「金山何の花もないところだね」って前に悪口を言ってましたが 反省です。
知らないだけで こうしてお花博士と歩くとなぜかいろんな花に出会います。
これタンキリマメだそうです。
この手の実が出てくると思いつくのはマユミ ゴンズイ クサギ ツルウメモドキ・・・などですが タンキリマメとは
名前の通り痰を切る効能があるのだそうですがこうしてはじけている実を見るとどうしても豆には見えません。
ヒイラギです。
葉っぱですぐにそれとわかりますが 花を見たのは初めてのような気がします。
珍しい木ではないので 花が咲いていても気づかないでいたのでしょうか?
びっしりついている花をあんまり好きとは言えませんでしたが・・・・
クリスマスのリースなどに一緒に花がついていないのはなぜでしょうね?
またカンアオイです。今度は葉っぱをめくらなくても花見えます。
みずみずしそうな葉っぱなのに虫食いが・・・・
やっぱり葉っぱをめくられる運命にあるようです。ギフ蝶の卵があるのかな?と思いましたが何もありませんでした。
覚悟をしていたからでしょうか?思ったより早く頂上に着きました。
シモバシラの
花があるのはここから尾根へ歩いて行ったところです。
お花博士は「ここから100歩のところです。数えましょう。」と言われましたがぶっぶー 200ちょっと歩きました。
でも残念 霜柱の氷華は咲いていません。 周りにはまだ霜が降りているのにです。
シモバシラの花は賞味期限があるのでしょうか? 残念無念。
思いがけずうんざりするような長い尾根道を歩いてあかっぱげに到着です。
コウヤボウキ
まだまだ健在です。
先回よく似た花の綿毛を見たので聞いてみたら「マルバコウヤボウキではないか?」と 普通のコウヤボウキは花が先端につくのだけれど マルバは葉っぱの根元につくから花がいっぱい・・・・だと・・・・言われたと思うんだけれどなぁ
今調べても納得いく説明を見つけられない。 残念です。
あかっぱげから設楽の山々を見ます。
鳳来寺山 明神山 棚山 鞍掛山 宇連山・・・などなど
お花博士と同定で意見が食い違います。 思えば同じ方向からしかものを見ない私が正しい同定できるはずもないのにちょっと言い張ってしまって・・・・反省
でも おかしいね わかってみると今までに登った山の記憶がドンどんどんよみがえる。
本宮山
山の中腹が土の色を見せている。
新東名のトンネル工事が行われているそうな。 信仰の山でありどっしりした山のおなかがえぐれていく。
ちょっと心が痛む。 嫌だね・・・って言ったってできれば便利になったと喜んでこの道を使う私が見えるから
もう一か所で同定で言い合いをしました。蒲郡の海が見えたところで三ヶ根山かもしれない山をあれは遠望根だと・・・これは今でも謎です。 蒲郡方面へ行くたびにあの景色を求めてウロウロします。
雨生山の反射板のところまで行くと浜名湖が見えます。 なんだか日本中を見下ろしている感じです。
さて 最後の希望大原調整池に行くために駐車場に戻らなきゃ。
気ままに歩く山歩きです。すぐに東屋に着くはずだったのに 鉄塔の巡視路を上ったのが運のつき
またまた比丘尼山を登ってしまいます。あ~あ
でこんなところに着きます。
愛のかね
若い二人ならこれも嬉しいかもしれませんが 何しろ年寄りのカップルではねぇ
無駄な建造物にしか思えません。
はぁ 夢のないこと
当然二人で鐘を鳴らすなんてしませんよ。
四季桜なのか 桜の狂い咲きなのか いくつかの桜が咲いています。
ここは世界の桜を集めた桜の園なのです。
ん~~ん いつもと違うルートを歩いているようだよ。
まいいかぁ
比丘尼城跡を通り・・・・
比丘尼っていうぐらいだから女城主の城?
調べてみても簡単にはわかりません。と隣の宇利城についてはあるのでけれどねぇ
宇利城の支城で戦の時女子供が避難した城というのもありました。 そのへんのところで古を想像することにします。
で現代の迷い人になったようです。 やぶ漕ぎの達人はGPSを持っていたので「このまままっすぐ行けば駐車場のほうへ行けますよ」と言っても「駐車場からどんどん離れていくようです。」と
で あの下まで斜面を突入することになりました。 かなりあります。立つのがやっとの斜面です。
言ってみれば城の土塁を降りていく感じでしょうか?戦国時代の怪しいもの・・・・です。
見上げるとさっきの城跡広場のようです。
くくっ まだあるぞ~
やぶ漕ぎの達人を引っ張り出した時から運命は決まってました。
元の道に修正できました。
もう一つの課題がありました。
世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
桜の園だけに短歌があちこちに書かれています。その解釈について意見が分かれて もう一度見直してみようということになって・・・・
これも私の完敗でした。
「この世の中に全く桜というものが無かったならば、春を過ごす心は長閑であったろうよ。」
好きすぎて心乱れる・・・・っていう感性を持ち合わせていない私は違和感を持ちながら反対に取ってしまいました。 はぁ またまた反省です。
さてと 立ち直りの早い私は 心は大原調整池のしもばしらです。
神社のそばだと思ったんだけどなぁ・・・
カメラを持った散歩のおじさんに聞いてみる。
「知りませんねぇ」
うそつけ~~
しばらくうろうろしたら こんな立派な看板が立っている。
これに気づかないでカメラ持って歩くってある~~?
と言ってみたところで仕方ないけれど山でよくこういう人に会うんだよね。 人には内緒・・・・っていう人
シモバシラはですねぇ 結局見られなかった。二日ほど前に見に来た人は写真をアップしていらっしゃるので咲いていたことは確か。 メールに気づかなかったことが悔やまれる。 ま来年があるさ。
また近いうちにやぶ漕ぎ名人のお出ましをお願いすることにして帰路に着く。 ありがとう。