THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

元ポコ、イーグルスのメンバー、ランディ・マイズナー死去…

2023-07-28 17:21:15 | free form space
あゝ…ランディ・マイズナーよ、
ショックだあ。
とても、悲しい…。

アメリカを代表する国民的バンド、ポコとイーグルス創設期のベーシスト。
数々の伝説的な名演を残した。
「呪われた夜」「ホテルカリフォルニア」の独創的なカッコいいベースLINEを聞いてくださいよ。

ランディマイズナーはベーシストとしても超一流だったけど、コンポーザーとしても、ボーカリストとしても才能を発揮していた。

何たってランディ作品のイーグルス初ミリオンヒット「テイク・イット・トウ・ザ・リミット」は、彼のファーストソロでもセルフカバーするくらいに永遠の傑作ナンバーだもんね。
何度聞いても切なく泣ける。

イーグルスは札幌ドーム公演が実現したけど、もちろんランディの姿はなかった…

でも、1981年の5月は忘れられない。
同じ時にジョーウォルシュとランディマイズナーは東京公演中だった。
俺は仕事柄、運良くこの2人と遭遇できた。
ジョーは武道館ライブ。
元ジェームズギャングで、この頃はイーグルスのメンバー。
俺は裏方としてステージ上手に陣取り、かなりロックしているジョーを間近で見ていた。
ラストは意外にも「ゲットバック」だった!

で、ランディは日本青年館。
残念ながらコンサートは見れなかったけど、何とランディマイズナーバンドは俺が勤務する会社のスタジオでリハーサルをしていた。
早々に外へ出てきたランディ。
傍らには美女が寄り添う。
俺もトラックの横に待機していたら、ランディが俺の真横にきた!
日差しが眩しいらしく、終始目を細めた笑顔で片手には缶ビールを持っている。
この指でイーグルスのベースを弾いていたのかあ…と俺はチラチラ見ていた…!
ランディのTシャツから張り出たお腹はタヌキみたいだったけど、あの青年のような顔は全く変わっていなかった。
ランディそのもの。
お腹とのギャップは強烈だったけど。
結局、この来日公演は酔っ払っていて不評だったらしい。

でも若々しいルックスとクリアな歌声と安定感抜群なベースは、いつまでも語り継がれていくのだ!
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シンニード・オコナーが若くして死去…( i _ i )

2023-07-28 13:59:30 | free form space
アイルランド出身のシンガー、シンニード・オコナーを偲んで…。
才色兼備とは彼女の事だろう。
このアルバムもプリンスのカバー曲も世界中で爆発的に大ヒットした。
「愛の哀しみ」
心に染み入る歌声。
プロモビデオも絶品。
何度聞いても感動に打ち震える。
スキンヘッドと意思の強そうな美しい顔立ち。
実際、音楽以外に、過激な発言や行動を繰り返して絶えず物議を醸していた。

児童虐待、女性の権利、人種差別、宗教に至るまでガンガンと思いの丈を込めてメッセージを送り続けた。
よく音楽雑誌でそれらの事柄が取り上げられていたなあ。

特にインパクトがあったのは、あの有名なボブディランのトリビュートコンサートだ!
伝説的なミュージシャン達が次々と出演してディランの曲をプレイする中、シンニードが登場した途端にブーイングの嵐が収まらない。
シンニードは意を決し「WAR」をアカペラで熱唱して舞台の袖へ。
そこに待機していた司会進行役クリス・クリストファーソンの胸でドッと泣き崩れていた。
プロテストソングなども歌っていたカリスマのディランを賞賛するオーディエンスの矛盾反応。
あれは話題騒然だった…!
それ以降は、シンニードの名前を聞く頻度が減少したような気がする。

絶対に彼女のデビューは早過ぎた!
あの頃は、まだまだ女性の立場が窮屈な時代だった。
今ならば当たり前にシンニードのような女性たちがヒロインとして賞賛されて活躍しているのに。
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