Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

三の沢 花編

2007-08-31 23:50:56 | 山歩き

沢山の山に登ったわけでは無いので 正しい表現では無いと思うけれど 中央アルプスも本当に沢山の花に出会える所である。 何よりも日本一高いところまで登るロープウェーのお陰で 千畳敷カールは 観光だけの目的できても 沢山の花に出会える。

Nakadade

実際 ハイピールで歩いているカップルを見たことがある。 これはどう考えても無謀でしたが。 手軽に展望と花を楽しめる山である。

とはいえ 駒ヶ岳や空木 三の沢まで足を伸ばそうとしたら そうはいかないのはもちろんだけれど。 先回 山歩きについて紹介したので 今回は歩いた順番に 花の紹介をしながら見ていきたい。 花はあんまり詳しくないので 間違っているのもあるかもしれない。その時はどうぞ教えてください。

さて ロープウェー乗り場の前は 千畳敷カールと呼ばれるところ 氷河期の面影を残している広い場所は お花がいっぱい。 

左手に神社があって そこにお祈りをして山登りをするのがいつもの習慣。 そこから更に左手に入っていく。 こんな所に登山道があるんだ。 かなり急な斜面だけれど 大きく巻いて道が整備されているので 歩くのにさほど苦労はしない。 

お 早速現れました。クロユリ

Kuroyuri 下を向いている姿は やっぱり神秘的で素敵。

息子は クロユリを 真っ黒なカサブランカでも想像していたらしく「え? これがクロユリ? こんなに小さいの? 下向いているし・・・」と不満そう。

あんたには この花の良さがわからんか?

Koiwakagami コイワカガミも花盛り。 身の丈20センチほどしかないからコイワカガミだろう?どっちでも良いんだけれど・・・春の山に登って初めて出会う花の一つ。 ここは雪が溶けたばかりで 一度に一年中の花が咲くんだね?

アオノツガザクラもいっぱい。 ここではまだ花があまり開いていない。どちらかというと ドウダンの様な花なのに どうして桜って言うのかな?

Aonotugazakura

Urajironanakamado ナナカマド 

初めてこの木の名前を知ったのは高校生の時 三浦綾子作「氷点」だった。 七回かまどに入れても燃えないからナナカマドというとか。 もうじき赤い実が付く。

この山は9月から10月にかけて見事に紅葉する。その時の主役がこのナナカマドらしい。 短い夏に終りを告げて 冬支度を始める。

コバイケイソウが群生しているけれど あまり花が開いていない。去年来たときには 葉っぱはいっぱいあったのだけれど 1個も咲いていなかった。 今年はコバイケイソウの咲く年らしい。 先ではきっと沢山の花に出会えるはず。

Kibanakomanotume黄色いスミレのような花が咲いている。

タカネスミレらしい。 緑のなかに 埋もれそう。そんな小さな小さな花。

ツマトリソウ ミツバオウレンらしき花も見える。

Koganeitigo

岩にへばりついた イワツメクサを見て やがて極楽平に出る。

Iwatumekusa   

極楽平に出ると 寒い。 この日はお日様かんかん照りで 風もさほど無かったのだけれど やはり稜線上に出ると 寒い。 長袖を持ってこなかった息子に 私の長袖を貸す。

ははは なんだか変だ

宝剣の麓までは 植生保護のために ロープが張られているけれど ここに 三の沢の売りの花 ミネウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)が ある。

Tisimagikyou Himeusuyukisou

Miyamasiogama Minezuou

ヒメウスユキソウは 思ったより沢山無かった。 ヒメウスユキソウを見に 三の沢へのキャッチフレーズは??? でもシオガマや チシマギキョウ ミネズオウ 高山植物は両側にびっしり咲いている。

宝剣岳からの分岐は ハイマツとごろごろ岩の下り道。と言っても蓼科山のように歩きにくいわけではない。 花の様子も変わってくる。

Hakusanboufuu 大きな岩を積み上げた様な小ピークに来ると 足もとに今まで見られなかった ゴゼンタチバナや マイズルソウが見られるようになる。 岩場には チングルマ 高山植物の定番

チングルマは 花が終わると 毛むくじゃらの巻き巻きができる。別の花のよう。 鉄線の最後のように見える。

GozentatibanaMaizurusou_2

Tinguruma2 Tinguruma3_1                                       

泣けそうな岩場で石楠花を見た。白山石楠花も キバナシャクナゲもあるのだけれど 最盛期ではなさそう。 それでも ちょっと気持ちが安らぐ。

Hakusanshakunage気持ちを奮い立たせて 岩場をよじ上ると(そんな大げさな物では無かったのですが 私には辛かった) コバイケイソウの群生地。

びっくりするようなでかい小バイケイソウがびっしり花を付けています。 ここから谷の方を見ると コバイケイソウで下の方まで 真っ白  こんなに沢山のコバイケイソウを見たのは初めて。 しかし すずらんの様な葉っぱなので きっと毒があるに違いない。

Kobaikeisou2ここが頂上と思っていたら 更に遠くに頂上があることが解って 戻りたい戻りたいと 自分と戦いながら 歩いた道。 花を見るゆとりもありません。

やっと辿り着いた頂上直下の花畑。

黄色や白の花がいっぱい咲いています。 ハクサンイチゲやシナノキンバイ ハクサンチドリ・・・

あまり訪れる人がいないためか みんなとても良く成長していて 美人揃いです。

「ここまで来なきゃ意味無いでしょ?」と言われて「うん」とは言ったものの 疲れはピークに達していて 笑顔が引きつる。

それでも 初めて見たよ ハクサンチドリ 

テガタチドリは 霧ヶ峰で見たけれど。。。来て良かった。

Hakusanitige   Hakusantidori

Sinanokinbai

本当は 花もっともっといっぱいあったんだろうけれど 歩くのにいっぱいいっぱいで 沢山見落とした。 悔しいけれど 今度は山小屋に泊まってでも ゆっくり ゆっくり歩いてみたい。

痛い思いをしたけれど やっぱり気になる三の沢です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コマウスユキソウを見たくて 三の沢  まずは山編

2007-08-28 23:05:35 | 山歩き

私が持っている 花の百名山の本に コマウスユキソウが咲く花として 中央アルプス 三の沢が載っていた。 駒ヶ岳へ行くときに分岐から覗いていつか行ってみたい山と思っていた。

分岐から見る山は 緩やかな尾根歩きに見えて 楽そうだった。 本でもそうきつい山とはされていなかった。 ネット仲間の宮さんが奥様といらしたときに 奥様がとても苦しんで登られたと言う話を聞いたので 不安でもあった。

ジオンさんからお誘いを受けたのが 先週の火曜日 お天気が悪くて 赤沢に転進したものの 一度行くと決心して 行きそびれると気になるもの 31日こそ決行だー。

とはいえ 何か虫が知らせたと言うのだろうか? 最近山登りに目覚めた息子を無理矢理引っ張り出す。彼は 山の知識全くなくて利尻の一番危険なコースを上ってしまったりしている。そのことを知ったのは最近。 これは一緒に連れてあるいてジオンさん達に 山登りの鉄則を教えてもらわねば・・・

「私ね 疲れて帰り運転できないかもしれない。 頼むよ 運転手と割り切ってつきあって。」このことが 後で ほっと胸をなで下ろす結果になる。

さて 先週に引き続き 何となく変な天気。昨日から何度も何度も天気予報の確認。 初め雨が残るかもしれない予報だったのが 曇りのち晴れになる。 嬉しいような 不安なような微妙な気持ちのまま決行。

恵那駅でジオンさん 長さんを待つ。 阿繍さんも参加予定だったけれど 捻挫した足が治らず 欠席。残念だけれど 足の為にはその方が良いね。

途中フロントガラスにぽつんぽつん あれ? あれ? あれれーぇ? 絶望的 駒ヶ根を降りても山は雲の中。 なーんだ 今回は転進する予定もなく 天気予報だけを頼りに行くことにする。 バスは出た後だけれど 直ぐに臨時便が出る。 きっと付いている。

しらび平までくねくねと進むうちに ん? 何か空明るいよ。 きっと良くなる兆し。ロープウェーに乗って千畳敷まで進むうちに ロープウェーの中は 歓喜の声に変わる。

わー 良い天気 空真っ青だよ。 富士山見えるよ。

Fujisan_1

雲海のしたには駒ヶ根の町が見えるはず。 直ぐに見えるようになるでしょう。

実は中央アルプスと私の相性はあんまり良くないらしく 殆どの場合 雨 

いつかお正月に 山登りをしないで遊んだ千畳敷以来初めての青空。 やったー

さて 千畳敷で宝剣岳を確認して 左の方に折れる。 可愛らしい神社がある。 ここでお参りしようとしたけれど お賽銭を用意していないことに気づき リュックを降ろすのが何となくおっくうで・・・「無事帰ってきたら お礼しますから お願いしますね。」とお参り。 これが良くなかったらしい。

左からの登山道は 極楽平へ出る。 初めて歩く道。 乗越浄土ほどきつくは無いけれど ジグザグの道は 直登ならば かなり急な道。 長いこと ここが歩けるとは知らなかった。

Gokudairahe Gokurakudairahe  

Sekkei

ゆったり歩いていくと たちまち差が出てしまう。でも焦らない。 ここではいつも 標高差の割に非常にきつい山歩きを強いられるので 酸素を食べて 飲む(気休め 気休め)

所々大きな岩がごろごろしているけれど これから先の景色を思ってわくわくしてあるく。30分程歩いただろうか? 極楽平に着く。 ロープが張ってある尾根を 宝剣の方に歩いていく。 足もとには 竜胆や シオガマ ミネウスユキソウなど 花が咲き誇っている。

御岳も見える。 振り返ると 島田娘(何じゃ?それ と思っていたら これもアルプスの雪形の一つで 雪解けの頃 丸髷の娘のような雪形ができるらしい) その向こうには空木岳への道が・・・「行きたいな」というジオンさんの言葉にぶるぶる

Gokurakudairabunki Houken_1

宝剣から降りてくる人が見える。 やはりかなりな岩場。 下りには使いたくないな。 「帰り 使っても良いか」と息子。 お天気も良かったし ジオンさんと 息子 長さんは乗越浄土経由でも良いなと思って 快諾。

ジオンさんも 少し 高山病。 頭が痛くて気分悪いと言うことで ゆっくりしていたら 息子は 一人でお弁当広げてぱくぱく。 ま 良いけど

みんな揃ったところで 三の沢目指して出発。

稜線は 比較的ゆったり見えるし きつい山とは思えないのだけれど。。。所々アップダウンがあるのは見えるのだけれど。 何でも鞍部は千畳敷よりも低いらしい。 とは言えたかだか標高差 400ぐらいの筈なのに

Sannnosawaryousen 初めは岩の転がった見通しの良い開けた道を歩く。 登山道に 点々と人の様子が見えるけれど このコースを歩く人は少ない。 

ノロノロの私は 遠くに見え隠れする シャツの色を確認しながら あそこまで あそこまで・・・と歩く。

やがてハイマツの中を歩いていく。 このハイマツ 人がやっと通れるくらいの隙間しか無くて 時々手足をひっかく。 頭の上の大きな岩がそそり立っている所を 通り

岩場大好きのジオンさんに声をかける。「岩の上に乗ってみないの? 」「無駄な体力は使いません。」 あ ジオンさんでも そんなことがあるんだ。

Kyoseki_1

岩に腰掛けて お昼食べているおじさん。 そろそろ休憩しないと・・・と想ったけれど先遣隊は すでに遠くに点となっている。 仕方ない 歩くか

Sannnosawatani

下る下る どんどん下る。左の谷は 結構凄いな。 先週 赤沢の方から見た中央アルプスは 雪渓でできているのかしら?と思うくらい 白かった。 今思えば ザレタ斜面だったのだ。 今年は コバイケイソウが花盛り。二年に一度しか咲かないそうで 確かに 去年は葉っぱばかりが目立っていた。 下の方まで びっしりのコバイケイソウの群生

先遣隊は 二つ目のピークを越えようとしていた。 もう 声も聞こえないし 手を振っても見えないくらい。 体が弱くて 学校休んでばかりいたはずの息子は 知らぬ間にたくましくなって ぐんぐん歩いていく。 ただ怖いことを知らないことが 今の私の気がかり。

Komagatakehe

御岳が見えたり 振り返ると 宝剣から中岳 木曽駒ヶ岳までの登山道がはっきり見えるようになると 所々 歩きにくい岩場になる。 昔はフィックスロープがあったらしい岩は 私の力では ぎりぎりだった。 と言っても行くしかない。 手をかけられる岩を探して登っていく。 「嫌だな 帰りどうするの?」

やっとよじ上って降りる頃 クラブツーリズムのツアー客が 登ってくる。 コバイケイソウの群生の中 綺麗な絵だった。みんなに先に行ってもらって 止まって休憩。

分岐から稜線を見たとき この辺が最後のピークに見えた。 息子達も ここにいると思っていた。 ところが ここはまだまだ通過点で その先には かなりの長い下りがあった。 みんな 何処へ行ってしまったのだろう? ついさっきまで見えていたのに。

疲れがピークに来ているのを感じていた。携帯を取り出して 待っていないで 戻っておいでと言おうとした。 ソフトバンクは圏外。あらら AUは繋がるのだけれど 息子がソフトバンク 同じ携帯を持っているジオンさんに連絡を取ろうとしたけれど 彼女は今日は携帯を忘れたのだった。 そして悪いことに 最近 私のAU充電器の不調で 電池はぎりぎりになっていた。 もしもの時の為にとっておかないと・・・ いくしかないのかあ

降りてきたところは ケルンがあって 少し広い見通しの良いところ。 元気な時は何でもなさそうな傾斜も 見上げるとひっくり返りそうな傾斜に見える。 登っても登っても頂上と思われる所は 高い。

Kerun

降りてきたご夫婦に聞いてみる「あとどのくらい?」「20分ぐらいだよ」

20分かぁ いーち にー さんー・・・と30まで数えながら歩く。 その後50数えないと歩く気になれない。背中がどくどく言っている。 自分との戦いだった。 早くみんな降りてこないかな? 今がんばってもこれで終りじゃないもの 帰らないといけないもの・・・

岩に座り込んで 戦う また歩き出す。

そんなことを繰返していたときに 上から声が

ああ やっと会えた。 彼らも 15分くらい前についただけなのだと・・・私を気遣ってか慰めてくれる。 息子は4-50分前には来て一眠りしたのだそうな

せっかく ここまで来たのだから 頂上まで行かないと促されて がんばってみる。 りっくをデポしたので すいすい。(今回は きつい山と覚悟していたので リュックは25Lだったし 重くないのだけれどな)

頂上したのお花畑で見事な花を見る。 通り道でしかないけれど ここまでこないと見られない綺麗な景色。さほど広くないエリアには 沢山の花が咲いていた。

「頂上は ここから少し岩を登ったところだよ。」 その少しがいけなかった。 覗いてみたけれど みんなを待たせるのも嫌だったし 岩を見たとたん 気持ちが失せる。仁和寺の桜の様に 少し残念さが残ったけれど

Cyoujyouhe_1さて とりあえず 追いついたのだから 今度こそがんばらないと・・

息子がハイペース ジオンさんと二人で歩いていく。

それを遠くから見ながら 長さん 私と歩いていく。長さんも大分疲れたらしい。 ひょいひょいと追いつくペースでは無いけれど 直ぐ目の前にいつも彼女の姿がある。 安心

しかし 見えているのに 何と遠いことか。 例えば双耳峰の山に登ることがあるけれど 遠くに見えていても 20分もすれば 次のピークに付く。  先ほどのケルンまで来たら また長い長い登りが続くのだ。

Tozandou6  偽のピークまでも長かった 長さんが止まっているのを見て何となく安心するのも変だけれど 

ここが一番きついのだろうか?急勾配に 姿が消える。

ロープウェー最終時間は17時 間に合わなかったら 帰れない。車の鍵は私と 息子が持っている。 もしもの時を考えて 二つ持ってきた。

山の中で 寝るしかないのか? 雷さえなければ眠れるかもしれない。 寒さはどうする? 

暗くなるまでに 千畳敷へ辿り着けば 山小屋に泊めてもらえるだろう

それにしても連絡する方法が・・・

何とか 極楽浄土に16時までに着かないと・・・・ いけるか いけそう

そんなことを いつも頭の中で考えながら ぐるぐるしている。 見れば 宝剣に赤い姿が・・・ あれ 息子が宝剣に登っている。 ひえー

あのフィックスロープがあったらしい岩は 腰を下ろして滑り落ちた。 それが一番安全で 時間もかからない気がした。 ずるっ ずるっ の連続で また少し下る。 最後の登り返し 「無駄な体力は使いません」と笑っていた岩場のきつかったこと

長さんも少し手こずっていたようだけれど やがて 極楽平へ登っていって 手を振っている。 時間を見た。 あ 間に合うかもしれ無い。

Tozandou5 Tozandou7

 

気を取り直して 極楽平に着いたのは4時前 間に合った

千畳敷までは がんばれば30分でいけるだろう。 長さんと撮り残した花を探しながら歩く。   直ぐに 島田娘への分岐へ来て 降り始める。 息子達は もう着いているかもしれない。

少し 焦る気持ちもあったのだろうか?後数百メートル 千畳敷のロープウェーの屋根の高さまで降りてきたと思ったときに 事件は起きた。

気づいたときには低い さほどどうってことない 階段に腰をかけていた。ぼんと音がした。 滑って転んだのだ それに気づいたとき「あ 折れた」と思った。 前に骨を折ったひとが 冷や汗をだらだら流してがたがた震えていたのを見たことがある。 

左手の手首をしっかり押さえて 痛みや体調に変化が無いかを考えながら待っていた。 何も変わらない。 副木になるものを思いつかなかったので 首に巻いていたタオルマフラーを抜いてぐるぐる巻きにして 手が動かないようにして残りの道を歩いた。

その後の顛末記は書くまでも無いので 今回は止めておく。 何もかも虫が知らせたと思える一日だった。 でも楽しかった。 びっくりするほど苦しかったけれど 何とか行ってこられた。 ひょっとしたら もう少し涼しかったら 頑張れたかもしれないと 懲りもせずに考えているぐらいだった。

そして 宝剣越えのジオンさんと 息子 息子に至っては 駒ヶ岳まで挑戦したらしい。私が足を引っ張ったので 中岳で諦めて帰ってきたらしいけれど・・・・

なんだかんだと 色々の収穫のあった山登りだった。

この記事は7月31日のレポですが 日にちを合わせると過去に消えてしまうので 今日の日付でアップします。 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タイガー ウッズ?

2007-08-25 11:55:25 | 日記・エッセイ・コラム

娘から2-3日前に電話があった。

「今週の金曜日 ナゴヤドーム行く?」 娘の会社は ナゴヤドームの年間通し券をいっぱい持っているらしい。 それも ネット裏とか バルコニー(? 見ながらフレンチを楽しめる場所)など等 良い場所を確保してある。 一体いくらかかるんだろう? 今どきの会社ではありえん話や・・・と思うのだけれど 時々その恩恵を受けている。

「金曜日は 今週は仕事 しばらくは みんなが夏休みを取るから 変速だからね。」

その券が 亭主の所に行ったらしい。 亭主いつもなら大喜びで 自慢げに人を連れて行くのに 今回は 泊まりの飲み会の約束をしていて 渋々だったらしい。

さて それでも上機嫌で帰ってきて「お おみやげ」と小汚い手袋を差し出す。

「ウッズのだぞ」

「うっず? ゴルフ見てきたの? 何だ」 最近野球をまったく見ていないので どうやらとんちんかんな返事をしたらしい。

ウッズ選手が ベンチに下がるときに手袋を外して 放り投げたのが たまたまアホ面していたかどうか知らないけれど 亭主の懐に飛び込んだらしい。

確かにしっかり使い古されていた。 匂い? 思ったより無い (思ったよりってなんや? 自分の手が汗臭いので 匂いにとても敏感になっている。)

Uzzugurabu

ちびっ子がたちまち集まってきて「譲って」

一つしかないので 困っていたら「100円あげるから ちょうだい。 1000円あげるからちょうだい。」とお金を出して懇願したという。

それですっかり冷めてしまった亭主は 自分はたいして欲しくないけれど 持って帰ったらしい。 それでよろしい。 がきんちょが 自分で稼いだお金でも無いのに ちらつかせて 交渉するって なんちゅう奴や・・・

とは言うものの みんなで困惑。

飾る趣味は無いし。 使うことも無い。せっかく放り投げてくれた ウッズ選手のファンサービスを無駄にはしたくないし・・・

「ネットで 呼びかける?」 「でもウッズ選手のものだって言う証明は無いしな」「その時のビデオにでも映っていたら良いけれど」

と言うわけで まだまだ わが家で居場所を探している。 「会社の人にでも 聞いてみるよ」と言っていたけれど ちゃんと一番ふさわしい居場所見つかるかな?

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その後

2007-08-23 10:32:02 | 日記・エッセイ・コラム

骨を折ってから もう少しで一ヶ月になろうとしている。

緊急で入った病院は不便なので いつも言っている病院に転院した。 特に毎日通うわけでは無いので 進展は無いけれど。 昨日膝の治療もかねて紹介状とレントゲン写真を持って出かけた。 内心 早ければ ギプス外してもらえるのでは無いだろうか?と期待していた。

良くなったわけでは無いけれど すこすずつ 進展してきているし

初めは 紙を持つことも難しかった。 エレベーターのボタンを押せなかった。 フェザータッチの筈のボタン 押したつもりで いつまでも待っていて 泣けたこともあった。

今はまっすぐに下げる事はできるようになった。 よほど重いものでなければ だけれど。しかし 手前に持ち上げることはできない 手首にはまだまだ力が入らない。

お茶碗を洗おうとして 何度も落として割った。 可愛そうに 殆どの家事を娘がやってくれている。 お勤めの合間だから 大変だと思う。亭主は駄目。 悪気は無いのだろうけれど 気が利かない。 せめてお風呂ぐらい洗えよ!

そんなときに 前から探していた 青唐辛子が 手に入った。青唐味噌を造ってみよう。 麹は? 夏だもの 何処にも売っていない。 あらら ネットでは・・・・

あったあった  麹1㎏ぐらいじゃ悪いからと思ったのと きっともう少しで治ると言う変な自信とで手作り味噌セットまで 買ってしまった。 どうする? この手では味噌玉作れないよ。 とはいえ 発酵食品 ほっとけないよ

と言うわけで 季節外れの 味噌造り 10㎏ 後3㎏は 青唐味噌と もろみ味噌を造る。なんてこった。 元気でもやらないことを 汗をかきかきやってしまった。 きっと力入らないから できの悪い味噌ができるな。 は~~ぁ

こんなことしているから よほど良いのだろう と思いたいけれど 痛い  疲れると更に痛い。 痛み止めのお世話になりっぱなし。。。

娘が家のことやってくれると 暇になるので 何か。。。と言ってもできる事は無く ちょこんと座っていると 強烈な睡魔に・・・ パソコンも長く見る気がしなくて ただ寝る

昨日 もしギプスが外れたら 湿布を貼りながらでも良いから すこしずつがんばるぞと思ったけれど

「あ~~ ゆがんで付いていますねぇ 」「え~~」

もっともギプスをしたのは 前のお医者様だから 先生には 関係ないけれど 今更どうしようもないし 動きさえすりゃいいんだよ。

でもとってもらえなかった。 曲がっていても もうくっついていると思うんだけれどな。 骨は 折れたところからは 二度と折れないと聞いたことがある。 今やりたいことは どんなに痛くても リハビリをして お茶碗を洗ったり ご飯を作ったりすること。

だだをこねて 27日にとってもらえることになった。

「それにしても いつまでも痛いのはどうしてなんでしょうね?」

「ソリャ骨が折れたんだもの 当たり前だよ。」 と笑われる。 折れた瞬間の痛みよりも きつくなっている気さえするのに 本当に痛みを忘れるまでには 半年ぐらいはかかるらしい。 あ~~ぁ

とりあえず 手から匂ってくる甘酸っぱい匂いから解放されるんなら良いとしますか。リセッシュしなきゃ。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごめんなさい 大失敗です

2007-08-01 00:19:10 | 日記・エッセイ・コラム

今日中央アルプス 三の沢に行ってきました。 

きついやまでした。でもお天気はとても良くて きれいな山並みに感動してかえったのです。 

しかーし あろう事帰りの登山道で小石にあしを載せてしまい転倒。骨折しをしてしまいました。

今もいたいです。

ぽつぽつキーを打つのもとても疲労がきついので暫くお休みさせてくださいね。痛みさえ消えたら良いと思うの

食事の支度もできない。会社にも行けない。 痛み収まると良いな。

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする