THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

BLUE MURDER/JOHN SYKES

2017-12-11 10:15:22 | free form space

70年代後期に現れたギター革命児エディヴァン・ヘイレン。そして80年代初頭には天才イングヴェイJマルムスティーンが登場!
すると雨後の筍のごとくスーパーテクニカルギタリストが続々とデビュー。仕掛け人マイクバーニーの功績も絶大でしたね。
ギターヒーローの座を狙っての速弾き合戦。ありとあらゆるテクニックを駆使してしのぎを削るわけです。
フレーズに歌心がない、と白い目で見る方も多く過熱気味のロックシーン(主にハード系)に一石を投じる事態に。 確かに曲本来の目的から逸脱してアクロバティックな方向に走り、誰が一番速いピッキングだとか、技のオンパレードとかは本末転倒。
でも私は派手なパフォーマンスプレイも好きではあります。まあ、それ一辺倒では僻遠しちゃいますがね…。自分がギタリストではない分の憧れも多分にあります。
さて、その中で最も注目されていた若手ギタリストベスト3はと言えば
レーサーXで俄然スポットを浴びていたポールギルバート!
母親が日本人で、伝説のランディローズ後任としてオジーオズボーンバンドに抜擢された元ラフカット、ディオのジェイクEリー!
タイガースオブパンタンをメジャーの存在にのし上げ、故フィルライノットからのラブコールにて加入したシンリジーを復活させ、後にホワイトスネイクをワールドワイドな成功に導いたジョンサイクス!
ポールはMR.ビッグで大ヒットを飛ばしてシングルヒットも生み出します。鉄壁なるメンバー全員によるライブパフォーマンスも常に話題に。
ジェイクはバットランズにて、70年代のブルース系ハードにこだわりをみせて渋いサウンドを構築。
写真はジョンサイクスが結成したブルーマーダー!
上記の2人からちょい遅れてのデビュー。
サイクシーの熱狂的ファンらは今か今かと待ち焦がれていましたが、なかなか姿を現さず…
フィルスーザンとコージーパウエルを迎えて始動したのですが、完璧主義を貫くジョンに業を煮やしてリズムセクションは脱退。その後もメンバーチェンジを繰り返しながらもベテランのカーマインアピス、ファームからトニーフランクリンが加入してめでたくファーストアルバムをリリース!
ジョンはギタリストやコンポーザーとしての才能はホワイトスネイクで実証済みだから当然の事として、当初はトニーマーティンやレイギランがボーカルだったところをジョンが兼任。
見事な喉までをも披露しています。
同じ系統の個性派スーパーギタリストでもある大先輩ゲイリームーアよりもジョンの方にボーカルに関しては軍配があがるのではないでしょうか。
美しくなびくブロンドヘアと華麗なるルックスや体型を含めてね^ ^。
プロモーションビデオも話題になり、硬軟織り交ぜた鉄壁なるロックはトリオ編成とは思えないほどの完成度を堂々と誇っていました。来日公演も大成功を博します。
しかしクオリティ高いアルバムやライブの評判とは裏腹に、売り上げは低迷。
メンバーチェンジ後、四年もの歳月をかけて発表されたセカンドアルバムも、もはやジョンのソロ作品化傾向に。2度目の来日公演を記録したライブアルバムもバンド名こそブルーマーダーを名乗っているもののシンリジーのカバーも収録されていて別物感は拭えません。クオリティ云々の話ではなくね。
性格の強烈なジョンはパーマネントバンドを牽引するのには不向きなのでしょうかね。
その後は自らの名を冠した「サイクス」結成に尽力します。
恩師フィルの意志を継いでシンリジーでの活動にも積極的ではありますが、デビッドカバーディルとの確執はいまも継続中であります^ ^‼︎
ジョンはホワイトスネイクのメンバーとして、一度だけ北海道の土を踏んでいます。
ホワイトスネイクやブルーマーダーのライブを観た知人は羨ましい事にブロンドヘアに触れたそうで、やはりオーラが凄い!と語っていました。
私はジェイク、ポールは観た事ありけど、ジョンは何故か今だにライブ未体験。
シンリジーラストツアーの新宿厚生年金会館も、寝過ごして行けなかった…という悲しい思い出があります。
ジョンサイクス、今度こそ絶対に観たいなあ!トレード・マークの黒レスポールカスタムとミラーピックガードもねー(これもライノットの影響?)

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