はい、皆さん、その後いかがお過ごしでしょうか。
北海道は短い夏がすぐそこにまで近づいてきたよ。
大好きな屋外ライブイベントの季節到来。
それに向けて我々STAもじっくりとスタジオ・リハ入り。
もはや恒例ともなった小樽・浅草橋オールディズナイトがそれ。
STAは現在も最多出演記録を更新中!
例によってメンバーの変動はあるけれども、バンド史上最強の布陣が出揃った。
その詳細については後ほど述べるとして、STA結成時からお世話になっているスタジオ・クリームはオーナーが帰省のために休業・・・・。
で、初めてスタジオ・マグナムを利用。
ここの社長は35年前からの知り合いだけどね((´∀`*))
場所はこれまた以前STAが常連で出演していた今は無きヴィニーズバーの真横。
(ヴィニーズバーのオーナーは現在ソリッドの店長として活躍中!)
パーキングで仲良しバンドの「幕ノ内」と遭遇。
お互いの近況報告をしあっての和気藹々ムード。
彼らもクリームが休みなのでマグナムを利用とのこと。
バンド活動は何かと大変だけれど、札幌はその点では恵まれているのかもね。
マグナムはアッキーがよく利用しているので彼女が予約をしてくれた。
いつもとてもよく協力してくれるので感謝してもしきれないよ。
ご苦労様です。
次のSTAライブは7月下旬なので、ウパちゃんが「モチベーション維持、コーラスの練習、他にも諸々と試してみたい確認事項があるのでぜひともリハをよろしく!」とリクエストがあり、スペシャルな内容となりました。
残念ながらミツとコバや休み。
アッキーが全員のスケジュール調整をしてのスタジオ入りとなりました。
メンバーは・・・・・
マサ、モッチン、アッキー、そして若さ漲るナイスガイのマッツ、
燃えに燃えているウパ、久しぶりのアイちゃん、ニューフェイスでアイちゃんとは顔見知りにユーちゃん。
ユーちゃんは大量のパーカッションを車にドッサリと積み込んでいるので皆で手分けしての運搬。
ご丁寧なことにユーちゃんは台車まで持っているのでフットワークも軽い。
9人編成のメンバー中7人が集結。
マグナムのスタッフさんも懇切丁寧な対応。
マイク、スタンド、譜面台、ケーブル、スネアなどなどは貸し出し。
特筆すべき点はコーラス担当のメンバーが増えたこと。
以前まではコーラス・メンバーは0だった。
そこのアッキーが頑張ってそのパートに加わり、モッチンも参加。
遂にはウパちゃんも意欲的。
ゴージャスこの上ない。
アイちゃんひとりでも十分にパワフル・ヴォイスを発揮して十分足りるのに、ドンドンと可能性を求めて貪欲なメンバーが加入してくれたおかげでサウンドの幅も膨らんできたよ。
楽しいし嬉しいし、ワクワク。
初めて利用するスタジオ内はとっても新鮮。
たまにはリフレッシュという意味では良いことだね、こういうのも。
最近、お約束となってきたマサのお菓子配りタイムがアイちゃんにとってはハッピー・サプライズだったらしい。
今後のメニューにも期待してね。( ´艸`)
セットリストはとっくに固まっているんだけど、今回の7人に合わせて6曲をセレクション。
それらをじっくりと練り上げていった。
フルメンバーではないし、初の曲も目白押しだからそれなりの音出しになるのでは・・・?と思っていたら、結局は素晴らしいリハになりました。
どいつもこいつも凄いミュージシャンだらけ。
頼もしい存在感を発揮。
一切の妥協を許さずとことんまで追求。
ホーン隊はサックスの2人のみ。
彼らが肩を並べて熱く討論している姿が微笑ましくも美しい。
横に陣取るアイちゃんも感銘を受けていたご様子。
ダンディなユーちゃんの本格的なパーカッション群も壮観。
ズラリとセットされたそれらの打楽器をセンス良く逐一手を変え品を変えて彩を添えていく様は気持ちが良い。
モッチンとの息もピッタリ。
もっちんが「たまにパカッションとドラムのパート・チェンジをやろう」と言い出す始末。
都合よく1曲だけユーちゃんはドラムで担当した曲があったから尚更の事。
まあ、それはまた次の機会ということでね((´∀`*))。
ピアノから入る曲はいつもならば、マサがリードボーカル。
それを初めてアイちゃんが担当。
モノにするのに四苦八苦しているようだけど、十分に雰囲気が良い。
本人は納得がいかないようだけどね。
コーラスもマサ、モッチン、ウパちゃんとで役割分担。
ハーモニーの振り分け、パートの選別、テンポと練り込む。
アイちゃんは何度もテイクを要求。
ドンドンと熱を帯びていくSTA。
やっぱりこうでなきゃあね。
演奏へのリスペクト精神が一致団結。
同じ方向を向いて纏め上げていく力量は半端ない。
それはテイクを重ねていくたびに証明されていく。
活性化され、型作られていく。
理解力と臨機応変な対応力共にエゲツナイ!!
アイちゃんに用意されていたバラード。
以前にアイちゃんが披露して以来だ。
やっぱりこの曲は彼女にお似合い。
表現力が更に向上。
あまり体調は良くないようだったけど、頑張っていたよ。
モッチンは「この曲のリズムはつかみどころがない」と、もがき苦しむ。
それも、高度なところでの悩みなんだけどね。
そして、ここでもウパちゃんが新たな試みを発揮。
STA初のフルートの導入。
あの澄み渡る優しい音色が響き渡った。
サックスとフルートを使い分けてみて「どっちがいいかな?」とウパちゃん。
皆、即座に「フルート!!」
で決定!!
感動的なる采配。
ウパとアッキーは、ラインでお互いのコンビネーションを段取りよく突き詰めてようだ。
超がつくほどに懐かしいファンキー・ソングにとりかかる。
一番の鬼門曲。
カウントから合いの手、パーカッション、スライドホイッスル、グルーヴ、エンディングを確認事項が山積み。
それらを一つ一つ決めていく。
この曲、何度かライブで取り上げてみたけど、全然ファンキーにならないし、消化不良気味でウンザリして長年封印していた。
でも今のメンバー達ならば極上の仕上がりになると踏んだマサが解禁。
結果としては大当たりだった。
マサがホイッスル、アッキーはスライドホイッスル、アイちゃんとアッキー、ウパちゃんらが賑やかに歌いあげてお祭り騒ぎ。
タイトでストレートにシンクロするリズムセクションはアイちゃんも絶賛。
ユーちゃんはパーカッションがフューチャーされた曲目白押しだけに、ノリノリだ。
エンディングはモッチン案で以前のよりももっといいものをひねり出す。
そこにウパちゃんも本家のライブ・バーションを聞かせてくれて目から鱗。
オリジナルのスタジオ音源はフェイド・アウトだけに大きなヒントに(後日、モッチンが事細かにグループラインでアイディアを独特なる表現で送ってくれた!)。
トランペットが吹き荒れる曲は今回もトランペット不在のSTAだけにアッキーとウパちゃんがアレンジで再現してくれた。
これで問題は解決。
ここにコバ、ミツが加われば申し分なし。
アイちゃんは「もっと前ノリで過激なロック風で攻めてみたい」と貪欲。
それはお手のモノ。
いやが上にもSTA はライブでそうなるから心配いらないよん( ´艸`)
ユーちゃんの一言で「ディスコ」で一世を風靡したスタンダードを。
ここではモッチンもコーラスで厚みを演出しているので臨場感が増した。
時間一杯までみっちりと全員がうちこんだおかげで、有意義なひと時だったよ。
これはライブへの手ごたえをしっかりと掴んだかもよ。
チームワークもバッチリ。
ありとあらゆる意見が飛び交う。
それらの全てが向上心に満ち溢れている。
才能に恵まれた連中だけに効率も良い。
このメンツ初のリハで(フル・メンバーではないけど・・・・)これならば、次の時にはどうなっちゃうんだろうね。
今年の夏のSTAは5月にめでたく200回目を迎え、新たに生まれ変わっただけに期待していいよ。
ギアを1段上げて、ぶっ飛ぶくらいのパフォーマンスをお届けします。
北海道唯一無二のブラスロック魂と、本格派ライブの神髄を熱く展開していく所存。
追伸・・・・・結成18年のSTAは、ホーンセクションのメンバーを随時募集中!
一緒にシカゴを中心としたブラスロックを楽しみましょう!!