火曜日に竜王山から見た近江富士は 美しい形をしていたけれど 小さかった。 竜王山もそんなに高い山では無いのだけれど
近江富士 電車に乗っていても 高速を走っていても その美しい姿に 見とれてしまう ご当地富士の一つだ。432メートル 高くは無いけれど 何時か登ってみたい山だった。 竜王から 金曜日には行くからね~ とご挨拶しておいたので 今日は晴れ またここに来られた。
御上神社の御神体の山が三上山というわけで 三上山の麓には 沢山の銅鐸が発掘されたり 1500年頃の古墳が現存していたり 歴史の古い山と言うわけである。
とりわけ 俵藤太のムカデ退治の舞台だったらしく この山を地元の人はムカデ山とも言うらしい。
まずは境内に進み 無事の山登りを 御願いしてくる。 本殿は かなり価値のある物らしい。
カーブを描いたやねは とても美しかった。
8号線を横切り山の方に進む。 直ぐに登山口 表登山口 こちらはかなり急らしい。 どっちへ行くか? だいたい こういう円錐形の美しい山は ぐるぐる巻きに行かない限り きつい登りになることが 想像できる。少し進んで裏道から行く。
竹藪を通り抜けると 直ぐに広場がある。天保義民碑 かつて 三上村の庄屋土川平兵衛が自らの命をかけて郷土を守ろうとしたと言うことで その遺徳を偲んで 建てた碑がある。
駐車場があるのでここまでは車で来られるのかもしれない。
休憩にはまだ早いので 先を急ぐ。
おっと ゲートだ。猪よけのゲートがあるので 鍵?を外して中に入る。決して通行止めでは無い。 滋賀県は猪が多いのだろうか? あちこちで いろんなタイプの猪よけの鍵に出会う。
ここからは ゆったりとした階段だったり 地道だったりするのだけれど ゆっくりゆっくり足の感触を確かめながら登っていく。
木々の花の芽は準備中の様子。 花に詳しくないので何の芽がふくらんでいるのか 良くわからない。 花 咲いていると良いのに。
打越の分岐までは わけなく 辿り着く。 打越 はて?何処と何処への分岐なのだろうか?
御上神社から三上山を見たときに右に小さなピークが会ったので きっとそちらへ行くのだろう。
ここからはかなり急になる。 松林が続く登山道には 松茸があるような事が書かれている。
え? 松茸。 秋になったらとめやまになるんと違うの? そう思ったけれど 実はこの山500円払って松茸狩りもできるらしい。 松茸狩りが目的で無くても500円いるらしいのだけれど。 500円って安くない? きっとあんまりとれないんだね?
道はだんだん急になってくる。息も切れる。 途中で道がわからなくなるくらい 岩がごつごつしてくる。確かめながら確かめながら 登っていく。
残念なことにこの辺りから 写真が消えた。 家に帰って どきどきしながら写真を見たときのショックと来たら・・・ いっぱい撮った筈なのに 無い 無い 無い おかしい しょんぼり
見せたい 急登があったのにね。一番は 鎖のついた手すりのある岩場。 手すりが無かったら 両手足で這い蹲って登りそうな岩だったけれどね
何処まで続くかと思ったけれどさほどでなく やがて左手前方に 鳥居が二つ見えてくる。
ここが御神体である御上神社の奥社らしい。 ここを少しだけ降りていくと おおきな岩の展望台。 直ぐしたは 谷に違いない。
一昨日言った竜王山の雪が見えるよ。まっ白で思ったより高いところにある。 比叡山 比良の山々 なかなか展望がよい。 ここは帰りに反対から見ると 確かに頂上近くにある岩場に違いない。
帰りは 県立近江富士花緑公園に降りる。 こちらもかなりきつい。 膝にびんびん来る。ジグザグを繰返すのだけれど 時々道が見えなくなるほど急だった。 こちら側 実にいろんな道が入り組んでいて 健脚コースを選んだけれど中道というか中腹をまくコースもあるようだった。今度使えるかもしれない。
広い広い公園を突っ切り 野球グラウンドの横の駐車場にたどり着いたのは12時20分 何だ あわてること無かったな。
公園まで来たら突然写真復活
どうなって居るんだろう?
三上山は 雌山 雄山でできているらしく
裏から見ると 反対の三上山になっている。 (当たり前かぁ?)
しかし 消えた写真がどうしても合点がいかず 再度写真を撮りに行こうと思っていた。 しかし 今日は雨 なんてついていないんだろう?