THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

パッチ、でれき、じゅうのう、ヤッケ、短靴、三つ馬ゴムの長靴にシュミーズとルンペンストーブ!

2023-12-14 10:55:48 | リハーサル
いよいよ本格的な冬の到来だ!
もう根雪か!?
道路はあちこちが渋滞の模様。
通常の倍は移動時間に費やす。
身を刺す寒さ…厳しいなあ。
雪投げ地獄の日々が訪れる。
覚悟しなきゃあ。

はい!
さてさて、皆さま、その後、いかがお過ごしでしょうか!
我々、北国唯一無二のブラスロックバンドSTAは、今年の締め括りライブに向けてのスタジオリハに打ち込んでおります。
全3回を予約するも、残念ながら一度も全員が揃うことは叶わず・・・・
それでも、臨機応変に対応できるメンバー達ゆえに有効に音固めは可能なのですよ。
器用で恐るべきスキルの持ち主ばかりで頼もしい限り。

続々とロビーに集結した面々。
和気藹々の中、いつもの一番広い奥のKスタへ。
な、な、何と今回のライブイベントで対バンを組むジェームス率いるリケッツも真横のQスタジオに入って白熱の演奏を繰り広げているではないか!!??
ちょっとマサとモッチンが表敬訪問。

こちらも負けてはいられない、とばかりに意気揚々とセッティングの開始。
前回の寂しいホーンセクションを挽回せよ、というわけではないけれども、フルホーン隊でズラリ。
4管編成。

ミツ、ハマピー、トモちゃん、そしてタカ!
更にはドラマーのモッチン、ベースのマサ、ボーカルのアイちゃん。
7人だ。
アッキーとコバちゃんが休み。
つまりメロディとコードはベースが担うことに。
そういう時に限って、ギターやキーボードが先導する曲が多いし・・・(´;ω;`)
モッチン曰く、これも新鮮で普段気づかない部分も発見できたとのこと。

良い機会だからみっちりとホーンのパートに比重を置いてみた。

もう手慣れたものだから、各自が程よい緊張感の中、プレイを楽しんでいる。
何たって、この度、ずっとお蔵入りしていた難曲を吸う曲導入した。
これらはホーンが大活躍するから吹きがいあり。
タカはさすが若手だけあって恐いもの知らず。
一回体験したら、あとはオーケーだとのこと。
素晴らしなあ。
トモちゃんは一番新しいメンバー故にプレッシャーはひと際大きい。
でもそれをも吹き飛ばすほどの勢いで熱心に個人練習に打ち込んでいる。
サックス講師にもスコア持参でご教授を受けているのだとか。
ムズイ曲ばかりだけど、やりがいあり。
ストイックなくらい真面目に取り組んでいる。
今後の成長が凄い楽しみ。
浜パーやミツも彼女には大いに期待して目をかけている。
そのミツとハマピーはすでにベテランの領域。
正に鬼に金棒。
彼等が率先して牽引してくれるから大船に乗った気分。
グイグイと効率よく説明をデモ演奏を重ねながら聞き惚れるほどのアンサンブルを奏でてくれる。
ユニークなのはハマピーの一種独特な解説
「バイ菌マンのB、アンパンマンのA」とコードを告げる。
なるほどねえ、面白くてわかりやすい((´∀`*))
ミツとハマピーはお互いをリスペクトしあっているので、程よい迫力ある貫禄のサウンドをがっちりと醸し出してくれる。
歴代の中でも就職のミュージシャン達。
紆余曲折を経てやっとここまでに辿り着いた。

アイちゃん・・・・
もう何も言うことはありません。
超絶技巧なエモーショナルシンガーとして上手すぎるよん。

モッチン・・・・風邪気味らしいけど、そんなこと、微塵も感じられない何時も同様のグルーヴ。
大したもんだ。
ドラマーとはこうあるべきだ・・・とお手本のようなもの。
普段の陽気な感じから、一旦スティックを手にすると一辺するんだもん。


そうこうしているうちに準備万端整いました。
壁に貼り出されたセットリスト表を見つめてゴーサイン。

まずはお約束のオープニングナンバーに突入。
「はい、今回は白いカーテンにステージは覆われています。
ナレーションからバンド名コールと共に開演だよ。
1・2・3!!」
ギター、キーボード無しなのでハイハットのみだけど、迫力満点。
ホーン隊が鮮明に聞こえる。
ギターソロではミツがアドリブを交える。
ベルトーンでもホーンの4人のみで連結。

三ヶ月型の黒いタンバリン持参のアイちゃんが2曲目から合流。
モッチンがピアノイントロ部分をカウント取る。
普段聞こえない音があちこちから聞こえる。

この辺までは無難に進行。

第一の関門。
1分ほどのファンファーレ。
このスコアはミツがSTA用に書き上げてくれた。
前回はアルト、テナーのみだったけど、今回はパーフェクトだ。
もう言葉を失うほど。
皆、目を見合わせて感動。
これが欲しかった。
理想が初めて現実化した。
ミツもご満悦。
でもハマピーはまだまだ納得がいかないご様子。
数テイクを重ねる。
ドンドンと噛み合っていく。
ハマピーは、よりオリジナルに近づくためにピッチを整理。
他のメンバー達もチェックに余念がない。
その姿を見てると微笑ましくなる。
こんなシーン、今まで見たことがない。
というかこれが普通なんだけど。
レベルが段違いだ。
この曲もやっと本来の形を成し得たようだ。

勢いにのってバラードへ雪崩込み。
意気込みにも拍車がかかる。

とにもかくにも、ホーン隊は常に話し合いを重ねる。
事あるごとに、より良い方向へ向上するように煮詰めていく。
美しい営み。

気合も十分に折り返し点。
第2の関門。
この曲は反省点てんこ盛りだけに、弱点を克服するべく取り組む。
これもギターがイントロだけど、不在ゆえ口頭で歌ってモッチンのカウントを目印に不在ゆえ演奏。
グッと引き締まってきた。
ギターソロがないので、イメトレで鍛えた感覚で凌ぐ。
よくぞここまでやれるなあ。
どいつもこいつも、ヤバい奴らばかり。
この曲はオリジナルでもテンポが加速気味になるんだけど、それがロックの醍醐味。
ずっとメジャーなのに、何故かエンディングのコードはマイナー。
しかも、捻りの効いたアクセントでフィニッシュ。
「変態でしょ」とマサがトモちゃんに告げると、「変態!!」と言われちゃった・・・・(-_-;)

ジャズロックは最早アイちゃんのテーマソング。
メインのリフはマサ一人で担う。
本来この曲はトランペット4本。
サックス、トロンボーンは入っていないのだ。
だから運指が相当にキツイらしい・・・・ご苦労様です。

でもねえ、ミツ曰く「トモちゃんがメキメキと腕をあげてきている」とのこと。
努力は決して裏切らない。
そりゃあそうでしょうよ。
曲の聞き込みも半端ないし、貪欲なまでにジャンル問わず好奇心旺盛。

第3の鬼門。
もうねえ、こんな曲ばかりカバーするバンドなんて日本には存在しない。
今のメンバーだからこそ取り上げたんだから。
これもピアノがイントロだけど、モッチンがカウントを入れてくれる。
ドラムフィルは後ノリでタメの効いたテクニカルなもの。
これをモッチンはサラっと具現化。
素早いホーンセクションのフレーズは人間技の領域を遥かに超えている。
でも4人が一致団結して図太い吹き込みでチャレンジ。
鬼気迫るほどに取り組む姿勢が感動的。
アイちゃんとマサのボーカルも、高低を取り決めての歌い込み。
いきなりのブレイクも衝撃。
やり切ったあ・・・という表情が印象的。
しかし、皆スタミナ満点。
体力勝負だからねえ。
ヤワな輩は使えない。

ラストは定番。
ギターのイントロはベースで再現。
ギターソロは後半のワウを想像してホーン隊が絡む。

予備の曲は余裕でサラッとこなす。
エンディングのドラムフィルもベースとシンクロ。

早めにリハは終了。
ロビーにて和みのひと時。
昭和な話題にも盛り上がる。
それがこのブログタイトルに・・・・( ´艸`)
マサとトモちゃんは、それと別に80年代の洋楽ハードロックでマニアック談義花盛り。

モッチンは課題曲を録音して早速STAグループラインに流す。
アッキーがそれ聞いて絶賛。
特にハマピーに。

モッチンは大好物のお代わり自由なホットコーヒーを飲む。

マサが前回撮影したSTAの麗しき3人娘をフェイスブックとブログに公開したら大好評だったので、第2弾!
出血サービス。
悪用厳禁!!((´∀`*))

そのフェイスブックに先日アップした告知記事をここにも特別掲載します。

****Chicagoを中心とした我が迫力のブラスロックバンド
sapporo transit authorityのチャーミングな女性メンバー3人が、最近話題になっている!
人気急上昇中!!
男顔負けなテクニックと、三者三様に魅力的なプレイヤーだ!
今週16日の土曜日、札幌東雁来ライブハウス「ルアレルバ」に来たら彼女達に会えるよ!
今回のSTAはマニアックで難解なChicagoを数曲披露します🎶🤠

無料パーキングあり。
「第3回マ・シェリ ライブイベント」
対バン達も皆ゴージャスなジャンルで盛り上がり必至だ!
お待ちしてます!
宜しくねー♪😀****

さあ、次で最終リハだ!
ギアを上げて気合も十分に臨みますよ。

























































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