THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,209 小樽市公会堂大ホール 雪あかりの路16 オールディーズライブ16(アンクル・キャッツ 編)

2024-03-04 22:12:39 | Live Set List

会場内で盛大に流れ続けているBGMは
賑やかに、ザ・ビートルズの「レディ・マドンナ」「ヒア・カムズ・ザ・サン」
「明日にかける橋」サイモン&ガーファンクル
「ユアソング」エルトン・ジョン
「ア・ハード・ディズ・ナイト」ザ・ビートルズ
「男が女を愛する時」パーシー・スレッジ
「ラジオスターの悲劇」バグルス
「ペーパーバックライター」ビートルズ
そして「ZARD」など・・・・。
ナイスなセレクションがご機嫌だ。

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

7、4:30~5:00
さてさて、いよいよもって佳境に差し掛かってきましたよ。
次の出演は
で、満を持して最早お馴染みの人気者「アンクル・キャッツ」が登場だ
ジャンルは誰でも気軽に歌えるありとあらゆる音楽で一大網羅
意外なことに彼等は初出演だとさあ!!??
それを聞いてビックリした
てっきりもう常連組だと思い込んでいたよ
時間の流れがなんまらと速い。
アッという間の出来事だ。
日も徐々に長くなってきただけに、ムードも満点さ!!
10分ほどの押しだけど、さあ、覚悟して臨むようにね


バンドからありがたきメッセージが届いています
「私たちアンクル・キャッツは結成17年の歴史あるバンドです!
数々のメンバーチェンジを行い現在は女性1人を含んだ、ギター2人、ベース、キーボード、ヴォーカル、ドラムの6名体制です!
年号が令和に変わりアンクルもドラマーが変わりました!

札幌を拠点にアンクル・キャッツのコンセプトとして、昭和歌謡曲をロック風にアレンジしたり、アニソンや演歌、オリジナルを中心に特定のバンドやジャンルにとらわれず自分たちの好きな曲を色々とアレンジ含め演奏。
心機一転マイペースに活動していきます。
比較的に女性ヴォーカルの曲が多めですね。
決してカヴァー・バンドではありません。
これからは積極的に洋楽へも着手していく所存であります。
今までアンクル・キャッツの事をご存じなかった演者の皆さん、会場に足をお運びくださった観客の皆さんにも知っていただきたく、精一杯、頑張って演奏させていただきますので、楽しみにしていてください。
不安も少々ありますが、それよりもアンクルの新しい音にご期待ください!」

そうなのですよ
琴線を震わせるフルコースで盛りだくさんだ

彼らと私が対バンを組むのは昨年8月27日(日)の「北運河サウンドエナジー」以来だね。

すっかりとSTA界隈では常連組。

まあ、いずれにしても、百戦錬磨のツワモノたちだ。

男性5人プラスおなじみの引っ張りだこ、ミーさんがキーボード参加での6人組み。

S・T・Aのリブレーション企画を中心に、ほとんどファミリーのようなバンド。

近年はメンバーを一部入れ替えての、新生アンクル・キャッツとして華麗に再構築を図っている!

そうそう、5年前の前半には江別市民会館でもタイバンをやったよね。

お互いに顔見知りがいるということは心強いものだ。

 メンバーの紹介をします・・・・・・

リーダーのヒロさんは以前の小樽屋外ではブルーカラーのストラトタイプ・ギターで現れたり、COOLZのサンバースト・テレキャスターを使用
(ローズ指板)したり、ミュージックマンを使用(ローズ指板)したりギターコレクターの様相を呈していますな。
そして、な、な、なんと今回はフェンダーのストラトキャスターを使用!
(目にも鮮やかな水色ボディ・カラー。ローズ指板)。
一体全体この人は何本のギターを所有しているのか今度ジックリ聞いてみようっと!
しかも、どれもこれもが渋い高級なものばかりだしね。
(ストラップは黒の高級な革製品。
コーラスも担当)。
何かとヒロさんはリーダーとして多忙なのだ。
右胸に神々しきアンクルキャッツ・ロゴ入りの黄色いTシャツを着用していました。
サングラスと白いマスクを装着
そうそう、ついこの間まで我らがSTAでもギタリストとしてサポート加入していくつかのステージを共にしました
その節は大変お世話になりました
この日も福さん直々にSTAのテーブル席へご挨拶にきてくれました

ベース&コーラスのムッちゃんはもちろん長年の愛器ミュージックマン・スターリングを持参
(ナチュラルボディカラー。
ローズ指板。
フィンガーピッキング。
ワイヤレスを装着)。
長年伸ばしているロングヘアを後ろでガッチリと結ぶスタイルでの熱演。
彼も自らデザインした(これが本職)アンクルキャッツのロゴを右胸にプリントした黒Tシャツを着用。
右手首にも黒のアームレストを装着
超売れっ子のムッチャン。
なんと現在では4つのバンドを掛け持ちしているのだそうですよ。
まだまだ増えたりしてね!
人気者はつらいよ。
そうそうタカ&トシの冠番組「タカトシランド」にムッチャンの店「ミューズ・カフェ」が紹介されました
再ブレイクした道産子のお笑いタレント「とにかく明るい安村」くんと一緒に来店して持ち芸まで披露してくれバカ受けしていたよ
カウンター席の後方壁にはしっかりとメインベースが飾られていたのを私は見逃さなかった!!

タメの効いたバックビートが評判のマコトちゃんはニューフェイス・ドラマー。
ヒロさんと同一デザインの黄色いアンクルキャッツのTshirtを着用。
グレーのマスクとロマンスグレーの頭髪がチャームポイント

先述のキーボード(ヤマハのMODX7)&コーラスは一番新しいメンバーの紅一点ミーちゃん。
茶髪のロングヘアがキュートでチャーミングなコケティッシュ・レディ。
世の殿方どものハートもイチコロだ。((´∀`*))
オシャレで情熱的な赤いファッション(帽子とロングのドレス)がとてもよくお似合い。

そして花束持参の追っかけファンが続出のカリスマ・ヴォーカルには神々しきフミオ君!。
この日も熱狂的な女性ファンやチビッ子達が駆け付けて、写真撮影に没頭していました
(私もお手伝いさせられちゃったさあ・・・・・)
今回も着替えとメイクをバッチリと施し、ステージに堂々君臨していました。
ライブのたびに自身でのテーマを掲げてカラーリングを決めています。
それも一つの醍醐味だ。
で、今回は潔く全身を黒と白で統一した、ヒョウ柄の美しきいで立ち!。
煌びやかな装いでひと際目を引いていたよ
(写真参照)。
帽子から、ジャケット、パンツ、ブーツ、手袋に至るまで、どこをとっても一際他を圧倒
文句なしに目立っています!!
白い羽根ストールのヒラヒラが、1ポイント追加ですこぶるオシャレ。
ちょっと彼はほろ酔い加減だけど、艶やか。
マサが以前にオリジナリティ溢れる衣装についてコメントした事で刺激を受け大変奮起したらしくて(!)、超が付くほどに更なるド派手な仕立て具合でまとめてきてくれたようです。
いやはやなんとも、御見逸れしました!
めくるめくコスチューム・シリーズの総結集だ
もちろん衣装は全て、フミオくんによる完全なるハンドメイド。
一針、一針を、丹精込めて縫い上げ製作しているとのこと。
ボイス・トレーニングと並行して、ビジュアル面にも徹底的に突き詰める生真面目でストイックな男であります。
フミオ君が歩いてきた通路はすぐにわかったよ・・・・だって羽が散乱していたもんね
(以前これを拾ったあるレディは髭に見立てて記念撮影とシャレこんでいた・・・・笑)
そして皆、食い入るようにかぶりつきで聞き入っていたよ。
アイちゃんもマサに「あの衣装はどこで購入しているんですか?」と聞いてきたくらいだ。

もう一人のギタリストはスパンコール・エレキダくん。
ネットで購入したという銀色のスパンコール衣装がまぶしいくらいに輝いている。
その詳細のレポートも以前に書いていますが(小樽・ゴールドストーン)、3種類のキラキラ衣装を所持しているのだとか・・・・((´∀`*))。
さり気なく飾り付けられた、黒いメッシュのテンガロンハットも着用。
エレキダくん使用のギターはトレードマークともいえるフェンダー・ストラトキャスター3シングルピックアップ。
3トーン・サンバーストボディカラー、ローズ指板仕様。
ちなみにマサとは、居住地がなんまら近いのだ。

 開演前、マサは直接ステージ上のフミオくんのところにまで駆け寄って激励。
律儀に深々と一礼を返してくれました
(アキちゃんもオフステージ時に挨拶をしたら、やはりご丁寧にお辞儀してくれたとさ)。
さっすが一流のエンターテイナー。
お客様は神様だもんね。

 
バンドの入れ替えと、セッティングには10分もの持ち時間が設けられているので十分に余裕があります。

サウンドチェックも無事に終えて準備万端整いました。

さあ、そろそろ参りましょうか!!
アンクル・キャッツの華麗なるショーの幕開け。
せっかくなので、今までのライブレポートも含めてお送りしていきたいと思います。

司会進行役を務めている斎藤さんが後方のカウンター席からワイヤレスマイクを手に盛大なるアナウンスを告げた
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

ナイスガイのフミオくんがMCも兼任。
その一種独特なほのぼのトークも含めて、存分にご堪能あれ。
癖になること超請け合い。


「はい、アンクル・キャッツといいます。
よろしくお願いいたします。
オープニングナンバーは・・・・・・ヴィーナス」
ここにきて掟破りの采配がくだされた 
予測不能の領域に達してしまった
心憎き洋楽の究極スタンダード
究極の反則技だあ!
もう下手な説明なんか不要。
知らない人はいないであろうオランダ産ショッキング・ブルーのロックスタンダードナンバーさ。
1969年発表のアルバム「アット・ホーム」に収録。1970年2月7日のアメリカ・ビルボード誌において週間ランキング1位を獲得した。
イントロの歯切れ良くも心地よい乾いたギターによるコード・カッティング
これ一発で掴みはオーケー
「モーニング娘。」の代表曲でもこれのアレンジが大胆に取り込まれていたのは有名
何はともあれ下手な理屈なんか不要だ。
皆、ノリノリでリズムに便乗して安らいでいるよ。
「ずんずんドッコ、ずんずんドッコ!」のアクセントがなまらユニーク。
BS12テレビ番組「カセットテープ・ミュージック」でもそこの部分をクローズアップ解説していたっけなあ。
ステージの前方はグチャグチャに踊り狂ってダンスホールのごとくイモ洗い状態と化していた
アンクルキャッツが洋楽を取り入れるのって珍しくないかい?
いつもはほとんどが邦楽だったもんね。
(たまにオリジナルも含んでいた)
まあ、受けちゃえばなんだっていいんだけど。
しかし、アンクル・キャッツのレパートリーの豊富さには脱帽だ。
そのライブイベントの趣旨、対バン、オーディエンス、会場の雰囲気、出演順番に応じてセットリストを綿密に組んでいる模様。
だからそのつどガラッと様変わり。
いざ蓋を開けるまでは何が飛び出すかわからない万華鏡の様相を呈しています。
その上、現在もレパートリーをどん欲に増やし続けているし。
なんたるアグレッシブさ。
唯一無二故に敬服しちゃうよ。
基本的にバンドとはこうありたいものですなあ。
何度見ても勉強になります。
そうそう5番目に出演した「暴れ百恵」のメンバーでもあるエレキダくんとミーちゃん。
そちらも十八番にしている曲でもあるからこの日も当然披露しダブっちゃった。
全体的に見ても被った曲はこれのみ

間髪入れずに引き続き「愛の嵐」へと雪崩込み
(山口百恵)
先の「暴れ百恵」でもレパートリーには入っていないアンクルの激レアソング
セカンド・ナンバーにはもってこいだ。
1979年6月1日に発売された26枚目のシングル
アルバム「春告鳥」6曲目に収録
オリコンチャートでは最高ランキング5位を記録
「女の嫉妬」をテーマにしたハードなロック調の楽曲
イタリア映画の「愛の嵐」がヒントとなって制作された
問答無用でアップテンポな渋い曲調にのって、息をもつかせぬ情け容赦なき攻防。
けたたましいビートが打ち鳴らされる。
絶え間なく、歓声があちこちから沸き起こる。
リラックスモードに入ったフミオくんが振り付けでも魅了する。
そのたびにヒラヒラと揺れる衣装も、照明に浮かび上がって幻想的。
聴覚、視覚にと訴えかけるものが多くて贅沢なひと時を満喫。
バックを淡々とつとめあげているメンバー達も、程よく体が温まってきたようだ。
誰もがバッチリ虎視眈眈と、いい仕事をしているよ。
キラキラと滲んだ汗が光っている。

「パッパといきますね。
・・・・・・中森明菜さんの・・・・・TATOOという曲を歌わせてもらいます・・・・・・・・」
(黄金期21枚目のシングルとして1988年5月18日にリリースされた。
数多くの賞を受賞。
アルバム「ベストⅡ」に収録。
3分57秒。
オリコンチャート週間では見事に1位を獲得!。
以上ウィキペディアより引用)
ここでも伝説の昭和歌姫をカバー。
マコトちゃんのスティックによるカウントから、爆音轟かせてストレートなアクセントにノってのドラミング。
アンクル・キャッツは、骨太で男気溢れるサウンドにアレンジしているようです。
80年代に、これだけ貫禄に満ち溢れたJ-ロックが存在していたなんて驚きだ。
今、改めて聴いてみても高速ブレイクビーツのカッコいいアタックサウンドに、挑戦的な歌詞が震えるほどメチャクチャにかっこいいね。
全体的にタイトで抑え気味のグルーヴ・メイクが、的確に壮大なる音絵巻を構築。
有り余る才能を、フルに導入した展開は絶品。
ちょっと捻りの効いた楽曲の特性を生かしつつも、バックとのアンサンブル・コンビネーションも秀逸。
フクダさんの目を見張るギターフレーズが、天空へと自由自在に散りばめられる
「ギュィ~ン!!」
・・・・相変わらず凄いなあ・・・・。
うねりまくりのベース・ソロも、特筆すべき点。
ムッちゃんは、エフェクターを最大限に駆使して盛り立てる。
切なき乙女心を歌わせたら、フミオくんの右に出る男性はなかなか札幌界隈では存在しないでしょう。
ミーちゃんとのツインボーカルによる掛け合いも聴きどころなのは特筆すべき点
エレキダ君のコードカッティングに乗って、ありとあらゆるエモーショナルな極上のテクニックを、惜しげもなく披露。
オクターブを勢いよく上昇するフミオくんの悩殺ボーカル・スタイルに皆が釘付け。

「今の曲は今日が初披露なんですよ
中々にうまくいったようで良かったです
それでは引き続き応援のほどよろしくお願いいたします」
ホッとしたのはここでドリンクをグイっと一飲み

4曲目は今に季節にピッタリな「雪国」
明らかに狙ったなあ
吉幾三が作詞、作曲も担当した彼の代表作品
1986年2月25日にシングル・リリース
プロデュースは千昌夫(当初、千昌夫は吉の固定されたコミカルなイメージにそぐわない曲だとして発売に猛反対した)
オリコン週間チャートでは堂々の第1位を記録
それまでの「俺はぜったい!プレスリー」「俺ら東京さ行ぐだ」などのコミックソング路線から本格演歌路線への転向を図って成功したターニングポイントともいえる曲
発売から1年近くたってからヒットした
このジャンルではよくある話だね
100万枚を超えるミリオンセラーとなった
本人曰く総売り上げは65億とのこと
昭和テイストぷんぷんにミディアム・テンポの旋律を放っている。
温故知新珠玉のソウルフルバラード。
懐かしき冬の情景がふと脳裏をかすめてゆく。
ああ・・・日本人に生まれて心底良かったなあ・・・と痛感した次第
ミーちゃんが控えめながらも的確にバッキングで奏でるハモンド・オルガンの音色が効果覿面。
非常に良い仕事をしていますなあ。
その魅力にどっぷりと浸りきってください
フミオくんは意識的なのか、偶然なのかセットリストはいつも男女ボーカルをある程度交互にこなしているけど、今回はここから圧倒的に男性の曲が中心。
でも一筋縄ではいかないところがズラリというところがマニア泣かせ・・・・。
フミオ君、キーの幅広さとコブシの揺れは尋常ではない!?
ジャンルの壁も何のその
軽く超越しちゃう心意気は素晴らしい
思わず拍手を贈っちゃうぞ
これも、切磋琢磨に打ち込んでいる日頃の真面目な鍛錬がものをいう。
努力は決して裏切らない。
次に何が飛び出すのか楽しみでワクワクときめいちゃうよん。
しかし、アンクルのレパートリーの豊富さには今更ながらだけども脱帽だ。


「次で最後の曲です」
「えええ!!???・・・」
「あ、スミマセンです・・・間違えてしまいました
まだでした((´∀`))
・・・・え~と、これとてもしんどい曲で、今日はやりたくなかったんだけど、メンバー会議で決定して演奏することになって(笑)
・・・歌います。
サビの部分でギャランドウと言ってくれたらとても助かります
・・・・・決して強制はしませんけど
・・・・・心あるお方がいらっしゃいましたらよろしくお願いいたします・・・・(西城秀樹)」
雰囲気がガラッと様変わり
1983年2月1日にリリースされた44枚目のシングル。
アルバム「イッツ・ユー」に収録。
オリコン週間チャートでは14位を最高ランク。
ジャパニーズ・ダンサンブル・ロック系バンドの名曲。
作者もんたよしのりさんに対する追悼も込められているのかも・・・・。
オーディエンスはネオンスティックを頭上左右に振りつつもダンシング。
すっかり道内のライブ・イベントでは、名物化するほどに浸透した感ありです(笑)。
ミーちゃんと交互にタイトルを歌う激しき箇所には大注目。
むっちゃんの激しいチョッパー奏法もいつも以上に切れ味が鋭くビシバシと轟き渡る
相乗効果が発揮されていて、エキサイティングなほどに感動的だ。
フクさんのトリッキーなナチュラルトーンによるアーミング・リックを絡めたギター・ソロに鳥肌が立つ。
普段のニコヤカなる表情とは一閃を画すほどに、貫禄タップリで思わず引き込まれてしまいます。
それにしても今でもあのスーパー・アイドルだった西城秀樹さんが故人だなんて信じられないよ・・・。
新御三家の中では一番に情熱的な先駆者。
ワイルドなタフガイを誇っていたのにさあ。
そういえば最近よくテレビなどで西城秀樹さんの特番が放送されているね。
デビュー53周年なんだよ。
やっぱりいつ見てもかっこいい。
何から何までファッショナブルで憧れの兄貴的な存在だ。
「ギャルとドウでギャランドウなんだそうです。
何がドウなんだか、よく意味がわからないけど
(表情一つ変えないで語るんだから一気に会場中が大爆笑)」
こういうさりげないお茶目な振る舞いがこれまた嫌味がなくって愉快痛快だ。
計算されつくしたトークならば、したたかなるフミオ君は恐るべしだ。

「続いてもドンドンと踊ってもらいましょう!
40年前の曲をお送りします。」
リアルタイムで知っている人にとっては強烈なる懐メロ・・・・・・
ダンシング・オールナイト(もんた&ブラザースのデビューシングル1980年4月21日発売。
7月25日発売のファーストalbum「アクト1」に収録。
オリコンでは2週連続で、シングル、カセット、LPの3部門で1位をマーク。
関西方面から徐々に火が付きはじめて、遂にオリコン週間1位を記録。
ザ・ベストテンも同様。
しかも、10週連続オリコン1位だ!)」
累積セールスは162万枚。
ありとあらゆるチャートで1位を独占し、音楽シーンの頂点を極めた時期だった。
これこそまさしく、ダンシング・ナンバーの極めつけ。
危険な恋に溺れる夜…意味深な歌詞。
既存のフォークやロックとは一味違う、ブルース歌謡的な要素も備えている。
もんたさん曰く「アレンジはあえてダサくし、今ない音を狙った」のだそうだ。
そのもんたさん・・・・が、亡くなった
・・・・その追悼の意味も含めて再度のセレクション・・・。
フミオ君は、一度聴いたら忘れることのできないクリアボイスで、会場内を熱く染め上げる。
本家のハスキーヴォイスとは違う味わい深さを発揮しながらもアンクル・キャッツのネーム入りウチワを振る観客とコールレスポンス
懐の深さをここでも垣間見せつけてくれる
マコト君のテクニカルなステイックワークも、めっちゃ光ってる。


ラストナンバーはお約束
言わずと知れた苫小牧出身、堀江淳の代表作品で「メモリーグラス」
1981年4月21日にデビューシングルとして発売。
album「硝子通り」2曲目に収録。
オリコン週間チャートでは最高ランニング3位を記録。
53,4万枚を売り上げ、今も歌い継がれている名曲中の名曲。
メロディ、アレンジ、コード進行、声質、どれもが洗練されている永遠の至宝。
不思議で感傷的な懐かしい言葉選びも実に素晴らしくて美しい・・・。
キラキラと甘く切なく、ドラマティックに観客を引き込む、とても完成度の高い入魂の一作。
息継ぎが難しい魔法のような曲だけど、フミオ君は一切のふらつきが見当たらないんだから脅威だ。
ミステリアスで女性のように中性的な甘い歌声が魅力。
序盤はやや抑え気味に囁きヴォイス・・・・徐々に盛りあがりをみせながらも、抑揚のつけ方が鋭いくらいに安定感抜群。
一体全体、どこまで伸びやかな声が出るんだ。
衰えるどころかドンドンとパワーアップしているではないかあ
感情込めて手の平を上げ頭上をウットリと見上げながらも、絶大なる歌唱力を誇るストロング・ヴォイスの真骨頂。
思わず、聞き惚れてしまいますね。
あまりにも上手くて、ただただ羨ましくなっちゃうよ・・・・。
フルスロットルでレッドゾーンもとっくに振り切れちゃってる
脳天のヒューズもスパークしてぶっ飛んでる
もうこれしかないという勢いにのって余力を振り絞って熱演。
熱気が噴き出すほどの迫力で息も絶え絶え・・・・。
コーラスも織り交ぜアドレナリン噴出。
エレキダくんはフロントセンターまで、軽やかに歩み出てギター・ソロで唸りをあげる。
紡ぎ出されるチョーキングと早弾きなど、ありとあらゆる持ちうる限りのテクニックを注入。
滑らかなフィンガリングとピッキングで、フレットボード上を駆け巡る。
ミーちゃんが奏でる遠慮なきホンキ―・トンク調ピアノ連打は、ジェリー・リー・ルイスに対するオマージュか・・・・。
ただただひたすらに、ヘヴィーなビートでグイグイと迫りまくる。
とどめはダメ押しとばかりに、冴えわたる重戦車のごときドラムの乱れ打ちでトドメを刺す。
クラッカーが派手に炸裂しての大団円!!
「パンパンッ!!」
無事にフィナーレを飾った

斎藤さんが締め括りのアナウンス

****心底、お疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれていて、ハッピー気分も充満。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と笑顔いっぱい。((´∀`*))
後半戦という重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」












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ロシア料理&カフェ「ペチカ」にて食事

2024-03-04 20:12:06 | free form space


娘が東京に就職して早一年が経過
やりたい事がいっぱいあるらしくもう転職する
六本木の受付嬢からANAの受付嬢へ
で有給休暇を消化するために急遽帰省した

以前TVで紹介されたロシア料理&カフェへ一緒に行ってきた
初めて食べる本格的なロシア料理に舌鼓を打つ
オーナーのニーナさんは何とあの「百万本の薔薇」を日本で初めて歌った歌手
加藤登紀子さんとも古くからの友人だそうだ
遂この間TVで放送されたこの曲にまつわるドキュメンタリー番組の事もニーナさんと話した
今の不穏な情勢を鑑みると尚更の事心に染み入る曲だ
他にも色々と貴重な体験談を懇切丁寧に教えてくれた

食事中はアコーディオン奏者の方が懐かしいスタンダードナンバーを延々と演奏してくれた
贅沢なひと時だ

曲はてっきりロシア民謡が中心なのかと思いきや
幸せの黄色いリボン
イエスタデイ
心の愛
この素晴らしき世界
雨に濡れても
君の瞳に恋してる
エンターテイナー
テネシーワルツ
恋のバカンス
他にもフレンチポップ、沖縄民謡、タンゴなども披露
会計を済ませるまでずっと演奏してくれた
「ブラボー👏」
「サンキュー^_^」
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down town boogie-woogie band EP 賣物ブギ

2024-03-04 12:59:25 | free form space
高校生の時キャロルが衝撃的なデビューを果たす
その少し後にダウンタウンブギウギバンドがスモーキンブギでヒットを飛ばす
周りは永ちゃんファンが多く何から何までこぞってマネをしていた
自分ももちろん聞いてはいたけどDTBWBのアルバムやシングルをコツコツと買い集めていた
学校祭では友人バンドが何故かツナギ姿でキャロルのカバーを演奏
自分のバンドはDTBWBのカバーを演奏していた
DTBWBは港のヨーコで社会現象を起こすほどの大ブームを巻き起こす
このバンドからはロックンロール、ブギウギはもちろんのことブルースやGS、歌謡曲にとあらゆる音楽を学んでとても勉強になった
新聞にデカく最新シングルの広告が載っていた
「賣物ブギ」
変なタイトルだなあが第一印象
もちろん速攻で購入
イントロは静かなハイハットの刻みから渋いベースLINEが追随する
これは後からわかったんだけどシナトラ主演の傑作映画「黄金の腕」のテーマソング
エルマーバーンスタインの作品
でDTBWBは一転してハードな展開に突入
ボーカルの宇崎竜童さんが捲し立てるようにありとあらゆる品物を売り飛ばす
「夜のヒットスタジオ」でも司会者の南伸介さんが「さあ、売ってもらいましょう!」とバンドを盛大に紹介して盛り上げていた

ブギの女王、笠置シズ子さんの大ヒット曲「買い物ブギ」に対するアンサーソングだっんだと数年後に知った
なるほどなあ
面白い着想

先週の朝ドラでもこの曲が取り上げられていた

CS放送で笠置シズ子さん出演の映画が放送されるようだ
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