THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,210 FRIENDS LIVE89 IN STARLIGHT(LOLLY POP編)

2024-03-20 17:37:23 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかにね
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

会場内に流れるBGMはマサ持参CDRのBLOOD・SWEAT&TEARS・LIVE1980。
通称BST
ミツ曰く「今ならばワールドワイドにBTSのほうが有名だからスペルミスだと思いっきり指摘されちゃいそうだよねえ」とのこと((´∀`))
まあ何はともあれグッと雰囲気がでてきた。

まずはスターライトのステージ備え付けの楽器、アンプ類の説明をば。
ベースアンプはハートキー440
ギターアンプは3台。
ローランドJC-120
フェンダーツインリヴァーヴ80
マーシャルDSJ100
ドラムセットは白いシェルのパール製

****オープニングアクトには、先述通り我らがSTAが登場・・・・となるのですが、そこはこのブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、2番手はグッとキュートなるあのシンガー達を擁する極上のバンドが控えているよ!!
それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!****


2、「LOLLY POP」
な、な、何とキャンディーズのカバーバンドだあ!
17:30~18:00

この日もあの彼が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの主催者・彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの雰囲気が全然違う。
そのくらいの名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう
(と言いつつも、また近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!
しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね。
拓郎バンドのシンシアも、しんみりとしたフォークソング風弾き語りではなく、大所帯でのブラス・ロック編成だったもんなあ)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 マサと彼とはもう19年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど、刺激を与えあっている。
そこに対する強烈なる愛はバッチリと共通だ
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 
数年前、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた
(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、キムキムがキーボード、ミョウテンくんやモッチンが交互にドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、ヒコプロ、BLUE CLOUD、ソフトクリーム、ちむどんどんに引き続き、今回はこのバンドときたもんだ。

いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。

結果かい?・・・・もちろん想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。
ジャンルの壁なんて軽く超越しちゃうゴージャスな内容
往年の昭和アイドルトリオの元祖を忠実に再現しちゃうというんだから恐れ知らず
脱帽ものさ
思い立ったら一致団結して即行動が彼らの信条

ゴタゴタと語っていないで8人編成の内訳をここに紹介しよう
初めて見るバンドだから楽しみにしていたらいざ蓋を開ければ知っている連中ばかりだった
(この日がデビューライブだそう・・・・(´∀`))
まずは中心となるキャンディーズ役はもちろんお揃いの黄色い衣装で統一
リボンも黄色
ベルト黒
とってもお似合い
フロントに仲良く並んでの熱演
相当に振り付けからコーラスに至るまで事細かに練習を積んだ痕跡が随所に見え隠れしている
それが本番直前に延期という事態に陥っちゃったんだからショックも大きかったはず
お披露目が実現して良かったねえ
サーやん~センターポジションに位置する蘭ちゃん役。
鬼音キングを手初めに膨大なるバンドに所属の超が付くほどの売れっ子の人気者
岩見沢在住でそのテクニカルかつパワーあふれる歌声とパフォーマンスは折り紙付き
ルーちゃん~癒し系の存在感を誇る
上手にスタンバイ
スーちゃん役を演じています
シーちゃん~下手に位置する
ミキちゃん役
彼女も近年ヒコちゃんのいくつものプロジェクトで頭角を現してきた
アンリのカバーバンドを手初めにもう歌うのが嬉しくって仕方ないわという喜びがビンビンに伝わってくる
好感の持てるステージングにファンも激増中
この日は2バンドの掛け持ち
ヒコちゃん~最早説明不要だね
この日も主催、司会、タイムテーブルとフライヤーの作成、そして当たり前のように3バンドの掛け持ち
八面六臂の行動派
開いた口がふさがらないとはこのこと
どれだけ強靭な肉体と精神力を持っているんだい
今度機会があればゆっくりと聞きたいところ
見るからに鮮やかなブルーのボディカラーのポール・ルード・スミス
ローズ指板
ハンチングとペンダントがポイント
堀川くん~キーボードの魔術師
2段構えで椅子に座っての渋いプレイを展開
上のヤマハは音源提供のみでの使用
メインは下段のKORG KROSS
本人に聞いたらば「これはアキちゃんと同じですよ
自分のはグレーで彼女のは黒です」
マサはSTAのライブを終えてボーカル用のシュアーワイヤレスを引き上げに向かいコンセントを抜いたらちょうど彼が電源の差込口を探していたようでナイスなタイミングでお互いに笑った!((´∀`))
眼鏡姿の荒井さん~いぶし銀の心優しきベテラン・ベーシスト
愛器フェンダーのジャズベースを使用
ナチュラルのボディカラー
メイプル指板
彼も多方面で活躍中
実はここだけの話、大のキャンディーズ・マニア
相当のうるさ型でこだわりもあるそうですよ
そのお気持ちは痛いほどにわかります((´∀`))
眼鏡姿のマミちゃん~男顔負けなスティックワークで叩き出す器用この上ないドラミングは定評があります
~そしてもう一人のギタリストは~ある意味においてはメンバー中一番ド派手なスパンコール・エレキダくん。
ネットで購入したという銀色のスパンコール衣装がまぶしいくらいに輝いている。
その詳細のレポートも以前に書いていますが(小樽・ゴールドストーン)、3種類のキラキラ衣装を所持しているのだとか・・・・((´∀`*))。
さり気なく飾り付けられた、黒いメッシュのテンガロンハットも着用。
エレキダくん使用のギターはトレードマークともいえるフェンダー・ストラトキャスター3シングルピックアップ。
3トーン・サンバーストボディカラー、ローズ指板仕様。
ちなみにマサとは、居住地がなんまら近いのだ。
・・・・という鉄壁なる布陣

この後に登場する吉田拓郎のカバーバンドもそうだったからてっきりと「ホーン・スペクトラム」風にホーンセクションも在籍していると思った
その件をヒコちゃんに尋ねたら「管楽器プレイヤーがいないのさあ。
特にトロンボーンが・・・」とのこと
STAもそれでずっと頭を抱えてきているからもう問うのをやめた・・・((´∀`))
管楽器だからといって誰でもいいというわけでもないしね
テクはもちろんコンビネーションや人間性やルックス、アンサンブルも重要

エレキダ君曰く「単発の企画で始まったバンドなのにヒコちゃんはかなり気に入ったようで次は屋外ライブにも出演しようかあ・・・と言い出している」とさ
予定はコロコロと変わるもの
好感触だったんだね
手応えもバッチリ
これっきりだなんてもったいよん
良い方向に動くことは大歓迎さ
大体にして1回きりで消滅だなんて荒井さんがガッカリしちゃうでしょうよ((´∀`))
もっと練りこみをかければよりノリノリでバカ受けすることは間違いない

何をかくそう私はキャンディーズがデビューしたときからの熱烈ファンなのです
シングル曲はすべて網羅しています
3人共に滅茶苦茶に綺麗で可愛らしかった
歌もうまかった
スタイルも性格もよかった
演技もコミカルなギャグも絶妙だった
スーちゃんの葬儀生中継を見て初めてテレビの前でタレントの死に大号泣した男・・・・・・
だから思い入れもヒトシオなのだ。

バンドの入れ替えと、セッティングには15分もの持ち時間が設けられているので十分に余裕があります。

サウンドチェックも無事に終えて準備万端整いました。
前置きが長くなっちゃった
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持してLOLLY POP華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います。

司会進行役も務めているヒコちゃんがステージ上でギターを手に盛大なるアナウンスを自ら告げた
なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

いきなりオープニングナンバーは「年下の男の子」
幕開けから超絶にご機嫌な波状攻撃を開始
これって反則技
だってキャンディーズがブレイクした曲
これを惜しげもなくトップに持ってくるかい
情け容赦なき采配でエネルギーも全開
1975年2月21日に発売された5枚目のシングル
同名のアルバム5曲目に収録
週間オリコンチャートでは最高ランキング9位を記録
売り上げは累計50万枚
この曲で第26回NHK紅白歌合戦に初出場を果たした
当時、この曲で初めてリードを歌う蘭ちゃんに密かに胸をときめかせていましたを(それまではずっとスーちゃんだった
彼女も健康的で魅力一杯だよ
「蘭お姉さんが俺のために歌ってくれている」
何という愚かな野郎ども・・・・
日本中に膨大にいたはずさ
だからこそ大ヒットしたんだ
各3人にご本家のキャンディーズが降臨したかのよう
熱烈なる声援があちこちから飛び交う
甘くほろ苦い青春時代がよみがえる名曲

何故だかMCも兼任する伊達男のヒコちゃん
「はい、どうもです
今の曲は年上の女(ひと)でした・・・
あれ!?違った?
これじゃあ演歌のタイトルだね
一見、かしまし娘のコピーバンドみたいだねえ」
この日のヒコちゃんはいつも以上の饒舌だ・・・・かな((´∀`))
やはり例のゴタゴタ事件があったからあらゆる気持ちが爆発して噴出しているんだろうなあ
ドンドン好き勝手に暴れてくれい
一人で突っ込みとボケをぶちかます
まあ、これも大きな楽しみの一つ
「本当はキャンデーズコピバンですよ
デーというのが昭和の発音だなあ
バッチリといきますよ
よろしくね
次の曲は・・・優しい悪魔」
「おおお!!」とどよめく往年の若者たち
グッと雰囲気を変えて軽快なるマミちゃんによる巧みなリムショットがイントロ
リズムセクションの絡みが神々しい
1977年3月1日に発売された13枚目のシングル
同名のアルバム1曲目に収録
喜多條忠:作詞
吉田拓郎:作曲
オリコンチャートでは最高ランキング4位を記録
それまでの清楚なイメージを一新、大胆なデビルサインを含めた斬新な振り付けによる「大人化計画」で話題騒然だった
文句なしに強烈だったなあ
楽曲提供者の拓郎自身もそのクオリティに自画自賛していたらしい
(セルフカバーもしている)
60年代のアメリカンポップスのリズム&ブルースからきているメロディラインも素晴らしい
政治家の石破茂氏も「音楽的に完成度が一番高い」と絶賛
ベストソングに挙げられる機会も多く
キャンディーズ自身も代表曲と話している
シングル売り上げは累計52万枚
この曲は音域の広い難曲でもある
歌の上手いキャンディーズもかなりレコーディングには苦戦したらしい
サビとエンディングでは3声和音、それ以外はソロ、ユニゾン、2声和音とバラエティに富む歌唱
(ウィキペディアより引用)
ロリポップの3人娘も頑張っての熱演、熱唱
練習の成果が花開いていた
努力は決して裏切らない
ステージの悪魔も優しく手を差し伸べてくれたね

一部ポジションチェンジをして間髪入れずにムーディーなる「哀愁のシンフォニー」
3曲目あたりでバンドサイドもリラックスしてきたのか程よく体も温まり肩の力も抜けてきた感じ
ロマンチックなサウンドに笑みもこぼれてくる
和気藹々な空気感が漂ってきてノリノリ
1976年11月21日に発売された12枚目のシングル
アルバム「やさしい悪魔」の3曲目に収録
なかにし礼:作詞
三木たかし:作曲
オリコン週間チャートでは最高ランキング12位を記録
シングル売り上げは累計35万枚
ここでも3声和音、他はソロ、ユニゾン、3声和音と凝った作り。
アイドル路線からアダルト路線のバラードへの移行を狙ったのがこれ
格調高いタイトルもサンタナの「哀愁のヨーロッパ」から
洋楽好きなミキちゃんが嬉しかっただろうなあ
ロリポップの3人はどちらかといったらこのタイプのほうがお手のものでしょう
愁いを含んだ表情も最高に素敵
ちょっぴりと切ない歌詞のストーリー展開といい、いかにも重厚なアレンジは王道の歌謡曲といった仕上がり
低く始まって途中短いパッセージを経ての転調
合いの手と興味深い掛け合いで盛り上がる
見事な「ダバダー」のスキャットも芸が細かい
めくるめく堀川くんによるストリングスや間奏のシンプルなピアノもいい仕事をしていますなあ
緩急のは激しさを更に引き立たせている
ツインギターの特性もフル稼働を図る
ドライブして煽るところなんかは特にね
個人的にはナチュラルなギターのカッコいい刻みが印象に残る
裏でもカッティングが肝
コーラスパート、バックのフレーズも様々な音がギュー詰めで効果てきめん
最後のパート、ミキちゃんの豊かで伸びやかなる声にも注目が集まる
「揺れる淡い乙女心」とでも言いましょうか
思わず紙テープを投げ入れたくなった


再びボーカルのポジションチェンジ
「ちょいお時間をください
気持ちの整理をしたいのですよ
もう少しお待ちください
済みません・・・・・・((´∀`))
ここにキャンディーズ博士がいるんですよ
(と荒井さんを紹介)
一生懸命にキャンディーズを伝播しています
とってもタメになるよ
今日のため必死に練習をしたもんね
前を向いて楽譜を見て踊ってコーラスもやって・・・
良かったね、キャンディーズをできて
長生きはするもんだ
4曲目は言わずと知れた・・・・ハートのエースが出てこない」
1975年12月5日に発売された8枚目のシングル
アルバム「春一番」7曲目に収録
森田公一:作曲
オリコン週間チャートでは最高ランキング11位を記録
シングル売り上げは累計33万枚
ここでもソロ、ユニゾン、2声和音、3声和音という説得力ある構成
歌いがいのある曲だねえ
キャンディーズの曲ってよくよく聞きこんでみると目まぐるしいくらいにバリエーション豊富だ
多少は強敵の後輩ピンクレディを意識していたのかも
まあどうであれ温故知新の感覚に酔いしれてみるというのも一興
即座に古き良き昭和へとタイムスリップさせてくれる

「ありがとうございます
今日は全部で6曲やります
緊張しています
外は雨・・・?雪混じりかな・・・・?
オールライト
いきますよ
今時期にピッタリな曲
春の歌で・・・・春一番!!」
1976年3月1日に発売された9枚目のシングル
売り上げは累計50万枚
4枚目のオリジナル・アルバム「年下の男の子」1曲目に収録
オリコン週間チャートでは最高ランキング3位を記録
正に全盛期だねえ
傑作は永遠に不滅なのさ
意外にも純粋なブルースロック形式にのっとった画期的な素養を擁している曲調と評される
当時としては異常なくらいにハイテンポだしね
それは私も思ったくらいのスピード
違和感はなかったけれども・・・。
単純な循環コードの進行、切れ味鋭いサイドギターにのって、ヒコちゃんによるアグレッシブなアドリブのギターソロが唸る
それをよく知っているオーディエンス熱狂のリアクションも良好
痒いところに手の届く火花散る圧倒的な状況で一体化だ
終盤のビートはスタックス・ソウルを連想する斬新なテイスト
複雑なシンコペーションを持ったバス・ドラムを含むパターンが基本
そのアクセントをしっかりと飲み込んで自分たちのモノにしてスムーズに表現ロリポップのチャーミングなレディ達は惚れ惚れするほど
グッとこらえたユニゾンで押し通し最後に3人がステップを踏みながら大胆にハモることで3色の花が一斉に開花したかのような感覚が味わえる
テンションもマックスで疾走
レッドゾーンもとうに振り切れちゃった
脳天のヒューズもスパーク
一緒にウキウキとハッピーに口ずさんじゃったわい
ちなみにサビ歌の途中から頭の中でディープ・パープル「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のリフへと上書きされてしまうと言っている人もいるそうだ

「次で最後です
もうアッという間ですね
ここでメンバーの紹介などをしてみようかな」
ヒコちゃんが懇切丁寧に一人一人を指さして猛アピール
仲の良さがホノボノとこっちに伝わってくる
時折ぶち込んでくるギャグは彼ならではのご愛敬
「ルーちゃん、たまにビールを飲んでます
若手のシーちゃん
キーボードの堀川さんは練習用に音源までとってくれて助かっています
ベースのサンジさんはキャンディーズのことならばどんなことでも知っています
ドラムのマミさんはスーちゃん役で歌も担当できるのです
キラキラスパンコールのエレキダくんは目立って何ぼの世界観を地でいってます」
「ギターは・・・・」
「福山雅治です((´∀`))」
「この曲が終わったら普通の女の子に戻ります」
またもやボーカルのポジションをチェンジ
「ぼくらも普通の男の子に戻ります
今日は色々とありがとうございました
・・・・・微笑みがえし」
不覚にもウルウルと鋼の涙腺が崩壊しちゃった
1978年2月25日にリリースされたラストシングル
売り上げは累計で100万枚
アルバム「キャンディーズ・ファイナル・カーニバル・プラス・ワン」に収録
作詞は阿木燿子このタイトルは造語
オリコン週間チャートでは堂々の1位を獲得
これは最初で最後のこと
伝説を樹立した瞬間
歌詞にはシングル曲のタイトルが随所に入れられている。
振り付けもそれまでのものがモチーフ的に登場している
総集編的な色合いも濃厚
だからからなのか何度聞いても感傷的になっちゃうのさ
爽快な明日への希望に満ちている
長調の曲でサビは3声和音と2声和音、それ以外はユニゾン、の歌唱でありソロがない。
3番の歌詞部分でそれぞれ位置を交代しての歌唱が三者三様絵になるなあ
最早最上級アートの領域に踏み込んでいる
ザッツ・エンターティメントの極み
1番の数字の数え方がワンツースリーなのはがアメリカンなウキウキとしたリズムだから
2番がイチニサンなのはオリエンタルなジッとした様子
3番のアンドウトロワはフランスの静寂さを醸し出している
これしかないという勢いにのって余力を振り絞っての熱唱。
熱気が噴き出すほどの迫力で息も絶え絶え・・・・。
コーラスも織り交ぜてアドレナリンが噴出する。
エレキダくんはフロントセンターまで、軽やかに歩み出てギター・ソロで唸りをあげる。
紡ぎ出されるチョーキングと早弾きなど、ありとあらゆる持ちうる限りのテクニックを注入。
滑らかなフィンガリングとピッキングで、フレットボード上を駆け巡る。
堀川くんが奏でる遠慮なきホンキ―・トンク調ピアノ連打は、ジェリー・リー・ルイスに対するオマージュか・・・・。
荒井さんもただただひたすらに、ヘヴィーなボトムラインでグイグイと迫りまくる自己主張。
とどめはダメ押しとばかりに、マミ嬢は冴えわたる重戦車のごときドラムの乱れ打ちでトドメを刺す。
爆音が炸裂しての大団円!!
無事にフィナーレを飾った

ヒコちゃんが締め括りのアナウンス

「愉快痛快なる子芝居も堪能しちゃいました
本物のキャンディーズは残念ながらとうに解散してしまいましたがロリポップはこれからも暴れ続けていってもらいましょうよ」

****心底、お疲れさまでしたの言葉を送ろう。
心地よい疲労感に包まれた。
もう何も思い残すことはありませんよ・・・・と笑顔いっぱい。((´∀`*))
アイドルバンドという重責を、軽く十分に果たしてくれました。****

会場内に流れるBGMはスティックスの「ベイブ」
ジミ・ヘンドリックスで「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」







































































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スーパーベーシストのTMスティーブンスを偲んで

2024-03-20 16:00:48 | free form space
ヘヴイメタルファンクベーシストの代表格TMスティーブンスを偲んで…
爆音を轟かせて派手に暴れまくる個性的なバカテクは申し分ない
あの一種独特なグルーヴはやはり血の違いなのかなあと痛感した次第
スティーブイーサラスカラーコードの来日公演は残念ながらミソがつきましたがTM主役では一切遠慮なく弾きまくり放題
こうでなくっちゃねー♪!
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