今年はなかなか温かくならないね。
どうしちゃったんだろうか・・・・?
蝦夷梅雨なるものも、本格的に根付いちゃうのかな?
豪雪地獄だけで十分道民はヒイヒイいってるんだけどさ。
さてさて、昨夜は19日に出演するライブのための最終リハが行われました。
総勢10人による編成。
リハの当日になってマッキーが勤務から脱出不可能となって残念ながら欠席したけれども、無事に9人が大集合。
内訳は・・・マサ、アキ、ニシヤン、ミキティ、サエグー、タカジュン、ツッツー、そして初顔合わせの実力派ヨッチと小西さん。
このご両人はミキティのお知り合いということで実現した豪華なるコラボレーション。
ミキティはただ顔が広いだけではなく、凄腕をあっさりと紹介してくれる頼りになる姉御肌。
で、ヨッチは札幌シティ・ジャズで優勝したテナーサックス。
カナダツアーに参加してCDもリリースした。
小西さんは長年にわたって大物ミュージシャンらのバックでトランぺッターとして活躍。
現在は北24条のジャズバー「リラクシン」のマスターです。
ライブの配信も随時行っていますよ。
スケジュールの都合上、ミキティとヨッチは1時間でリハを切り上げました。
つまり後半はサックス無しの2管編成。
でも、常に小西さんとタカジュンによる事細かな打ち合わせがあるのでまとまりが速い。
余裕の表情で冗談も飛び交う。
マサがセットリスト表の貼り出しで詳細を説明。
何かとややこしい内容だけに、口頭ではうまく伝えきれない。
不安要素も満載。
メンバーの中にはすっかりと曲構成を忘れてしまった者もいるし。
温度差が露出してくると危険だ。
それをうまい具合にとりまとめるのもリーダーのお仕事。
いい加減、余計なストレスなしにプレイへ専念したいものだ。
この心情はバンドを牽引している者たちだと、同意してくれることでしょう。
それはともかくも、セッティング、チューニング、ウオーミングアップ完了後、即座にスタートだ。
司会者がいないイベントゆえにマサがイメージを伝達(我が盟友、彦ちゃんの企画フレンズライブ)。
「こうこうこういう感じでナレーション・・・・・さあ、いくよ!!1・2・3!!」
粗削りでアンバランスでミスも目立つなあ。
演奏を一旦、ストップ。
注意事項をチェックして修正。
責任をもってトライしてほしいものだ。
ブレイク部分もギクシャク。
リズムのブレ、勘違いやらも散見。
ここはけっこうシビアに突き詰めていきます。
徐々にヒートアップしてきて熱を帯びてきた。
あまりにも爆音すぎて自分の音が聞こえないとのクレームも入る。
打ち合わせ中、余計な音出しも厳禁。
これは当たり前の事。
今回はノイズも多いなあ・・・・。
反省材料山積みだから、個々で修正してきてもらおう。
ホーンセクションはミキティ、タカジュンが逐一、スコアを指さして解説。
小西さん、ヨッチはボールペンで書き込みを加えたり、音符の直し作業に余念がない。
効率よくサクサクと進行。
遠慮なく疑問点を投げかけてくれ即答にて対応。
やっと体もほぐれてのってきたかな。
ピアノイントロに導かれてのポップソング。
ツッツーのコーナーに突入。
ソウル、ブルース、R&B、ジャズロック、ブラスロックとなんでもござれ。
エンディングの回数も改めて確認。
結構アレンジ箇所が多いことを今もって認識。
緊張感が漂うカバーではピリピリ・ムード。
ミキティはツッツーの渋いハスキーなボーカルが「ジョー・コッカーにそっくり」と絶賛。
ヨッチもジョーの「ユー・アー・ソー・ビューティフル」が大のお気に入りだそうだ。
一瞬だけど、マサとその辺の話題で盛り上がる。
当初、ヨッチはSTAがシカゴ・メインでプレイするものだと思っていたらしい。
まあ、これはこれでまんざらでもないみたいだけど。
だって、どれをとっても超がつくほどのハイライトナンバーがビッシリだもんね。
長い目で見て頂戴。
小西さんのトランペットソロ、ヨッチのテナーサックスソロはいぶし銀。
さすが、唸るものがある。
安心しながら身を委ねて聞き入るだけの価値は絶大さ。
申し分ないくらい。
それでも体力的にキツイ作品が後半に控えている。
これには全員がバテバテ。
お客さんは踊り狂うこと間違いないんだけど、エネルギーの消耗率が半端ない。
喉もヘヴィー。
ツッツー、アキ、マサとのコーラスワークで厚みを演出。
だって、最初から最後まで休めるところが皆無だもんね。
3分ほどの曲だけど、全力疾走。
それが連続で襲い掛かってくる。
恐ろしいことだ。
楽しくもあるんだけどね。
オーディエンスはそんなことお構いなしでグルーヴィーに陶酔するが確約されている。
よろしく、ってなあもんだ。
特にタカジュンがホーン隊の間に入って解説をしてくれるから大助かり。
心優しい彼の人徳だね。
タカジュンだって自分のことで精一杯なんだけど。
ご苦労様。
ミキティ、ヨッチが帰ったあとも、小休止を挟んで余力をふりしぼって後半戦へと臨みましたよ。
ツッツーが目印を送ってくれる
「オールライト!HEY!!」
これで全てが丸く収まるアンバイ。
ワイルドでラフだけど、心血注いで頑張るしかない。
相変わらずSTAは毎月、メンバーの入れ替わりが激しいけど、よくもまあここまで活動できているね。
皆、ビックリしている。
器用な連中が多い。
これもチームワークの賜物。
初めて関わる人は誰もがビックリしている。
運営方法、音量、活動歴、曲の難解さ・・・・。
固定メンバーが理想なのは結成時からの願望。
理想と現実のはざまでもがき苦しみながらの17年・・・・。
コニシさんいわく「疑問、質問以前に自分の音が聞こえない・・・・・」
ヨッチいわく「そういうものなんですよ((´∀`*))」
ホーンセクションはどこかしらで、皆がつながっていて顔見知り。
輪が広いのは良いことだ。
さすがジャズが盛んで人気のある街だけある。
いよいよもって19日のライブも目前に迫ってきました。
ジャンルも様々に全8バンド。
神秘のヴェールに包まれていたディープ・パープルのカバーバンド「パープル・ブリンガー」初お披露目でもあります(マサ&アッキーがメンバー)
中間部にて間髪入れずSTAだ。
この流れは目玉。
つまりはヘヴィーに燃えて、熱いサウンドが吹き荒れる濃厚なるタイムテーブル。
これは見ごたえ、聞きごたえ満点。
見逃すな、聞き逃すな。話題騒然の一夜がもうすぐ訪れるよ。
それでは「スターライト」で会いましょう。
待ってるよ!!