THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

ああ・・・・夏の名残を体感す・・・・・

2024-09-03 12:23:11 | リハーサル
はい、さてさて、皆さま、その後いかがおすごしでしょうか
北海道の夏はほんとうに短い
やっと雪の地獄から解放されて暖かくなってきたなあ・・・と思う間もなくひんやりしてくるもんなあ
お盆が過ぎるとグッと気温がさがる
よくもなあ季節というものは毎年、毎年秋もせずグルグルと四季をめぐる
たまには夏のままさぼってくれてもいいのではないかなあ・・・
もちろん、北国限定で・・・((´∀`))

と、一人でアホなことを考えている最中もハードなスケジュールをこなす毎日
一日48時間くらいほしいくらいさ
早いものでもう9月
今月は8年ぶりにシカゴが来日する
もちろんSTAを代表してマサとミツは見に行くよ
ミツは尊敬するジミー・パンコウ初体験
人生観が変わることは間違いない
絶対的に保障しますよん

STAはキューブガーデンに向けてのリハに突入
ちょっと変則的な8人編成
例によってJR苗穂駅そばのスタジオ・クリームを利用
ここはバンド結成以来に拠点
オーナーのキンさん、いつもいつもお世話になります
2回のリハ全力集中
残念ながら久しぶりに合流のユーちゃんは私用で欠席

マサ、タカ、もっちん、ミツ、アキ、トモちゃん、そして今回から合流したマエ君という布陣

まずは説明させてください
本来ならばトランぺッターにトモキーが決定してた
ところが緊急の仙台勤務辞令があり泣く泣く辞退するということに
トランペットを方々に掛け合って探したものの、すべてダメ
中々、シカゴを吹ける人っていないしねえ
まず絶対的にブラスロックを体現する猛者は少ない

そこでトランペットのパートをミツとタカに依頼
そういうことは以前にもやったことがあるしね
実はミツはトランぺッターでのあるのだ
密かに練習もしてきたらしいよん
素晴らしい器用な才能の持ち主がうじゃうじゃと在籍しているのがSTAの奥深い底力

タカが名案を出してきた
な、な、何とソプラノサックスで対応したいとのこと
チラッとスタジオにソプラノを持ってきたことはあったけれども、吹いた姿は見たことがなかった
本人も本番では一度も吹いたことがないらしい
でも虎視眈々と実験したかったらしい
今回のリハ数日前の話
大至急、全曲のトランペット・スコアを用意してもらいリハに臨んだ
蓋を開けてみたらば全く違和感なし
よくもまあ、この短期間にこれだけのレパートリーをモノにしたもんだ
拍手喝采の嵐
天才だ!!
アンサンブルのバランスもバッチリ
こんなことならばもっと早くにトライしておけばよかったね
これでグッと可能性が広まった
期待度は拡散した

そして満を持しての合流はスーパーギタリストの前ちゃんだ!
去年の初夏から次々とサポートとして個性的ないぶし銀ギターがSTAでプレイしてきた
コバちゃん、シモラー、フクさん、石やん!!
ね、凄いメンツでしょう
ここにまた格別なる奴がやってきた
前くんとマサはもう2年くらいまえからの知り合い
そのころの前君はいろいろなプロジェクトにたずさわっていた
近年はあの塚本くんとソーエンというバンドで活躍
よくSTAとは対バンを組んでいた
2枚のCDもプレゼントしてくれた
「リブレーション」にも参加した
その後、塚本くんはフラッグを結成
この度、STAギタリストとして塚本くんからの紹介でマエくんが参加となった
楽しみだねえ
じっくりと時間をかけてマサとマエくんが逐一セットリストを固めて詳細なる打ち合わせをした
時にはSTAのライブに駆けつけて録画(パープル・ブリンガーのホットタイム・ライブにもいきなり現れてビックリした!!)
研究を重ねていた疑問点をコツコツと解決
だからこそほとんど説明の余地がなかった
効率の良い進行で大助かり
さすが百戦錬磨の猛者
よく心得ている
モッチンの伝説バンド、ジパング、他にも大御所たちをたくさん知っているらしく2人で盛り上がっていたさ
心強い人材

意見も出してくれて「6弦のみこの曲では1音下げチューニングしているので30秒ください」とのこと
これには目から鱗が落ちた
そこでマサは流れを考慮して曲順を入れ替えてそこにメンバー紹介を差し込むことにした

着々と現実味を帯びてきた
結果、前くんはフェンダーのストラトキャスターとギブソンのレスポールを持ち込むことに
ここまで徹底的にこだわりを見せるミュージシャンはもうそれだけで威厳を感じてしまうね

さあ、ついにスタジオに集合の日
いつものKスタに入る
マサはセットリスト表を忘れてきちゃった
即座にミツがホワイトボードにサッと曲目を書き上げた
気持ち良いくらいの手際よさ

まずはマサがマエくんに皆を紹介してご挨拶を交わす
ギターアンプはローランドのJC120を希望するも、どうも調子が悪い
そこでフェンダー・ツイン・リヴァーブに変更

この日は初参加のマエくん、そしてソプラノサックスに初めて挑戦するタカを中心に演奏

セットリストは先月末に小樽・北運河サウンドエナジーに出演した際のまんまでいく
メンバーの顔触れに多少の違いがあるけど
シチュエーションも同様に・・・・

でもそれだからこそスリリングで面白いのだ
一番嫌いな言葉が「ユルユル感覚」なものでして・・・・

メンバーの立ち位置決め
ホットコーヒーを美味しそうに飲んでいるメンバーもいる
譜面台やマイクスタンドを引っ張り出す
椅子の坐ってリラックスしているメンバーも
チューニング、ウォーミングアップも完了
談笑しながらも、プレイ体制へ突入

ゲネプロ並みに効率よく施す

マサが率先してマエくんへカウント、MC、メドレーへの流れ、エンディングの決め、阿吽の呼吸で意思の疎通を図る
ギター・チェンジのタイミングもミツに話し合う
変則的な部分も数回演じてみて小節数を把握
大まかな全体像は見えてきたね
十分に掘り下げてきた甲斐があった

タカは申し分なし
ソプラノはヤナギサワだからね
鬼に金棒状態
あとはソロでのコード確認
リットの呼吸
ジャストな連携でいこう、と決定
これはずっと悩ましかった課題

他にもアキが手を挙げて気づいた箇所を次々と修正意見にまとめて提示

各自が鮮やか過ぎるほどに手際よい
数年前では不可能な采配
ギアを数段アップすると宣言したのはハッタリなどではないよ
グンと実力をつけた

チャーミングなトモちゃんもみるみるうちに成長を遂げた
新しいサックスもそろそろ到着の予定

ミツは心強き存在感を発揮
気配りの男度量の大きさもピカイチ
空気を読んでマサ、モッチンらと場を和ませることも怠らない

マエくんはテリー・キャスに敬意をはらって臨んできただけに1音1音にたいする思い入れが偉大だ
トーンやフレーズも忠実になぞってくる
感動しちゃった
オブリまでさりげなく差し込む
根が真面目なんだろうねえ
血液型はBかな?
頭が痛くなるほどの意味なしなうるさいギャンギャン・ノイズも出さないしね

最大の鬼門ともいえるのが組曲
プログレッシブで超絶技巧
ドラマティックな壮大さ
曲ごとに分解
怪しい箇所はストップをかけて突き詰め
その都度に解決していく
決してうやむやにはしない
もちろんそれぞれにはリスペクトを込めてね
コーラスワークにも熱が入る
だいぶスムーズこなれてきた
もう一息さ
歌詞の一語、一語も大切にかみ砕きながらの理解力が求められる

ドラム・フィル・インも緊迫感タップリ
カッティングの回数、ブレイクの長さとアルペジオ・・・・ドンドンとグレードを上げていく

マサもジャンプが飛び出す
熱気渦巻く室内
エアコンも参ってきたかな
モッチンの頭上に設置された扇風機も回転数が全開

喉もひりついくる
飴を舐める、ドリンクを飲む、というケアを忘れない

テンポはバッチリだね

しかしミツとタカの機転の効いたスタイルは戦慄が走るほど
トモちゃんも一年前じゃあ想像もつかいくらいの体験をしているのを身をもって感じていることでしょう

STAにとっては斬新な曲もマエくんが加わることで良い意味での化学反応を起こしている

とどめのフィナーレ
これは今回から取り入れたんだけど、アイコンタクトで瞬時に読み込むように計画した
大丈夫
大船に乗った気分に浸ろう

お約束の曲ではマエくん、オートワウを使用
接続を忘れていたらしけどね・・・(-_-;)
ミツがさりげなく指でカウントで支持して事なきを得る
場慣れしているからお任せさ
最強のホーンセクション

予備の曲ではギターの入らないところもあるらしく、極控えめにトライ

こんな感じで小休止を挟んでアッという間の充実した2時間

前回、落っこちたキーボード・スタンド
今回は無事
マエくんがケースへの収納を手伝ってくれた

意気揚々とロビーに引き上げ
車に楽器機材類を詰め込んでしばしの休息

とっても雰囲気のいい空間
またすぐに最終リハだよ

それではまたよろしく
絶好調STAの快進撃は続く・・・・・・
期待してくれてもオーケー

追記・・・トランペット急募
STAで一緒に迫力のブラスロックを燃え上がらせませんか
メンバー一同心よりお待ちしております









































































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