Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

霊山頂上で遊ぶ

2010-03-30 12:44:59 | 山歩き

階段を上っていきなり出たところは霊山寺の跡だった。

Rezanjiato 今山の中腹にある霊山寺は昔はこの山頂にあったらしい。伝教大師が(最澄さん)が嵯峨天皇の勅命を受けて弘仁年中に国家鎮護のために創建した大伽藍だったらしい。山の姿がインドの霊鷲山に似ているから霊山と名付けられたと・・・幽霊の山では無かったんだ~~

平安時代から江戸時代初期まであったと言うから すごいお寺だったんだね。その後中腹に移ったらしい。

どこかに織田信長に滅ぼされた様に書いてあったと思ったけれど 今資料をひっくり返しても その記述を見つけることが出来ないので 勘違いらしい。江戸時代まで残っているはず無いしね。

Reizancyoujoyu Tenbou

この展望はすごいね 360度とは行かないけれど 実に見事な見晴らし 下から見たら大伽藍は天国の様に見えたことでしょうよ。

山頂はドウナツ状になっているのでこの中に本堂があったのかしら?石の堂が手前にあるのでどんな風に 建っていたのかちょっと想像出来ない。 傍らに無粋な電波塔。 関係者はここまで車? 柘植の駅に続く道はアスファルト。

Lunch あまり時間がかからない山だからと ランチに準備は特にしないで 御在所のサービスエリアで買い求めたお弁当。

めはりずしや柿の葉寿司 いろいろが揃ってこれはこれで楽しい。 インスタントの味噌汁を入れて暖を取る。

突然わんちゃんが・・・おいおい 山で放し飼いの犬に出会う事はとても恐ろしい。 どんな犬か分らない。 誰が連れてきたのだろう?

やがてひょこっと現れたのは単独の男性。 でも犬は男性のものでは無かった。 幸い見た目と違って温和しく良く訓練された犬だったけれど 顔が怖かったよ ハスキーと柴犬を足して二で割ったような 険しい目をしていたからね

これはお寺の犬だよ。 山に登る人がいるといっしょについて登ってきてしまうんだ・・・と

はちだかゴンだか忘れたけれど 名前を呼ぶと耳をぴくっとさせて少し離れたところまでやってきて座る。 ご飯欲しそうにしてるけれど決してねだったりしない。 ほっ

頂上はあまりに寒いので そうそうに立ち去る。 途中で霊山寺の分岐迷ったけれど やっぱり車で行こうと 降りて行く。

Asebi2 一足先に降りたお兄さんは霊山寺から登って 野外活動センターに降り また登って霊山寺に戻るというコースをとられたようで その後二度であった。

 

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霊山に登るⅡ

2010-03-30 12:01:24 | 山歩き

野外活動センターの敷地内を歩く登山道は東海自然歩道でもあり とても優しい階段が続いている。 所々で工事のおじさんがメンテナンスを行っていらっしゃる。 有り難い

Tozandou2 Tozandou3

すこしづつ急登にはなっていくけれど 歩きやすく気持ちが良い。

階段の段差が少なくて少々弾の幅が広いものの 登りにはちょうど良い。 まだ花も咲かず見渡すと 杉か檜かの植林帯

Ogawa 小さな小さな川を渡る。水は澄んでいる。この水もあの田代池に行くのね。 そしてあの滝に・・・こんな小さな流れなのに

歓談は段々に急になってきて気付くと 周りの木が変ってきたことに気付く。

Inutuge わ 何だ? この木は

たこはっちゃんだ

くねくね くねくね

イヌツゲだろうか?

アセビの大群落 奥の方までずっとずっとアセビ

この山はアセビで出来ているに違いない。 まだあまり咲いてはいなかったけれど。 いくら小さな可愛らしい花でも 満開の頃は圧巻だろうね? ちなみにこのアセビの大群落は県の天然記念物に指定されているそうな

Sumigama 炭焼き跡と思われる はて アセビは良い炭になるのだろうか? 他にどんな木も見当たらないように思うけれど

Ogawa2 もう一度少々太めの川を渡り更に登って行く

アセビアセビ アセビ 片側は杉見事で不思議な風景を楽しみながら歩くと またアセビのトンネル

Tonnneru

Bunki 登り詰めると 分岐に出る

左霊山寺と1.8キロかぁ 往復2時間ほどだなぁ

行くかどうかすごく迷ったけれど とりあえず頂上をめざす。

Kyuugoume 今まで全くなかった表示だけれど いきなり九合目だって ベンチが置かれ展望も得られる。伊賀盆地らしい。

行く手を見上げると意欲を無くしそうな長い階段 よいしょ よいしょ

着いたところが あれ~ 山頂だよ。

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まさか幽霊が出るのでは。。。霊山Ⅰ

2010-03-29 12:15:10 | 山歩き

NAGI38号 山寺ハイキングでまだまだ気になる山があって 今日は(3月12日)三重県伊賀市にある霊山へ

霊山って名前が何だか怖くて・・・・ 霊? そういえば滋賀県には霊仙ってあるし どんな意味があるのだろう? お釈迦様が法華経を説法されたインドの霊鷲山から名付けられた物だって ほっ!

Sirafujinotaki 25号線を走り下柘植インターを出る。 3キロほど走って野外活動センターの案内で左折 山に入る。

水が豊富な山らしい。 登山口につくまでに三つの滝が

これは白藤の滝 途中寄ってみる。 時期が時期だけに寒々としていたけれど 水量はなかなかの物 水も美しい

霊山寺の案内もあったけれど それは後でまわることにしてひとまず 霊山登山口へ

野外活動センターのゲート入口に車を駐めて準備。

まだ道あるのになぁ~ 関係者以外は入っちゃだめ~って書いてある。

Tasiroike Yuuhodou

見事な水量の田代池の周りを歩いて登山口まで行く。 ここは遊歩道になっていて周囲4.3キロ 東海自然歩道も交差していてなかなか素敵な散歩コースになっている。

Kuizu 所々にこんなクイズもあるよ。

さすが忍者の郷伊賀市。 忍者のお仕事が敵のお布団を干してくるんだったらおもしろいのに・・・みんな仲良くなっちゃうな 優しい忍者。

Koubai 梅の花もチラホラ

Tozanguti 野外活動センターについたら 登山口の案内

40分で着いちゃうのねぇ

活動センター 標高550 霊山頂上766 あらら 標高差200ちょっとしかないのか 膝の調子が今一つの私にはちょうどのリハビリ登山かもしれない

Tozandou 地元の小学生の遠足にもよく使われるという霊山

私もこれから 大人の遠足だ~

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少し早かったけれど 月ヶ瀬梅林

2010-03-28 13:58:57 | 山歩き

石山観音から関インターに出て モクモクファームで食事。

ここは名古屋でも行列が出来るレストランとして有名になってしまったけれど モクモクファームで作ったハムやベーコン 野菜などを使って食べさせてくれる店。 ウィークデーだったのでさほど混んでいなくて 楽に食事が出来たのだけれど・・・あれ? 今日の感性には合わなかった。ま 私の感性なんて いい加減だし

まだ時間あるんだけど~~ もう少し行ってみよと 25号線をひた走り 白樫インター下車 右の山の方にどんどん入っていくと 月ヶ瀬の梅林

出かけたのは3月2日だから 少々満開の梅には早い。

Tukigase 時間も昼をずいぶんまわっているので 人もチラホラ

梅といっしょやね 混んでなくていいや。

名張川を挟んで両側に梅林がひろがり 谷の緑の流れピンクに染まった山の斜面 その美しさが見事で 好きな場所

Tukigase2

Sinpukuji そもそもの起こりは この真福寺

1205年菅原道真さんを尾山の産土神として真福寺にお祀りしてそのときに神霊を慰めるためにウメを植栽した事が始まりだとか。 菅原道真さんといえば うめだものね。 天神様には梅の木がつきもの。

うん まだ素敵な話しが伝わっている。 鳥梅 完熟した梅の燻製だけれど これが染料になる。700年ほど前に後醍醐天皇といっしょに落ち延びた女官によって伝えられた紅初め。昔は特権階級の人の媒染剤だったけれど 今では漢方薬に使われているのだとか

真っ黒け 食べてみたかったけれど きっと 美味しくは無いな 鳥梅で染めた布は優しい色で美しかった。

さて月ヶ瀬の由縁はこれぐらいにして 梅林をさっとまわる。

Mansaku Oubai

マンサク 今年見損ねた春告げ花  

黄梅

石垣にしだれている これも梅の仲間なんかなぁ?

Fukujyusou 庭先の福寿草

本当は雪を割って頭でっかちの花を開いている福寿草が好きなんだけれど・・・ 仕方ないね。 今年は縁が無かった。

Bairin

Koubai

Hakubai

Jincyouge ジンチョウゲも花を開いて辺りに甘い匂いを振りまいている。

Bairin2

広い梅林のほんの一部だけれど 帰りの渋滞も心配なので ちょっと回りで 帰る事にする。

お土産は 紫蘇の実の佃煮 山椒の漬け物 お茶

あれ? 梅は? 梅干しは?

我が家では梅干しを毎年10キロほど漬けているので 残念ながら買えない。 もう一週間遅かったらもっと満開だっただろうけれど 十分な春の雰囲気を感じながら 奈良県までひとっ飛びの1日でした。

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三重の文化遺産 石山観音Ⅱ

2010-03-24 13:45:06 | 山歩き

斜面の仏様にも一つずつご挨拶。 あんな所に行けるのか?と思っても 足がかりが作られているのでゆっくり行けば全然危なくないよ

Senjyukannnon2 これだけしっかり御手があると 何だか救ってもらえそうな気がするね。 頼もしいよ

Aozora 見上げれば青空に飛行機雲

何だかのどかな景色

Umanose_2 Umanose2 

ひゃ~ぁ

何て景色なの?

こんな低山で 山とも言えないような公園でこんな景色が見えるなんて。。。

馬の背のしっぽを見ると長い長い 下り坂  それでもゆっくりゆっくり登ってきたらこの展望

山登りが好きでなくても 登ってみたくなるし 興奮するって

Tenbou あまり地理が分らないけれど 伊勢湾が光っているのは分る。南には錫杖が見える(と思うのだけれど)

Moyouu 足下の石の模様が気にかかる

この山の地質はとてももろいようだ。 上にセメントをかけたようになっているので 丈夫かと思ったのだけれど

もろくてぼろぼろ崩れ下から出てきたのは 砂のような模様の岩。 手でこすると簡単にぽろぽろ崩れる。 ここで分った この山に大量の摩崖仏が作られたわけ そして顔や衣が溶けたように無くなっていること。。。。風化しやすい土だったんだね。

Azumaya しばらく 展望を楽しんだ後 東屋まで行ってみる。こちらまでまわらないと5-6体の仏様に会えないからだ。

Isibotoke すっかり風化して 新しい仏様が安置されている。 よく見ると奥の光背の部分に それらしい彫り物が残っている。まるで影のように

東屋から一周して 馬の背の下に戻ったので残りの仏様のお顔を見るために歩いて行く。

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