THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

チェルシーが販売終了なんだね

2024-03-06 14:38:35 | free form space
チェルシーが発売終了なんだね
1971年に登場してからコマーシャルと共に馴染み深い存在だった
Chicago初来日の年だ
ちょっとした友人達の集まりの際によく一粒もらうのがチェルシーだったね
コマーシャルソングもよく覚えてる
やはり初代のシモンズのイメージだなあ
歴代のチェルシー歌手を集めたアルバムも発売されているんだね
皆さわやかな歌声を披露している
意外なのはシーナ&ロケッツも歌っていた事
ビックリだなあ

知人が若い頃、店のおばちゃんに
「チェルシーください」と言ったら
「はいよ!」
とチリ紙を手渡されたそうだ
これ実話だよ!🤣🎶
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VOL,209 小樽市公会堂大ホール 雪あかりの路16 オールディーズライブ16(P-WINGS 編)

2024-03-06 12:45:14 | Live Set List

会場内で盛大に流れ続けているBGMは
賑やかに、ザ・ビートルズの「レディ・マドンナ」「ヒア・カムズ・ザ・サン」
「明日にかける橋」サイモン&ガーファンクル
「ユアソング」エルトン・ジョン
「ライオンは寝ている」トーケンズ
「ア・ハード・ディズ・ナイト」ザ・ビートルズ
「男が女を愛する時」パーシー・スレッジ
「ラジオスターの悲劇」バグルス
「ペーパーバックライター」ビートルズ
そして「ZARD」など・・・・。
ナイスなセレクションがご機嫌だ。

****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

早いもので残すところ4バンドとなりました
あっという間だね
まだまだたっぷりと素晴らしいステージが展開されてますよ
一切のダレた空間なんて皆無だ


8,5:10~5:40
P-WINGS
ジャンルはな、な、何と「ポール・マッカートニー&ウィングス」
札幌から初出演

バンドから激熱なるメッセージが届いてますよ
「札幌で活動をはじめたバンドです
今回が初のライブ
懐かしい曲満載でポール愛を感じ取ってください!」

Pってポールのこと!?
今度機会があったら聞いてみようっと

はい!
さてさて皆さん
ある意味ではこのバンドが今回のイベント中一番の目玉かもしれません
告知と共にタイムスケジュールが発表されその中にこのバンド名が載った時点で早くも話題騒然
注目を一身に浴びていました
その神秘のベールが遂にはがされるわけだ
もう期待感にワクワクの状態
特に名物ダンサーのアベさんも大喜びしていました
もちろんマサも楽しみにしていた一人
全曲を小躍りしながらも口ずさんでいました

私は全11バンド中10バンドは過去に対バン経験ありますがこのバンドだけは先にも書いたとおり初見
でもねえ、メンバー達は顔見知りだらけでしたよ

ウイングスといえばかなり前に北海道が誇る人気DJ「タック・ハーシー」率いる「ウィングス北」がありました
私もライブを伝説のライブハウス「ファブフォー」で見たことがあります
あのマルチプレイヤーのマリちゃんも在籍していました
その後、ヒコちゃんも虎視眈々とウィングス構想を描いていたのですよ
フェィスブック上でその夢を語った際マリちゃん、テツらも即座に加入希望で名乗りをあげていました
ヒコちゃん曰く名盤「オーバー・アメリカ」の再現が目標だったらしい
やるからには全盛期の大所帯編成を目指すとは彼らしいね
それ以降、とんとその話題も聞かれなくなった・・・
その後はどうなったのかな・・・?と思っていた矢先にこのプロジェクトの誕生ときたもんだ!!
いざ蓋をあけてみたらば想像以上の内容に腰を抜かしたというのが正直な感想
クオリティが高すぎるよん
誰もが感涙に噎び泣き感動の嵐だった
そりゃあそうでしょうよ
ありそうで中々実現が難しいもんなあ
歴史に残る膨大なる楽曲群
そのセレクションだけでも難儀したことでしょう
それらをいともたやすく網羅して披露していました
画策したのはマサの盟友でもある同世代のベーシスト「ワッキー」
彼は以前にもヒコちゃんとTOTOのカバー、他にもスティクスのカバーやドラマーのヤスとディープ・パープル&レッド・ツエッペリンのカヴァーバンドで長年にわたって活躍していました
その後、体調を崩していたようですがこの度見事元気いっぱい久しぶりに復活を遂げたわけだ
よかったねえ
そうこなくっちゃあ
本当におめでとう

メンバーの構成も凄腕揃い
7人編成です
ワッキーのみ白を基調とした衣装
他のメンバーは全身黒づくめ

ワッキー&コーラス・・・5弦ベース
ミュージックマンでプレイ
ボディカラーは渋めのサンバースト
ローズ指板仕様
ストラップはヒョウ柄
ベージュのキャップと眼鏡姿

ドラム・・・二宮くん

ギター・・・カワカミくん
(ストラトキャスター。
ブラックボディ。
メイプル指板)

キーボード&アコースティックギター&リードボーカル・・・小野ティーチャー(相性はスモール・マッカートニー)
愛器のタカミネを使用
ボディはナチュラルカラー
サングラスを装着

2段構えのキーボードに・・・佐々木くん
KRONOS KORG NORD ELECTRO5D&ローランドJUNO DS
椅子に座ってのプレイに専念
眼鏡とグレーのマスクを装着

男女のコーラス隊は2人・・・眼鏡姿のナカノくんと紅一点のマコ嬢
赤い帽子がお似合いの彼女は以前アッキーとシンシアで活動を共にしていた仲で今回再会を喜んでいました
マサにも紹介してくれたよ
黒のロングブーツが超オシャレ

とにもかくにも小野君八面六臂のパフォーマンスには狂喜乱舞だったよ
改めて彼の才能には驚かされた
彼がいるといないとでは相当にサウンドのバリエーションに差がでたことでしょう
小野くんは札幌のめちゃくちゃにかっこいいロックンローラーJAMESと共にリッケンズでバリバリと注目を集めているミュージシャン
何度も対バン経験がある
当然ビートルズを主体としているんだからこのウィングス・カバーバンドに加入する流れは自然の成り行き
納得の采配だね
小野くんが在籍しただけでほとんど成功は約束されたようなもの
このマサによる絶賛評を写真お届けと一緒にジェームスへ語ったへところ
「そのお言葉、本人も喜びますよ!!」とのこと
だってさあ、正直な感想なんだもん

バンドの入れ替えと、セッティングには10分もの持ち時間が設けられているので十分に余裕があります。

サウンドチェックも無事に終えて準備万端整いました。

さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してP-WINGS華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役を務めている斎藤さんが後方のカウンター席からワイヤレスマイクを手に盛大なるアナウンスを告げた
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

まずはご挨拶がわりに
サウンドチェックでもチラッとフレーズを弾いていた「バンド・オン・ザ・ラン」
1074年4月8日リリースの同名アルバム1曲目に収録
同月にアメリカで、6月にイギリスでシングルカット
アメリカのビルボードで第一位を記録
アメリカで100万枚以上の売り上げを記録した
3種類の異なるセクションをメドレーにした演奏時間は5分9秒とマッカートニーのシングル作品で最も長い
(ウィキペディアより)
曲全体のテーマは「自由と逃避」
掟破りの采配がくだされた 
予測不能の領域に達してしまった
心憎き洋楽の超絶なるスタンダード
究極の反則技きに感動だあ!
もう下手な説明なんか不要。
これを知らない人はいないであろう
壮大なる永遠の組曲をトップに持ってくるなんて自信と余裕以外にありえない
大した貫禄だ
だって複雑に構成された難易度の高いナンバーだよ
程よく洗練されたポップテイストを万遍なく散りばめつつも次々と目まぐるしく変化していく芸術的アレンジ
正に職人芸の領域
最初のセクションはスローテンポのバラード
2つ目のセクションはファンクロック調
最後のセクションは最も長いカントリー調
特に最後のパートはイーグルス風の完成度を誇る
アコースティックのリズムギター、スライドギターの導入、そして3声ハーモニーの巧みさに惜しみない拍手を贈ろう
もうこれ一発でオーディエンスのハートは鷲掴み
もらったも同然
リアクションの感触も良好
輝かしきセンスも抜群だ
心地よきコンビネーションもバッチリ
流れゆく美しくも素晴らしいメロディに心底酔いしれてみるというのも乙なものさ

「ジェット」
間髪入れずに痛快な2曲目へと怒涛の雪崩込み
再びアルバム「バンド・オン・ザ・ラン」より
2曲目に収録されている
つまり本家と同じ流れ懇切丁寧に蘇らせているんだから狂喜乱舞だ
1974年1月28日にシングルカット(アルバムからの第1弾)
ここ日本では年間洋楽チャート1位を獲得(FM東京DIATONEポップスベストテン10)
売り上げで伸び悩んでいたアルバムこのシングルヒットのおかげでビルボード誌で第1位を獲得した
ちなみにカッコいいこのヘヴィーなタイトルは当時マッカートニー夫妻が飼っていた黒いラブラドール・レトリバーの子犬の名前
可愛いエピソードも含めて魅力的なナンバー
(その後農場で子供たちのために飼っていた小さなシェットランドポニーの名前なんだとポール自身が修正しているんだけどなあ・・・・)
全く息つく島をも与えてなんかくれませんよ
イントロにおけるポールのヒステリックにシャウトする合いの手までをも小野くんはそっくりに歌い上げているではないか
ギターのカッティングもリスペクト精神が随所に漲っているよ
まあいずれにしてもタイトルを力強く連呼する箇所では一体となってコブシを突き上げるのはお約束
それはポールが狙っていたんだから堂々と演じようではないか
他のバンドのカバー(しかも管楽器入り)も見たことがあるけれども正直な話比較にならない
悩むこともなくこちらに軍配が上がるね
愉快な歌詞とツボを押さえた劇的な編曲はインパクト絶大
テンションもマックス状態
とにもかくにも音つくりの巧みさに唖然とさせられちゃう
強烈で印象的なオーケストレーションや重厚なるブラスセクションのリフはシンセサイザーで再現
それでいて違和感の欠片もない
細かいアンサンブルのニュアンスまで忠実に再現しているこだわり具合にはただただ敬服しちゃうよ
熱きエナジー全開で満足感に満たされちゃった

MC
「メンバー達は色々なバンドで活動しているんだけど皆緊張感が凄い
恥ずかしいなあ・・・・」
ここで中間点
雰囲気をグッと変えて珠玉のキャッチーな大作へ
ロマンティックな「マイ・ラブ」が染みる・・・・・
私個人的にも思い入れの強い壮大なバラード
静かにスーッと入ってくるいぶし銀のイントロが絶品
鋼の涙腺は不覚にも決壊しちゃったさあ
小野君はそれまで手にしていたアコギから腰掛けてキーボードへとチェンジ
八面六臂の多忙さ
ボーカル、MC,ギター、そしてキーボード(リッケンズではベースを担当しているんだよ)
1973年にアルバム「レッド・ローズ・スピードウェイ」からの先行シングルとして発売された
同年1月23日リリース
ポールがバンドメイトでもある愛妻リンダに捧げたお得意のピアノ主体のエヴァーグリーンラブソング
このシングルで初めて「ポール・マッカートニー&ウィングス」名義になった
アメリカのビルボード・ホット100で4週連続で1位を記録した
この作品の人気は「レッド・ローズ・スピードウェイ」のビルボード200での1位獲得にも繋がった
シングル盤は100万枚以上の売り上げを記録
キーはFメジャー
AABAAの後にアウトロという構成
Aセクションはヴァースーコーラス、Bセクションはブリッジ。
間奏における崇高なやや抑えめのギターソロは何度聞いても夢心地にさせられる
ロック史に残る官能的な泣きの名演
シンプルで音数の少ない余白多めのピッキングが琴線を隅々まで刺激する
これはもう芸術の領域に達している
エンディングのゆったりとしたフレーズでいったん止まって「ME」と長めに歌い部分でやられちゃうんだよなあ・・・・
これ以降の世界的ウィングス快進撃のキッカケともなった曲


ワッキーにMCにチェンジ
「これが一番心配だった曲なんですよ
実はメンバーの何人かは今も仕事中なんです・・・」
「えええ!!!???・・・」
「ボーカルの小野くんは英語が堪能なんです
英語の先生なんですよ」
「すぐに個人情報を流すんだから・・・」
((´∀`))
「ビートルズのコピーバンドにも彼は在籍しています
そちらではスモール・マッカートニーと名乗っています
そのキーボード用の椅子は高くない?弾きずらくない??」
「大丈夫・・・椅子のバーで微調整をしています」
「次の曲は私が一番やりたかった究極の明るい曲です
・・・・・あの娘におせっかい」
新生ウィングス4枚目のアルバム「ヴィーナス&マース」11曲目に収録
先行シングルとして1975年5月16日リリース
アメリカ・ビルボード・ホット100におけるチャートで7月19日週間ランキング1位を記録
キャッシュボックス誌、日本でも1位
軽快で飄々と親しみやすい唯一無二の天才ポール真骨頂
贅沢を言わせてもらえばポールが冒頭でナレーションを入れているんだけどそれもやって欲しかったなあ
(これはニュー・オーリンズの名ファンク・バンド、ミーターズのギタリスト、レオ・ノセンテリの物まね)
フュージョン界の名手トム・スコットによるソプラノ・サックスもシンセサイザーでグルーヴィーにプレイ
(どこか聖者の行進みたいにディキシーランドジャズ調な調べを奏でる)
ギターソロはオリジナル音源でのディブ・メイスンが憑依したかのようにリリカルなフィンガリング(ただしイントロかカッティングかアコギなのか諸説あり・・・・(-_-;))
大ヒット曲にも関わらず不思議とあまり取り上げられていないのは寂しい限り
とっても一般受けすると思うんだけどね
実際ポールは大衆受けを狙って制作したそうだ
まあ膨大なるヒット曲の持ち主故の扱い方なんでしょう
それにしてもこの邦題はちょっとなあ・・・・。

ああ・・・もう終わっちゃうんだねえ
「心のラブソング」
イントロのマジカルなSEまで飛び出してきたよ
ピンク・フロイド「マネー」のテープループに触発されたんだそうだ
もう圧巻でアドレナリンが噴出
脳天ヒューズもスパークでレッドゾーン振り切れちゃった
そこに追随する複雑なベースラインが鳥肌もの
歌いだしは真逆に同音進行なのが斬新
ウィングス5枚目のアルバム「スピード・オブ・サウンド」6曲目に収録
ここからの第1弾シングルとして1976年4月1日にリリース
アメリカ・ビルボード・ホット100では通算5週1位を獲得
年間ランキングでも1位
キャッシュボックス誌では2週間にわたって第1位を獲得
これはポールにとってビートルズ時代の「抱きしめたい」「ヘイ・ジュード」以来8年ぶり、ソロでは初めての快挙だった
要するにレジェンド級のメガヒット曲
ポールの事を「甘っちょろいバラードしか書けない」と批判する辛辣な批評家連中に対する反撃を込めた開き直りアンサーソング
直訳すれば「愚かなラブソング」
ロンドン・アビー・ロード・スタジオでレコーディング
対位法を巧みに用いている
特に終盤では3つの異なった旋律が同時に歌われている
これがとってもセンチメンタルでイカシテいるんだよなあ
人々の胸の奥底にある普遍的で豊穣な音色が紡ぎだされていく
いい曲はいくら時を経ようが決して色褪せることなんてない
いや、かえって神々しさが増すのだ
これしかないという勢いにのって余力を振り絞っての熱演。
コーラスも織り交ぜて熱気が噴き出すほどの迫力で息も絶え絶え・・・・。
カワカミくんはフロントセンターまで、軽やかに歩み出てギター・ソロで唸りをあげる。
チョーキングと早弾きなど、ありとあらゆる持ちうる限りのテクニックを注入。
滑らかなフィンガリングとピッキングで、フレットボード上を駆け巡る。
佐々木くんのよる遠慮なきホンキ―・トンク調ピアノ連打は、ジェリー・リー・ルイスに対するオマージュか・・・・。
ただただひたすら一心不乱に、グイグイと迫りまくる。
ダメ押しとばかりに、冴えわたる重戦車のごときドラムの乱れ打ちでトドメを刺す。
クラッカーが派手に炸裂しての大団円!!
「パンパンッ!!」
無事にフィナーレを飾った

斎藤さんが締め括りのアナウンスを告げる


****心底、お疲れさまでしたの言葉を送ろう。
爽やかな疲労感に包まれていて、ハッピー気分も充満。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と笑顔いっぱい。((´∀`*))
初舞台という重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」
























































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