2015,9,13(SUN)
会場:食事処 酒房 桃太郎
STAアルト・サックス&ボーカリスト、ジュンがスタッフとして企画運営のライブ・イベント。
STAは早いもので、「桃太郎」には今年からお世話になりだしてから今回で3度目の出演となりました。
ところで、STAブログを日頃からご覧になっている方々ならとっくにお気づきの事と思いますが、なんと今回のライブは場所が変更になりました!当初、あの札幌オリンピック競技会場の一つとしても利用された事があると言われている東区美香保公園内の特設ステージにて開催される予定だったのが、「桃太郎」で行われることに。
他にも様々なトラブルが勃発。持ち時間&出演順が中々決定せず、とりあえずはジュンとマサの話し合いの元、ジュンが数曲をピックアップ。それをマサが並べて一応は落ち着きました。スタジオ最終リハーサルも終えてあとはライブに望むのみと思っていた矢先「10分持ち時間拡張!」との知らせが。急遽2曲を組み入れようと試みるも1曲がどうしても問題視され、、そこでここのところご無沙汰気味だった曲に差し替えということで落ち着きました。
さて、いざライブ当日を迎えてみると外は雨がザアザアと降っているではないですか・・・。
結局は屋外での公園ライブを断念したのが、吉と出たのでした。良かったあ。
毎月「桃太郎」店内で行っているライブにSTAが4月に初出演。そして先月の区民センター・ライブに引き続き今回です。
ジュンは何週間も前からこのイベントのために奔走。前日も深夜まで最終準備に追われ本番当日も朝9時会場一番乗り。そしてポスター、チラシ類を階段や柱のあちこちに貼り付け作業。
自身のライブ演奏前にすでにクタクタ状態です。ご苦労様。
食事処「桃太郎」は2階が店舗で、1階は駐車場。
その駐車スペースの真ん中に紅白の垂れ幕を掛けてバザーが行われています。
この日の催し物は2部構成になっておりバザーはその第一部(11:00~17:00)の企画の一つ。
野菜・海産物・小物手作り品・リサイクル品などが売られています。
また、子供達のために「昔遊び」コーナーも設置。
駒・けん玉・メンコ・お手玉・シャボン玉・その他色々と趣向を凝らした内容盛りだくさん。参加してくれたちびっ子達にはプレゼントも用意されていました。案外と大人も気楽に楽しめます。
そして2階店内では飲食はもちろんのこと、占いコーナーも設けられていて、そこでライブ演奏というバラエティに富んだフェスティバル。
桃太郎ママ、アンクルキャッツのフクダさん達、ミキサー担当のヨシダさん、厨房の方々がそれぞれに役割分担しながら作業に追われています。
マサはご挨拶を済ませて楽器器材を奥座敷の楽屋に運び込みます。
今回は控え室が3箇所に区切られていて女性専用、大広間も中央で仕切られていました。
ママが稲荷寿司、お茶、お菓子を楽屋テーブル上に用意してくれましたがSTAは大所帯だから申し訳ないですね。
2バンドほどがリハーサルも兼ねた音響調整に協力して、開演は桃太郎ママのアナウンスにより11:30ライブがスタートしました(司会者は無し)。
今回のライブレポートは初の試みでマサがケンの協力を得てアップしました。
第一部はバンド演奏が中心。オープニングアクトの「とぷくり」は今回初めて観させていただきました。アコースティック・トリオ編成で全員がイスに腰掛けての演奏スタイル。
このユニークなバンド名は3人の勤める会社名を短縮した呼び名なんだそうですよ。
使用楽器はCLIBEの白ジャズ・ベース、ヤマハの白いエレアコ(ブルースハープも)、タカミネのブラウン・サンバースト・エレアコ。
全員がボーカル、もしくはコーラスを振り分けています。ハーモニーが素晴らしい。それは1曲目NSPの「昨日からの逃げ道」でも立派に証明されています。
そうだ!よくよく考えてみればこの編成ってNSPと同じではないですか!!
2曲目は「やさしくなりたい」
斉藤和義の大ヒット曲で、日本テレビ系テレビドラマ「家政婦のミタ」主題歌でお馴染み。
イントロのギターフレーズを何度もやり直してから本編に突入しました。
真ん中のギタリストがMCも担当していて、やはり雨模様の天候にも触れていましたね。「とぷくり」も予定していた持ち時間よりも長くなったために曲数が増えました。
「ユニークで元気の出るバンド、ウルフルズの曲で情熱A GO-GOをやります。」足元のエフェクター操作を駆使しての音作りにも工夫の跡が垣間見えます。
雰囲気をグッと変えてバラードでしっとりと。
「映画ローズからベット・ミドラーの代表作です」
そして北海道が生んだ伝説のフォークデュオ「ふきのとう」から「春雷」
センスの良いセレクトですねえ。選ぶ曲一つ一つにコダワリが見え隠れします。
ラストは「皆さん、よくご存知の矢沢永吉さんが率いていたロックンロールバンド、キャロルのファンキー・モンキー・ベィビー!」
イントロではあのウッチャン・ギターリフを弾かずに独自のアレンジを施しながらも軽快にストローク。会場中から手拍子を受けながら無事にトップの役割を果たしました。
その後、入れ替え時間が長いのでスタッフのフクダさんにマサがたずねてみたら「まだ、次のバンドが到着していないのですよ」とのこと。
「!!???」
というわけでして、ノンビリゆったりとイベントは進行。
ほとんどの出演組は常連ばかりです。
「CROSS NOISE」の女性2人組はもう何度もSTAとはタイバンを組んだ仲。姫嬢はカシオペア・カバー・バンドのAXIAでもご一緒していました。(今回は男の子とのユニットSKYLERは無し)
2人共、ロングヘアー&スレンダーなボディに大人のセクシー・ムード満載な煌びやかなるロング・ドレスを着こなしてオリジナリティ漲る音楽を披露してくれました。
まずはお馴染みの「11PMのテーマ」
あの深夜に放映していた大人向けテレビ番組の「シャバダバシャバダバ~~」です。
あれをピアノとサックスで光速スピード、寸分の狂いもなく演奏するのですからビックリ。
思わず「回転数を間違った!」と叫びたくなります。
姫嬢は相変わらず女キース・エマーソンしているし、ノリ嬢はヒステリックに吹きまくっています。ビックリ箱のようなユニット本領発揮。次に何が出てくるか予測不能。
2曲目のジュディ・ガーランド「虹の彼方に」は映画・オズの魔法使いであまりにも有名ですが、決してそのまま、まともにプレイはしないのがこのユニットの売り。
ミキ嬢曰く「聞けば聞くほど凄い」と大絶賛するほど。
ミキ、シンがこの日最も注目していたのがクロス・ノイズです。
レパートリーも豊富でなんと灰田勝彦の歌謡曲「鈴懸の径」まで披露。
アバンギャルドなアレンジで研ナオコの「夏をあきらめて」、時代が行ったり来たりのぶっ飛びソング「東京ブギウギ」は笠置シヅ子ですね。
今度は海外にひとっ飛びでチック・コリアの代表曲「LA FIESTA」と何でもござれ。この曲はノリ嬢がソプラノ・サックスをトランペット風にプレイ。
懐の広さはピカイチです。ラストソングはクロスノイズの十八番で青江美奈「伊勢佐木町ブルース」を独創的な展開で締めくくり。
隠し玉のやさぐれ「七つの子」を次回は期待します。
午後3:30からはリーダー&ギタリストのフクダ氏率いる桃太郎の重鎮バンド「UNCLE CAT’S」
(加入したばかりの若きドラム青年は本番にはまだかなり時間があるというのに一人黙々とセッティングに汗を流し、それが完了すると今度はスローンに腰掛けてスティックは持たずにイメージトレーニングとばかりにエアドラミング。真面目なその姿に感銘を受けたのか、青春時代の我が身にダブったのかケンが色々と親切アドバイス。特にバスドラの固定アイディアには互いに知恵を絞っていました)
軽快なギター・カッティングのイントロにのって、まずはショッキング・ブルー「ビーナス」
これで掴みはオーケー。
王道の人気アニメ「聖闘士星矢」から主題歌「ペガサス幻想」を華麗に歌い上げます。
マニアックなセレクトでRCサクセション「I LIKE YOU」
清志郎から井上陽水の流れで「氷の世界」
この曲はアンクル・キャッツ初ライブ演奏だったのですが、ボーカリストのタナカ君がハーモニカも担当することとなったので先日楽器店に向かったところ、その日の営業は終わってしまい購入を断念・・・・ということで残念ながら幻のハープパートとなってしまったそうです。今度は見事なハーモニカを聴かせてね。
そのタナカ君は礼儀正しく腰も低い好男子。その彼がいざマイクを握るとスター街道まっしぐら。ただひたすらに安定した歌唱力を発揮します。まず声域が広く伸びやかな声量はいつ聞いてもグレート。
リハーサルでファニーが「いつ聞いても上手いなあ」とベタ褒め。ケンも絶賛の嵐。
ツイストのデビュー曲「あんたのバラード」でも世良公則顔負けの喉を発揮。まったくオンステージとオフステージの落差激しすぎ。
普段は物静かなのにね、憎い男ですよ、まったく。
観客全員を一瞬で手中に収めてしまうのですから。
マサのフェバリットロックZZ TOP「ラフ・ボーイ」ではフクダ氏の泣きのギターが渋い唸りをあげます。ツインギター編成ですがちょっとバランス音量が偏っていたかな・・・・。
歌姫・山口百恵の「ロックンロール・ウィドウ」もタナカ君は見事に自分のものにしています。
曲の新旧和洋男女ジャンルなどの壁を軽く凌駕する才能の持ち主だと思いますよ。天晴れ。
もんた&ブラザース「ダンシング・オールナイト」はその名の通りダンシングナンバーだから自然に皆が踊りだしますよね。
ビックリしたのは意外なラストでサブリナの「スレイブ・イン・スター」でした。
午後4時、ここでライブ演奏は一旦休止で30分ほど「ビンゴ大会」
カラオケ用の大画面にビンゴが映し出されるという、設備をフルに活用した凝ったゲームに皆が大盛り上がり。
愉快だったのが、いきなり始まった途端にリーチになった人がいたのですが、その後は最後の最後まで当たりが出なかったこと。これは大受けでしたね。
尚、景品はイクラ、ホタテ、自転車、ビール、お米、蟹など豪華絢爛な品々ばかり!!
生演奏の部に戻って和太鼓「いさりび」
この青年2人、ソノダ君とサイトウ君は先月の東区民会館でもオープニングを勤めていたのでご存知の方々も多いと思います。その時にはステージ目一杯に大太鼓、中太鼓、小太鼓をズラッと並べてのセッティング。見栄えも派手、音もド迫力満点でしたが今回はスペースの関係上、比較的質素な太鼓群でまとめてくれました。
しかし叩き出されるドラマティックな音には皆が一気に引き込まれてしまうほど。
「やまびこ」「禅」というタイプの異なる2曲の後には、いざという時「やれ!」と言われたらの為に用意していたアドリブの曲を。これがまた一際圧巻でした。
第2部は17:30~20:00
まずは景品付の「カラオケ大会」
客層の年齢が比較的高いために演歌がほとんどを占めています。自分の自慢の喉を競って白熱していました。
メニューも豊富、量も多くて安い食事処・桃太郎の料理は東区民出色の人気店です。お酒も回ってきて皆上機嫌にできあがってきました。
このタイミングで、やはり東区民センターで超絶技巧の津軽三味線を轟かせてくれた新田昌弘氏の生演奏開始です。
津軽三味線には譜面というものは存在しないのだそうですが、代々受け継がれてきた歴史あるバチ捌きには思わず言葉を失うほどの説得力があります。
この日のイベントも終盤に差し掛かりました。東区民センターでは小柳耀子さんが昭和の匂い香る歌謡曲等で賑やかにステージへ華を添えていただきましたが、今回はパーカッション、ピアノを交えて尾矢聡子さんが堂々たる貫禄の歌声でオーラを放ち、お開きとなりました。
はい、それではお待たせしましたあ!このGOOブログのメインバンド、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYのライブレポートです!!
時間をグッと引き戻してPM1:30。
先述のとおり、当初2番手を予定していたバンドが姿を全く現さないためにSTAがセカンドアクトに収まりました。でも出演時間はそのままに・・・。
つまりドッと時間が空いてしまうというアクシデント。
その間、ケンは事細かに愛用自前のペンチを片手にドラムのセッティング。
メンバー達も楽屋で飲食に談笑。タイバンともコミュニケーションを取り合い情報交換。ファニーはミュートを装着してトランペットのウォーミングアップ。その横でカツもトロンボーンで慣らし演奏。
マサもチューニングを済ませて、ミキサー担当のヨシダさんにセットリストと編成&詳細&注意事項を書き込んだ用紙を手渡し。(2台のワイヤレスシステム説明も含む)
そして、これも最初に書きましたが直前に曲目が増えたため、マサがマジックで製作したセットリストをバンド正面中央パーテーションにジュンがテープにてベッタリと貼り付けしました。これで全員一安心(笑)。出演バンドそれぞれに趣向を凝らした新規セットリストを叩きつけてきたからにはこちらとしても負けていられません!。
子供好きのジュンは3人の無邪気で可愛らしいちびっ子達と戯れています。
マサは、ベースからストラップ固定のワイヤレス・トランスミッターに接続している1Mシールドの片L字型プラグ接触不良発覚のために前夜に新たなケーブルを自主制作しました。
ところで、こんなに余裕ある待ち時間は初体験ですね。STAはすでに「臨戦態勢」完了。
午後1:25にマサがメンバー達にゴーサインを出します。
***SET LIST***
1、SOME LIKE IT HOT・・・THE POWER STATION
2、VEHICLE・・・IDES OF MARCH
3、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO
4、THAT’S THE WAY・・・K,C&THE SUNSHINE BAND
5、~FREE FORM PIANO・・・SHIN
6、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO
7、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE
8、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO
***MEMBER***
MASA・・・B VO CHO
SHIN・・・KB CHO
JUN・・・AS VO CHO
NOBU・・・G
FUNNY・・・TP
KATSU・・・TB
MIKI・・・VO PER CHO
KEN・・・DR CHO PER
マサのアナウンスから拍手が自然に沸きあがります。この瞬間をずっと待ちわびていた人達からの暖かな歓迎セレモニー。
アイコンタクトでケン、目一杯のパワードラミングで「サム・ライク・イット・ホット」のビートが炸裂。
この曲は先にも書いている通り、今月の選曲からは外されていたもの。それが直前に急遽導入されたので一応はリハでサラッと慣らし演奏(その時にも拍手を頂戴しちゃいました)。
今年の2月、小樽・雪明かりライブでSTAリードボーカル初披露のジュンがチャレンジした曲だけに思い入れもひとしお。今だから言えることですが、あの頃はメンバー全員緊張感漲るプレイでヒイヒイ状態でしたが、もうすっかり余裕ももてるようになりました。(出番直前にイントロのコード部分はマサとノブがちょろっと口頭ミーティング調整)。
イスに腰掛けていた家族連れは始めて目前で見るロックバンドに物珍しげに食い入っています。
マサからの威勢の良いMCに導かれてジュンのボーカル第2弾「ビークル」。
タイバンの人達も最前列テーブル席に陣取ってかぶりつき。
視線が痛いほどにこちらサイドに突き刺さってきます。ジュンはこの曲ではサックスボーカルの両刀使い。
彼に遊んでもらっていたちびっ子達も羨望の眼差しでニコニコしながら応援を送り続けています。
しっかりどの子も両耳を塞いでいましたがね(爆)!!マサ「最後までブラスロックで突っ切りますのでよろしくお願いします!」の声にも心地よいリアクション。
3曲目はマサが最も敬愛するシカゴの記念すべきデビュー曲「クエスチョンズ67&68」。
マサが「この曲は日本語バージョンも出たのですよ」といった途端、STAのメンバーの中にそのことを知らない者がいたという事実にビックリ。
往年のロック小僧達だった観客もグッと身を乗り出してきます。
ケンのカウントから珠玉のブラスセクション轟き、ここではマサがボーカル担当。
何度演奏しても感動の度合いがまったく薄れる事がないパーフェクトな楽曲。
「それではここら辺でサービスタイムと参りましょうか。桃太郎のイベントでは毎回人気の高いディスコナンバー。KC&ザ・サンシャイン・バンドでザッツ・ザ・ウェイ!!」
ジュン三度目のリード・ボーカル。会場のあちこちではリズムに身をゆだねて踊る人チラホラ。
ジュンは「もっともっと!」と会場の人たちあちこちに手招きをしながらボーカルをつとめ続けます。曲の構成やコード進行が単調なためにいくらでもいじくり回しや引き伸ばしが可能。
今回も思いっきりやりました!各パートのメンバー達に互いが目配せしながら曲の位置確認をしながらエンディング。数箇所で冷や汗をかきましたが強引にメドレーにもっていきました。シンのピアノソロはガラッと空気をかえてはじけまくりの極上ポップンロール風。彼のひき出しの多さには毎回驚かされます。
そのまま、シンコペーションのアタックコードが快感の「サタディ・イン・ザ・パーク」
心憎いばかりの流れです。
イントロからステージと会場全体が手拍子。STAライブで一番誰もが知っていて万人受けする曲はなんといってもこれでしょうね。サビから3番の歌にかけての箇所でリフが4小節ずれるという今までになかったアクシデントが発生しましたが音が外れることもなく、かえって効果を発揮していて新鮮でした(やっぱりステージには魔物が潜んでいて、たまにこういうお茶目なイタズラをしかけてくるのですね)
ボーカルのマサが「日曜日なのに土曜日の曲をやっちゃいました!」の一言に笑いが。
人気者、歌姫ミキをマサが紹介。「ミキチャ~~ン!」「アリガトウ!!~~~」のいきなりコール&レスポンス。フロント中央に歩み出た彼女を恒例の九州福岡県博多出身であることを振ると、お約束の「博多弁講座」
今回は特に受けたようで良かったね。
「DOCOMOのCMは相変わらずオンエア中。タイムリーなのでやり続けます!チェイスでゲット・イット・オン!」
今の若者達は、この曲はCMオリジナル・ソングと勘違いしちゃうのではないでしょうかねえ・・・・ちょっと心配です。
独壇場と化した感のあるミキは益々アクティブ&エネルギッシュ&キュートにシャウト。
この複雑な曲にあわせて体もくねらせています。ここまで到達するとグッと勢いも増します。バック陣もそれに追随するかのごとく後押し。
シンの冴え渡るジャジーなキーボード・ソロ、ブラスセクションの男性3人も熱き炎さながらに一体化したリフ噴出。思い切りタメを効かせたケンのフィルに追い討ちするファニーのハイノートヒットで歓声が沸き起こるのは当然でしょうね。
改めてここでマサがメンバー全員を丁寧に紹介。一人一人にやんやの拍手が贈られます。
「ラストです。25OR6TO4!!!」
ここでまたまた事故発生。イントロ開始とともにケンのスティックがへし折れたのです!!練習では決して起こらない事が、本番の重大な場面で起こるのですから本当に不思議なものです。以前ならばこういう場合、必要以上にパニックに陥っていたものですが、もうすっかり今では慣れっこになってしまい自然対応マニュアルが確立されてしまいました。
マサのリードボーカルになだれ込み、ミキ&ジュン&シンの3声からなるコーラスにも厚みが出てきて長年取り上げてきた曲に円熟味が加味されてきました。
ノブもそれに刺激されたのか、入魂のギターソロの後にはぺこりと観客に向かってお辞儀。これが出るということはすこぶる指の走りが滑らかな証拠です。
カツ達も横からエールを送っています。
マサのベース用片L字型ケーブルもすこぶる絶好調。
ライブ本編終了後は、あちこちの男女関係者から声をかけられて、ブラスロックの醍醐味を心の底から堪能したようで話がつきませんでした。
STAがステージを引き上げるとの同時に会場に流れ出したBGMはデューク・エリントンのジャズ・スタンダード「A列車で行こう」
なんというグッドなタイミング、センスの良さでしょうか!!シカゴのジャズ・カバーアルバム「ナイト&ディ」にも収録されている名曲。
楽屋ではファニー&カツ&マサがこの話題と思い出話で一際盛り上がりました。
「あの時期のシカゴでは最もお気に入りCDだ」「あの曲のトロンボーン・ソロがかっこいい!」「あのアルバムで本格的にシカゴにはまっていったんだよ」
2012年のシカゴ来日公演・東京国際フォーラムにはファニーも観にいったそうですよ。
ところで・・・・今回はSTAの爆音で騒音苦情の警察通報はされずにホッと一安心しました・・・・・。
今月は27日・小樽ライブハウス・ゴールド・ストーンに移動してのSTA10人編成ライブ(トリ&サプライズあり)が控えております!
お楽しみに!!
SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&TAMIKO-MAMA&MR,FUKUDA&TANAKAKUN&MR,YOSIDA&COCA-COLA&CHILDREN&SATSUKIKAI&NORTH RIGHT&KYOHSEISHA&HOKKOHSHIBU&BINGO&GREEN TEA&INARU-ZUSHI&GUM&HIME&NORI&TANAKA-KUN&MR,GOHDA!!