お正月に みられなかった 茶臼山の樹氷。
「樹氷見に行こう。」ピーちゃんと合い言葉のように言っていたのだけれど 先週は私の回りから また去る人あり。月曜日と 水曜日に それぞれのお別れ会。その合間を縫っての山歩きだったので「近いところにしよっ!」と提案。 本当は奈良県の台高の山高見山に行く予定だった。あそこなら樹氷は間違いないし 何しろ展望もよい。
ピーちゃんと行った曽爾高原や 冑山 鎧山が見える。 箱庭の様に見えるあの里の景色をピーちゃんに見せてやりたかった。 しかし 割合きつい山だ。何しろ 関西のマッターホルンだからね。
と言うわけで 茶臼山に決める。実は前日 仕事前に 昼神温泉にいって その帰りにひどい大雪に見舞われていた。 あ これなら 大丈夫。
8時に我が家を出発。 あまり遅いと 日が出てくると同時に樹氷も落ちる。
そんな心配は無かった。 朝から雪 足助を過ぎる当たりから雪。 どんどんどんどん降ってくる。 スノータイヤの効きを確かめてみる。 大丈夫。
せまい道を避けて道の駅名倉から登っていく。誰にも会わない。 すごい 真っ白だー
大騒ぎしながら 車を降りて準備するも 「ちょっと 雪深いんじゃないの?」
念のためアイゼンを付ける。 あまり知らない道は 踏み外すと大変なので いつもの西コースをたどる。
一歩踏み出して ずぼっ 「きゃ~」
さらさらの新雪はなかなか気持ち良い。 今日は先を行く人は無いらしく。うすいあしあとが一つあるのみ。
雪とじゃれながら 大騒ぎして進む。 進めない。
ススキも凍り 茅はエビのしっぽを付けて 花火みたい。
秋には枯れてしまって見向きもされなかった 花も 新しい雪の花の様で可愛い。
あ かまぼこだ~
帰りには 少しやせて 100円安~
小さな小枝に びっしり 氷を付けている。 白い小枝の木 美味しそう。
樹氷は 細かい枝の方が綺麗だね。
唐松も綺麗だった。 バックが青空だったらもっと 綺麗だろうに ま 欲を言っちゃ駄目
自由の丘を越えて さぁ どうしよう? 雪遊びだけのつもりだったけれど行けそうだよ。 雪の質が良いからかな? 体力いるけれど さほど負担に感じない。 横道からカメラマン一人 ゆっさゆっさと身体を揺すって登っていく。 あはは 雪さらに深そうだけれど。。。。
でもあしあと付けてくれた もうちょっと行ってみようよ。
おお~ 綺麗なトンネルになっている。
どちらをみても綺麗で 大興奮
しかしこの寒さは。。。 マイナス9度 あはは 道理でシャッター押せないはずだよ。
手袋苦手な私も 今日は外せない。
それにしても 気持ちの良いこと きゅっきゅっとなる雪は 真っ白で 何処も汚れていない。 雪だるましたくてもさらさらして 手袋の上ではじける。
今日は雪合戦駄目だな
三度ほどジグザグして 階段を上って行くと 尾根にでる。 あらら 結局着いちゃったね。
反対側からさっきのカメラマンが降りて来る。 お天気待ったけど晴れないから 降りてきたんだって
いいもん 私 上に行ったら晴れる自信あるもん。
夢のような美しい冬ソナロード(知らないけれど)にテンション上がりっぱなし。
頂上を示す三角点は 雪の中
ここで 波ちゃんがしがみついて満面の笑みを浮かべていたのは秋のことだった。
茶臼山は 冬はこんな顔しているんだ。