンド攻勢。

もちろん伝説のタイガース特集。

で、後半はジュリーのソロになってからの歌謡曲路線で網羅。

何たって1曲1曲が極端に短いので、間髪入れず次々と流れていく。

一瞬でも気を抜いていたら置いてきぼりを食らうよん。
例によって今回もとんでもない仕込み芸が挿入されているのだからね((´∀`*))。
慌てて見落としたって知らないよん。

要注意!!

 

「こんばんは!
今日もノリノリでいきますよ!!!

まずは、オープニングにふさわしき飛びっきりのをぶちかましてます!!!・・・・・・シーサイド・バウンド」

1967年5月5日に発売されたザ・タイガース2枚目のシングル。

アルバム「ザ・タイガース世界はボクらを待っている」に収録。

最高チャートは2位を記録。

40万枚を売り上げ人気を決定づけた。

開巻のギターリフから遠慮なしにはじけまくったよ。

「ア~ア~ア~!!♪ラ~ラ~ラ~!!!」

皆でズリーの掛け声に合わせて「ゴーバウンド!」

コーラスも合いの手も分厚くってゴージャス。

ミノリーのギターカッティングと歌メロのリードギターも効果覿面。

早くも会場中が一体化。

60年代に淡い青春時代を送った若者たちならば、知らない人はいないであろう元気いっぱいの合言葉。

甘くホロ苦いあの頃が鮮明に蘇る。

もう序盤から情け容赦なきスパークの連続。

な、な、なんとテツはミニティンバレスも担当して、アクセントをつけるために強烈なるスティックワークを披露。

軽快にステップを踏みながらも観客の💛はすでに鷲掴み。

さすが勉強になるステージングだなあ。

 

カメラマン達がベストショットを狙うためにドッと詰めかけてきてポジションを競うようにごった返している。

ファン達も殺到してきて凄まじい光景。

「2曲目はお客様参加型です・・・

前回のピグスティやウィズユーでもやったんだけど、またチャレンジしてみようかなあ。

君だけに愛を、を歌いますので失神してください(((´∀`*))

ちょっと練習してみようか。

指さす・・・・失神する‥…違う、違う・・・・本当に床へぶっ倒れてなくてもいいからね(爆笑・・・・実際に転倒していた輩続出。皆のリアクションが最高だ)

オーケーかな?

わかりましたか!?」

ザ・タイガースの代表曲で4枚目のシングル。

1968年1月5日発売。

オリコンチャートでは最高2位を記録。

公称では100万枚超のセールスといわれている。

こちらもアルバム「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」に収録。

テツは最前列に歩み寄って囁きかけるように歌い出す(再び写真を参照のこと)。

ギターのアルペジオやバッキングが淡々と刻み込まれる。

思い切り抑え気味の雰囲気から、満を持していきなり演奏が炸裂。

ズリーは左右中央にと振り分けて何度も指差しポーズ。

「君だけに~!」をキッカケに爆発するのは最早お約束。

もうたまりませんなあ。

失禁寸前。

御本家は「黄金の人差し指」の異名をとりほんとうに失神者が続出したそうだ。

当時まだ小学生だった私は「失神」というものの意味が全然分からなかったものだ(((´∀`*))

ズリーと入れ替わりにミノリーが中央にせり出してソロを華麗につま弾く。

手拍子に迎えられて腰振るダンシングギャルズの振付に目が釘付け。

あちこちから「ズリー!キャーッ!!」の歓声が沸き起こる。


次に一体全体、どんなアイデアが飛び出してくるんだろう?と想像が膨らんできちゃうよ。

ビックリ箱のようで愉快痛快。

「おっとっと・・・・手で触れないようにね~~~それ以上の行為にはイエローカードを出すよ!!((´∀`*))」

 
今では名バイプレイヤーの称号をほしいままに大活躍の岸部一徳さんは、このザ・タイガースのベーシストとしてデビューしたんだ。

愛称は「サリー」

リトル・リチャードのスタンダード「のっぽのサリー」からの命名なのは火を見るよりも明らか。

長身だもんな。

その後は伝説のピッグ(短命だった・・・・)を経て井上尭之バンドに加入。

そしてキッパリとミュージシャンを廃業して俳優に専念。
現在に至ります・・・・。でも、たまにはあの名演を繰り広げてほしいものだ。

 

「ミノリー、飲みすぎなんじゃない?」

「飲んでるのは酒ではなくてヨーグルトだよ(((´∀`*))」

「ザ・タイガースを2曲続けてお送りしました。

一旦解散した彼らは、再結成もしたんだよ。
シングルもポロポロと出していたしね。

メンバー紹介も絡めて、その時の曲をやります。

・・・・・色付きの女でいてくれよ」

通算17枚目のシングル。

1982年2月5日に「ザ・タイガース同窓会」オリジナル盤として発売。

オリコン週間チャートでは最高4位を記録。

この曲はカップ麺のコマーシャルソングとしてタイアップしていたね。

お湯を注いでから1分で食べられる、が謳い文句だったけどすぐに製造中止になっちゃった。

やっぱり人間の食事待ち時間は、3分がほどよい目安なんだそうです。

せっかちな私はよくこれを食べてお世話になったものだ。

話を戻そう。

この曲はもうすでにGSの華やかだった若々しさが失せてしまって、しっかりと落ち払った80年代している。

それでもやっぱり、心にシミジミと残る名曲であることに間違いはない。

MCでも述べていたとおりに、ズリーが懇切丁寧コミカルにメンバー達を紹介。

ツッツーにはサックス吹きを強制的に要求。

「いいよ!また吹いてね~!!さっきSTAでもボーカルを担当していたよ!!」といじりまくる。

「ベースのブッチは大復活。

ドラマーのノリちゃん。

彼は超絶なる売れっ子ゆえに今日はこれで2バンド目。((´∀`*))

チエミちゃんをコーラスに使うという贅沢さ。
そしてトモミちゃんを加えての2人はお色気担当。

「そしてヴェリー・スーパーヴォーカルの・・・・ズリーです!ありがとうございますYEAH!!!
転んでいた人は誰・・・・・?」
万雷の拍手を全身に浴びて気持ちよさそう・・・ああ、エクスタシー・・・・。

そのズリーは歌い以外にも、ここではタンバリンも担当。これけっこうなアクセントなんだよ。

 
「はい!タイガースの特集はこれにて終わり!

ここからは沢田研二のソロ・コーナーに突入!!
究極の歌謡ワールドで踊るわよ。
暑いよねえ、ってわかってるくせに、おもむろに白いジャケットを着込む((´∀`*))・・・・・本当は寒いんだよ。
当たり前だけど、外も相変わらず寒いね。

曲のためのお着替えなんだもん。仕込みの衣装替え。

今年の冬は雪が多く降るって言われていたね。実際の話、大当たりだった。
次のナンバーは人前で初めて披露する曲で・・・・憎み切れないろくでなし!!」
1977年リリースのアルバム「思い切り気障な人生」に収録。
同年9月5日発売の21枚目シングル。
オリコン最高順位は3位。
マサとアキちゃんはてっきりクリスマスの時にリクエストして上機嫌でズリーがカラオケでも取り上げていた「君をのせて」が有力候補だと思い込んでいたけれども外れちゃったさ・・・・(´;ω;`)
また次へのお楽しみとしてとっておこうっと。
ミノリーはこの新曲に対して非常にナーヴァスになっていたようだけど、思いのほかうまくいったと自画自賛してた。
良かったなあ!
ここではツッツーのエモーショナル過ぎるサックスの音色を導入部に迎えての開始だ。
ベース、ギター、そしてズリーの三位一体化したフォーメーションもバッチリ。
コーラスガール達との振付と絡みもバッチリ。
とにかく屁理屈抜きにグルーヴィで強烈なユニゾンリフやメガトン級のアクセントがパワフルだ。
もちろん決め台詞一発でやられちゃうね。
中性的なジュリーになり切る堂々たるズリーの振る舞いにも要注目。
けっこう伸びやかな歌い回しは難易度強。
それを微塵も感じさせずに酔いしれている、ズリーのふてぶてしさは絶賛に値する。
また一皮も二皮も向けたな。
エンディングではそれまでキーボード・プレイに専念していたトモミ嬢が立ち上がってズリーの側面にて片膝ついてポージング。
そのシーンで大テレしちゃったものだから、ズリーから警告が発せられた。
「ダメ出しだあ。照れたらダメだって!!」
「ちゃんとやってたよ~~!!・・・」

「じゃあ2曲目の新曲なんだけど、なんと40年前の作品で・・・・・酒場でダバダ!!」
1980年9月21日発売の31枚目シングル。
オリコンでは最高チャート14位を記録。
それまでの弾けまくったパーティ路線とは一線を画す厳粛なる雰囲気に酔いしれよう。
なるほど、シブイセレクションだね。
中々にマニアックなツボを押さえている。
ミノリーの切れ味鋭いギターのフレーズが肝。
そこからハードボイルドを気取ったズリーがクールに妖艶な歌唱を響かせる。
余裕と貫禄を漂わせたメンバー達の振る舞いがバンドの好調さをにじませている。
調子も上々だ、とばかりにリラックスしてきたバンドのオーラが不敵にこちらサイドにまで迫ってくる。
イントロからエンディングまでテンション・マックス状態をずっと維持し続けている様は圧巻。
本当にこの時代のジュリーは向かうところ敵なしですさまじかったもんな。
さて、次には何をやらかしてくれるんだろうかと、常に注視の的だった。
ジャパニーズTOPアーテイストの鏡。
ビジュアル系シンガーの走り。
ところでさあ・・・・ちゃっかりとズリーは「泳げ、たいやきくん」の一節を挿入していた。あれに気が付いた人は会場内で何人いただろうか?・・・・。


「ついやってしまったよん。やらないで、っていわれていたのにねえ。ごめんなさい・・・・・ワッハッハッハ!!」
キーボードのそばに掛けていたハットを、歩み寄って行き受け取り被るズリー。

「YEAH!
さて、ズリーとストリッパーズといえば?・・・・・さっき間違えちゃったのを今度こそはいくぜえ!!

バンド名の由来ともなったやつだ・・・・・・ストリッパー」

1981年9月21日に発売された沢田研二34枚目のシングル。

同名のアルバム(同年6月発売)に収録。

オリコン週間チャートでは最高6位を記録。
チエミ嬢はテインバレスとカウベルを連打。
普段は「札幌のティナ・ターナー」の異名をとっているんだけど、今は「シーラE」みたい。

当時流行していたネオ・ロカビリー調のアレンジ。

ここでは中央に3人が陣取って、なにやら怪しげなる営みをし始めた。

歌詞のストーリーに合わせた子芝居を披露。

「俺のすべてを見せてやる~♪」の部分で、両手に花のズリーはジャケット胸元をはだけ露出して見せる。

「お前のすべてを見たい~♪」では、横にはべらせていたコーラスガールからビンタをくらうというジェスチャー!(笑)

しょっちゅうこういうことを考えながらも、虎視眈々とほくそ笑んでいるらしいよ(テツ談)

 

「それでは説明!。

お客様参加型なのでまたもや練習しますよ。

手の平を前に伸ばして、振付はこう目を隠す感じです・・・大丈夫だね。

もう指導はこのくらいにしておきましょうか!

皆さん、やってください。
間奏のところで気軽に私たちと一緒にスイスイ宇宙遊泳と洒落込みましょう!

次の曲でラスト・・・・」

「え~~っ!!??」

「オーケー、そんなわけないか(((´∀`*))いい歌ですね。いくぞ~!・・・・・・TOKIO !」

沢田研二29枚目の大ヒット・シングル。

1980年1月1日発売。

同名のアルバムに収録。

オリコン週間チャートでは最高8位を記録。

約34万枚の売り上げを記録。

ジュリーの曲の中で最も人気の高い曲の1つ。

ズリーは予算の関係上、ジュリーのような電飾紅白パラシュート衣装が実現できなかった・・・・。当たり前かあ(((´∀`*))

(この超絶に派手なジュリー・アイデアによる色物小道具セットにいい加減嫌気がさした井上尭之が決別するキッカケになったともいわれる曰く付きの曲。でもそれもあり語り草になるほどのインパクトを与えた。まあ賛否両論ありますが・・・・)

しっかし、先にも述べているが、ズリーの声が益々ジュリーに聞こえてきた。

器用に口パクなんじゃないの!?って疑いたくなるほどだ。

でも正真正銘、やっぱりズリーが歌っているんだよね~!

中盤で曲調がゆらゆらとゆらめくサウンドに豹変。

会場内は宇宙空間に様変わり。

これはトモミ嬢が操作している、シンセサイザーのみで醸し出されている効果音。

専門のスタッフも照明で本領を発揮。

薄暗がりにミラーボールがクルクルと回転して幻想的なムードを醸し出す。

ステージ上のメンバー達はス~イ、ス~イと宇宙遊泳の真似。

あららら・・・・?!ドラムもギターもサックスも泳いでいる・・・。

それだけにとどまらず、おいおい、客席に降りてきて客の隙間をゆっくりと漂う。

皆、一緒にね。

観客もミュージシャンもフワリ、フワリ~と気持ちよさそう。
ズリーなんて、自分のテーブル席にまで行き、ドリンク一飲みしてからミキサー卓手前で手まで振っちゃってるし。

頃合いを見計らってメンバー達はシュワ―~~~・・・とステージに戻って「1・2・3~!」のカウントから演奏再スタート!

こんなの見たことない。

なんとも表現できないインパクト。

よくぞまあ、思いついたものだ。

感心しきり、脱帽モノ。

ある意味では、敬服しちゃうぞよ。

 唐突にドラムがバスドラのアクセントビートをはじめた。

これってアドリブなのかい!?

それをキッカケに「電線音頭」開始。
これは超絶のサプライズ!

 

当然アンコールの声が鳴りやみません。
正真正銘、最後の時が訪れた。

「はい、やったー!強要しました~!!何をやらかすのかとんとわからない。なんか口も回らなくなってきたけど。
多分ね、次回からは、もうちょいセット・リストも変わると思うよ。・・・・・・
もうね、コロナにはうんざり・・・・・
プランを立てては中止の連続。
このようなイベントを主催してくれる方々の心労は計り知れない。
頭が下がる思いだよ。
今日は出演させていただきましてありがとうございました。

それでは、頑張っていきます!!!
あと少し付き合ってくれるかい!?

本日、最後のパフォーマンス!

マンボ―延長も解除されるとか・・・・モヤっとしたその気持ちを込めて・・・・勝手にしやがれ!!」

これって、セックスピストルズのアルバム邦題そのものだと思っていたら、実は映画(1959年公開)のほうからなんだよね。

百恵ちゃんの「プレイバックPART2」、ドリフの志村けんコントからサザンのデビュー曲と関連性あり。

ジュリー19枚目のシングル。

1977年5月21日発売。

オリコン週間チャートでは堂々5週にわたっての1位!

89.3万枚の売り上げを記録。

最後を締めくくるのにふさわしい、ロックテイストよりのポップソング。

もうぐちゃぐちゃのヘトヘトなんじゃあないかい?

汗だくで持てる力を使い果たしてしまったっていうアンバイさ。

全くもって欲張りなんだからあ、もう!!((´∀`*))

ズリーの「ア~ア~ア~ア~ッ♪」と悩ましげに訴えてくる箇所では、皆で手を横に揺らして応戦。
示し合わせたわけでもないのに、耳に体に染み込んでいるんだね。
そして秘技が炸裂。
斜に構えたズリーが気取って被っていたハットを会場に向かって思い切り放り投げた・・・・と思ったらゴム紐が付いていて「ビョ~ン!」と手元に戻ってきた。
気味はテツ&トモかあ!!??(彼らを見に行ったら高級ジャージでそれをかまされた経験あり!((´∀`*))
これにはアキちゃん、腹がよじれるほどの爆笑でしばらく収まらなかった。
ここぞという場面で放り込んでくる練りに練られたギャグ。
よくわかっていらっしゃる。
いやはやなんとも、今回もすこぶるやられたよ。
お手上げさ。


他にもリクエストしたい曲は山のようにあるよ。

あれも聞きたい、これも聞きたい。

それだけジュリーは偉大な楽曲群を生み出したということ。


最後は彦ちゃんが締め括りに上手から登場してマイクを手に何のトラブルもなく無事にライブ・イベントが終了したことに対して感謝のご挨拶。



お疲れさまでした!

心底、いいものを見せてもらったよ。

 

****泣いても笑っても、もう残すところ1バンドのみ。

それはスケールアップした、このブログの主役SAPPOROTRANSIT SAUTHORITYのブラスロックが爆発だ。
波状攻撃開始の狼煙をあげた!!****

 





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sagrada familia(chicago)

2022-03-19 19:09:58 | CHICAGO
サグラダ・ファミリア(カタルーニャ語: Sagrada Família)は、スペインのバルセロナにあるカトリック教会のバシリカである。聖家族贖罪教会(カタルーニャ語: Temple Expiatori de la Sagrada Família)という正式名称を持つ。日本語では聖家族教会と呼ばれることも多い。
masa's art chicago logo respect gallery
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VOL,186 小樽GOLDSTONE FRIENDS LIVE62(SOFT CREAM編)

2022-03-19 13:23:19 | Live Set List




5,18:00~18:30

 

そして満を持して舞台に上ったのは、またもや札幌からのバンドで先月の「雪明りの路」に引き続きの彦ちゃん率いる5人組「SOFT CRREAM」

この日のライブ首謀者が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの雰囲気が全然違う。

そのくらいの名物男だ。

一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?

いやいや、考えるのはもうよそう(と言いつつもまた来月、新しいバンドHIKOPRO ZEROでSTAと対バンの予定だと書いちゃおうっと!)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。

だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 

マサと彼とはもう16年ほどの付き合いになるんだねえ。

月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。

そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。

酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦は膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど刺激を与えあっている。

良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 

去年、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」

あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、BLUE CLOUDに引き続き今回のバンドだ。

見るのは2回目だけど、期待は一杯だったよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。

結果かい?・・・・もちろん想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。

感服しちゃった。

 

このバンド名を聞いて即、ピンとくる人は相当のロック通。

伝説のバンド、クリームのコピーバンドだ。

実は聞くところによると、このバンドは相当に活動歴が長いらしい。

今まで見れなかったのが不思議なくらいさ。

最近の彦ちゃんはポップ系よりもハードロック方面に傾倒しているのかな?

深読みしすぎ!?

気分によってやりたいものがコロコロと変動する性格なのかい。

チャレンジ精神が旺盛なことは良いこと。

 

おっと、彼らからメッセージが届いているよ

「セッション感覚でメンバーを集めたのですよ」

確かにクリーム自体が、ロックを基本にしたアドリブ合戦の元祖だからねえ。

でも圧倒的なる実力や、光る独特なセンスがなければ成立しないんだから。

理想と現実は残酷なまでに別モノ。

それを彼らはものの見事に軽く成し遂げてくれました。

恐るべしだ。

メンツを見たらば、納得の布陣。

彦ちゃんはお色直しを済ませて((´∀`*))いつもの青シャツ・ファッションに身を包み、お馴染み目にも鮮やかな水色ボディカラーのムスタング・・・・ではなくストラトキャスターシェイプ(今回はメイプル指板。PUはSSH仕様。ロックユニットをマウント。コーラスも兼任)を携えて登場。
ストラップもブルー。
もはや彼のイメージカラーに定着しているね。
司会業も兼任なんだから頭が下がるよ、全くもう。お疲れ様。

さあ、何と掟破りのツインギター編成ではないか。

もう一人のギタリストは上手に位置するハヤシくん。

白のストラトキャスターを使用。

ローズ指板。

2人共に足元のエフェクターボードが壮観だ。(写真参照のこと)

全身黒ずくめのリードボーカル&パーカッション(タンバリン)は、彦ちゃんと大の仲良しでもある高橋くん。

彦ちゃんに加えて、我らが麗しのアキ嬢とシンシアという吉田拓郎コピーバンドに所属してもいます。

男性ならではの骨っぽくも図太いパワーヴォイスを披露。

その歌唱力は圧巻の一言だった。

それでいて忠実なる再現力には感服した。

細かな歌い回しやメロディラインのちょっとしたフェイク技も絶品だったよ。

嘘だと思うならば、一度聞いてみなさい。

期待を裏切らないことは絶対に約束します。

ドラマー&コーラスはモッチン。

近年多方面から引っ張りだこの人気者。

それもそのはずで何でも叩きこなしちゃうテクニシャン。

テツやベリージャムなどから受ける信頼度も絶大だ。
長年にわたってHBCラジオの人気DJ,ヤス率いる「ブラック・ビートルズ」のドラマーでもあります。
サッサ評「正確なリズムかつ多すぎないパラディドルが絶品!」

最後に紅一点のキョウコちゃん(唯一、黒いマスクを装着)。

彼女とは長年会えずじまいだったんだけど、ここにきて連続遭遇だね~良いことだ!!。

先月なんて、本番直前まで彼女がプレイすることを知らされていなかったのでビックリした。

そういえば何年も前からこのバンドでクリームをプレイしていたもんなあ。

納得だよ。

彼女はシカゴや往年の70年代ロックが大好物。

マサともちょくちょくマニアックなやり取りをしながら盛り上がったものでした。

この日もSTAを見れることを楽しみにしていたそうですよ。

先月は真っ赤な可愛いボディカラーのヘッドレスベースを、椅子に座った状態で右足にはフットレストを添え黙々と弾いていましたが、今月は幻のグレコ製品サンダーバードを使用。
これは元祖ロック・クィーンの「スージー・クアトロ」モデルなのだあ!
ヘッドシェイプがまるで違う(写真を参照のこと。フィンガーピッキング奏法。ブラウンサンバースト)
男顔負けなくらいの渋い存在感をひたすらに放っていましたよん。)
このベースに関してはキョウコちゃんから感動的なお話をライブ直後に聞いたよ。
STAも結成初期にライブでお世話になった自転車店「サムズバイク」
スープカレーも美味しかったなあ。
そこはキョウコチャンもモッチンも常連さんで大の仲良しだった。
そのオーナーのサムさんが亡くなった・・・・。
キョウコちゃんが弾いたベースはサムさんからの形見分けなのさ。
しかも、この日はサムさんの命日だった・・・・。
「7回忌の良い供養になりました」とキョウコちゃんは感極まっていたよ・・・・。
そうかあ・・・・・あれからもう7年たったんだね。


前置きが滅茶苦茶に長くなってしまったね。

それでは軽快なるライブレポートに突入!!

 
毎度お馴染みの彦ちゃんによる名物MCからスタート。

「クリームのコピーバンドなので、アイスクリームかスキンクリームにしようかそうとうに迷いました。

で、皆、甘いものが好きすぎて糖尿病になりそうなくらいだということで、ソフトクリームに落ち着いた次第。

まあ、どの名前でも大した違いはないんだけどね。
全然関係ないけどシルクロードって映像があったよね。

それでは1曲目・・・・クロスロード!!」

のっけから彦ちゃんと林くんによる怒涛のギター・デッドヒートが延々と繰り広げられた。

ツインリード・ギターによる極上の絡み具合に痺れる。

情け容赦なき追随が絶妙の極みに達する。

1968年発表クリーム3作目の2枚組アルバム「クリームの素晴らしき世界」にライブテイクで収録(CD2の1曲目)。

3月10日サンフランシスコのウインターランドで行われた1STショーからのピックアップ。

ミシシッピー・デルタ・ブルースの故ロバート・ジョンソンの代表作品(1936年に演奏)。

十字路で悪魔に魂を売ったことで、一夜にしてギターの腕が上がったという恐ろしくも魅力的な伝説にもとずくもの。

映画化もされたよね~!

十字路でヒッチハイクしている様子なんかもリアルに歌われています。

でもやはりクリームのアレンジ・バージョンが世界的にみても有名。

元々はカントリー調だったところを、クラプトンが疾走感みなぎる血湧き肉躍るアレンジの妙でパワーアップ。

誰もがコピーしまくったことでしょう。

かのチャーも中学生の3年間を、この曲のコピーに費やしたという話はよく語られています。

野村のヨッチャンが大好物なのも納得。

印象的なリフ一発で瞬時にやられちゃいますね。
彦ちゃんもロビーにてここの部分は熱く解説していたっけね!((´∀`*))

ギターの5弦開放弦のA(ラ)の音を使ってローポジションで弾くのですが、チャーは最初6弦5フレットのA音で弾いていたと以前テレビで話していました。

もちろん5弦をルートにするか?6弦をルートにするか?では、同じ音でも聞こえてくるトーンが全く違って聞こえてきます。うなずけるでしょう。

ある日、チャーさんは知り合いに正解を教えてもらったおかげで初めて知ったそうです。

あの時代の人たちはコツコツと努力して学んでいったのですよね。

そのおかげで、昔のミュージシャンたちが耳を鍛えられたのは間違いない。

今の世代は恵まれすぎだよ。

何から何まで楽をし過ぎだ。

クラプトンだけにとどまらず、そのバックでけんか腰で負けじとソロまがいに弾きまくるジャック・ブルースも凄まじすぎる。

私の憧れの的だ。
このクリームの3人がごく数年間だったけれども、一堂に会していたなんて、これを奇跡と呼ばずして何を奇跡と呼ぶべきか。

ギターマガジンの解説によると・・・・最適なる必須ポイントは

Aのマイナーペンタトニックとメジャーペンタトニックのスケール

そのどちらも使った定番ミックス・ペンタトニック(B・Bキングをはじめロックやブルース系では不可欠)

効果的な復音フレーズの挿入

豪快なる複音ベンド・リック

素晴らしきラン奏法で盛り上げる演出・・・・とのこと。

堅苦しい話で恐縮ですが、上記を参考にしたらジャズやファンクなどでも面白い効果を発揮しそうだ。

ついつい、興奮のあまりギター教室の様相を呈してしまったさあ・・・・・(ある方のブログから引用させていただきました)。

高橋くんは情熱的でエモーショナルなボーカルだけにとどまらず、タンバリンの連打でバッキングサウンドにも応戦。

 

「改めてソフトクリームです。
平均年齢が相当に高いので1曲歌うたびに息切れが激しいです・・・・

ええっとお・・・・次は何だっけか?
息も整ってきたところで・・・・・
そうそう、白い部屋だったね((´∀`*))・・・・・ホワイト・ルーム!!」
怒涛の鉄板ナンバーが目白押しだ。
ワイルドな音の洪水がこれでもかあ、というほどに襲いかかってくる。

こちらも「クリームの素晴らしき世界」に収録。

シングルもリリースされた。

オーストラリアでは1位を記録。

ジンジャー・ベイカーは「4分の4拍子の構成に特徴的な4分の5拍子のオープニングを追加した」と主張しているそうだ。(ウイキペディアより)

イントロに炸裂するクラプトンのトレードマークともいえるウーマントーンが盛大に華々しくウネリまくる。

その名のとおり、狂おしいくらいに咽び泣いている。

もちろん彦ちゃんはワウペダルも思いっきり踏み込んで、劇的でヘヴィーな「トーキングエフェクト」を得る。

キョウコちゃんも「私が女性版のジャック・ブルースよ!」と言わんばかりに複雑なブリブリフレーズで自己主張。

サイケデリック・ワールド全開。

彦ちゃん&モッチンのハイトーン・コーラスも効果絶大だ。

よく通る声だから厚みも更に増す。

高橋くんの男気をふんだんに盛り込んだSTRONGヴォイスは絶好調。

各自それぞれが曲のありとあらゆる要素を解釈して昇華する姿は、驚きと共にとても勉強になる。

 

「白い部屋・・・・60歳前後の世代にとっては胸キュンものの、白いギター・・・・・白いブランコというのもあったね。ビリーバンバンだっけ!?
ホワイトルームって英語だとカッコいいけど日本語だと4畳半フォークのタイトルみたいだよねえ。
この曲は映画ジョーカーの中でも効果的に起用されていました。
今日は曲を短めでお送りしております((´∀`*))

そうだ、その余った時間を利用してメンバー紹介なんかしてみたいと思います。
キョウコちゃんが弾いている珍しいベースはショート・スケールのスージー・クアトロ・モデルです。だからこれからキョウコちゃんがスージーQを歌ってくれます・・・冗談です((´∀`*))」
懇切丁寧、ユニークなテイストも加味したトークもこれまた一興。

彦ちゃん「ギター2の私がバンマスのチャーです」

と言い放った途端に「タムケンかあ!!??」と突っ込みが入り大爆笑!!

「この間、(ノ∀`)アチャーと言われました・・・・それとは違う!!」と慌てる彦ちゃん。
間髪入れずチャーの「闘牛士(チャー初期の歌謡曲路線時代の名曲)」ギターリフを弾く。
会場内で何人が理解してくれたかなあ・・・・?

このプレイ中の真剣な表情と、リラックスムード満点な和気藹々MCとのギャップが愉快痛快だ。

 

「次、3曲目は・・・・これをやるんですね・・・・サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」
彦ちゃんのアグレッシブなるギターソロからメインリフが炸裂。

クリーム初の全米ヒット曲。最高ランクは5位(1968年リリース。1967年11月に発売された2枚目のアルバム・カラフルクリームに収録。アメリカではゴールドディスクも獲得している)

実は先月、ソフト・クリームが出演すると聞きつけたマサは、オマージュとして迷うことなくSTAにもこの曲をセットリストに組み込んだ。

たまには、そんな遊び心があってもいいではないか!!

でも彦ちゃん、非情にも、その時はSTA登場の直前に帰ってしまったけど・・・・・。

ここでもうんちくを一言・・・・クラプトンのギターソロは、マ―セルズのロックンロールなスタンダード「ブルー・ムーン」を意識したのだそうです。

テーマともいえる、ある夜明けのサプライズを重厚に強調することに成功している。

後半でのってきた彦ちゃんは、ギターを持ち上げて、お得意の歯弾きソロも披露。
上手上方からスモークが怪しくモクモクと漂ってきた。
演出効果バッチリ。臨場感満点さ。

大出血サービスだね。

ほとんどが2つのコードで繰り返されるんだけど、それだけでも余りあるほどの芸術だ。

アフリカン・リズムが冴えわたるモッチンは「札幌のジンジャー・ベイカー」に見えてきた。

 
「タイトルにはサンシャインって付いているけど、全然そんな爽やかな感じじゃあないよね。
次の曲は、先月残念ながらお披露目をできなかった・・・・愛しのレイラ!!」
満を持して遂に飛び出した極上のブルースロックだ。
パワーコードによるラブソングのフレーズがメイン(元々はバラードだった)。
クラプトン自身にとって重要なる1曲。
親友ジョージ・ハリスンの妻、パティ・ボイドに恋してしまったという、その狂おしいほどの感情を託したもの。
今でも必ずコンサートの終盤で披露される。
山場はもちろん火花散るツイン・ギターによりバトル。
全く個性や方向性の異なる2人がしのぎを削り合う様は圧巻だ。
テンションがマックス状態。
まさに、このステージにおけるターニングポイント。
欲を言わせてもらえれば,デュアン・オールマン入魂の激しいスライドギターも導入して欲しいなあ。
残り時間もごくわずかに迫ってきたのを意識してか、メンバー達は余力を振り絞っての熱演。
よりアグレッシブに汗を飛び散らせている様の気迫は近寄りがたいほどだ。
オーディエンスもドッと前方に詰め掛けてきて踊り狂っている。
密にならないようにお行儀よく気を使いながらね。
老若男女問わずにエキサイトしまくりつつもエモーショナルな響きには心奪われてしまう。
琴線に触れるラインは日本人好みだ。


「ここ2週間は雪投げ地獄で皆さんお疲れのことと思います。
フレンズライブもおかげさまをもちまして62回目を迎えることができました。
ありがとうございます。
もうすでに65回まで決定済なんですよ!
それでは5曲目、これで本当にラストですよ。

何故だかクリームではなく、アメリカンのロング・トレイン・ランニン(ドウ―ヴィー・ブラザース)!!」

えええ!???予測不可能なチョイス。

1973年スタジオアルバム「キャプテン&ミー」に収録。そこからの第1弾シングル。

イギリスでは最高7位を記録。

これって元々はインストウルメンタルだったそうだよ。

ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。

このイベントでは過去にも数多くのバンドが取り上げていた。

それくらい耳に染み付きすぎたお馴染みソング。

無意識のうちにワクワクしてきて踊りだしたくなるグルーヴが申し分ないよ。

もうここまで辿り着いたら、火花散りまくりのインプロヴィゼーション大会。

モッチンも大活躍。

コーラスはもとより、手数の多いフィンルインをビシバシと叩き込む。

まるで千手観音のようだ。

古き良き70年代へ一気にタイムスリップ。

高橋くんはどんなタイプの曲でも器用に歌いこなす才能に恵まれたシンガーだ。

ステージングも巧み。

フロントのメンバー達がガッチリと一体化する光景も爽快。

 

ちなみにクリームはジンジャー、ジャック存命中に「ロックの殿堂入り」を果たしている。

その時にはライブ演奏もしてるんだよね。

残念ながら日本には来てくれなかったけれど・・・・。

もう2度と見ることの叶わない永遠のロック・トライアングルの金字塔。

私はジンジャーだけ遂に生で見ることができなかった。

 

それはともかくまたすぐにでも「ソフト・クリーム」を見たいなあ。


****さあ、中間点を通過した。

ここからは早いもので後半戦だよ~!

次に控えしバンドは愉快痛快、これまた破天荒極まりない超絶なるベテラン勢だ。

( `・∀・´)ノヨロシク!!!****

 
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語り継ぐ北海道空襲

2022-03-19 12:06:28 | free form space
もう世の中、対岸の火事なんて気分じゃなくなってきたなあ…。

帰せ、北方領土!
美しい島々、北海道に生まれたからには、一度は行ってみたいなあ。

最近、こんな本を再び引っ張り出し読んでいる。
のどかな地方の街まで悲惨な空襲を受けていた事を初めて知った。
それもかなり詳細に。
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stevie wonder/go home

2022-03-19 11:03:22 | free form space
https://youtu.be/FhPVoQd1FPU

長文です。

長沼修さんは昭和の北海道を舞台にした傑作ドラマを数多く生み出した伝説の演出家!
私はずっとファンだからドラマ以外に著者なども数冊愛読している。

で、その中に超ビックリなエピソードがあった!

「パートタイムラバー」の大ヒットにのって、1985年に来日したスティービーワンダー 。
今のところ一回きりの札幌公演がこのツアー最終日だった。
洋楽に疎い道産子にしては珍しくチケットが争奪戦だったらしい。

長沼修さんが局のプロデューサーに
「よくわからないんだけどスティービーワンダー のマネージャーが、午後に札幌入りするらしく君に会いたいそうだ。悪いけど時間を空けといて!」
半信半疑でホテルの喫茶ルームでマネージャーと会う。
説明によると
「日本公演最終日の札幌でスティービーワンダーはどうしても新曲ゴーホームのPVを作りたがっている。
あなたならば引き受けてくれるだろうと聞いた。我々は非常に困っている。金はいくらでも払う!」という乱暴な話。
「スティービーワンダー はこの曲をとても気に入っているから、単なるライブビデオではなくストーリー性のある内容を希望している。
今夜スイートルームでスティービーワンダー本人と打ち合わせしましょう!」
受け取った曲入りテープを繰り返し聞きまくりドラマティックなイメージを膨らませたそうです。
何と一日で制作して欲しいなんて無茶苦茶な要望!
和風な紙風船がふとひらめき、それを手にスティービーワンダー貸し切りのホテル最上階へ。
すると例の調子で鼻歌混じりに体を揺らせながらスティービーワンダーが登場!
彼は丁重な挨拶をしてくれたそうだ。
そこからはスティービーワンダーこだわりのやりとりが続く。
77欧米向けPVだからオリエンタルな雰囲気で大仏や、新幹線を入れて欲しい!
私はこれに賭けている。
必要ならば1週間札幌に滞在してもいい!」
さすがにスタッフも大慌て!
ここで紙風船をそっと手渡すと興味津々。
「中に鈴は入れられる?」「もちろん!」
トントン拍子に映像の流れができた。
構成は…ジャジーでクールなゴーホームの曲に乗せて
札幌の街中を飛ぶ紙風船。
それを追う女の子。
二条市場、中島公園、神社、そして共進会場ステージで歌うスティービーワンダーの足元に紙風船が鈴の音を響かせて止まる…。
微笑んで紙風船を女の子に手渡すスティービーワンダー !

後はライブ映像の撮影。
スティービーワンダーは「必要ならば何回でもこの曲を演奏します」と約束してくれた。
実際にスティービーワンダーはコンサート当日にお客様に対して丁寧に説明して4回プレイ。
この5分のPVを3日徹夜で編集してマネージャーに手渡し、それを手に急ぎ帰国していったらしい。

この曲は全米1位を記録!
でも実際世間一般に流れているPVは全く違う作品…。
幻の札幌映像スティービーワンダー PVとなった。
見てみたいなあ…。
どなたか札幌コンサートの事や、このエピソード詳細を知っている人はいるだろうか?
コメント (2)
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往年の2枚目スター俳優、宝田明さん死去…( i _ i )

2022-03-19 10:00:07 | free form space
https://youtu.be/KNDH2mX8wf4

往年の2枚目スター俳優、宝田明さんが亡くなった…。
初主演映画は、あの特撮映画の金字塔「ゴジラ」
まだ白黒の記念すべき第一作目。
私が生まれる前だもんなあ。

最近だと「ダンスウィズミー」が良かった!
今再放送している「カーネーション」のヒロインの優しいお爺さんも個人的には印象的。

私が高校生の時、登校したらクラスメイトが興奮気味にノートのサインを見せてくれた!
「さっき駅に宝田明がロケに来ていたからサインもらったさあ!」と自慢気。
後にTVで見たら栄養ドリンクのコマーシャルだった。
颯爽と野山でジープを運転するカッコイイ宝田明さん!
そしてある家庭との食事団欒シーン。
それを見た我が父は
「あのオヤジは職場の仲間だ!」と言ってた。
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第二期ディープ・パープル・カバー・バンド始動❣️

2022-03-19 09:19:41 | free form space
https://youtu.be/9sGy_-p_sVE

コロナ禍や豪雪やらで中々スタジオリハができない日々。

我がディープパープルのカバーバンド、久しぶりに合流!
10代からずっと一定間隔でプレイしているバンドだけど、いまだに新たな発見あり。
勉強になるなあ…😓
パープルのベースは第一期、第二期、第三期以降と三人!
ニックはオーソドックスだけどもっと評価されるべき。
ロジャーはジョンジーと並ぶハードロックベースの礎を築き上げた功労者だけにお手本。
そしてグレン。
ファンク系大好きな人だからソウルフルにハイトーンコーラスやりながら、いきなりフレット上をピッキングで跳ね回る。

と、いうわけでして早くも我らDPカバーバンドは第二期に突入ダア!🤠🎶

写真のポスターには異論あるだろうけど
二期のメンバー達だもんねー♪😎
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