空鉢って何? 托鉢の鉢のような・・・信貴山は托鉢するの? ???
って思っていたけれど 後になって名前のヒントを得る。玉蔵院から更に奥の院の方向へ歩いていくと 左手に登って行く鳥居の列がある。 ここに違いない。 奥の院に行く事は固く止められていた。片道だけでも一時間はかかるらしい。 ツアーだとこういうところで自由がきかない。ま それでも良いところもあるからねっ!
コンクリートで整備された道だけれど 片道20分ほどの修行 道もさほど急では無いし よいしょ よいしょ
って何だか優しい響きの碑が後押ししてくれる。
私は実はちょっと気味が悪く苦手だった。でも この道はずっと繋がっているから 避けられず 御利益があるとしんじることに。。。
何度か葛籠折れに登って行くと 右手に 信貴山城址の碑が建っている。
ここも城だったのかぁ
標高433メートルのところにある信貴山城は東南550メートル 南北700メートルにわたって120以上もの郭を持っていた奈良県最大の中世山城だそうだ。
でっかいな。120もの郭がどのようにあったのか地図はあったものの分らず 空鉢堂の建っているところが 本丸らしい。
今見るとさほど広い場所とは思えないけれど。
信貴山は河内と大和を結ぶ交通の要所なので古くから城が建設されたらしい 天智天皇の頃は高安城域となり 中世には護良親王がここを拠点に鎌倉幕府に対抗したと・・・
その後松永久秀が入城し 信長に背いて総攻撃を受けて落城 その後廃城になるまで 歴史の表舞台にあった城だったんだね。 それにしても433メートルの高さってどうなんだろう?
あ~あ 代わりに空鉢堂から見た展望写真を・・・ むすっ 本当にもう~
街の景色がとてもよく見えるのだけれど残念ながら 全く知らない土地なので
ひょっとしたら 大阪の方なのかもしれない。
バスの時間にゆとりはあるけれど 後から後から人が登ってくるので 降りることにした。
そう言えば みんな水差しの様な物に水を入れて登ってくる。 なんだろ?あれ 山の上は水が無いからみんなで運んでいるんだろうか? 私 知らないから空手で来てしまったよ。 ごめんなさい 罰は当てないでね。
しかし 何処にあったのかなぁ?