THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,113 AUTUMN  FESTIVAL

2015-09-15 01:45:23 | Live Set List

2015,9,13(SUN)

会場:食事処 酒房 桃太郎

STAアルト・サックス&ボーカリスト、ジュンがスタッフとして企画運営のライブ・イベント。

STAは早いもので、「桃太郎」には今年からお世話になりだしてから今回で3度目の出演となりました。

ところで、STAブログを日頃からご覧になっている方々ならとっくにお気づきの事と思いますが、なんと今回のライブは場所が変更になりました!当初、あの札幌オリンピック競技会場の一つとしても利用された事があると言われている東区美香保公園内の特設ステージにて開催される予定だったのが、「桃太郎」で行われることに。

他にも様々なトラブルが勃発。持ち時間&出演順が中々決定せず、とりあえずはジュンとマサの話し合いの元、ジュンが数曲をピックアップ。それをマサが並べて一応は落ち着きました。スタジオ最終リハーサルも終えてあとはライブに望むのみと思っていた矢先「10分持ち時間拡張!」との知らせが。急遽2曲を組み入れようと試みるも1曲がどうしても問題視され、、そこでここのところご無沙汰気味だった曲に差し替えということで落ち着きました。

さて、いざライブ当日を迎えてみると外は雨がザアザアと降っているではないですか・・・。

結局は屋外での公園ライブを断念したのが、吉と出たのでした。良かったあ。

毎月「桃太郎」店内で行っているライブにSTAが4月に初出演。そして先月の区民センター・ライブに引き続き今回です。

ジュンは何週間も前からこのイベントのために奔走。前日も深夜まで最終準備に追われ本番当日も朝9時会場一番乗り。そしてポスター、チラシ類を階段や柱のあちこちに貼り付け作業。

自身のライブ演奏前にすでにクタクタ状態です。ご苦労様。

食事処「桃太郎」は2階が店舗で、1階は駐車場。

その駐車スペースの真ん中に紅白の垂れ幕を掛けてバザーが行われています。

この日の催し物は2部構成になっておりバザーはその第一部(11:00~17:00)の企画の一つ。

野菜・海産物・小物手作り品・リサイクル品などが売られています。

また、子供達のために「昔遊び」コーナーも設置。

駒・けん玉・メンコ・お手玉・シャボン玉・その他色々と趣向を凝らした内容盛りだくさん。参加してくれたちびっ子達にはプレゼントも用意されていました。案外と大人も気楽に楽しめます。

そして2階店内では飲食はもちろんのこと、占いコーナーも設けられていて、そこでライブ演奏というバラエティに富んだフェスティバル。

桃太郎ママ、アンクルキャッツのフクダさん達、ミキサー担当のヨシダさん、厨房の方々がそれぞれに役割分担しながら作業に追われています。

マサはご挨拶を済ませて楽器器材を奥座敷の楽屋に運び込みます。

今回は控え室が3箇所に区切られていて女性専用、大広間も中央で仕切られていました。

ママが稲荷寿司、お茶、お菓子を楽屋テーブル上に用意してくれましたがSTAは大所帯だから申し訳ないですね。

2バンドほどがリハーサルも兼ねた音響調整に協力して、開演は桃太郎ママのアナウンスにより11:30ライブがスタートしました(司会者は無し)。

今回のライブレポートは初の試みでマサがケンの協力を得てアップしました。

 

第一部はバンド演奏が中心。オープニングアクトの「とぷくり」は今回初めて観させていただきました。アコースティック・トリオ編成で全員がイスに腰掛けての演奏スタイル。

このユニークなバンド名は3人の勤める会社名を短縮した呼び名なんだそうですよ。

使用楽器はCLIBEの白ジャズ・ベース、ヤマハの白いエレアコ(ブルースハープも)、タカミネのブラウン・サンバースト・エレアコ。

全員がボーカル、もしくはコーラスを振り分けています。ハーモニーが素晴らしい。それは1曲目NSPの「昨日からの逃げ道」でも立派に証明されています。

そうだ!よくよく考えてみればこの編成ってNSPと同じではないですか!!

2曲目は「やさしくなりたい」

斉藤和義の大ヒット曲で、日本テレビ系テレビドラマ「家政婦のミタ」主題歌でお馴染み。

イントロのギターフレーズを何度もやり直してから本編に突入しました。

真ん中のギタリストがMCも担当していて、やはり雨模様の天候にも触れていましたね。「とぷくり」も予定していた持ち時間よりも長くなったために曲数が増えました。

「ユニークで元気の出るバンド、ウルフルズの曲で情熱A GO-GOをやります。」足元のエフェクター操作を駆使しての音作りにも工夫の跡が垣間見えます。

雰囲気をグッと変えてバラードでしっとりと。

「映画ローズからベット・ミドラーの代表作です」

そして北海道が生んだ伝説のフォークデュオ「ふきのとう」から「春雷」

センスの良いセレクトですねえ。選ぶ曲一つ一つにコダワリが見え隠れします。

ラストは「皆さん、よくご存知の矢沢永吉さんが率いていたロックンロールバンド、キャロルのファンキー・モンキー・ベィビー!」

イントロではあのウッチャン・ギターリフを弾かずに独自のアレンジを施しながらも軽快にストローク。会場中から手拍子を受けながら無事にトップの役割を果たしました。

 

その後、入れ替え時間が長いのでスタッフのフクダさんにマサがたずねてみたら「まだ、次のバンドが到着していないのですよ」とのこと。

「!!???」

というわけでして、ノンビリゆったりとイベントは進行。

 

ほとんどの出演組は常連ばかりです。

「CROSS NOISE」の女性2人組はもう何度もSTAとはタイバンを組んだ仲。姫嬢はカシオペア・カバー・バンドのAXIAでもご一緒していました。(今回は男の子とのユニットSKYLERは無し)

2人共、ロングヘアー&スレンダーなボディに大人のセクシー・ムード満載な煌びやかなるロング・ドレスを着こなしてオリジナリティ漲る音楽を披露してくれました。

まずはお馴染みの「11PMのテーマ」

あの深夜に放映していた大人向けテレビ番組の「シャバダバシャバダバ~~」です。

あれをピアノとサックスで光速スピード、寸分の狂いもなく演奏するのですからビックリ。

思わず「回転数を間違った!」と叫びたくなります。

姫嬢は相変わらず女キース・エマーソンしているし、ノリ嬢はヒステリックに吹きまくっています。ビックリ箱のようなユニット本領発揮。次に何が出てくるか予測不能。

2曲目のジュディ・ガーランド「虹の彼方に」は映画・オズの魔法使いであまりにも有名ですが、決してそのまま、まともにプレイはしないのがこのユニットの売り。

ミキ嬢曰く「聞けば聞くほど凄い」と大絶賛するほど。

ミキ、シンがこの日最も注目していたのがクロス・ノイズです。

レパートリーも豊富でなんと灰田勝彦の歌謡曲「鈴懸の径」まで披露。

アバンギャルドなアレンジで研ナオコの「夏をあきらめて」、時代が行ったり来たりのぶっ飛びソング「東京ブギウギ」は笠置シヅ子ですね。

今度は海外にひとっ飛びでチック・コリアの代表曲「LA FIESTA」と何でもござれ。この曲はノリ嬢がソプラノ・サックスをトランペット風にプレイ。

懐の広さはピカイチです。ラストソングはクロスノイズの十八番で青江美奈「伊勢佐木町ブルース」を独創的な展開で締めくくり。

隠し玉のやさぐれ「七つの子」を次回は期待します。

 

午後3:30からはリーダー&ギタリストのフクダ氏率いる桃太郎の重鎮バンド「UNCLE CAT’S」

(加入したばかりの若きドラム青年は本番にはまだかなり時間があるというのに一人黙々とセッティングに汗を流し、それが完了すると今度はスローンに腰掛けてスティックは持たずにイメージトレーニングとばかりにエアドラミング。真面目なその姿に感銘を受けたのか、青春時代の我が身にダブったのかケンが色々と親切アドバイス。特にバスドラの固定アイディアには互いに知恵を絞っていました)

軽快なギター・カッティングのイントロにのって、まずはショッキング・ブルー「ビーナス」

これで掴みはオーケー。

王道の人気アニメ「聖闘士星矢」から主題歌「ペガサス幻想」を華麗に歌い上げます。

マニアックなセレクトでRCサクセション「I LIKE YOU」

清志郎から井上陽水の流れで「氷の世界」

この曲はアンクル・キャッツ初ライブ演奏だったのですが、ボーカリストのタナカ君がハーモニカも担当することとなったので先日楽器店に向かったところ、その日の営業は終わってしまい購入を断念・・・・ということで残念ながら幻のハープパートとなってしまったそうです。今度は見事なハーモニカを聴かせてね。

そのタナカ君は礼儀正しく腰も低い好男子。その彼がいざマイクを握るとスター街道まっしぐら。ただひたすらに安定した歌唱力を発揮します。まず声域が広く伸びやかな声量はいつ聞いてもグレート。

リハーサルでファニーが「いつ聞いても上手いなあ」とベタ褒め。ケンも絶賛の嵐。

ツイストのデビュー曲「あんたのバラード」でも世良公則顔負けの喉を発揮。まったくオンステージとオフステージの落差激しすぎ。

普段は物静かなのにね、憎い男ですよ、まったく。

観客全員を一瞬で手中に収めてしまうのですから。

マサのフェバリットロックZZ TOP「ラフ・ボーイ」ではフクダ氏の泣きのギターが渋い唸りをあげます。ツインギター編成ですがちょっとバランス音量が偏っていたかな・・・・。

歌姫・山口百恵の「ロックンロール・ウィドウ」もタナカ君は見事に自分のものにしています。

曲の新旧和洋男女ジャンルなどの壁を軽く凌駕する才能の持ち主だと思いますよ。天晴れ。

もんた&ブラザース「ダンシング・オールナイト」はその名の通りダンシングナンバーだから自然に皆が踊りだしますよね。

ビックリしたのは意外なラストでサブリナの「スレイブ・イン・スター」でした。

 

午後4時、ここでライブ演奏は一旦休止で30分ほど「ビンゴ大会」

カラオケ用の大画面にビンゴが映し出されるという、設備をフルに活用した凝ったゲームに皆が大盛り上がり。

愉快だったのが、いきなり始まった途端にリーチになった人がいたのですが、その後は最後の最後まで当たりが出なかったこと。これは大受けでしたね。

尚、景品はイクラ、ホタテ、自転車、ビール、お米、蟹など豪華絢爛な品々ばかり!!

 

生演奏の部に戻って和太鼓「いさりび」

この青年2人、ソノダ君とサイトウ君は先月の東区民会館でもオープニングを勤めていたのでご存知の方々も多いと思います。その時にはステージ目一杯に大太鼓、中太鼓、小太鼓をズラッと並べてのセッティング。見栄えも派手、音もド迫力満点でしたが今回はスペースの関係上、比較的質素な太鼓群でまとめてくれました。

しかし叩き出されるドラマティックな音には皆が一気に引き込まれてしまうほど。

「やまびこ」「禅」というタイプの異なる2曲の後には、いざという時「やれ!」と言われたらの為に用意していたアドリブの曲を。これがまた一際圧巻でした。

 

第2部は17:30~20:00

まずは景品付の「カラオケ大会」

客層の年齢が比較的高いために演歌がほとんどを占めています。自分の自慢の喉を競って白熱していました。

メニューも豊富、量も多くて安い食事処・桃太郎の料理は東区民出色の人気店です。お酒も回ってきて皆上機嫌にできあがってきました。

 

このタイミングで、やはり東区民センターで超絶技巧の津軽三味線を轟かせてくれた新田昌弘氏の生演奏開始です。

津軽三味線には譜面というものは存在しないのだそうですが、代々受け継がれてきた歴史あるバチ捌きには思わず言葉を失うほどの説得力があります。

 

この日のイベントも終盤に差し掛かりました。東区民センターでは小柳耀子さんが昭和の匂い香る歌謡曲等で賑やかにステージへ華を添えていただきましたが、今回はパーカッション、ピアノを交えて尾矢聡子さんが堂々たる貫禄の歌声でオーラを放ち、お開きとなりました。

 

はい、それではお待たせしましたあ!このGOOブログのメインバンド、THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITYのライブレポートです!!

時間をグッと引き戻してPM1:30。

先述のとおり、当初2番手を予定していたバンドが姿を全く現さないためにSTAがセカンドアクトに収まりました。でも出演時間はそのままに・・・。

つまりドッと時間が空いてしまうというアクシデント。

その間、ケンは事細かに愛用自前のペンチを片手にドラムのセッティング。

メンバー達も楽屋で飲食に談笑。タイバンともコミュニケーションを取り合い情報交換。ファニーはミュートを装着してトランペットのウォーミングアップ。その横でカツもトロンボーンで慣らし演奏。

マサもチューニングを済ませて、ミキサー担当のヨシダさんにセットリストと編成&詳細&注意事項を書き込んだ用紙を手渡し。(2台のワイヤレスシステム説明も含む)

そして、これも最初に書きましたが直前に曲目が増えたため、マサがマジックで製作したセットリストをバンド正面中央パーテーションにジュンがテープにてベッタリと貼り付けしました。これで全員一安心(笑)。出演バンドそれぞれに趣向を凝らした新規セットリストを叩きつけてきたからにはこちらとしても負けていられません!。

子供好きのジュンは3人の無邪気で可愛らしいちびっ子達と戯れています。

マサは、ベースからストラップ固定のワイヤレス・トランスミッターに接続している1Mシールドの片L字型プラグ接触不良発覚のために前夜に新たなケーブルを自主制作しました。

ところで、こんなに余裕ある待ち時間は初体験ですね。STAはすでに「臨戦態勢」完了。

午後1:25にマサがメンバー達にゴーサインを出します。

 

***SET LIST***

1、SOME LIKE IT HOT・・・THE POWER STATION

2、VEHICLE・・・IDES OF MARCH

3、QUESTIONS67&68・・・CHICAGO

4、THAT’S THE WAY・・・K,C&THE SUNSHINE BAND

5、~FREE FORM PIANO・・・SHIN

6、~SATURDAY IN THE PARK・・・CHICAGO

7、GET IT ON(黒い炎)・・・CHASE

8、25OR6TO4(長い夜)・・・CHICAGO

 

***MEMBER***

MASA・・・B VO CHO

SHIN・・・KB CHO

JUN・・・AS VO CHO

NOBU・・・G

FUNNY・・・TP

KATSU・・・TB

MIKI・・・VO PER CHO

KEN・・・DR CHO PER

 

マサのアナウンスから拍手が自然に沸きあがります。この瞬間をずっと待ちわびていた人達からの暖かな歓迎セレモニー。

アイコンタクトでケン、目一杯のパワードラミングで「サム・ライク・イット・ホット」のビートが炸裂。

この曲は先にも書いている通り、今月の選曲からは外されていたもの。それが直前に急遽導入されたので一応はリハでサラッと慣らし演奏(その時にも拍手を頂戴しちゃいました)。

今年の2月、小樽・雪明かりライブでSTAリードボーカル初披露のジュンがチャレンジした曲だけに思い入れもひとしお。今だから言えることですが、あの頃はメンバー全員緊張感漲るプレイでヒイヒイ状態でしたが、もうすっかり余裕ももてるようになりました。(出番直前にイントロのコード部分はマサとノブがちょろっと口頭ミーティング調整)。

イスに腰掛けていた家族連れは始めて目前で見るロックバンドに物珍しげに食い入っています。

マサからの威勢の良いMCに導かれてジュンのボーカル第2弾「ビークル」。

タイバンの人達も最前列テーブル席に陣取ってかぶりつき。

視線が痛いほどにこちらサイドに突き刺さってきます。ジュンはこの曲ではサックスボーカルの両刀使い。

彼に遊んでもらっていたちびっ子達も羨望の眼差しでニコニコしながら応援を送り続けています。

しっかりどの子も両耳を塞いでいましたがね(爆)!!マサ「最後までブラスロックで突っ切りますのでよろしくお願いします!」の声にも心地よいリアクション。

3曲目はマサが最も敬愛するシカゴの記念すべきデビュー曲「クエスチョンズ67&68」。

マサが「この曲は日本語バージョンも出たのですよ」といった途端、STAのメンバーの中にそのことを知らない者がいたという事実にビックリ。

往年のロック小僧達だった観客もグッと身を乗り出してきます。

ケンのカウントから珠玉のブラスセクション轟き、ここではマサがボーカル担当。

何度演奏しても感動の度合いがまったく薄れる事がないパーフェクトな楽曲。

「それではここら辺でサービスタイムと参りましょうか。桃太郎のイベントでは毎回人気の高いディスコナンバー。KC&ザ・サンシャイン・バンドでザッツ・ザ・ウェイ!!」

ジュン三度目のリード・ボーカル。会場のあちこちではリズムに身をゆだねて踊る人チラホラ。

ジュンは「もっともっと!」と会場の人たちあちこちに手招きをしながらボーカルをつとめ続けます。曲の構成やコード進行が単調なためにいくらでもいじくり回しや引き伸ばしが可能。

 今回も思いっきりやりました!各パートのメンバー達に互いが目配せしながら曲の位置確認をしながらエンディング。数箇所で冷や汗をかきましたが強引にメドレーにもっていきました。シンのピアノソロはガラッと空気をかえてはじけまくりの極上ポップンロール風。彼のひき出しの多さには毎回驚かされます。

そのまま、シンコペーションのアタックコードが快感の「サタディ・イン・ザ・パーク」

心憎いばかりの流れです。

イントロからステージと会場全体が手拍子。STAライブで一番誰もが知っていて万人受けする曲はなんといってもこれでしょうね。サビから3番の歌にかけての箇所でリフが4小節ずれるという今までになかったアクシデントが発生しましたが音が外れることもなく、かえって効果を発揮していて新鮮でした(やっぱりステージには魔物が潜んでいて、たまにこういうお茶目なイタズラをしかけてくるのですね)

ボーカルのマサが「日曜日なのに土曜日の曲をやっちゃいました!」の一言に笑いが。

人気者、歌姫ミキをマサが紹介。「ミキチャ~~ン!」「アリガトウ!!~~~」のいきなりコール&レスポンス。フロント中央に歩み出た彼女を恒例の九州福岡県博多出身であることを振ると、お約束の「博多弁講座」

今回は特に受けたようで良かったね。

「DOCOMOのCMは相変わらずオンエア中。タイムリーなのでやり続けます!チェイスでゲット・イット・オン!」

今の若者達は、この曲はCMオリジナル・ソングと勘違いしちゃうのではないでしょうかねえ・・・・ちょっと心配です。

独壇場と化した感のあるミキは益々アクティブ&エネルギッシュ&キュートにシャウト。

この複雑な曲にあわせて体もくねらせています。ここまで到達するとグッと勢いも増します。バック陣もそれに追随するかのごとく後押し。

シンの冴え渡るジャジーなキーボード・ソロ、ブラスセクションの男性3人も熱き炎さながらに一体化したリフ噴出。思い切りタメを効かせたケンのフィルに追い討ちするファニーのハイノートヒットで歓声が沸き起こるのは当然でしょうね。

改めてここでマサがメンバー全員を丁寧に紹介。一人一人にやんやの拍手が贈られます。

「ラストです。25OR6TO4!!!」

ここでまたまた事故発生。イントロ開始とともにケンのスティックがへし折れたのです!!練習では決して起こらない事が、本番の重大な場面で起こるのですから本当に不思議なものです。以前ならばこういう場合、必要以上にパニックに陥っていたものですが、もうすっかり今では慣れっこになってしまい自然対応マニュアルが確立されてしまいました。

マサのリードボーカルになだれ込み、ミキ&ジュン&シンの3声からなるコーラスにも厚みが出てきて長年取り上げてきた曲に円熟味が加味されてきました。

ノブもそれに刺激されたのか、入魂のギターソロの後にはぺこりと観客に向かってお辞儀。これが出るということはすこぶる指の走りが滑らかな証拠です。

カツ達も横からエールを送っています。

マサのベース用片L字型ケーブルもすこぶる絶好調。

 

ライブ本編終了後は、あちこちの男女関係者から声をかけられて、ブラスロックの醍醐味を心の底から堪能したようで話がつきませんでした。

STAがステージを引き上げるとの同時に会場に流れ出したBGMはデューク・エリントンのジャズ・スタンダード「A列車で行こう」

なんというグッドなタイミング、センスの良さでしょうか!!シカゴのジャズ・カバーアルバム「ナイト&ディ」にも収録されている名曲。

楽屋ではファニー&カツ&マサがこの話題と思い出話で一際盛り上がりました。

「あの時期のシカゴでは最もお気に入りCDだ」「あの曲のトロンボーン・ソロがかっこいい!」「あのアルバムで本格的にシカゴにはまっていったんだよ」

2012年のシカゴ来日公演・東京国際フォーラムにはファニーも観にいったそうですよ。

ところで・・・・今回はSTAの爆音で騒音苦情の警察通報はされずにホッと一安心しました・・・・・。

 

今月は27日・小樽ライブハウス・ゴールド・ストーンに移動してのSTA10人編成ライブ(トリ&サプライズあり)が控えております!

お楽しみに!!

 

SPECIAL THANKS TO・・・HITOMI&TAMIKO-MAMA&MR,FUKUDA&TANAKAKUN&MR,YOSIDA&COCA-COLA&CHILDREN&SATSUKIKAI&NORTH RIGHT&KYOHSEISHA&HOKKOHSHIBU&BINGO&GREEN TEA&INARU-ZUSHI&GUM&HIME&NORI&TANAKA-KUN&MR,GOHDA!!

 

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札幌、庶民派食堂でのイベント

2015-09-13 01:54:09 | Live告知

2015,9,13

2015年9月13日(土)

「桃太郎」ライブ・イベント

駐車場、カウンター席アリ

入場料1500円(1ドリンク付き)

本来、STAは大所帯ゆえに、スケジュール調整の都合上、本番ひと月前を切ったライブオファーには1度も参加オーケーしたことがないのですが、今回は以前からアルト・サックス担当のジュンが共同主催していたライブであることと、ここのオーナー&観客の方々がブラスロック、シカゴ大好き!とのこと、STAに出演ラブ・コールがずっときていた、などの嬉しい内容ゆえに、特別バージョンの趣向を凝らしての実現と相成りました。

色々とサプライズもあるようです。楽しみ!!(ジュンの司会進行も聞きどころ)

場所
食事処 酒房 桃太郎
札幌市東区北23条東6丁目4-5
tel 731-6333

開演 11:30~

THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY(S・T・A)===ブラスロック*****13:30PLAY!!!

CROSS NOISE===P&SAXの女性2人組によるジャズ

とぷくり===アコースティックギターの3人組み

カラオケ大会

ビンゴ・ゲーム

新田昌弘===ご存知、津軽三味線若手期待のホープ

いさりび。===若者男性2人での和太鼓は迫力満点

UNCLE CAT’S===フクダ・リーダー率いる多方面ジャンルバンド

ETC・・・・・・

 

詳細は随時、こちらにて発表しています。

お問い合わせはSTAメンバーまで

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LITTLE FEAT/TOP HORNS

2015-09-12 19:41:38 | free form space

フランク・ザッパ率いるマザーズ・オブ・インヴェンションからは、数多くの有能なるミュージシャン達が輩出されています。

その顔ぶれたるやジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズに負けないほど。

シカゴを無名時代から育て上げ黄金期までをプロデュースしたジェームスWガルシオもその中の一人(彼の所有していたギターアンプがお目当てだったという節あり・・・)。

ローウェル・ジョージも在籍していたのですが、彼のドラッグ癖は当時から相当のものだったらしく、バンド内におけるそのような行為に対してはクリーンを貫いていたザッパにとっては最も忌み嫌う存在。

で、「薬をやめられないのなら自身のバンドを結成しなさい」と提言。

1969年、ザッパの元をローウェルが同僚のロイ・エストラーダと共に去り2人が中心となってロスアンジェルスで結成したのがリトル・フィートです。

 

正直、商業的に大成功したバンドとは言いにくいですが、その奥行きあるアメリカン・ルーツ・ミュージックのファン層は徐々に拡大。

ファンク、ブルース、カントリー、ジャズ、フュージョン、スワンプ、ブギウギ、サザンなどのジャンルの壁を超越して取り込んだロックミュージックと、一種独特癖のあるリズムやグルーブは名だたるプロのミュージシャン達をも虜にします。

キーボードのビル・ペインはじめメンバー達の巧みなテクニックにのって繰り出されるリーダー、ローウェルの渋みあるボーカルと最大の魅力でもあるスライドギターは驚愕そのもの。

ただ、ローウエルの麻薬依存症は益々悪化の一途をたどり、メンバー達との音楽性の食い違いも勃発。

ローウェルはソロ・アルバムを発表後、バンドの解散を宣言。その直後に心臓発作によって惜しまれつつ他界しました。

残されたメンバー達で、未発表作のリリース、再結成を経てアルバム製作、新たなメンバー達を迎えて現在も活動続行中です。

さて、1978年ローウェル在籍時、唯一の来日公演が行われています。

その際に同行したのがタワー・オブ・パワー・ホーンズ!

もちろん名盤の誉れ高いライブアルバム「ウエイティング・フォー・コロンブス」でもその音が聞くことができます。

それ以外にも多くのスタジオ盤でTOPホーンズは参加していますよ。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースに負けないくらいの関わり合いでして、セッションサウンド貢献度大です。

 

ちなみに私はドラマーのリッチー・ヘイワードを2度観ています。場所は東京中野サンプラザと郵便貯金ホール。

なんとレッド・ツエッペリンのボーカリスト、ロバート・プラントの初ソロ来日公演がそれです。

当初、プロデュースとドラマーで行動を共にしていたフィル・コリンズが来るものと思っていたのですが、超売れっ子でハードスケジュールのフィルにそれは無理というもの。

そこでリッチーに白羽の矢が当たったというわけです。私は最初「え!?リトル・フィートのリッチー??彼が見られるのはとても嬉しいけど・・・」と違和感を感じてもいましたが、いざ蓋を開けてみたらば素晴らしいドラミングであのクセモノ連中をグイグイとものの見事に牽引していました。さすがです。そのまま、プラントのアルバムレコーディングにも参加。

他にも多くのセッションにも参加していましたがリトル・フィートの再結成に合流します。

残念ながら2010年8月12日、肝臓ガンにより死去、享年64歳でした。

 

私事ながら、リトル・フィートを知ったのは高校時代。ケンが最高傑作「ディキシー・チキン」LPを1973年にプレゼントしてくれたのです。

両人共にまったくこのバンドの知識はゼロ。

ヒット曲がないのだから当然といえば当然ですが、日本でこのバンドが紹介されたのもこの頃なのです。

ユニークなタイトルと一度観たら忘れられないジャケットデザイン(故ネオン・パークの作。これはその後シリーズ化)。

最初に針を落とした時には(!!)よくわからなかったのですが、連日聞くうちにいつのまにか病み付き、リトル・フィートの虜になってしまいその後、彼等のほとんどのソフトがコレクションの棚に並ぶ事になったのです。ケンから受け取った1枚のレコードで(捨て曲なし)グッとロックの世界が拡張されたのです。ありがとう!

注:TOPホーンズは「ディキシー・チキン」では吹いていません。よって写真からは外しています。

 

ちなみにバンド名のリトル・フィートは、ザッパのマザーズ時代にメンバーのドラマー、ジミー・カール・ブラックから「それにしてもお前の足はちっちぇえなあ~」と言われたことからきているそうです。

そこはコダワリのひねくれモノ、ローウェルらしくビートルズの「BEAT」「BEET」にかけて一文字違いの「FEAT」「FEET」、つまりは「小さな足」から「小さな偉業」と名乗るのです。

しかし彼の残した功績は今もロック史に燦然と耀き続けていますがね!

 

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CHICAGO/T-SHIRT  SINCE 1967

2015-09-11 00:50:42 | CHICAGO

このTシャツもお気に入りの1枚なのですが、古着屋さんで購入のために、残念ながら入手した時にはすでにかなり着込んだ形跡あり、左脇腹部分には小さな穴、ロゴ周囲も年季が入っています。ただ、この色合いがその状態にとてもマッチしていて見方によってはカッコイイでしょ!!(笑)

メーカーはANVIL

サイズはL

ホンジュラス共和国の製品。

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HUEY LEWIS&THE NEWS/TOP HORNS

2015-09-10 03:32:11 | free form space

1980年代の洋楽チャートを席巻した代表格といえばヒューイ・ルイス&ザ・ニュース。

ストレートでゴキゲンなアメリカンロック・サウンドの代名詞的バンドといったら彼らに尽きるでしょう。

数多くのヒット曲を生み出しましたが、ハスキーなリードヴォーカリスト、ヒューイは長年の下積み時代を経て成功を手にしています。

また彼は男気溢れる、義理と人情の塊のような人でもあり、才能溢れるブルース・ホーンズビー&ザ・レインジのデビューに手を貸したり、若かりし頃に組んでいたバンド、クローバーのメンバーを自身のバンドにゲストとして招き入れたり、楽曲提供してもらったりしていて、人望の厚さをうかがわせてくれます。

さて、タワー・オブ・パワーですが、ブラスロック・ブーム吹き荒れるタイミングでのデビュー時には常に話題の渦中にありましたが、そのブームも短命に終り、70年代後半にはパンク、ニューウェーブ、ディスコの波が押し寄せてきます。

同ジャンルのバンド達の多くは解散か尻すぼみの活動、もしくはディスコ、フュージョン、ファンク、ソウル、AOR,POPSなどに方向転換をして上手く舵取りをするバンドもいくつかみられましたが(シカゴはその中でも唯一乗り切った生き残り成功バンドでしょうね)、このTOPはどこのカテゴリーに分類するにもひじょうにやっかいなバンドでした。

ブラスロック?ファンク?ソウル?ディスコ??・・・・・

レコード店の棚に置かれる場合でも扱いに困る存在。

そうこうしているうちに、レコード契約を失い徐々に過去の存在となっていたのです。

サンフランシスコの同郷でもあるヒューイ・ルイスが、そんな瀕死状況の彼らに救いの手を差し伸べます。

以前からリスペクトしていた先輩バンドを自分のバンドのレコーディング、ツアー、さらにはビデオクリップにまで参加してもらうのです。

1985年のヒューイ・ルイス&ザ・ニュース来日公演にもTOPホーンズは同行します。

写真はその時のパンフレット内でのステージ写真、PVばかり収録のDVD(PINKケースのもの)、12インチレコード、EP,CDです(レンタル落ちや輸入&サンプル盤含む)。

TOPの300をゆうに超えるセッションの中でもダントツに有名なのがヒューイ・ルイス&ザ・ニュースです。TOPのメンバー達も「特に印象に残るセッション」と語っています。そして、この参加をきっかけにTOPもレコード契約を再度掴み取り見事大復活を遂げるわけです。

しかし、常にセッションにお呼ばれするのはほとんどがホーン隊(タワー・オブ・パワー・ホーンズと呼ばれていました)なので、他のパート担当メンバー達とはけっこう揉めたみたいです。

 

ちなみにシカゴとヒューイ・ルイス&ザ・ニュースのジョイント来日公演も話題になりましたね。

タバコ、サングラスにオールバックの強面ベーシスト、マリオ・シポリナはバンド脱退後、ビル・チャンプリンのソロ・コンサートに参加。その模様はDVD発売されています。

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CHICAGO/T-SHIRT 67 A LIFETIME OF CLASSIC ROCK

2015-09-09 00:17:10 | CHICAGO

私の持っているシカゴTシャツのなかでも特にお気に入りの1枚がこれです。

入手した時には、残念ながらすでにタグが切り取られていたので詳細なるデータは不明ですが、サイズ、デザイン、生地、状態などなかなかにナイスです!

胸元にロゴ、背中には更にゴージャスなロゴ・デザイン。シカゴ結成年の67、その下にはテリー・キャスが初期の頃に愛用していたギブソンSGが2本斜めにシルエット状で描かれています。でも果たして図柄を決めた方がそのことまでを把握していたのかは不明・・・。このくらいの絵柄程度がほど良く、うるさくなくって好みです。

たまに肝心のシカゴロゴよりも周りのお飾りのほうが目立ってしまって残念な品物もあります。まあ制作者のコダワリというか意気込みなのでしょうね(笑)。

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EW&F/SEPTEMBER

2015-09-08 23:09:23 | リハーサル

9月に入っての初スタジオリハーサルにちなんで、写真はEW&Fのヒット曲「セプテンバー」収録ベストCD2枚を。

歌詞を読むと「9月21日」からの愛の遍歴を歌っているのですね。この曲を聴くたびに私は「GO!HEY!BAND」を思い出してしまいます(笑)。EW&Fはシカゴとたびたびジョイント・ツアーを行いその模様もDVD発売されていますが、是非とも日本公演も実現させて欲しいものです。

今年の夏にもこの両者のツアーが実現していることですし、是非ともその流れで。

シカゴのニューアルバムにEW&Fのメンバーが参加したり、EW&Fの代表曲「AFTER THE LOVE HAS GONE」がビル・チャンプリンのペンによるものでグラミー賞に耀いています。またビートルズの「GOT TO GET YOU INTO MAY LIFE」は両バンドともにプレイしているし(EW&Fはシングカットもしています)、元メンバー鬼のカッティング・ギタリスト、アルマッケイはテリー・キャスから多大なる影響を受けているし、サウンドの方向性には違いはあるものの、互いにリスペクトの関係性は今も続いています。

 

さて、そのスタジオに集結したるは総勢9人のSTA。まずは今月の課題曲、華麗なるシカゴの名バラードをさっと流してみる。

ジュンの思い入れたっぷりなボーカルに加えて、さすがシンとミキが加わるとグッと叙情性が増してきますね。

そして、諸事情により13日のライブ会場が屋外・美香保公園から、食堂・桃太郎に変更になりましたので、そのための最終リハーサル。

これは、ジュンからの企画持ち込み第3弾ライブ。さっそく彼が考案したセットリストを一通り練習。

引き続き、今月もう一つのライブ「小樽・ゴールドストーン」の曲目へ。

なんといってもシンによるニュー・ピアノ・ソロの軽快な展開に思わずメンバー達もニヤリ。

そしてシンコペーションが魅力的でかっこいいシンのピアノ・イントロへ。

先週はマサが口でピアノを歌っていましたが、やっぱりというか当たり前だけど、本物の音色は素晴らしい!と改めて思った次第。俄然皆のノリにも勢いが出てきます。

そしてシン作のオリジナルに久しぶりに着手するも、勘が鈍ってしまい構成を見失って演奏ストップ・・・という恥ずかしい事態に。

個人個人で自宅練習した際にはバッチリなんだけど、STA独特のコンビネーションにズレが生じてしまい猛省です。

でもピアノ&フルートのシカゴ・バラードはしっかりとトライ。

で、再度シカゴのバラードに再挑戦。ここでシンから「サビの部分に違和感あり」とのことで、ノブ、ジュン、マサ、シンとでいろいろと探りを入れてみます。

でも解決には至らず、翌日マサとシンが電話によるミーティング。

で、この曲はオリジナルとカバー曲にはそれぞれに異なった隠し味アレンジが施されていて、マサからシンへコードの流れを説明。

アンサンブルの奥深さを改めて思い知らされましたねえ。

マサ&ミキ&ファニー&ケンとでステージの立ち居地についても検討。

楽器でも生と電気とでは自ずと響きにも違いがあるし、モニターの返し、リハ無しぶっつけ本番のライブ、特にブラスセクションに関してはビジュアル面も含めて、これって重大ですよね。

さて、片付け中に、ジュンからライブ当日の詳細などを皆で確認とってロビーではリラックスモードでの談笑と洒落込みましょう!

 

数年前、ケンとの打楽器コンビで好評だったあのイアン・ヤス・ペイス(マサはそう呼んでいます)が近々STAに合流予定なので、これも楽しみです。

 

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CHICAGO T-SHIRT WORLD TOUR 86/87

2015-09-06 23:29:55 | CHICAGO

七部袖オフィシャルTシャツです。

アメリカ製品、サイズはXL

メーカーはSIGNAL

正面は地球が中央に描かれていて86/87WORLD TOURと記載。

世界規模であることをデザインで表していますね。

背面は豪快にブルーのシカゴ・ロゴが斜めに描かれています。このくらい思いっきりの良いのは大歓迎です。

 

このTシャツは、私がシカゴ大好き人間であることをよく知っている後輩が札幌の古着屋からわざわざ探し出してきてくれた1枚。持つべきものは後輩です!

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FILLMORE: THE LAST DAYS

2015-09-06 20:32:05 | CHICAGO

故・ビルグラハムによってアメリカで立ち上げられたロックの殿堂「フィルモア」

ロック界に新しい波が続々と押し寄せる1967年から1971年の5年間にかけてのこと。

そこには数多くのニューロック、スーパーグループ、プログレッシブ、ラテンロック、フォークロック、ブルースロック、ハードロック、カントリー、ジャズロック、そしてブラスロックバンドなどが英米からこぞって連日出演。

まさにロックの歴史が凝縮されたかのような布陣。

イギリスからはツェッペリン、ジェフ・ベック、ジェスロ・タル、クリーム、地元アメリカからはジミ・ヘンドリクス、グレイトフル・デッド、サンタナ、ジェファーソン・エアプレイン、マザーズ、ジャニス・ジョプリン、GFRなどなど・・・・。

物凄い顔ぶれですね!!

そのライブ・ハウス「フィルモア」が幕を閉じようとした時、一つの提案がなされました。「この最後のフィルモアを音と映像に残して耀ける遺産にしよう!」と。

映画のほうはDVD化されていますが、写真はCD2枚組「フィルモア最後の日」輸入盤とレコード発売時チラシ。ちなみにLPは3枚組。

ここに収録されている音源は、もちろんここでしか聞くことができない超貴重なモノ。

収録アーティストはといいますと、エルヴィン・ヴィショップ、マロ、イッツ・ア・ビューティフルデイ、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サービス、ボズ・スキャッグス(もちろんAOR前で長髪!)、コールド・ブラッド、ニュー・ライダース・オブ・ザ・パープル・セイジ、グレートフル・デッド・ホット・ツナ、サンタナ、タジ・マハールなど。

ここにタワー・オブ・パワーとシカゴ加入前のビル・チャンプリンのバンド、サンズ・オブ・チャンプリンの熱い演奏を1曲づつ聞くことができます。

TOPは「BACK ON THE STREETS AGAIN(6:33)」、サンズ・オブ・チャンプリンは「PAPPA CAN PLAY(4:57)」を演奏。

封入されている豪華32ページブックレットが物凄い貴重な資料としてじっくり楽しむことができます。

レアなフォトと1965NOV6~1971JUL4までの出演アーティストがビッシリ。

さすがにライブバンドTOPはあちこちに名前を発見することができます。

シカゴは初期の頃は「シカゴ・トランジット・オーソリティ」として記載。

彼らの弟バンド、MADURAとのジョイントライブの日もあります。もちろんブラスロックバンドは他にも大挙出演していますよ。

BS&T,LIGHT HOUSEなどなど。

中にとじられているカラーポスター群もその斬新なサイケデリック調なデザインで人気を博していました。その一部がカラーで紹介されていますが、ここでもCHICAGOの文字を発見。

いやはや絶対的永久保存版ですね。

ところで、TOPデビューのきっかけは、このフィルモアと大きな関係があるのです。

ある日、ナイトクラブでTOPの演奏を見て感動した音楽関係者が早速ビル・グラハムに紹介。

おおいに気に入られた彼らはサンフランシスコから一躍大舞台へとステップアップを果たすのです。

1970年5月30日フィルモア・ステージでのこと。なんとあのジミ・ヘンドリクスの前座!

ただその時のライブはカーテン前だったあ。

この扱いって、あんまりじゃあないか!!とビルに文句をつけたTOPマネージャー。

ビルもさすがに申し訳なく思ったのか「なんとか穴埋めをするから・・・」と、いうことで彼のレーベル「サンフランシスコ」から晴れてTOPデビュー作「EAST BAY GREASE(1970年)」を発売することになったのです。

 

 

 

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CHICAGO T-SHIRT VICTORIUS TOUR 1989

2015-09-06 18:33:13 | CHICAGO

HANES製品

size L

MADE IN U.S.A.

1988年にリリースされたシカゴ19に伴うツアー「ヴィクトリアス」用のグッズTシャツ。

正面のシカゴ・ロゴハはエンボス風。

左のメンバー7人フォトは「19」内におけるカラー写真を白黒に加工したもの。

背中にはツアータイトル「VICTORIUS TOUR 1989」の文字入り。

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