THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

son(chicago)

2022-06-25 04:49:02 | CHICAGO
  • むすこ
    【息子】
  1. (親から見て)自分の、男の子。せがれ。
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spectrum brassband club/spectrum5 CD

2022-06-25 04:46:21 | free form space
https://youtu.be/GCUtuBUmRUU

1981年リリースのスペクトラム5作目にしてラストスタジオアルバム!
だからからなのか、メンバー全員で思いっきりやりたい放題に楽しんでいます。
題して「吹奏楽部を舞台にした学園ミュージカルコメディドラマ」
かなりビックリのはっちゃけぶり。
この時、すでに解散が決定していただけに、4作目と同時進行の制作。
つまりは色々の回収整理作業ですなあ。
ここではホーン隊が主導権を持ってのレコーディング。
日本中の吹奏楽部も特別参加。
オープニングは何と札幌の高等学校吹奏楽部が登場。
アルバムは、最初から最後まで中々ゴージャスで、お笑い、パロディ、寸劇満載にやりたい放題な内容です。
時はYMOが音楽界を席巻。
スペクトラムは何から何まで2バンド分の経費負担を強いられすでに限界だったらしいです。
しかもレコード会社や
事務所からはヒット曲を求められるし…。
まだ歌謡曲の全盛期。
世間一般は本格的なブラックミュージックや16ビートに馴染みのない頃。

数年の活動期間(約2年間‼️)を経てスペクトラムは伝説と化していったのです…。
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family(chicago)

2022-06-24 11:48:40 | CHICAGO
同じ家に住み生活を共にする、配偶者および血縁の人々。
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spectrum

2022-06-24 11:42:56 | CHICAGO
「スペクトラム」

日本のロック史において、初の本格的テクニカル・ブラスロック・バンドです。活動期間は2年足らずでしたが(1979~1981)彼らの残したサウンドはその後の音楽シーンに確実に多大なる影響を及ぼしました。

そもそも母体となるグループは日本の70年代音楽界において多方面で活躍していたMMPとホーン・スペクトラムからなる合体がきっかけ。

彼らはあいざき進也、キャンディーズ(解散ライブの熱演は有名)、沢田研二、サザン・オール・スターズ、原田真二、郷ひろみらのライブやレコーディングで腕を磨いていた超一流ミュージシャン達です。

それまでの日本ロック界には存在し得なかった音楽はもとより、ステージ・パフォーマンス、コスチュームなどを追及していきます。

12インチやビデオクリップまでをも製作。積極的にテレビやCMに出演。(タイアップソングも)

とにかく時代の先を行き過ぎたのが彼らにとっての悲劇、誤算・・・。もうちょっと後、MTVが出現した頃のデビューならば短命に終わらず、もっと面白い事になっていたでしょうね。

ホーン・セクション3人を擁する8人編成。

デビュー・アルバムはアメリカLAでレコーディング。

1979年末の日本青年館のデビュー・ライブから1981年9月22日、日本武道館の解散ライブまでを一気に疾走。瞬く間に伝説と化したのです。

オリジナル・アルバムは6枚。

「イン・ザ・スペース」「トマト・イッパツ」「夜明け アルバ」(写真のシングル)

実はリーダーのトランペッター&ヴォーカル、新田よろしく一郎さんはじめメンバー達は、かなりのシカゴ・ファンだったようですよ。

正式音源はありませんがテレビ・スタジオライブで「ストリート・プレイヤー」をご本家に匹敵するほど、サラリと演奏、視聴者を圧倒してもいました。
この映像は劇レア。

また曲調はまったく違いますが、タイトルに「クエスチョンズ81&82」という曲も存在、しっかりとシカゴに対しての敬意をはらっています。

彼らもシカゴ風ブラス・ロックが本当はやりたかったのでは?・・・と推測しちゃったりもします。

でもその頃のシカゴは低迷期。

そして時代はファンク、ディスコ、フュージョン・ブーム真っ盛りで特にEW&Fがヒット曲を連発していました。

そこからヒントを得たのか、フィリップ・ベイリーばりに新田一郎氏はファルセット・ボーカルを披露(常にかっこいいレイバンのサングラスを装着。たまには外してもいましたが)

バンド・ロゴもピラミッドをモチーフにしたトライアングル型。

そしてメンバー全員の衣装も中世の騎士をモチーフにした鎧兜風。

相当にお金をかけていましたね。
もちろんステージ・パフォーマンスは超派手。

まずはブラス隊全員が横1列に並んで軽快なステップを踏む。
腰を落として両足を左右に開いて華麗にダンシング。
更には管楽器をクルクル回転。
ドラム・スティックの回し技なら当たり前ですがね。

まだまだこれだけではありませんよ。
掟破りのギタリスト&ベーシストがおへそあたりのベルトで固定してある楽器をステージ前方に並んで、左右に綺麗に回転させるのですよ!!

もちろんシールドなんて引きずっていたらあんなことできませんから、ワイヤレス使用。

とにかくステージ狭しと端から端まで走り回ってのソロ・プレイ。
これらの連続アクションは一歩間違えば楽器破損トラブルどころか大事故、大怪我に発展しますから相当にリハーサルを重ねたのでしょうね。

観ている者は初めての体験に最初は目が点、でもすぐにスペクトラムの虜になってお祭り騒ぎ。
語り草となってゆきました。
だってあんなバンドを一度でも観ちゃったらインパクト絶大で絶対に忘れられないし、誰かに教えたくなるものでしょう。

「なんかモノ凄いものを見ちゃったさあ!!ねえねえ知ってる?スペクトラム!!」

私は80’SJAM・OVER・JAPAN埼玉県は所沢市西武球場でナマのスペクトラム・ライブを体験しています。

7月27日(SUN)西武ライオンズ球場でのこと。

このイベントの中間部分(17:40)にスペクトラムが登場。
とにかく度肝を抜かれましたね。
日本のロックバンドであれだけ緻密な計算の元にあらゆる方面で印象付けられた迫力のライブバンドは後にも先にも私にとっては彼ら以外に思い出せません。

この日の日本の出演ロックバンドは計8つ。

どれもが素晴らしかったですよ。

ライド・オン・タイム発表直後の「山下達郎」、そして大都会の「クリスタル・キング」、モンローウォークヒット中だった「南佳孝」、吹奏楽団による宿無しからはじまった「ツイスト」、この夜大事件が起きた「シャネルズ(ラッツ&スターの前身)」、まだブレイクする前の、私個人的にはこの頃が最高だった「ハウンド・ドッグ」、トリは「萩原健一」

フィナーレには内田ロックンロール裕也氏も登場。

まさに奇跡のような夢の一夜でした。
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sunflower(chicago)

2022-06-24 11:21:37 | CHICAGO
ヒマワリ向日葵一年草の植物である。花は黄色で、種はSunflower)、ソレイユmasa's art chicago logo respect gallery

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VOL.189 friends live 66 in STARLIGHT(I SOUL SIBLINGS編)

2022-06-23 22:26:03 | Live Set List
3,I SOUL SIBLINGS
16:30~17:00
フレンズ・ライブ3番手に登場は、皆さんご存じの名物男「みやっち」率いるソウルバンドだ!
このバンドを見るのは初めてだけに、ひじょうに楽しみ。
ワクワク気分でのぞもうっと。
しかし、このミヤッチは会うたびにバンドがコロコロ違うのだ((´∀`*))
去年の7月はバイク客として「小樽・浅草橋オールディズナイト・イベント」に訪れていた。
その前は北運河サウンドエナジーで「松田聖子」のコピーバンド出演だった。
更にその前は「STA企画リブレーション」の白石区ピグステイにてゴージャスなる編成で分厚いサウンドを轟かせていたっけ。
これは今までの対バン中、最多人数だった。
中にはSTA初期のメンバーや顔なじみのミュージシャンも混じっていたりしてね。
「桃太郎」ライブでの打ち上げでも、メチャクチャに酔っぱらっていたねえ。
そんなわけでして、彼なりに虎視眈々と活動範囲を広げてマイペースで頑張っているようだ。
おっと、一度だけSTAライブにも参加したよ。
もう2度とごめんだ・・・・と漏らしていたけど・・・・((´∀`*))
その理由は言わずもがなだ。

で、今回のニュープロジェクト。
これでまたまた、みやっちの株は上がったに違いない。
だって、凄腕ミュージシャンやキュートでセクシーなシンガー(それもルックス&歌声共に個性の異なる実力派が2人も)を擁するいかした9人組だよ。
(中には見たことのあるメンバーもいたりして)
よくもまあ、これだけ贅沢で華麗なるバンドを結成したものだ。
彼の人脈は底なしなんだよん。
空恐ろしいくらいだ。
特にシンガーの2人は、みやっち自慢のお気に入り。
秘蔵っ子です。
マサがそれぞれに激励したら、ちゃんとこちらにも各自が挨拶にきてくれた。
今時の若者にしては礼儀正しい良い子達。
これでまたファンが激増しただろうね。
一瞬で虜になっちゃう。
みやっちも素晴らしい人材を得たね。

このバンドは名前が示すとおり、生粋のソウルバンド。
ストレートすぎるぐらいにソウルフルでグルーヴィー。
札幌での同系列でいうと、みやっちやヒコちゃん、マーカスワタナベ、ナカジー、だいちゃんらも在籍していた「マイ・ソウル電気楽団」(略して味噌田)を即座に思い浮かべる。
ヒロリンの強烈なボーカルとパフォーマンスが印象的だけど、こちらも全然負けちゃあいない。
新鮮なリフが吹き荒れるバリエーション豊富なホーンセクション。
センター・フロントの2人を全面的にフューチャーして頑張っていました。

開演前にオーディエンスの女性達からあちこちで「みやっち」コールが飛び交っている。
相変わらずの人気者だ。
羨ましいなあ・・・・。
誰が声を出しているのかは、わかっているけどね((´∀`*))

それではメンバーの構成を紹介します。
あいちゃん(VO)
ともをちゃん(CHO)
ヤエくん(G。ストラトキャスター。サンバーストのボディカラー。メイプル指板)
タケちゃん(BASS。な、な、なんと6弦だ。ナチュラルボディカラーが渋い。ローズ指板。イバニーズ)
サクPちゃん(DR)
マホちゃん(KB。2段構え)
アッキー(TP)
ユウスケくん(TP)
そして、とどめは・・・・みやっち(SAX)

DRのサクちゃんは縦横無尽なテクニシャン。
ジャンル不問で何でも楽々とこなす。
だからいつでも、あちこちから引っ張りだこ。
決して妥協を許さない徹底した厳しさは折り紙付き。
トミーとも単発のTMネットワーク・カバーバンドで小樽ライブに出演していたっけ(マサはバッチリと目撃した)
また、ツッツーの計らいで、この度、驚愕のバンド加入も決まった。
それは後ほど発表しますよ。
まだTOP・SECRETなので。

KBのマホちゃんは札幌界隈で長年活動しているアマチュアバンドサークルEGGの代表を務めています。
マサが彼女と会うのはゴールドストーン以来。
この日もわざわざご挨拶にきてくれました。
お互いの住居が近所なのですよ。

それでは極上の超スタンダード全5曲をお贈りしましょう!
当然、伝説的な女性シンガーの代表曲で一大網羅だよ。
瞬き厳禁。
息をもつかせぬ迫力の連続。

まずは1曲目「ROCK STEADY」
(1971年10月11日シングルでリリース。アルバム「ヤング・ギフティッド・アンド・ブラック」に収録。アメリカではビルボードR&Bにて最高2位を記録。作詞、作曲はアレサ自身のペンによるもの)
前もって言っておきます。
ここから3曲は立て続けにアレサ・フランクリン特集。
これは完全にあい&とものディーヴァ2人によるセレクションでしょう。
心底アレサをリスペクトしているのが、ビンビンとこちらサイドにまで伝わってきたよ。
これが大正解。
のっけから情け容赦なくグイグイと迫ってくる。
ドツボにハマるくらいに、ウットリするほど違和感なく溶け込んでいたよ。
はじまって1分たらずなのに、エキサイティングでムンムンだ。
濃厚なる音壁の渦に圧倒っされぱなし。
アイちゃん脅威のボーカルには、まるでアレサが憑依したような雰囲気。
凄まじいくらいに濃厚な魂の咆哮。
そしてトモちゃんのコーラスもバランスよく追随していて、こちらの熱唱もゾクゾクとしてくる。
この絶妙なるコンビネーションはドハマリだ。
満を持してホーンセクションが唸りをあげる。
悔しいくらいにラインのアレンジがかっこいいよ。
理想のサウンドを遂に手に入れたみやっちの誇らしげな表情が憎い。

「この曲はスカとレゲエの融合を試みた傑作でアレサの代表的な曲の一つです。
え~~、次いっていいです!?
THINK!!」
(1968年5月2日シングル・リリース。テーマは自由。フェミニスト賛歌としても評価されている。アルバム「アレサ・ナウ」に収録。アメリカではビルボードR&B最高チャート1位を3週にわたって記録した)
軽快なピアノタッチの音色が紡ぎだされて、アイちゃん十八番ともいえる代名詞の極めつけを、惜しげもなく序盤でご披露。

映画「ザ・ブルース・ブラザース」の名シーンでも豪快に歌われていたね。

これ一発で誰もがダイナマイト・ヴォイスこと、アイちゃんワールドの虜と化していったのでした。
みやっちのカリスマ性は当然として、トモちゃんによるゴスペル・タッチの疾走感溢れるコーラス・ワークも特筆モノ。
女性陣が交互に繰り広げるスピーディーな歌い回しが芸術的。
「フリーダム!」の連呼でアドレナリン噴出が止まらない。
このバンドがお目当てでやってきた観客もけっこういたようですが、誰もが口を揃えて「今回のステージもパーフェクト。魅力溢れるボーカル・スタイルと、鉄壁なるバックの演奏は非の打ち所無し」と太鼓判でした。

さてさて、派手派手過ぎるほどに連続する血湧き肉躍るショーは、より過激さを増幅。
これで掴みはばっちりとオーケー。

「サンキュー・・・・」と告げてアイちゃんクィーンはトモちゃんにMCを託し、お色直しのために舞台下手へと姿を消していった・・・・。
そりゃあそうだろうよ。
あれだけ汗飛び散らせてのパフォーマンスなんだからね。

「私たちのバンド名は・・・兄弟姉妹という意味なんです。
(これ、マサが前もってみやっちに尋ねたら彼は知らなかった…おいおい…(-_-;)
アレサはフリー・オブ・ソウルって言われてるんですってね。
うちのアイ・ソウル・アイちゃんも負けず劣らず、凄いんですよお。」
「ありがとう!じゃあ、次の曲へ行く前にメンバー紹介をします・・・」
と、一人一人を懇切丁寧、アイ嬢が愛情込めて紹介!!
バンドのチームワークや仲の良さがしみじみと伝わってくる和気藹々のひと時だ。
特にコーラス・ガールへ対して「綺麗で美しい声です!」と述べる箇所は申し分ないくらいに同感。

「じゃあ、次はビックリな曲でシットリ系のパワーバラード‥‥・ナチュラル・ウーマン」
(1967年9月7日シングル・リリース。アルバム「レディ・ソウル」に収録。R&Bチャートでは2位を記録)
センスの良いナイス・セレクション。
アレサがキャロル・キングをカバーしたんだよね。
益々、凄みを増してきたね。
バンドもそろそろ体が温まってきたのか、リラックスモードで熱を帯びてきた。
ここいら辺では、じっくりと腰を据えて聞き入るというのも一興。
味わい深く、何故だか涙腺が緩んできそうな癒しのドラマティック・ナンバー。
それもアイ&トモ嬢らによる説得力ある感情表現が豊富な証拠さ。
よくもまあ、次々と難しい曲を巧みにこなすね。
相当な自信と余裕と貫禄がなければトライできないよ。
チャレンジ精神が旺盛なんだね。
圧巻!!

「ありがとうございます。
素直な気持ちになれるとってもいい曲でした。
ちょっと、またスミマセン・・・・」と再び、アイちゃんが下手に下がる・・・・。
「うちの歌姫がコンディションを整えています。しばし、お待ちくださいね!」
「ごめんなさい・・・・シェリル・リンで・・・・・GOT TO BE REAL!!」
(1978年リリース。アルバム「シェリル・リン」に収録)
シェリルといえばこれ。
ディスコティックの決定版!
聞きごたえ十分でノリも最高さ。
いついかなる時に聞いても、妙な中毒性をもったモンスター級のアンセム。
アイ&トモのご両人は、気持ちよさそうに思い切り延び延びと歌唱。
しかし、彼女たちの声域は破格。
ドンドンとスケールが膨らむ一方。
一体全体、何オクターブまで出るの??!!
豪快なファンキーテイストにやられっぱなし。
腰を振り振りの堂々たるフォーメーションには、惚れ惚れしちゃうぞ。
バック陣の切れ味鋭いプレイも一段と光っているし。
いよいよ終盤に差し掛かってきただけに、余力を振り絞って頑張っていますよ。
誰もが、踊り狂いたくて全身ムズムズと疼いていることでしょうよ。
さあ、もう一息で終曲だ。

「サンキュー!それじゃあ、また何かしゃべっててね~~!!」
すかさずギターがさりげなくバッキングソロを奏でる。
ベース、キーボードと追随
「ちょっとここでお知らせがあります。アイ・ソウル・シブリングは8月にもライブがあります。また、見に来てください。」
「はい、戻ってきましたよ。
ヒコさん、今日は私たちを呼んでいただきましてありがとうございました。
ものすごく楽しいです。
これからもまだまだたくさんのバンドが出演しますよ。
次の曲でラストになるよ~~~~!!!
アイク&ティナ・ターナーで・・・・プラウド・メアリー!!」
(1971年のカバーバージョン。オリジナルとは構成が大幅に異なるけれども知名度は抜群。ポップチャートで4位を記録した)
ドラムスによるスティック4つ打ちカウント。

CCR永遠の金字塔「PROUD MARY」が飛び出すなんて、反則ギリギリ掟破りな締め括りだねえ。

官能的なミディアム・テンポをキープしながらも、次第にヒートアップの様相を呈する。
度肝を抜くピカイチの本編へと突入。
てっきり私はティナ・ターナーのバージョンだと思い込んでいたんだけど、実は一部テレビドラマ「グリー・キャスト」のテイクを参考にしたんだそうです。
こだわりどころが垣間見えてきますなあ。
ルチュちゃんも本領発揮とばかりにダンサーへと変身!
そりゃあ、そうでしょうよ。
彼女、この手のジャンルは大好物だもんねえ。((´∀`*))
いつまでも、ジッとしていられるわけがない。
アイちゃんがタイミング見計らった「キーボード、マホ!」の合図をキッカケに、躍動的なる鍵盤ソロへと誘う。
腰に手を添え片腕高々と振り上げた女性ボーカル2人が、リレー形式に歌い継ぎながらも観客を煽る箇所もスリリング!。
コール&レスポンスも鉄壁なる完成度を誇っていましたよ。
ディジー・ガレスピー・モデルのトランペットは見栄えも独特だけど、ハイノートヒットがここぞという場面で炸裂。
それまでは黙々とフィンガーピッキングに徹していたベーシストもオーバーアクション気味に自己主張。
バックのバンドも職人芸の域でグッと抑え気味に、かつエネルギッシュに持ちうる限りの力を振り絞って何度もリフレインでの大団円。

それにしてもいつ聞いても強烈無比なるパワフルでタフネスなミヤッチには脱帽。

「またお会いしましょう!」

 次回は是非とも、じんわり心に染み入る泣きの本格派バラードやブルースも聞いてみたいものですなあ。

最後は熱気冷めやらぬステージ上で、メンバー全員が談笑しながらもお片付けに専念だ。
なんたって人数が多いもんね。

おつかれさまでした。

****これでPART,3のライブ・レポートは終了!
神秘のベールを脱いだ、
ヘヴィーメタルの元祖ディープ・パープル・コピー「パープル・ブリンガー」編へと続くよ~!****

 








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BIRTHDAY(chicago)

2022-06-22 23:30:32 | CHICAGO
誕生日(たんじょうび)は、特定の誕生(せいねんがっぴ)と同義。
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VOL.189 friends live 66 in STARLIGHT(SOFT CREAM編)

2022-06-22 17:46:53 | Live Set List
2,15:45~16:15

 
そして満を持して舞台に上ったセカンドアクトは、またもや地元・札幌からのバンドで、引き続きの彦ちゃん率いる5人組「SOFT CRREAM」
(今年の2月、雪明りの路・運河プラザ、3月13日ゴールドストーン・フレンズライブ以来だ!)

この日のライブ首謀者が、またまたまたまた~やってくれました((´∀`*))!!

ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、イベントの雰囲気が全然違う。

そのくらいの名物男だ。

一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?

いやいや、考えるのはもうよそう(と言いつつも、また近々ポール・マッカートニー&ウィングスのカバーバンド結成の予定だと書いちゃおうっと!しかも、あの全盛期アナログ3枚組USAライブでの再現を目論んでいるのだとか。
なるほど、やるからにはでっかくいっちゃうんだね。拓郎バンドもしんみりとしたフォークソング風弾き語りではなく、大所帯でのロック編成だったもんなあ)。

とにもかくにも、そんな詮索は野暮ってなあもんだ。

だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

 

マサと彼とはもう16年ほどの付き合いになるんだねえ。

月日の経つのは早いものだ。

双方ともにS・T・A、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。

そして夢を語り合って切磋琢磨し合った仲。

酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに比べて、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなども行いつつ、長年交流を重ねているのですよ。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。

バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど刺激を与えあっている。

良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 
去年、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」

あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた(トミーがヴォーカル、GUSくんもギター、アライさんがベース、ミョウテンくんがドラムスを担当)。

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成していることは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた。

で、チャーのコピーバンド、BLUE CLOUDに引き続き今回のバンドだ。

見るのは3回目だけど、いつでも期待感で一杯だよ。

こいつもこの日の目玉の一つ。

結果かい?・・・・もちろん想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。

いやはやなんとも大した連中だ。

 
このバンド名を聞いて即、ピンとくる人は相当のロック通。

伝説のバンド、クリームのコピーバンドだ。

実は聞くところによると、このバンドは相当に活動歴が長いらしい。

今まで見れなかったのが不思議なくらいさ。

最近の彦ちゃんはポップ系よりもクラシックなハードロック方面に傾倒しているのかな?

深読みしすぎ!?

気分によってやりたいものがコロコロと変動する性格なのかい。

チャレンジ精神が旺盛なことは良いこと。

 
おっと、彼らからメッセージが届いているよ

「セッション感覚でメンバーを集めたのですよ」

確かにクリーム自体が、ロックを基本としたアドリブ合戦の先駆けだからねえ。

でも圧倒的なる実力や、光る独特なセンスがなければ成立しないんだから。

理想と現実は残酷なまでに別モノ。

それを彼らはものの見事に軽く成し遂げてくれました。

恐るべしだ。

不動のメンツを見たらば、納得の布陣。

彦ちゃんはお色直しを済ませて((´∀`*))いつもの帽子とサングラス・ファッションに身を包み、お馴染みの目にも鮮やかなチェリーレッドサンバースト・ボディカラーのレスポール・スタンダードを携えて再登場。
ギブソンではなく、な、な、なんとバーニーだ。この辺のこだわりどころが心憎い限りさ。(最近、ブルーのシェクターはお休みかい!?)
ストラップはブラック。
もはや彼のイメージカラーに定着しているね。
コーラスに加えて、司会業も兼任なんだから頭が下がるよ、全くもう。
お疲れ様。

さあ、トリオではなく、掟破りのツインギター編成ではないか。

もう一人のギタリストは上手に位置するハヤシくん。
3月は白のストラトキャスターを使用していたけれども、今回は3トーンサンバースト。
ローズ指板。
2人共に足元のエフェクターボードが壮観だ。(写真参照のこと)

全身黒ずくめのリードボーカル&パーカッション(タンバリン)は、彦ちゃんとソウルメイトでもある高橋くん。
まん丸なサングラスも黒。
年季の入ったジーンズが、すこぶるお似合い。

彦ちゃんに加えて、我らが麗しのアキ嬢とシンシアという吉田拓郎コピーバンドに所属してもいます。

男性ならではの骨っぽくも図太いパワーヴォイスを披露。

その歌唱力は圧巻の一言だった。

それでいて忠実なる再現力には感服した。

細かな歌い回しやメロディラインのちょっとしたフェイク技もいぶし銀だよ。

嘘だと思うならば、一度聞いてみなさい。

期待を裏切らないことは絶対に約束します。

ドラマー&コーラスはロン毛のモッチン。

近年多方面から引っ張りだこの人気者。

それもそのはずで何でも叩きこなしちゃうテクニシャン。

テツやベリージャムなどから受ける信頼度も絶大だ。
長年にわたってHBCラジオの人気DJ,ヤス率いる「ブラック・ビートルズ」のドラマーでもあります。
サッサ評「正確なリズムかつ多すぎないパラディドルが絶品!」

最後は紅一点のキョウコちゃん(唯一、黒いマスクを装着)。

彼女とは長年会えずじまいだったんだけど、ここにきて連続遭遇だね~良いことだ!!。

2月なんて、本番直前まで彼女がプレイすることを知らされていなかったのでビックリした。

そういえば何年も前からこのバンドでクリームをプレイしていたもんなあ。

納得だよ。

彼女はシカゴや往年の70年代ロックが大好物。

マサともちょくちょくマニアックなやり取りをしながら盛り上がったものでした。
この日もSTA&パープル・ブリンガーを見れることを楽しみにしていたそうなんだけど、角松敏生のコンサートを見に行くために心底悔しがっていた・・・・
ヒコちゃんに映像の録画を頼んでいるとのことですよ。
(よってタイムテーブルのバンド順番入れ替えが直前に行われた)

2月は真っ赤な可愛いボディカラーのヘッドレスベースを、椅子に座った状態で右足にはフットレストを添え黙々と弾いていましたが、3月からは幻のグレコ製品サンダーバードを使用。
これは元祖ロック・クィーンの「スージー・クアトロ」モデルなのだあ!
ヘッドシェイプがまるで違う(写真を参照のこと。フィンガーピッキング奏法。ブラウンサンバースト。
男顔負けなくらいのオーラをひたすらに放っていましたよん。)
このベースに関してはキョウコちゃんから感動的なお話をライブ直後に聞いたよ。
STAも結成初期に1回だけライブでお世話になった自転車店「サムズバイク」
スープカレーも美味しかったなあ。
そこはキョウコチャンもモッチンも常連さんでオーナーとは大の仲良しだった(STAライブの時、キョウ子ちゃんも来店していた)。
そのオーナーのサムさんが数年前に亡くなった・・・・。
キョウコちゃんが弾いたベースはサムさんからの形見分けなのさ。
「良い供養になりました。」とキョウコちゃんは感極まっていたよ・・・・。
そうかあ・・・・・あれからもう7年たったんだね。


前置きが滅茶苦茶に長くなってしまったね。

それでは軽快なるライブレポートに突入!!

 まずは、サウンドチェックも兼ねて「クロスロード」で公開リハーサル。

そして、毎度お馴染みの彦ちゃんによる名物MCからスタート。

「今日は市内のあちこちでライブが開催されているね。
(ジャニーズの人気アイドルグループ、セクシーゾーンも真駒内アイスアリーナで土日行われている)
クリームのコピーなので、バンド名をアイスクリームかスキンクリームにしようか、そうとうに迷いました。(おいおい・・・・(-_-;)

で、皆、甘いものが好きすぎて糖尿病になりそうなくらいだということで、ソフトクリームに落ち着いた次第(先日のファイスブックにもそれを手にした写真をアップしていた。やることが洒落ているねえ)。

まあ、どの名前でも大した違いはないね。
2回しか練習していないんだけど新しい曲、
それでは1曲目・・・・アイム・ソー・グラッド!!」
(1966年発表。アルバム「フレッシュ・クリーム」に収録。
かのディープ・パープルもデビューアルバムにて綺麗な歌い回しで取り上げていたねえ)
おおおお!!!!開巻から渋すぎて思いっきり泣けてきちゃうなあ。
通好みの極致。
こんな素敵な曲をカバーするバンドは初めてさ。
クリームもカバーだけど((´∀`*))
もともとはスキップ・ジェームスというデルタブルース黎明期のギタリストが作った曲。
ブルーススタンダードみたいな存在の曲。
イントロの素早いくらいに能天気すぎる明るいアルペジオから震えがきちゃう。
サンキュー!!
いきなり勢いに乗った疾走感が満点。
ギターとベースによる荒々しいくらいに壮絶なバトルの展開。
意外にもツインギターの流暢でスマートなソロがサウンドの肝。
ベースラインが高音域でガンガンに歌っている時には、ギターフレーズをコードリフに変えての配慮。
ブレイクのアクセントや巧みなリムショットや素早いフィルインも程よき隠し味。
ドンドンと厚みを増していく音像の様は空恐ろしいくらい。
しかし、暴力的すぎるくらいに多い音数。
演奏というスタイルで殴り合いの喧嘩をしているようだ。
タイトルをしつこいくらいに繰り返すんだけど、癖になるほど体に染みこんじゃうんだよ。
高橋くんとモッチンらによる華麗なるハーモニーも絶品。
気持ちよさそうに伸びやかな声が中々テクニカル。
単純すぎる構成なんだけど、こいつが厄介。
落とし穴が散見しているから、舐めてかかると大やけどする。
それを余裕と貫禄でサラッとこなしちゃうんだから心憎い限り。

「改めて・・・・ソフトクリームです。
私たちは年齢が近いのですが、還暦を過ぎている人は加入できますよ((´∀`*))
もうすぐ年金の支給もその条件にプラスされます(爆笑)
平均年齢が相当に高いので1曲歌うたびに息切れが激しいです・・・・
よって、曲を終えるごとに30秒から1分のインターバルなどをさりげなく設けております。

ええっとお・・・・次は何だっけか?
息も整ってきたところで・・・・・
そうそう、白い部屋だったね((´∀`*))
ユーチューブで調べてみたらクリームの人気曲1~2位になっております」
ヒコちゃん「えええ!??そうなの!!??」
「・・・・・ホワイト・ルーム!!」
怒涛の鉄板ナンバーが目白押しだ。
ワイルドな音の洪水がこれでもかあ、というほどに襲いかかってくる。

こちらも「クリームの素晴らしき世界」に収録。

シングルでもリリースされた。

オーストラリアでは1位を記録。

ジンジャー・ベイカーは「4分の4拍子の構成に特徴的な4分の5拍子のオープニングを追加した」と主張しているそうだ。(ウイキペディアより)

イントロに炸裂するクラプトンのトレードマークともいえるウーマントーンが盛大に華々しくウネリまくる。

その名のとおり、狂おしいくらいに咽び泣いている。

もちろん彦ちゃんはワウペダルも思いっきり踏み込んで、劇的でヘヴィーな「トーキングエフェクト」を得る。

キョウコちゃんも「私が女性版のジャック・ブルースよ!」と言わんばかりに複雑なブリブリフレーズで自己主張。

サイケデリック・ワールド全開。

彦ちゃん&モッチンのハイトーン・コーラスも効果絶大だ。

よく通る声だから迫力も更に増す。

高橋くんの男気をふんだんに盛り込んだSTRONGヴォイスは絶好調。

各自それぞれが曲のありとあらゆる要素を解釈して昇華する姿は、驚きと共にとても勉強になる。

 「白い部屋・・・・60歳前後の世代にとっては胸キュンものの、白いギター・・・・・白いブランコというのもあったね。
ビリーバンバンだっけ!?
ホワイトルームって英語だとカッコいいけど日本語だと4畳半フォークのタイトルみたいだよねえ。
この曲は映画ジョーカーの中でも効果的に起用されていました。
今日は曲を短めでお送りしております((´∀`*))


え~~っと、私はMCがあまり上手くないのですよ。
クリームって1960年代の中期から後期にかけて数年間だけ活動したバンドです。
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー、すごくいい演奏をしていたね。
半年に1枚くらいアルバムを発表していた。
うちの姉さんはハイカラな人でビートルズ、ストーンズ、そしてクリームをよく聞いていた。
その頃の曲は短くて2分半、長くても4分(ラジオでのオンエアを考慮しての作戦)
ところがクリームの曲はとっても長かった!
インプロヴィゼーション。
アドリブ、フュージョンの元祖。」
ここからヒコちゃん乱入!!
「あの頃のスーパーギタリストは何故だかイギリス出身が多かった。
ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、リッチー・ブラックモア・・・・。
そしてギタリストの評価が高まった。
おっととと・・・・時間も押しますので・・・・
アイ・フィール・フリー!!(これも初出!)」
(1966年リリース、イギリスでのシングルチャートでは11位を記録。
デビューアルバム「フレッシュ・クリーム」に収録。当時はブルースロックとサイケデリックの融合と評された)
これまた異色のナンバー。
「ボンボンボンボボン!!♪」とアカペラからスタート。
手拍子に導かれて皆で大合唱。
ライブならではの醍醐味。
一体感が半端ない。
ご機嫌なる空間に酔いしれる。
臨場感も申し分なし。
コンパクトにまとめられたメロデイもキャッチー。
しかしこのバンドの守備範囲はだだっ広いなあ。
敬服しちゃうよん。


「そうだ、メンバー紹介なんかをしてみたいと思います。
気心の知れた上手い方々ばかりです。

キョウコちゃんが弾いている珍しいベースはショート・スケールのスージー・クアトロ・モデルです。
だからこれからキョウコちゃんがスージーQを歌ってくれます・・・冗談です((´∀`*))
彼女とはもうかれこれ、5年以上の付き合いになります」
懇切丁寧、ユニークなテイストも加味したトークもこれまた一興。

「オン・ドラムス、モッチン!!
ご存じの名プレイヤー。
ブラック・ビートルズでも活躍中。
ブラビ・・・ブラピではないよ。
ブラック・ビスケットでもない

上手に陣取っているリードギターは・・・・ノブ林さん!!
そして我らがドン、工藤彦一!!」

彦ちゃん「ギター2の私がバンマスのチャーです」

と言い放った途端に「タムケンかあ!!??」と突っ込みが入り大爆笑!!

「この間、(ノ∀`)アチャーと言われました・・・・それとは違う!!」と慌てる彦ちゃん。
間髪入れずチャーの「闘牛士(チャー初期の歌謡曲路線時代の名曲)」ギターリフを弾く。
会場内で何人が理解してくれたかなあ・・・・?

このプレイ中の真剣な表情と、リラックスムード満点な和気藹々MCとのギャップが愉快痛快だ。
「来週、厚別イベントがあります。
初の屋外ライブ会場企画。
Jpop系の音楽で網羅しています。
そのうちに女性シンガーやミュージシャン特集なんかも考えています。
雨が降らないように祈っていてください。
皆さん、遊びに来てくださいね」

「何言ってるのかわからない((´∀`*))」
「全然関係ないけどシルクロードって映像があったよね。
・・・・・クロスロードでございます!!」

彦ちゃんと林くんによる怒涛のギター・デッドヒートが延々と繰り広げられた。
ツインリード・ギターによる極上の絡み具合に唖然とさせられる。

情け容赦なき追随が絶妙の極みに達する。

1968年発表クリーム3作目の2枚組アルバム「クリームの素晴らしき世界」にライブテイクで収録(CD2の1曲目)。

3月10日サンフランシスコのウインターランドで行われた1STショーからのピックアップ。

ミシシッピー・デルタ・ブルースの故ロバート・ジョンソンの代表作品(1936年に演奏)。

十字路で悪魔に魂を売ったことで、一夜にしてギターの腕が上がったという恐ろしくも魅力的な伝説にもとずくもの。

映画化もされたよね~!

十字路でヒッチハイクしている様子なんかもリアルに歌われています。

でもやはりクリームのアレンジ・バージョンが世界的にみても有名。

元々はカントリー調だったところを、クラプトンが血湧き肉躍るアレンジの妙でパワーアップ。

誰もがコピーしまくったことでしょう。

かのチャーも中学生の3年間を、この曲のコピーに費やしたという話はよく語られています。

野村のヨッチャンが大好物なのも納得。

印象的なリフ一発で瞬時にやられちゃいますね。
彦ちゃんもロビーにてここの部分は熱く解説していたっけね!((´∀`*))

ギターの5弦開放弦のA(ラ)の音を使ってローポジションで弾くのですが、チャーは最初6弦5フレットのA音で弾いていたと以前テレビで話していました。

もちろん5弦をルートにするか?6弦をルートにするか?では、同じ音でも聞こえてくるトーンが全く違って聞こえてきます。うなずけるでしょう。

ある日、チャーさんは知り合いに正解を教えてもらったおかげで初めて知ったそうです。

あの時代の人たちはコツコツと努力して学んでいったのですよね。

そのおかげで、昔のミュージシャンたちが耳を鍛えられたのは間違いない。

今の世代は恵まれすぎだよ。

何から何まで楽をし過ぎだ。

クラプトンだけにとどまらず、そのバックで負けじとソロまがいに弾きまくるジャック・ブルースも凄まじすぎる。

私の憧れの的だ。
このクリームの3人がごく数年間だったけれども、一堂に会していたなんて、これを奇跡と呼ばずして何を奇跡と呼ぶべきか。

ギターマガジンの解説によると・・・・最適なる必須ポイントは

Aのマイナーペンタトニックとメジャーペンタトニックのスケール

そのどちらも使った定番ミックス・ペンタトニック(B・Bキングをはじめロックやブルース系では不可欠)

効果的な復音フレーズの挿入

豪快なる複音ベンド・リック

素晴らしきラン奏法で盛り上げる演出・・・・とのこと。

堅苦しい話で恐縮ですが、上記を参考にしたらジャズやファンクなどでも面白い効果を発揮しそうだ。

ついつい、興奮のあまりギター教室の様相を呈してしまったさあ・・・・・(ある方のブログから引用させていただきました)。

高橋くんは情熱的なボーカルだけにとどまらず、タンバリンの連打でバッキングサウンドにも応戦。

 

「次に控えしは・・・・これをやるんですね・・・・サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」
彦ちゃんのアグレッシブなるギターソロからメインリフが炸裂。

クリーム初の全米ヒット曲。最高ランクは5位(1968年リリース。1967年11月に発売された2枚目のアルバム・カラフルクリームに収録。アメリカではゴールドディスクも獲得している)

実は2月、ソフト・クリームが出演すると聞きつけたマサは、オマージュとして迷うことなくSTAにもこの曲をセットリストに組み込んだ。

たまには、そんな遊び心があってもいいではないか!!

でも彦ちゃん、非情にも、その時はSTA登場の直前に帰ってしまったけど・・・・・。

ここでもうんちくを一言・・・・クラプトンのギターソロは、マ―セルズのロックンロールなスタンダード「ブルー・ムーン」を意識したのだそうです。

テーマともいえる、ある夜明けのサプライズを重厚に強調することに成功している。

後半でのってきた彦ちゃんは、ギターを持ち上げて、お得意の歯弾きソロも披露。
上手上方からスモークが怪しくモクモクと漂ってきた。
演出効果バッチリ。

大出血サービスだね。

ほとんどが2つのコードで繰り返されるんだけど、それだけでも余りあるほどの芸術だ。

アフリカン・リズムビートが冴えわたるモッチンは「札幌のジンジャー・ベイカー」に見えてきた。

 
「タイトルにはサンシャインって付いているけど、全然そんな爽やかな感じじゃあないよね。
次の曲は・・・・愛しのレイラ!!」
満を持して遂に飛び出した極上のアンセムだ。
パワーコードによるラブソングのフレーズがメイン(元々はバラードだった)。
クラプトン自身にとって重要なる1曲。
親友ジョージ・ハリスンの妻、パティ・ボイドに恋してしまったという、その狂おしいほどの感情を託したもの。
今でも必ずコンサートの終盤で披露される。
山場はもちろん火花散るツイン・ギターによりバトル。
全く個性や方向性の異なる2人がしのぎを削り合う様は圧巻だ。
テンションがマックス状態。
まさに、このステージにおけるターニングポイント。
欲を言わせてもらえれば,デュアン・オールマン入魂の激しいスライドギターも導入して欲しいなあ。
残り時間もごくわずかに迫ってきたのを意識してか、メンバー達は余力を振り絞っての熱演。
よりアグレッシブに汗を飛び散らせている様の気迫は近寄りがたいほどだ。
オーディエンスもドッと前方に詰め掛けてきて踊り狂っている。
密にならないようにお行儀よく気を使いながらね。
老若男女問わずにエキサイトしまくりつつもエモーショナルな響きには心奪われてしまう。
琴線に触れるラインは日本人好みだ。


「フレンズライブもおかげさまをもちまして66回目を迎えることができました。
ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
それでは、お名残り惜しゅうございますが・・・・これで本当にラストですよ。

クリームではなく、アメリカンのロング・トレイン・ランニン(ドウ―ヴィー・ブラザース)!!」

えええ!???予測不可能なチョイス。

1973年スタジオアルバム「キャプテン&ミー」に収録。そこからの第1弾シングル。

イギリスでは最高7位を記録。

これって元々はインストウルメンタルだったそうだよ。

ギターにはリバーブを深めにかけて、ひたすらカッティングに徹する。

このイベントでは過去にも数多くのバンドが取り上げていた。

それくらい耳に染み付きすぎたお馴染みソング。

無意識のうちにワクワクしてきて踊りだしたくなるグルーヴが申し分ないよ。

モッチンはまるで千手観音のようにオカズを乱れ打ちで鳴らし続ける。

古き良き70年代へ一気にタイムスリップ。

高橋くんはどんなタイプの曲でも器用に歌いこなす才能に恵まれたシンガーだ。

ステージングも巧み。

フロントのメンバー達がガッチリと一体化する光景も爽快。
「どうも、ソフト・クリームでした!!」
 

ちなみにクリームはジンジャー、ジャック存命中に「ロックの殿堂入り」を果たしている。

その時にはライブ演奏もしてるんだよね。

残念ながら日本には来てくれなかったけれど・・・・。

もう2度と見ることの叶わない永遠のロック・トライアングルの金字塔。

私はジンジャーだけ遂に生で見ることができなかった。

 

それはともかくまたすぐにでも「ソフト・クリーム」を見たいなあ。


****さあ、序盤戦を一気に通過した。

ここからは早いもので中盤戦へと突入だよ~!

次のバンドは雰囲気をグッと変えてキュートでセクシーなツイン・ディーヴァ・・・・・これまた破天荒極まりない超絶でソウルフルなベテラン勢だ。****

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劇画アクション漫画  男組

2022-06-22 05:02:46 | CHICAGO
  • 「男組」
42年くらい前に空前のブームを引き起こした伝説の学園漫画。
カンフーなどを大胆に導入した硬派なアクション劇画に熱狂した。
後のビーバップとか多くの学園モノにも多大なる影響を与えた。

北海道に引き上げる際、コミックス全巻は東京の友人にプレゼントしたんだけど改めてゲット!
舘ひろしが主演した映画なんかも話題になった。
あまり流全次郎には見えなかったけど…(^◇^;)

序盤に宿敵、神竜剛次の部屋が登場するんだけど、当時から壁のポスターはシカゴのピーターセテラだあ、と1人で喜んでいた!🤠🎶
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carpet(chicago)

2022-06-21 22:44:48 | CHICAGO
カーペットは繊維製の床敷物全般を表す総称で、イメージとしてはオフィスや廊下の床全体に敷き詰められたもののことです。 床をカバーする大きさが必要なので3畳より大きく、床全面に敷いているのが特徴です。 床全体を覆うカーペットは統一感や高級感、おしゃれさを演出できるため、オフィスやホテルのロピーや階段などで良く見かけます。
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