山荘の下の方に七つ池がある。あるいて往復5分ほど? 行ってみよう。 この山はあちこちに池がある。 これも火山活動の副産物?
七つ池だから七つ? と思うのだけれど 見える所からは二つしか確認出来ない。 山頂からもおなじである。
途中はイチヤクソウロード おかしいね。 見たいときにはなかなか見られず 今回は 一生分のイチヤクソウを見た気がする。
ぎゃはは これはこれは ハリブキ君
一体何を恐れているんだい? 全身をこんなにたくさんの針で武装して もっと リラックスして見たらどうだい?って言いたくなるほどの針 触ったら大変だよ。
こんなに小さくても 武装しているんだよ。
ここまで全体の三分の二ぐらいだろうか?
記憶では きつい登りがあったような気がする。 初心者用のハイキングコースとはいえ 急登はいつでもつらい。
ごろごろした岩の転がっている登りもそうは長くなくて やがて緩やかな坂道の向こうに空が広がっている。
目の前にお約束の八ヶ岳が広がるはず。 その手前でトウヤクリンドウを見つける。 ここ一箇所だけだったな。 まだ固く 開いていない。 もう少し開くはずなんだけれど。 青くない竜胆だね。
キリンソウと仲良く登山道を賑わせている。
じゃ~~ん
あれれ
ここで本当なら 八ヶ岳がど~んと見えるはずなんだけどなぁ
縞枯れ山 その向こうに茶臼山 そして諏訪湖
後には蓼科山が。。。。 やっぱり駄目か
すぐ隣にあるのに 気配さえも見えない蓼科山。 「ここは南峰だから 北峰まで行ってみよう。」と尾根づたいに 次のピークへ
あ~ぁ やっぱり真っ白。しばらく冷たい風に吹かれながら待つ。 きっと晴れる。 しかし霧は動かず。ほんの少し蓼科山が浮かび上がったのを良しとして 下山する事に
「この先行くと 二つ池が見える場所があるよ。」と
二つ池までは2-3時間かかるようだけれど ぴーちゃん興味津々 ようすを見るのも良いかもね と先を進んでみる。 いきなり大下り。時にはとを使わないと降りにくいところも
「あかん ぴーちゃん このコースは 初めからその予定をしないと駄目だよ。」 「蓼科周辺を一通りまわるには一週間でも足りないんだねぇ。」と残念そう。 ぴーチャン あんたは若いから まだ いっぱい歩けるさ。
おばさんがおしえてくれた池は 二つ池と言われたけれど あれは絶対七つ池
池は確かに二つしか見えないけれど 縞枯れ山荘も見えるし ヒュッテも見える。 さっき歩いてきた道も見えるじゃん
そうだよね 二つ池はもっと先のはずだし 方向も少しちがうべ と言うわけで 引き返す。
おや こんな所に寂しげにバイケイソウ 緑色が美しく 花も可愛いけれど これも毒ありなんだよねぇ
そうそう 上のホツツジもだよ。 やっぱり山野草は気をつけないとね。
少し 霧も晴れてきて 下山
縞枯れ山荘の青い屋根が見える。
縞枯れ山の向こうには茶臼山
雨池からの散策路
しかし最後まで八ヶ岳は 姿を見せてくれる事は無かった。
今頃おそいよ~
降りた頃には夏空。蓼科山もくっきり
おまけ
この後 二人ともひどい睡魔に襲われて帰れそうにない。
ロープウェー駅の日陰に車を寄せて爆睡。 ロープウェーが真上を通っても知らず ひたすら寝ましたよ。
そのおかげで かえりは すっきり運転できたし そのおかげで 地震の影響でだだ混みの中央道の人になってしまった はは