ジェフベックの「ブローバイブロー」日本盤アルバムのレコード袋に、同じレコード会社から発売される他バンド達の新譜がズラリと掲載されていた。
その中にジャーニーのデビューアルバムも載っていた。
サンタナを脱退した若き天才ギタリストのニールがグレッグと共に結成したバンド。
キャリア豊富なエインズレーがドラマー、スティーブミラーバンドのロスがベーシスト。
最後に加入したサイドギタリストのジョージ・ティックナーだけは、後にも先にもこのアルバムでしか知らない…。
他のメンバー達はその後も大活躍する訳だけど、ジョージは一枚のみで脱退した…。
でもセカンド、サードアルバムにもジョージはコンポーザーとして参加していた。
さて、ジャーニーはコンスタントに名盤をリリースするも、長年にわたり大した成功を得る事ができなかった。
スティーブペリー加入以降のヒット曲連発時代でジャーニーを知った人達が、不遇期の一連アルバムを聴いたらビックリするはず。
全くの別物サウンド。
乱暴な表現をすると、アメリカンプログレハードロックだもんなあ。
そんな初期のメンバーだったジョージ・ティックナーが今月亡くなったそうだ。
日本でも絶大な人気を誇るジャーニー!
近年の、メンバー間ゴタゴタ騒動をジョージはどう思っていたのだろうか…?