12月16日 エコミュージアムの今年最後の観察会。
はじめの予定は洞穴探検だった。関ヶ原は 石灰岩でできている場所がいっぱいあるからだろうけれど無数の洞穴がある。 一つは関ヶ原鍾乳洞として営業しているけれど そのほかにもいっぱい。 昔娘がまだうちにいた頃 彼女はケービングが好きで 良く郡上の方へ行っていたことを思い出す。
今日はそれをやるの? 狭いところに入るから服装もそれなりに・・・・と言われている。 私 ひどい閉所恐怖症でMRIに入って 呼吸困難になって測定ができなくなったという経験を持つ。 更に歩けない足でどこまで行けるか? 心配だったけれど ジオンさんが駄目ならランチだけでも。。。と もう一つの予定を変更してまでつきあってくれた。 ハイジさんも一緒。 又お世話になります。
関ヶ原に着いたら O先生が あれはいやだからカタツムリ探しに行こう・・・・と。 何となく決まって 今日のテーマ変更
場所は伊吹野の手前 前から行ってみたかった場所。 もうじき節分草や三隅草など初春の花が見られる場所。 浅井の領地だった場所が近いのもなんだか 嬉しい。 ちなみに来年の大河ドラマはお江らしい。 信長の姪の中で淀殿の陰に隠れいるけれど 秀忠の奥さん。 あ 話が脱線
小さなほこらの後ろでカタツムリを探し始める。
カタツムリって言ってもなんの知識もない私には あじさいの上にヤドカリのように丸いおうちをしょっているナメクジ・・・・みたいなイメージしか無くて
今日の参加者のO先生は 実は なめくじ ちがった カタツムリの大家らしい。 いかにも楽しそうに生き生きしている。
こんな時期にあるもんか・・・と思っていたけれど
実はこんなところにいる。 葉っぱを払いのけ 目が慣れてくると いるわ いるわ
こんな長細いでんでん虫って知っていた? びっくりです。私が知っているあじさいの上に止まっているなめくじは一つもありませんでした。
そしてこの中にはとても珍しいものもあって絶滅危惧種に指定されているものもあるとか。 それを見ている私は魚君の気分・・・・ でもないけれど
クチベニマイマイ ミカドギセル シロボソギセル ナミギセル モミジヤマキサゴ ヤマタニシ オオケマイマイ(毛が生えているんだよ) イセノナミマイマイ ビルケンドルマイマイ・・・・
駄目です。 私の頭はパンクしました。 覚えているのは 子供と大人の違い 巻きの方向の見分け方ぐらいなもので・・・・ 一番の収穫はでんでん虫はまん丸なものばかりでは無かった・・・ はは ごめんなさい しょうもない生徒です。
おまけが付いてきました。小泉の集落まで連れて行ってくれたのです。これで節分草を見に来れます。 ついでに集落の散策。 小さな小さな集落ですが 歴史も 生活の知恵も いっぱい感じられます。
国家にも出てくるさざれ石です。この石見た目もろそうですが丈夫らしく 石垣に使われています。 よそで見たことが無いのでたぶん全国的には珍しいものだと思います。
掃きだめ菊って言うのだけれど 本当? こんな可愛い花なのに・・・・あんまりにかわいそうな名前。
ん? 踊り子草? 春というか初夏に見る花なのに 踊り子草が・・・ 狂い咲きと思ったら 大群落が・・・ はぁ 本当に最近の気候は不思議な現象を引き起こしてくれる。
白もあるよ
見上げると西側から見た伊吹山。 まだ鉱山が稼働している様子。 昔伊吹山に鉱山の集落があって今は廃村になってしまったと聞いたことがある。 8合目までは そば畑があったとか・・・ その村がどこにあったのか 今でも探している私。
最後にエコの近くの廃工場へ行ってみる。 本当は探検したかったけれど 人が片付けの作業していたので諦めて帰る。
真っ白な伊吹山 そういえば今日大垣から関ヶ原に向う途中雪がちらついていた。私に取って初雪だったんだ。